環境

シェフラー―チェーンドライブ事業を売却―

軸受大手の独シェフラーは11日、チェーンドライブ・システム事業を独投資会社レンバッハ・エクイティ・オポチューニティーズⅡに売却することで合意したと発表した。車両業界向け事業の経営資源を電動車分野に絞り込む方針に基づく措置 […]

1~7月の電動車シェア、約2.7倍の22.6%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が20日発表した電動車の1~7月の新車登録台数は36万8,163台となり、前年同期(19万9,935台)の2.8倍に拡大した。購入補助金が昨年7月以降、大幅に引き上げられたことが大きい。乗用車新

ロシア、EV市場の創造・育成に注力

●電気自動車の登録総数はわずか1万台 ●メーカー支援、購入時助成、充電インフラ整備を政策の柱に ロシア政府は電動車(EV)市場の創造・育成に向けて、助成金を含む様々な措置を実施する方針だ。中国のゼロエミッション車政策に範

ルノーが吉利と提携、中韓でHV事業展開へ

仏自動車大手ルノーは9日、中国の浙江吉利控股集団と提携し、中国および韓国でハイブリッド車(HV)事業を展開することで合意したと発表した。ルノーは2020年に東風汽車集団との乗用車合弁事業を解消したが、急拡大する中国のエコ

海運大手マースク、グリーンメタノールを調達

コンテナ海運世界最大手のAPモラー・マースク(デンマーク)は19日、船舶用グリーンメタノールの調達契約を結んだと発表した。同社が2023年に投入する世界初のグリーンメタノール・コンテナ船で利用する。 グリーンメタノールは

家具大手イケア、再生エネ電力の家庭向け販売開始

家具大手のイケア(スウェーデン)は17日、温室効果ガス排出削減に寄与する戦略に沿って、再生可能エネルギーを使って発電した電力の家庭向け販売事業を立ち上げると発表した。9月からスウェーデンで販売を開始する。 同社は太陽光パ

7月の乗用車新車登録-25%に、5カ月ぶり減少

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した7月の乗用車新車登録台数は23万6,393台となり、前年同月を24.9%下回った。減少は2月以来で5カ月ぶり。比較対象の昨年7月は新型コロナ危機対策として電動車購入補助金が引き上げ

独水素ステーション網構築団体に現代自が出資

燃料電池車(FCV)の普及に向けて水素ステーション網の構築に取り組む独企業連合H2モビリティは5日、韓国の現代自動車から出資を受けることで合意したと発表した。現代自は2017年から同連合に協賛会員資格で加盟しているが、F

スロバキア初の燃料電池バス、試作車公開

●コシツェ工科大などが開発、ドバイ・エキスポに出展 ●水素燃料の貯蔵には水素吸蔵合金を使用 スロバキアのバスメーカー、ロシェロP(Rosero P)が3日、同国初の燃料電池バスのプロトタイプを公開した。コシツェ工科大学機

トルコ国産EV、22年10~12月期に生産開始

●トルコから1年半遅れでドイツ市場に投入予定 ●中国ファラシスはトルコに電池工場を整備 トルコの自動車会社(TOGG)のギュルチャン・カラカシュ社長は3日、同国が開発する初の電気自動車(EV)の生産開始が2022年10~

ロシア国産EVは年内に量産開始、24年には燃料電池車も発売

●EV「ゼッタ」は4人乗り、価格は55万ルーブルから ●政府は早ければ来年から購入を助成する方針 ロシアのマントゥロフ産業貿易相はこのほど、初の国産電気自動車(EV)「ゼッタ(Zetta)」の量産が、予定通り年内に始まる

チェコCEZ、ポーランド企業と提携でEV用充電スタンド設置

●スイス重電大手ABBの急速充電設備を導入 ●CEZは今後5年で充電ステーションを800カ所まで増やす計画 チェコ電力大手の国営CEZは3日、ポーランド石油大手PKNオルレンのチェコ子会社オルレン・ウニペトロルと提携し、

ガスプロム、ブルー水素の対欧州輸出を計画

●天然ガス販売の減少をブルー水素輸出で補う狙い ●ロシアは30年までに世界水素市場シェア20%の獲得を目指す ロシアのエネルギー大手国営ガスプロムが、天然ガスの代替燃料として「ブルー水素」を中長期的に欧州に輸出することを

次期政権の温暖化対策、主導権確保に向け緑の党が布石

独緑の党が「気候保護緊急プログラム」を発表した。9月の連邦議会選挙後の政権入りをにらんだもので、過去最大規模の包括的な温暖化防止政策案を短期間で成立させ、自らの主導下で改革を実現することを狙っている。7月にドイツ西部を襲

ドイツポスト―電動貨物機を発注―

物流大手ドイツポストは3日、急送便部門DHLエクスプレスが米スタートアップ企業エビエーション(Eviation)に電動貨物機「アリス」12機を発注したと発表した。アリスの調達契約を結ぶのは同社が初めて。事業活動で排出され

ルノー―EV電池用リチウム供給で独社と契約―

自動車大手の仏ルノーは2日、独・オーストラリア系のリチウム生産会社ヴァルカン・エナジー・リソーシズと電気自動車(EV)用電池に必要となるリチウムの供給を受ける契約に調印したと発表した。契約は2026年からの5年間。年6,

チェコCEZ、ポーランド企業と提携でEV用充電スタンド設置

チェコ電力大手の国営CEZは3日、ポーランド石油大手PKNオルレンのチェコ子会社オルレン・ウニペトロルと提携し、電気自動車(EV)用の急速充電スタンドを国内に新設したと発表した。ウニペトロルが展開する石油小売チェーンのベ

スロベニアのエネルギー大手、クロアチアに風力発電所新設

スロベニアのエネルギー大手ペトロルは4日、クロアチアに2番目の風力発電所を開設したと発表した。発電容量は30メガワット(MW)で、年間の発電量は同国の3万世帯分に相当する96ギガワット時(GWh)に上る。ペトロルにとって

欧州委、インフラ事業の気候変動対策に関する技術指針発表

欧州委員会は7月29日、欧州連合(EU)が2021~27年に計画しているインフラ整備プロジェクトが洪水や熱波など気候変動の影響に対応できる要件を備えているかどうかを評価するための技術指針を発表した。同指針に基づく評価はE

インフレ率が93年以来の高水準に、7月は3.8%

ドイツ連邦統計局が7月29日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比3.8%増(暫定値)となり、インフレ率は1993年12月以来およそ28年ぶりの高水準に達した。昨年はコロナ禍対策で7~12月の半年間、付加価値税率が引き

インフラ事業の気候変動対策技術指針を欧州委が発表

欧州連合(EU)の欧州委員会は7月29日、EUが2021~27年に計画しているインフラ整備プロジェクトが洪水や熱波など気候変動の影響に対応できる要件を備えているかどうかを評価するための技術指針を発表した。同指針に基づく評

コンチネンタル―ペットボトル廃材を再生、タイヤに投入へ―

自動車部品大手の独コンチネンタルは3日、ペットボトル廃材から再生したポリエステル糸をタイヤ生産に投入する計画を発表した。2050年までにタイヤをすべて持続可能な材料で生産できるようにする取り組みの一歩と位置付けている。9

ヴォノヴィア―同業ドイチェ・ヴォーネンに再びTOB―

独賃貸住宅最大手のヴォノヴィアは1日、同業ドイチェ・ヴォーネンに対する友好的な株式公開買い付け(TOB)を再度、実施すると発表した。両社の合併に向けて6月から7月にかけて実施したドイチェ・ヴォーネンへのTOBは失敗したも

バス製造ソラリス、オーフス市からEVバスを29台受注

●デンマークへのEVバスの納入はこれが初めて ●同国の主要都市はバス調達をEVに限定することを決定 ポーランドのバス製造大手ソラリスは2日、デンマーク第2の都市であるオーフス市の交通公社オーブス(AarBus)から電動バ

ウクライナ議会、eモビリティ産業振興の新法案可決

●新法はEVおよび関連製品の国内生産の後押しに向けたもの ●企業に対する減免措置などを導入 ウクライナ議会はこのほど、eモビリティ製品の生産促進に向けた法案を採択した。一連の法案にはeモビリティ産業の振興法案のほか、税法

コンチネンタル、フリート向けの再生タイヤ事業を強化

独自動車部品大手のコンチネンタルは22日、フリート向け総合サービス「Conti360°」を物流大手のHaGeロジスティックが導入したと発表した。同サービスを通じてリトレッドタイヤ(再生タイヤ)などを提供し、フリート業務全

シェル、CO2排出削減命令めぐり控訴

英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは20日、同社に対して2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量を19年比で45%削減するよう命じたオランダの裁判所の判決を不服として控訴すると発表した。特定の1社を標的に、

BASF―ポルシェと協業、車載セル用正極材供給へ―

化学大手の独BASFは21日、電気自動車(EV)用電池の分野でフォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェと協業すると発表した。電池セルの正極材を供給するほか、電池残材のリサイクルを引き受ける。ポルシェの電池

上期の電動車シェア、約3倍の22.5%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が22日発表した電動車の上半期の新車登録台数は31万2,507台となり、前年同期(9万3,980台)の3.3倍に拡大した。購入補助金が昨年7月以降、大幅に引き上げられたことが大きい。乗用車新車登

「ボッシュに損賠責任なし」、VW排ガス不正で最高裁が判断

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループの排ガス不正に用いられたソフトウエアの製造元であるボッシュにVWの株主が損害賠償を請求していた訴訟で、ドイツの最高裁である連邦司法裁判所(BGH)は20日、訴えを退ける判決を下

露国営UEC、航空機用水素駆動エンジンの開発スタート

●直接燃焼式の駆動と、燃料電池による電気駆動の両方を検討 ●政府は35年までに「水素大国」になることを明言 ロシア国営テクノロジー企業ロステック傘下のエンジン会社、ユナイテッドエンジンコーポレーション(UEC)は21日、

チェコ政府がCEZと提携、リチウムイオン電池生産で

●年40~55GWを生産する計画、初期投資額は約19.4億ユーロに ●欧州最大のリチウム鉱床を持つチェコ、需要増で開発加速か チェコ政府は27日、国有電力大手CEZとリチウムイオン電池工場の設置で提携する覚書を交わした。

露国営UEC、航空機用水素駆動エンジンの開発スタート

●直接燃焼式の駆動と、燃料電池による電気駆動の両方を検討 ●政府は35年までに「水素大国」になることを明言 ロシア国営テクノロジー企業ロステック傘下のエンジン会社、ユナイテッドエンジンコーポレーション(UEC)は21日、

チェコ政府がCEZと提携、リチウムイオン電池生産で

●年40~55GWを生産する計画、初期投資額は約19.4億ユーロに ●欧州最大のリチウム鉱床を持つチェコ、需要増で開発加速か チェコ政府は27日、国有電力大手CEZとリチウムイオン電池工場の設置で提携する覚書を交わした。

露国営UEC、航空機用水素駆動エンジンの開発スタート

●直接燃焼式の駆動と、燃料電池による電気駆動の両方を検討 ●政府は35年までに「水素大国」になることを明言 ロシア国営テクノロジー企業ロステック傘下のエンジン会社、ユナイテッドエンジンコーポレーション(UEC)は21日、

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