電力・エネルギー

トルコ、蓄電施設法を導入

トルコが電力供給の安定化で重要な役割を担う蓄電施設の規定を導入する。エネルギー市場規制局(EPDK)のイルマズ局長は4月29日、当局が蓄電施設法を承認したことを明らかにした。天候に発電量が大きく左右され需給が不安定な太陽 […]

インフレ率が2年ぶりの高水準に、4月は2%

ドイツ連邦統計局が4月29日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比の上げ幅が2.0%(速報値)となり、2年来の高水準に達した。エネルギー価格の上昇率が前月の4.8%から7.9%へと拡大したことが最大の押し上げ要因。食品

VW、欧州で30年までに排出40%削減

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4月29日、VWブランド乗用車の脱炭素戦略を発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きゼロにする炭素中立を2050年までに実現するため、ライフサイクルアセスメント(LCA)

ハンガリー初の水素ステーション、独リンデが開設

独産業ガス大手のリンデは4月29日、ハンガリーのブダペストに同国初の水素ステーションを開設した。これに合わせてトヨタの燃料電池車(FCV)「ミライ」の第2世代モデルの国内初試乗が行われたほか、水素を燃料とするフォークリフ

トルコ、蓄電施設法を導入

トルコが電力供給の安定化で重要な役割を担う蓄電施設の規定を導入する。エネルギー市場規制局(EPDK)のイルマズ局長は4月29日、当局が蓄電施設法を承認したことを明らかにした。天候に発電量が大きく左右され需給が不安定な太陽

SMS―子会社ポールワースを完全傘下に、脱炭素に向け―

鉄鋼プラント大手の独SMSグループは21日、ルクセンブルク子会社ポールワース(Paul Wurth)の資本40.8%をルクセンブルク政府と同政府系金融機関から取得し完全傘下に収めると発表した。脱炭素とリサイクル分野で両社

ドイツポスト

物流大手のドイツポストは22日、鉄道輸送の大幅強化方針を打ち出した。二酸化炭素(CO2)の排出量を削減することが狙い。国内の荷物輸送に占める鉄道の割合を現在の2%から中期的に6%へと拡大する。長期的には約20%まで引き上

電動車の割合が3倍の22%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が21日発表した1~3月の電動車(電気自動車=EV、プラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCV)の新車登録台数は14万2,856台となり、前年同期を190.7%上回った。乗用車全体に占

ポーランドとウクライナ、グリーン水素プロジェクトで交渉

ポーランドとウクライナが、既存パイプラインを用いて中東欧地域に水素を供給する共同プロジェクトについて交渉しているもようだ。欧州連合(EU)の政策で「クリーン燃料」の需要が増加していることに加え、ロシア産天然ガス輸送からの

ガスプロム、熱電併給設備が稼働

ロシア国営ガスプロムは20日、同国南東部のアムール州スヴォボードヌイに新設した熱電併給設備(CHP)が稼働したと発表した。アムール天然ガス加工プラントの蒸気・電力需要を賄う。最大出力は160メガワット、熱供給能力は毎時2

ウズベクに火力発電所建設、建設費12億ドル

ウズベキスタン・エネルギー省は19日、オランダ企業のストーン・シティ・エナジー(SCE)と火力発電所の建設で合意したと発表した。建設費は12億米ドル。2024年末に着工し、完成後の設備容量は1,560メガワットとなる。S

物価が3カ月連続で上昇、エネルギーは上げ幅4.8%に

ドイツ連邦統計局が15日発表した3月の消費者物価指数(確定値)は前年同月を1.7%上回った。物価の上昇は3カ月連続。石油価格の上昇とカーボンプライシングの導入、新型コロナ危機対策の一環で引き下げられた付加価値税率が元の水

生産者物価が9年4カ月ぶりの上げ幅に、3月は3.7%

ドイツ連邦統計局が20日発表した3月の生産者物価指数は前年同月を3.7%上回り、上げ幅は2011年11月以来9年4カ月ぶりの高水準となった。エネルギーと中間財が全体を強く押し上げた。 エネルギーは8.0%上昇した。上げ幅

ヴィルヘルムスハーフェン港を独の水素ハブに、国内需要の10%

エネルギー大手の独ユニパーは14日、ヴィルヘルムスハーフェン港にドイツのグリーン水素ハブを構築する計画を明らかにした。経済脱炭素化のカギを握るグリーン水素は今後、需要の大幅拡大が予想されることから、輸入から生産、輸送、投

水・廃棄物処理大手ヴェオリア、スエズ買収で合意

水・廃棄物処理大手の仏ヴェオリアは12日、仏同業スエズを買収することで基本合意したと発表した。スエズは買収を拒否していたが、価格が引き上げられたことから方針転換した。 1株当たりの買い取り価格は、当初の提案の18ユーロを

輸入物価が1年10カ月ぶりに上昇、2月は+1.4%に

ドイツ連邦統計局が3月30日発表した2月の輸入物価指数は前年同月比1.4%増となり、2019年4月以来1年10カ月ぶりに上昇した。世界経済が新型コロナ危機から回復していることが反映された格好だ。 輸入物価を最も強く押し上

独ポルシェ、トルコのEV充電網を拡大

独フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェはこのほど、トルコの電気自動車(EV)向け充電網を今年末にかけて拡大する計画を明らかにした。ポルシェは同国に充電網を整備した最初の自動車メーカーで、これまでに78

スロバキア、国内初の地熱発電所建設

スロバキアのエネルギー企業PWエナジーはこのほど、同国中部のジアル・ナド・フロノムに国内初となる地熱発電所を建設すると発表した。2022年1~3月期の着工、26年の完成を予定している。発電容量は20メガワット以上で、一般

鉱工業生産2カ月連続低下

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が9日発表した2月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.6%下回った。減少は2カ月連続。経済省はコロナ禍で先行きが不透明だとしながらも、企業景況感が良好で

ボルボとSSAB、脱化石燃料鉄鋼を使う車両開発で提携

スウェーデンの商用車大手ボルボと鉄鋼大手SSABは8日、化石燃料を使わずに生産する鉄鋼を用いた車両の開発、製造で提携したと発表した。脱炭素社会実現に向けた取り組みの一環で、年内に試作車を製造する予定だ。脱化石燃料の鉄鋼だ

スロバキア、国内初の地熱発電所建設

スロバキアのエネルギー企業PWエナジーはこのほど、同国中部のジアル・ナド・フロノムに国内初となる地熱発電所を建設すると発表した。2022年1~3月期の着工、26年の完成を予定している。発電容量は20メガワット以上で、一般

独ポルシェ、トルコのEV充電網を拡大

独フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェはこのほど、トルコの電気自動車(EV)向け充電網を今年末にかけて拡大する計画を明らかにした。ポルシェは同国に充電網を整備した最初の自動車メーカーで、これまでに78

ボルボとSSAB、脱化石燃料鉄鋼を使う車両開発で提携

スウェーデンの商用車大手ボルボと鉄鋼大手SSABは8日、化石燃料を使わずに生産する鉄鋼を用いた車両の開発、製造で提携したと発表した。脱炭素社会実現に向けた取り組みの一環で、年内に試作車を製造する予定だ。脱化石燃料の鉄鋼だ

スロバキア、国内初の地熱発電所建設

スロバキアのエネルギー企業PWエナジーはこのほど、同国中部のジアル・ナド・フロノムに国内初となる地熱発電所を建設すると発表した。2022年1~3月期の着工、26年の完成を予定している。発電容量は20メガワット以上で、一般

独ポルシェ、トルコのEV充電網を拡大

独フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェはこのほど、トルコの電気自動車(EV)向け充電網を今年末にかけて拡大する計画を明らかにした。ポルシェは同国に充電網を整備した最初の自動車メーカーで、これまでに78

EU基準のインフレ率2%に上昇、年末には3%の可能性

ドイツ連邦統計局が30日発表した3月の消費者物価統計(速報値)によると、欧州連合(EU)基準の同国のインフレ率は前年同月比2.0%となり、前月の1.6%から上昇した。インフレ率は今後さらに高まり、欧州中央銀行(ECB)が

米国務長官が「ノルドストリーム2」反対を表明

ブリンケン米国務長官は23日、訪問先のブリュッセルでドイツのマース外相と会談し、ドイツとロシアを結ぶガスパイプライン計画「ノルドストリーム2」に反対する意向を表明した。米国はエネルギー分野で欧州のロシア依存が高まることを

大型産業プラント業界、20年受注35%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は23日、同国大型産業プラント業界の新規受注高が昨年は前年比35%減の119億ユーロと大幅に落ち込んだことを明らかにした。コロナ禍を受けて顧客産業で投資が先送りされたことが響いた格好だ。 分

実質賃金が統計開始後初の減少、20年は-1.1%に

ドイツ連邦統計局が24日発表した2020年の実質賃金指数(確定値)は前年を1.1%下回った。同指数が低下するのは統計を開始した07年以降で初めて。コロナ禍の影響で操業短縮の対象となる被用者が急増したことが響いた格好だ。

スウェーデン風力発電大手、ポーランドに進出

スウェーデンの風力発電開発大手イオラス・ヴィンドは23日、ポーランドに進出すると発表した。再生可能エネルギー発電市場が急成長しているポーランドで、洋上を含めた風力発電および太陽光発電施設の開発に注力する。 ポーランドは欧

丸紅、エストニアのウルトラキャパシタメーカーに出資

丸紅は5日、ウルトラキャパシタ(電気二重層キャパシタ)の開発製造を手がけるエストニアのスケルトン・テクノロジーズに出資すると発表した。日本とアジア地域で同社製ウルトラキャパシタの販売と次世代蓄電技術の用途・顧客開拓を行う

トレイトン、EVへのシフト加速

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは22日、電気自動車(EV)の研究・開発投資を大幅に拡大すると発表した。2025年までの投資総額を従来計画の10億ユーロから16億ユーロに引き上げる。これと並行して内燃

ポーランドのソラリス、チェコに初の電気バス供給

ポーランドのバス製造大手ソラリスは23日、チェコ東部オストラバの公共交通会社DPOから電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」を24台受注したと発表した。電気バスをチェコに供給するのは初めて。DPOにはこれまでに、圧縮天

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