日系企業

BASFの最先端素材、ミズノがシューズに採用

化学大手の独BASFは10月30日、同社が開発した最先端ポリウレタン素材「エラストパン」がミズノの新しいトレーニングシューズ、「TC-01」「TC-02」のミッドソールに採用されたと発表した。両シューズはアスリートのバラ […]

ホンダが22年までに欧州の全車両電動化、計画を3年前倒し

ホンダは欧州で販売する車両を電動車に切り替える計画について、3年前倒しの2022年に達成する方針だ。

英法人で欧州事業を統括するホンダ・モーター・ヨーロッパのトム・ガードナー上級副社長(シニア・バイスプレジデント)が10月23日に明らかにした。

ホンダは3月、欧州で販売する全車両を25年までに電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)など電動車にすると発表。

インフィニオン―日本事業好調、車載品で4位に―

車載半導体部門は1998年、名古屋に事務所を開設し、日本に足場を築いた。

インフィニオンの車載半導体事業を統括するペーター・シーファー氏は「日本事業は現在、中国と並んで最も早く成長している」と述べた。

また、日本車向けに製品を供給しないことは市場の3分の1をみすみす放棄することだとも指摘し、日本市場の重要性を強調した。

トレイトン―日野と調達合弁設立―

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)は29日、日野自動車と共同で調達業務の合弁会社を設立したと発表した。

日野・アンド・トレイトン・グローバル・プロキュアメントという名の新会社を設立した。

同年9月には、(1)電動パワートレインと電動車の開発協業(2)調達のシナジー効果を引き出すための合弁設立(覚書レベル)――で合意しており、今回、(2)の合意を実現した格好だ。

東京電力、バルト3国の電力系統安定化に協力

東京電力がバルト地方の電力供給安定化の取り組みに協力する。

風力発電などの再生可能エネルギーを取り込みやすくし、電力供給の安定化につなげる。

ヴァイツィウナス大臣によると、日本企業はバルト地方の同期プロジェクトや、旧ソ連時代に建設されたリトアニアのイグナリーナ原子力発電所の解体にも興味を示しており、今回の訪問でエネルギー分野での提携の覚書を交わした。

JBIC、セルビアで投資ファンドを検討

国際協力銀行(JBIC)がセルビアで投資ファンドの立ち上げを検討している。

訪日中のブルナビック・セルビア首相が24日明らかにしたもので、両国の経済関係強化を支援することが目的だ。

セルビア政府はJBICと同ファンドについてこれから協議を進める計画で、JBICの前田総裁が近くセルビアを訪問するもようだ。

ホンダが22年までに欧州の全車両電動化、計画を3年前倒し

ホンダは欧州で販売する車両を電動車に切り替える計画について、3年前倒しの2022年に達成する方針だ。

ホンダは3月、欧州で販売する全車両を25年までに電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)など電動車にすると発表。

ガードナー氏はアムステルダムで、「当社は22年までに全車を電動化できると確信している」と述べ、計画を3年前倒しする意向を表明した。

インフィニオンの日本事業好調、車載品で4位に

車載半導体部門は1998年、名古屋に事務所を開設し、日本に足場を築いた。

インフィニオンの車載半導体事業を統括するペーター・シーファー氏は「日本事業は現在、中国と並んで最も早く成長している」と述べた。

また、日本車向けに製品を供給しないことは市場の3分の1をみすみす放棄することだとも指摘し、日本市場の重要性を強調した。

日本電産、ポーランドの拠点を拡張

日本電産の仏子会社である日本電産モーターズアンドアクチュエーターズ(NMA)がポーランド・クラクフ近郊のニエポロミーチェにある拠点を拡張する。

投資額は1億6,500万ズロチ(3,840万ユーロ)で、大手自動車メーカーのアンチロック・ブレーキシステム(ABS)向けに最新のブラシレスモーターを生産する。

日本電産は2006年、仏自動車部品大手ヴァレオから車載用モーター部門を買収してポーランドに進出した。

三井物産―ドイツ鉄道のライドシェア子会社に出資―

三井物産がドイツ鉄道(DB)のライドシェア子会社クレバーシャトルに資本参加する。

出資額は明らかにされていない。

同社にはDBが76%、クレバーシャトルの創設者と三井物産がそれぞれ12%出資することになる。

日本電産、ポーランド・クラクフ拠点を拡張

日本電産の仏子会社である日本電産モーターズアンドアクチュエーターズ(NMA)がポーランド・クラクフ近郊のニエポロミーチェにある拠点を拡張する。

投資額は1億6,500万ズロチ(3,840万ユーロ)で、大手自動車メーカーのアンチロック・ブレーキシステム(ABS)向けに最新のブラシレスモーターを生産する。

日本電産は2006年、仏自動車部品大手ヴァレオから車載用モーター部門を買収してポーランドに進出した。

独リープヘル、ロシアでLNG施設用クレーンの現地生産を検討

独系エンジニアリング大手のリープヘル(スイス)が、ロシアの天然ガス大手ノバテクが北極圏で進める液化天然ガス(LNG)生産事業「アークティックLNG2」で使用するクレーンの生産を現地化する意向だ。

アークティックLNG2では3基のLNGプラントを建設し、合計で年間1,980万トンを処理する。

リープヘルは2011年にロシアに進出した。

三井物産、ドイツ鉄道のライドシェア子会社に出資

16日付の独経済紙ハンデルスブラットが報じたもので、三井物産は12%を出資し、クレバーシャトルの事業拡大を支援する。

出資額は明らかにされていない。

同社にはDBが76%、クレバーシャトルの創設者と三井物産がそれぞれ12%出資することになる。

ブルガリアのソフト開発企業、リコーとの提携に期待

同社に20%を出資する独ドキュウェアをリコーが買収したためで、提携を通じて事業の新しい展望が開け、グローバルレベルのプロジェクトに参加する機会が生まれると見込んでいる。

ネメチェク・ブルガリアによると、リコーは15日にドキュウェアの買収手続きを完了した。

リコーが高く評価するドキュウェアのソリューションの開発において「最も大きな役割を果たしてきた」とし、リコーとドキュウェアの提携が自社の前進につながると歓迎している。

バイエル理研と創薬分野で共創契約

バイエルと理研鼎業は創薬基盤技術や治療手段の創出、理研の研究からもたらされる疾患メカニズムに関する知見を活用した新規病態メカニズムの解明、革新的な創薬標的の探索に取り組む。

具体的には◇研究会議を開催して理研の研究者による研究実績紹介とそれをベースとする議論を行う◇経営者間でも会議を持ち、中長期の観点から研究構想と社会実装について意見交換を行う◇これらの会議を通して、共同研究の実施など具体的な連携検討に進んだ場合、理研鼎業は推進役としてさらに必要な調整を行う――方針だ。

理研鼎業は産学連携に関する業務を担う理研の外部法人として9月5日に設立された。

乗用車新車登録が反動増、9月は+22%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した9月の乗用車新車登録台数は前年同月比22.2%増の24万4,622台へと急拡大した。

シェアは前年同月(1.2%)の2倍の2.4%へと拡大した。

昨年9月にEUの排ガス検査方式が変更されたことから、KBAは今年、CO2排出量の前年同月比については公表しないことにしている。

GSユアサのハンガリー工場稼働、12Vリチウムイオン電池を生産

自動車バッテリー大手のGSユアサは3日、ハンガリー北東部のミシュコルツでリチウムイオン電池工場の稼働を開始したと発表した。

日本で製造した電池セルを新工場で組み立て、需要拡大が見込まれる欧州市場に供給する。

自動化された生産ラインで12ボルトのリチウムイオン電池を製造する。

フランクフルトはブレグジット最大の勝者、31行が業務移管先に選定

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の最大の恩恵を受ける都市はフランクフルトであることが、独ヘッセン・テューリンゲン州立銀行(Helaba)の調査で分かった。

フランクフルトに次ぐロンドンからの移管先はパリで、外国系の銀行11行が選定した。

また、野村ホールディングスはフランクフルトとパリの2都市に移管する。

NTTデータ―独子会社がブラジル社買収―

NTTデータは4日、独子会社アイテリジェンスを通じ、ブラジルのITサービス企業ファチン・エ・ホアゲ・インコルポラサオ・エ・パルティシパサオ(FH)の過半数株を取得することで最終合意したと発表した。

1999年の創業以来、ブラジルの幅広い業界でシステム構築を支援し事業を拡大してきた。

今後はNTTデータグループが持つ顧客基盤を活用したクロスセルを通してブラジル内外でのビジネス展開を加速。

グローリー―独フィンテック買収―

グローリーは3日、ドイツの有力フィンテックであるキャッシュ・ペイメント・ソリューションズ(CPS)の発行済株53%を取得することで合意したと発表した。

CPSは2011年の設立で、流通小売店のレジを通じた総合的な現金決済プラットホームを欧州で提供している。

利用者は最寄りのスーパーやドラッグストアで、CPS発行のバーコードを提示するだけで、銀行口座の入出金、電子商取引や公共料金の現金支払いができる。

米マスターカード、ラクテンバイパー上でP2P決済サービスを開始

米クレジットカード大手のマスターカードは3日、楽天のメッセージングアプリ「ラクテンバイパー」上で個人間(P2P)送金ができるサービス「マネートゥーユー(Moneytou)」をハンガリーで提供すると発表した。ウクライナ、ルーマニア、セルビア、ブルガリアにもサービスを広げ、年末までに2,500万人の利用を見込む。決済業務は独ワイヤーカードが、加盟店契約業務(アクワイアリング)はルーマニアのリブラ・インターネット・バンクが担当する。
マスターカードによると、ハンガリー顧客の利用限度額は欧州資金洗浄防止指令に沿い、月12万5,000フォリント(約375ユーロ)、年78万フォリント(約2,170ユーロ)となる。手数料は基本料金が送金1件当たり79フォリント(0.24ユーロ)で、送金額が3,000フォリント(約9ユーロ)を超える場合、超えた分の1.5%が加算される。年末までは特別価格として土曜日の送金に限り、基本料金を48フォリントとする。
マネートゥーユーはハンガリーのネオペイ(Neopay)がマスターカードの電子決済システムを構成するサービスとして開発した。(1HUF=0.35JPY)

バイエル―理研と創薬分野で共創契約―

バイエルと理研鼎業は創薬基盤技術や治療手段の創出、理研の研究からもたらされる疾患メカニズムに関する知見を活用した新規病態メカニズムの解明、および革新的な創薬標的の探索に取り組む。

具体的には◇研究会議を開催して理研の研究者による研究実績紹介とそれをベースとする議論を行う◇経営者間でも会議を持ち、中長期の観点から研究構想と社会実装について意見交換を行う◇これらの会議を通して、共同研究の実施など具体的な連携検討に進んだ場合、理研鼎業は推進役としてさらに必要な調整を行う――意向だ。

理研鼎業は産学連携に関する業務を担う理研の外部法人として9月5日に設立された。

Mitsubishi Heavy:三菱日立製鉄機械、シーメンスとの合弁を完全傘下に

三菱重工業は1日、子会社の三菱日立製鉄機械が独シーメンスから合弁会社プライメタルズテクノロジーズ(PT)の株式49%を取得することで合意したと発表した。

競争当局の承認などを得て2020年初に取引が完了すると、PTは三菱日立製鉄機械の100%子会社となる。

PTは2015年1月、三菱日立製鉄機械とシーメンスがロンドンに設立した合弁。

NTTデータ、独子会社がブラジル社買収

NTTデータは4日、独子会社アイテリジェンスを通じ、ブラジルのITサービス企業ファチン・エ・ホアゲ・インコルポラサオ・エ・パルティシパサオ(FH)の過半数株式を取得することで最終合意したと発表した。

1999年の創業以来、ブラジルの幅広い業界でシステム構築を支援し事業を拡大してきた。

今後はNTTデータグループが持つ顧客基盤を活用したクロスセルを通じて、ブラジル内外でのビジネス展開を加速。

GS Yuasa:GSユアサのハンガリー工場稼働、12Vリチウムイオン電池を生産

自動車バッテリー大手のGSユアサは3日、ハンガリー北東部のミシュコルツに開設したリチウムイオン電池工場が稼働を開始したと発表した。

日本で製造した電池セルを新工場で組み立て、需要拡大が見込まれる欧州市場に供給する。

自動化された生産ラインで12ボルトのリチウムイオン電池を製造する。

Honda:ホンダのディーゼル車販売、欧州で21年までに打ち切り

ホンダは23日、欧州で2021年までにディーゼル車の販売を打ち切ると発表した。

EUの排出規制強化をにらんだもので、欧州で販売する全車両を25年までに電動車に切り替える計画だ。

ホンダは同規制によって欧州での需要がハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの電動車にシフトすると見込み、ディーゼル車販売から撤退することを決めた。

JLR:ジャガーも英工場稼働を一時停止、合意なき離脱に備え

英自動車大手ジャガー・ランドローバー(JLR)は26日、英国が合意なしでEUから離脱する事態に備えて、国内の全工場が一時的に生産を休止すると発表した。

EU離脱期限となっている10月31日の直後の11月4日の週に生産を休止する。

BMWはオクスフォード工場を10月31日と11月1日の2日間にわたって生産を休止する。

MOL:商船三井とノバテクなど、北極圏産LNGの積替基地事業で協力

同事業では浮体式LNG貯蔵設備(FSU)を建造し、アジア・太平洋向けの拠点としてカムチャツカに、欧州向け拠点としてムルマンスクにそれぞれ設置する。

ノバテクが北極圏ギダン半島で進めるLNG生産事業「アークティックLNG2」と、ギダン半島西隣のヤマル半島での「アークティックLNG」で生産されるLNGは砕氷LNG船で当該のFSUに輸送され、在来型のLNG船に積み替えられる。

カムチャツカおよびムルマンスクで積み替えを行うことで、北極海航路を経由するLNG輸送のコストを下げ、LNG消費国への安定的な輸送につなげる。

JFEエンジニアリング―独で廃熱回収ボイラー受注―

JFEエンジニアリングは9月27日、化学大手エボニックがドイツ西部のマールに持つ工場向けに廃熱回収ボイラーを、独子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)を通して受注したと発表した。

JFEは同国で5月にもガス焚きボイラーを受注している。

ボイラーの蒸気は、ガスタービンの排気ガスと化学工場の酸化エチレン製造プロセスなどで発生する副生ガスを利用することで得られるもので、発電および化学製品の製造工程で利用される。

Mitsubishi Heavy:三菱日立製鉄機械―シーメンスとの合弁を完全傘下に―

三菱重工業は1日、子会社の三菱日立製鉄機械が電機大手の独シーメンスから合弁会社プライメタルズテクノロジーズ(PT)の株式49%を取得することで合意したと発表した。

PTは2015年1月、三菱日立製鉄機械とシーメンスがロンドンに設立した合弁。

市場環境が厳しさを増すなかで競争力を強化することが同合弁設立の狙いで、三菱日立製鉄機械はPTを通して製品ラインアップを拡充するとともにグローバル展開を加速した。

MOL:商船三井とノバテクなど、北極圏産LNGの積替基地事業で協力

同事業では浮体式LNG貯蔵設備(FSU)を建造し、カムチャツカとムルマンスクに投入する。

ノバテクが北極圏ギダン半島で進めるLNG生産事業「アークティックLNG2」と、ギダン半島西隣のヤマル半島での「アークティックLNG」で生産されるLNGは砕氷LNG船で当該のFSUに輸送され、在来型のLNG船に積み替えられる。

カムチャツカおよびムルマンスクで積み替えを行うことで、北極海航路を経由するLNG輸送のコストを下げ、LNG消費国への安定的な輸送につなげる。

Honda:ホンダのディーゼル車販売、欧州で21年までに打ち切り

ホンダは23日、欧州で2021年までにディーゼル車の販売を打ち切ると発表した。

EUの排出規制強化をにらんだもので、欧州で販売する全車両を25年までに電動車に切り替える計画だ。

ホンダは同規制によって欧州での需要がハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの電動車にシフトすると見込み、ディーゼル車販売から撤退することを決めた。

JLR:ジャガーも英工場稼働を一時停止、合意なき離脱に備え

英自動車大手ジャガー・ランドローバー(JLR)は26日、英国が合意なしでEUから離脱する事態に備えて、国内の全工場が一時的に生産を休止すると発表した。

EU離脱期限となっている10月31日の直後の11月4日の週に生産を休止する。

BMWはオクスフォード工場を10月31日と11月1日の2日間にわたって生産を休止する。

EVOTEC:エボテック、武田薬品と開発提携

バイオ医薬品開発の有力企業である独エボテックは24日、武田薬品工業と戦略開発提携すると発表した。

両社はすでにアルツハイマー治療薬の開発で協力しており、協力を拡大することになる。

少なくとも5件の新薬開発プログラムを実施する。

Denso:デンソー、ハンガリー工場の拡張完

デンソーのハンガリー法人デンソー・マニュファクチャリング・ハンガリーはこのほど、ブダペスト近郊セーケシュフェヘルヴァールにある工場の拡張工事を完了した。

6,500万ユーロを投じて半自動化および完全自動化された生産ラインを導入した。

デンソーは同工場で4,000人以上を雇用し、コモンレールシステム、燃料噴射ポンプ、可変バルブ機構、排気システムなどを製造する。

ANA:全日本空輸―日本初のキャンセル保険、独社の技術で開発―

搭乗予定便が悪天候により欠航のおそれがあると判断され、乗客が航空券をキャンセルした場合、取消手数料と払戻手数料を補償する。

悪天候で欠航の可能性があると搭乗日直前に判断された場合はこれまでも、取消手数料と払戻手数料なしで航空券をキャンセルできた。

悪天候により欠航のおそれがあると日本気象協会が判断した場合、実質的な負担ゼロでの航空券キャンセルが5日前から可能となる。

IAA来場者3割減少

独自動車工業会(VDA)は22日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)の来場者数が今年は2年前の前回を30%以上、下回る56万人強へと大きく後退したことを明らかにした。

IAAは急速に縮小しており、2年後の次回はフランクフルトで開催されない可能性もある。

出展数も前回の約1,000から838へと16%縮小している。

Denso:デンソー、ハンガリー工場の拡張完了

デンソーのハンガリー法人デンソー・マニュファクチャリング・ハンガリーは先ごろ、ブダペスト西方60キロメートルに位置するセーケシュフェヘルヴァール工場の拡張工事を完了した。

6,500万ユーロを投じて半自動化および完全自動化された生産ラインを導入した。

デンソーは同工場で4,000人以上を雇用し、コモンレールシステム、燃料噴射ポンプ、可変バルブ機構、排気システムなどを生産する。

ベラルーシ政府、企業の日本進出を支援

ベラルーシのリヤシェンコ副首相は18日、首都ミンスクで開かれた同国と日本の産業・投資奨励のための経済フォーラムで、政府として自国企業の日本進出を全面的に支援する方針であることを表明した。

ベラルーシと日本は投資促進と経済協力を目的として、昨年5月に東京で初の経済フォーラムを開催した。

ベラルーシは投資環境の説明や、経済特区・産業パーク、投資プロジェクトなど自国経済の魅力を紹介した。

Evotec:エボテック―武田薬品と開発協業―

バイオ医薬品開発の有力企業である独エボテック(ハンブルク)は24日、武田薬品工業と戦略開発協業すると発表した。

両社はすでにアルツハイマー治療薬の開発で協力しており、協働を拡大することになる。

少なくとも5件の新薬開発プログラムを実施する。

欧州委がベルギーの税優遇制度を調査、39社の「超過利益」控除めぐり

欧州委員会は16日、ベルギーが多国籍企業向けに導入している税優遇制度をめぐり、「超過利益(Excess Profit)」に関する優遇措置の適用を受けていた39社に対する本格調査に着手したと発表した。

欧州委は2016年1月、およそ1年にわたる調査の結果、超過利益に関するタックスルーリングが一部の多国籍企業のみを優遇する違法な国家補助にあたると認定し、ベルギー当局に総額で約7億ユーロの追加徴税を命じた。

一般裁判所は今年2月、欧州委は優遇措置の適用を受けた企業が具体的にどのような利益を享受したか調査しておらず、同制度が違法な国家補助にあたることを証明できていないと指摘し、欧州委の決定を無効とする判決を下した。

Covestro:独コベストロ、尼崎の技術開発拠点を増強

化学大手の独コベストロは18日、尼崎にある技術開発拠点「イノベーションセンター・ジャパン」を刷新・拡張したと発表した。

日本企業の研究開発支援を強化する狙いで、プロトタイプの開発能力を高めた。

「日本の世界的な企業との協業をこれまで以上に緊密化できるようになった」としている。

仏車部品GMDがハンガリー新工場を開設、アルミ鋳造部品を生産

自動車の内外装部品を手掛ける仏GMDはこのほど、ブダペストの北西約40キロメートルに位置するドログに新工場を開設した。

240人を雇用して乗用車用のアルミニウム鋳造部品を生産する。

GMDはハンガリーで、北部のエステルゴムにある拠点にも2,000万ユーロを追加投資して160人を増員する予定。

Macnica:マクニカ―シーメンスの産業IoTパートナーに―

マクニカはこれまで、人工知能(AI)、IoTを活用した工場のスマートファクトリー化を実現するソリューションを提供してきた。

今後は自社開発およびシーメンスのアプリケーションを活用した新たなサービスをパッケージで提供していく。

これにより、産業機器メーカーは製造業向けに同プラットホームをベースとした独自サービスを構築・提供することが可能となる。

Continental:コンチネンタル―ホンダがバーチャルキー「コスマ」採用―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は11日、同社が開発したバーチャルキー「コスマ(CoSmA)がホンダの新型電気自動車(EV)「ホンダe」に採用されたと発表した。コスマをシリーズ採用するのは同EVが初めて。ホンダeは12日に開幕したフランクフルト国際モーターショーで初公開されている。
コスマはスマートフォンで利用するバーチャルキーで、ホンダeの購入者は物理キーとともに受け取る。専用アプリ「マイ・ホンダ+App」を通して車両を遠隔操作できる。バーチャルキーは家族や友人に送信することで共有も可能だ。キーはコンチネンタルのクラウドで作成される。アンドロイドとアップルのスマホに対応している。
ホンダの欧州コネクティビティ事業プロジェクト主任は「(コスマの)デジタルキー機能はわが社の顧客に大きな快適性を提供するでしょう」と述べた。ホンダeは来年、欧州市場に投入される。

Fresenius:フレゼニウス―輸血用品事業の売却を取り止め―

総合医療大手のフレゼニウス(バート・ホンブルク)が輸血用品事業の売却に向けた手続きを停止した。

競合が仮に買い取っても事業の部分転売が避けられず手間がかかることから、フレゼニウスが希望する価格での売却合意が実現しなかったもようだ。

同社は投資会社にも接触したが、売却合意には至らなかった。

ArcelorMittal:アルセロールミタル―世界初の水素DRIプラント設置へ―

ルクセンブルクに本社を置く鉄鋼大手アルセロールミタルは16日、還元材に100%水素を用いる直接還元鉄(DRI)デモプラントの設計を神戸製鋼の米子会社ミドレックス・テクノロジーズに委託したと発表した。

水素を還元材とする工業規模のDRIプラントは世界で初めてという。

アルセロールミタルが水素ベースのDRIプラント導入を目指すのはこれを踏まえたもので、シャルル・ドマール副社長(技術戦略担当)は、水素を還元材とするDRIプラントのプロジェクトは同社が現在、取り組んでいる他のプロジェクトと組み合わせることでEUのカーボンニュートラル目標実現に大きく寄与すると強調した。

Macnica:マクニカ、シーメンスの産業IoTパートナーに

マクニカはこれまで、人工知能(AI)、IoTを活用した工場のスマートファクトリー化を実現するソリューションを提供してきた。

今後は自社開発およびシーメンスのアプリケーションを活用した新たなサービスをパッケージで提供していく。

これにより、産業機器メーカーは製造業向けに同プラットホームをベースとした独自サービスを構築・提供することが可能となる。

Continental:コンチネンタルのバーチャルキー、ホンダが採用

自動車部品大手の独コンチネンタルは11日、同社が開発したバーチャルキー「コスマ(CoSmA)がホンダの新型電気自動車(EV)「ホンダe」に採用されたと発表した。コスマをシリーズ採用するのは同EVが初めて。ホンダeは12日に開幕したフランクフルト国際モーターショーで初公開されている。
コスマはスマートフォンで利用するバーチャルキーで、ホンダeの購入者は現物キーとともに受け取る。専用アプリ「マイ・ホンダ+App」を通じて車両を遠隔操作できる。バーチャルキーは家族や友人に送信することで共有も可能だ。キーはコンチネンタルのクラウドで作成される。アンドロイドとアップルのスマホに対応している。
ホンダの欧州コネクティビティ事業プロジェクト主任は「(コスマの)デジタルキー機能はわが社の顧客に大きな快適性を提供するでしょう」と述べた。ホンダeは来年、欧州市場に投入される。

8月乗用車新車登録が過去2番目の高水準に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した8月の乗用車新車登録台数は前年同月比0.8%減の31万3,748台となり、8月としては過去最高となった前年に次ぐ高水準を記録した。

ガソリン車は2.0%減少し、シェアは前年同月の62.1%から61.4%へと縮小した。

一方、独自動車工業会(VDA)が3日発表した8月の国内乗用車生産台数は31万3,200台で、前年同月を1%上回った。

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