小売・流通

露EC最大手ワイルドベリーズ、ウクライナで営業停止に

ロシアのネット通販最大手ワイルドベリーズは7月26日、ウクライナ政府が同社の国内での営業を禁止したことを明らかにした。ゼレンスキー大統領が署名した大統領令によると、同社の資産の凍結と商品の国内通過禁止に加え、通信サービス […]

企業景況感6カ月ぶり悪化、部品不足と感染拡大で

Ifo経済研究所が26日発表した7月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は100.8となり、前月を0.9ポイント下回った。同指数の低下は6カ月ぶり。Ifoのクレメンス・フュスト所長は「中間財の供給不足と新型コロナ

ハロー・フレッシュ―調理済み食品配達の豪社買収―

食料品の配達サービスを手がける独ハロー・フレッシュは13日、豪同業ユーフーズ(Youfoodz)を買収することで合意したと発表した。調理済み食品配達事業を強化する狙い。株主総会などの承認を経て買収手続きが10月に完了する

小売店でのマスク着用義務、ザクセンが他州に先駆けて廃止

小売店でのマスク着用義務がドイツ東部のザクセン州で16日から原則的に廃止された。新型コロナウイルスの新規感染者数が極めて少ない水準で推移していることを受けた措置。消費者はマスクを着けずに入店できるようになった。 同州の人

ロシア、乗用車リース支援を凍結

●景気回復で自動車需要が拡大し、対象価格帯の乗用車が不足 ●計画では予算850億ルーブルで、約5万台が適用対象 ロシア政府はこのほど、計画していた乗用車リース支援措置の実施凍結を決めた。景気回復で自動車需要が拡大し、対象

シチズンマシナリー―独にテクニカルセンター開設―

シチズンマシナリーは15日、ドイツ東部にテクニカルセンターを開設したと発表した。重要販売地域と位置付ける欧州の売り上げをピーク時の2018年に比べ2割拡大する計画の一環。ショールームを活用した加工技術支援などのビフォアサ

BASF―水耕栽培の印スタートアップに出資―

化学大手の独BASFは13日、水耕栽培を手がけるインドのスタートアップ企業アーバン・キサーンに出資すると発表した。IT活用型農業(アグテック)関連の事業をアジアで強化する狙い。出資額や出資比率は公表しないことで合意した。

在宅勤務比率が低下、6月は28%に

勤務を少なくとも部分的に自宅で行う被用者の割合は6月に28.4%となり、前月の31.0%から低下したことが、Ifo経済研究所の調査で分かった。6月は可能な限り在宅勤務を行うことを企業と被用者に義務付けるルールがそれまでに

ユーロ圏の小売業売上高、5月は9%増

EU統計局ユーロスタットが6日に発表したユーロ圏の5月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比9.0%増となり、3カ月連続で伸びた。新型コロナウイルス感染防止対策として実施されてきた営業・行動制限が緩和されたほか

5月小売売上が前月比4.2%増加

ドイツ連邦統計局が1日発表した5月の小売売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を4.2%上回った。新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に減り店舗営業規制が緩和されたことが大きい。コロナ禍がドイツで本格化す

ソフトバンク、ポーランドの靴通信販売業者に投資

●エオブヴィエの企業評価額は60億ズロチ(約13億2,900万ユーロ) ●ソフトバンクの投資額5億ズロチ、転換社債を引き受け ポーランド小売り大手のCCCは3日、靴通販サイトを運営する傘下のエオブヴィエにソフトバンクが5

チェコのオンライン食品販売会社、1億ユーロを調達

●評価額10億ユーロ、ユニコーン企業の仲間入り ●チェコとハンガリーでは黒字転換、進出先でも「18カ月で採算」 食品のオンライン販売を手がけるチェコのロホリーク(Rohlik)はこのほど実施したシリーズCの資金調達ラウン

露EC最大手ワイルドベリーズ、中国などと越境取引を開始

●中国、カザフ、ベラルーシと越境ECが可能に ●荷物の受け取りは数日~2週間後 ロシアのネット通販最大手ワイルドベリーズは先月末、ベラルーシ、カザフスタン及び中国との越境取引を開始した。今後ロシアの消費者はこれらの国々の

余白一滴

ディスカウントストア大手のアルディが動物福祉度の低い食肉・肉製品の販売を2030年までに打ち切る方針を打ち出した。動物福祉度に応じて4種類ある飼育形態のうち上位の「3」と「4」を満たす製品に制限。最低の「1」に該当する製

経済に本格回復の兆し、企業景況感は2年7カ月来の高水準に

ドイツ経済が明るさを増してきた。新型コロナ危機からの回復を支える柱はこれまで製造業に限られていたが、ここにきて小売・サービス業界を取り巻く環境が改善。労働市場も活性化していることから、成長エンジンはフル稼働状態に近づく見

アジア系の上司を「明朝の壺」と表現で即時解雇

人種差別は憲法で禁じられた行為であり、人権に敏感なドイツでは仮に冗談であっても許容されない。そんな印象を改めて感じさせる判決(訴訟番号:55 BV 2053/21)をベルリン労働裁判所が5月に下したので、取り上げてみる。

ズベル、オンライン販売支援ツール企業を買収

●ズベルはEC関連の事業能力を強化 ●取引額は「15~20億ルーブル」=コメルサント紙 ロシア金融・テクノロジー大手のズベルが、通信機能を重視した顧客支援・オンライン販売ツールを運営する新興企業ジヴォ(Jivo)を買収す

EUと英に「ソーセージ戦争」勃発、関係悪化の新たな火種に

欧州連合(EU)と英国が、北アイルランドに英本土から入る冷蔵肉の扱いをめぐって対立している。英のEU離脱後もEU単一市場に残る形となった北アイルランドでは、EUの規則によって7月から本土からソーセージなど冷蔵肉製品を入荷

ツァランド

ネット通販大手の独ツァランドは22日、仏LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下の高級化粧品販売会社セフォラと協業合意したと発表した。自社の顧客が衣料品と同時に化粧品や香水を購入するケースが多いことから、手を結ぶことに

トルコEC最大手トレンドヨル、6月中に20億ドル調達へ

●ソフトバンクなどと協議 ●中国アリババ傘下の同社は23年のIPO目指す 中国電子商取引(EC)大手アリババのトルコ子会社トレンドヨル(Trendyol)が新規投資家から20億ドルを調達するもようだ。ロイター通信が16日

EUと英に「ソーセージ戦争」勃発、関係悪化の新たな火種に

●英離脱後もEU単一市場に残る形の北アイルランドが舞台 ●7月からは英本土からの冷蔵肉製品の入荷が禁止に 欧州連合(EU)と英国が、北アイルランドに英本土から入る冷蔵肉の扱いをめぐって対立している。英のEU離脱後もEU単

Ifoが成長率予測を3.3%に引き下げ

Ifo経済研究所は16日、ドイツの今年の国内総生産(GDP)成長率を実質3.3%とし、3月の同3.7%から下方修正した。新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に減るとともに、ワクチン接種率が上昇していることから、感染防止

EUと英に「ソーセージ戦争」勃発、関係悪化の新たな火種に

EUと英国が、北アイルランドに英本土から入る冷蔵肉の扱いをめぐって対立している。英のEU離脱後もEU単一市場に残る形となった北アイルランドでは、EUの規則によって7月から本土からソーセージなど冷蔵肉製品を入荷できないこと

ロシア系EC企業エクウィド、カナダのソフト会社が買収

●取引額は約5億ドル ●エクウィドの昨年度売上高は50%増 カナダの小売業向けソフト大手ライトスピードが、電子商取引(EC)のソリューションを手がけるロシア系企業エクウィド(Ecwid)を買収する。取引額は約5億ドルで、

ハンガリーMOL、OMVのスロベニア子会社を買収

ハンガリー石油大手MOLは8日、オーストリア同業OMVのスロベニア子会社を買収すると発表した。株式92.25%を2億7,770万ユーロで取得する。長期事業計画「2030プラス」に沿って個人顧客向けサービスを強化するのが狙

ロシア系EC企業、カナダのソフト会社が買収

カナダの小売業向けソフト大手ライトスピードが、電子商取引(EC)のソリューションを手がけるロシア系企業エクウィドを買収する。取引額は約5億ドルで、このうち3億2,500万ドル分は株式交換方式となる。競争当局の承認を経て、

建材不足が深刻化、現在発注しても納入は9月の製品も

建設業界で建材不足が深刻化している。Ifo経済研究所のアンケート調査によると、「必要な時に建材を調達できない」との回答は建築事業者で5月に43.9%に達し、東西ドイツ統一後の最高を更新した。3月は同5.6%、4月は23.

4月小売売上が前月比5.5%減に、「緊急ブレーキ」の直撃で

ドイツ連邦統計局が2日発表した4月の小売売上指数(自動車販売店を除く、暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比5.5%減と大きく落ち込んだ。減少は1月以来で3カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため

トルコEC大手ヘプシブラダ、米ナスダック上場を計画

●昨年の売上高は145%増 ●トルコのテック系新興企業への注目高まる トルコ電子商取引(EC)2位のヘプシブラダ(Hepsiburada)は5月28日、米ナスダック証券取引所への上場申請を行った。株式の公開数や具体的な日

配達サービスの西グロヴォ、キエフに技術ハブを新設

●グループの共通プラットフォームの改良が目的 ●技術ハブとしては3拠点目 配達サービスの西グロヴォがウクライナの首都キエフに技術ハブを設置する。グループの共通プラットフォームの改良が目的だ。すでに求人を開始しており、将来

ハンガリーMOL、墺OMVのスロベニア給油所を買収

●株式92.25%を2億7,770万ユーロで取得 ●運営するガソリンスタンド数は53店舗から173店舗に拡大 ハンガリー石油大手MOLは8日、オーストリア競合のOMVからスロベニア子会社の株式92.25%を2億7,770

ロシアIT大手ヤンデックス、衣料品ECのクピビップを買収

ロシアのIT大手ヤンデックスは5月31日、衣料品を電子商取引(EC)で販売するクピビップ(KupiVIP)を買収すると発表した。EC事業のヤンデックス・マーケットを強化するのが狙い。取引金額は明らかにされていない。買収手

ロシアEC市場、2020年に58%成長

ロシア調査会社データインサイトがこのほど発表したリポートによると、同国の電子商取引(EC)市場(サービスを除く)の売上高は2020年、前年比58%増の2兆7,000億ルーブル(約370億米ドル)に拡大した。コロナ禍による

ロシアIT大手のヤンデックス、衣料品ECのクピビップを買収

ロシアのIT大手ヤンデックスは5月31日、衣料品を電子商取引(EC)で販売するクピビップ(KupiVIP)を買収すると発表した。EC事業のヤンデックス・マーケットを強化するのが狙い。取引金額は明らかにされていない。買収手

ロシア小売業界、買収発表相次ぐ

ロシア小売業界で買収が相次いでいる。18日に業界2位のマグニトが同3位ディクシーを買収すると発表。19日にはハイパーマーケット大手のレンタが独レーベ子会社ビラのロシア事業取得を発表した マグニトはマーキュリー・リテール・

企業景況感が2年来の高水準に、コロナ規制緩和で

Ifo経済研究所が25日発表した5月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月から2.6ポイント増の99.2となり、2019年5月以来2年ぶりの高水準を記録した。新型コロナウイルスの新規感染者数の急速な減少を受け

第1四半期GDP1.8%減少

ドイツ連邦統計局が25日発表した第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比1.8%減となり、減少幅は速報値の1.7%を上回った。マイナス成長は昨年第2四半期(4~6月)以来

独小売り大手シュヴァルツ、ブルガリアIT子会社を増強

独小売り大手シュヴァルツ・グループが自社事業のITソリューション開発を受け持つブルガリア子会社を増強する。ブルガリア経済省によると、グループは57万レフ(92万ユーロ超)を投じて首都ソフィアの事業所を拡張し、新たに約10

横浜ゴムがポーランド販社買収、中東欧事業を強化

横浜ゴムは14日、欧州事業統括会社ヨコハマ・ヨーロッパを通じて、中東欧諸国でヨコハマタイヤの輸入・卸売りを行っているポーランドの販売代理店ITR CEEを完全買収したと発表した。同社を直営の販売網に組み入れることで、成長

トルコの修理済み中古ケータイ販売業者、100万ドルを調達

中古の携帯電話を整備して販売するトルコのイージージェプ(EasyCep)はこのほど、国内外の投資家から合計900万トルコリラ(100万米ドル)のシード投資を受けた。資金は取り扱い製品の拡大や来年からの国外進出に投じる。

横浜ゴムがポーランドのタイヤ販社買収、中東欧事業を強化

横浜ゴムは14日、欧州事業統括会社ヨコハマ・ヨーロッパを通じて、中東欧諸国でヨコハマタイヤの輸入・卸売りを行っているポーランドの販売代理店ITR CEEを完全買収したと発表した。同社を直営の販売網に組み入れることで、成長