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北海の風力発電容量を50年までに10倍へ、欧州9カ国が合意

ドイツを含む欧州9カ国の首脳は24日、ベルギーのオーステンデ港で会談し、北海の洋上風力発電能力を大幅に拡大することで合意した。炭素中立の実現に向け二酸化炭素(CO2)の排出削減を進めるとともに、欧州のエネルギー自給を高め […]

欧州半導体法案、加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は18日、域内での半導体製造拡大を支援する「欧州半導体法案」の内容で合意した。2030年までに官民で430億ユーロを投じ、開発拠点や生産設備の増強を後押しするほか、有力メーカーの誘致にも力

テネット―交直変換所をシーメンスEなどに発注―

送電大手の蘭テネットは20日、北海の洋上風力発電パーク3カ所を陸上の送電網と連結するプロジェクトに絡んで、洋上・陸上の交直交換所と関連インフラを独シーメンス・エナジー(SE)と西ドラガドス・オフショアの企業連合に発注した

欧州半導体法案、加盟国と欧州議会が合意

●域外への依存度を下げ、競争力を高めることが同法の狙い ●官民で430億ユーロを投じ、開発拠点や生産設備の増強を後押し 欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は18日、域内での半導体製造拡大を支援する「欧州半導体法案」の内容で

EUがサイバー攻撃への対応強化、欧州委が法案発表

●脅威が高まる中、11億ユーロを拠出しサイバー防衛を強化 ●24年初めに欧州サイバーセキュリティ・シールドを始動させる 欧州委員会は18日、欧州連合(EU)へのサイバー攻撃に加盟国の連携を強化して対応する「EUサイバー・

ソラリス、ドイツで水素バス52台を受注

●ソラリスにとり過去最大の水素バスの受注案件 ●ドイツ北部のロストック都市圏で運行 ポーランドのバス製造大手ソラリスは20日、ドイツ北部のロストック地域の公共交通事業者rebus Regionalbus Rostockか

ブルガリア、ギリシャと結ぶ水素輸送管新設を計画

●敷設するパイプラインは全長250キロ、2029年に開通予定 ●短期的な資金需要は8億6,000万ユーロに上る ブルガリア国有送ガス会社ブルガルトランスガスが、水素輸送管の敷設を検討している。2032年までの10カ年イン

ブルガリア、グリーンエナジーの国営企業を設立

●脱炭素化とグリーンテクノロジー導入を促進する狙い ●「同国とルーマニアは脱炭素化でリスク抱える」=米フィッチ ブルガリアがグリーンエナジー企業、ナショナル・エナジー・オペレーター(NEO)を設立した。国営持ち株会社ブル

欧州議会がEU-ETS改正案など可決、閣僚理で採択へ

欧州議会は18日の本会議で、EU排出量取引制度(EU-ETS)の改正案と、気候変動対策が不十分な国からの輸入品に事実上の関税をかける「炭素国境調整措置(CBAM)」の導入に関する規則案をそれぞれ賛成多数で可決した。いずれ

EUがサイバー攻撃への対応強化、欧州委が法案発表

欧州委員会は18日、EUへのサイバー攻撃に加盟国の連携を強化して対応する「EUサイバー・ソリダリティ」法案を発表した。サイバー攻撃の脅威が日増し高まる中、EUが11億ユーロを拠出してサイバー防衛を強化する。 法案の柱とな

3月のEU新車販売28.8%増、8カ月連続プラスに

欧州自動車工業会(ACEA)が19日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の3月の新車乗用車の販売(登録)台数は108万7,939台となり、前年同月から28.8%増加した。販売増加は8カ月連続。 タイプ別では主流のガソリ

ファッション業界でカルテルか、欧州委が調査開始

欧州委員会は18日、域内の複数のファッション企業がカルテルなどを禁じるEU競争法に違反した疑いがあるとして、関係各社に立ち入り調査を実施したと発表した。対象企業は非公表だが、伊グッチが含まれていることが確認された。 立ち

インドのICT製品関税巡る訴訟、WTOパネルがEUに軍配

インドが携帯電話端末など情報通信技術(ICT)製品に不当に高い輸入関税を課しているとして、EUなどが世界貿易機関(WTO)に提訴していた問題で、WTOの紛争処理小委員会(パネル)は17日、EU側の主張を認め、インドがWT

3月のユーロ圏インフレ率、確定値も6.9%

EU統計局ユーロスタットが19日に発表した3月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比6.9%となり、前月の8.5%から1.6ポイント低下した。インフレ率の鈍化は6カ月連続。22年

2月のユーロ圏貿易収支、16カ月ぶりの黒字に

EU統計局ユーロスタットが20日に発表した2月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は46億ユーロの黒字だった。黒字となるのは2021年9月以来16カ月ぶり。化学品、機械の輸出が増え、収支が改善した

欧州半導体法案、加盟国と欧州議会が合意

EU加盟国と欧州議会は18日、域内での半導体製造拡大を支援する「欧州半導体法案」の内容で合意した。2030年までに官民で430億ユーロを投じ、開発拠点や生産設備の増強を後押しするほか、有力メーカーの誘致にも力を入れ、アジ

Leclanche

スイスの電池メーカー、ルクランシェ は13日、クロアチアの鉄道車両メーカーKONCARからバッテリーシステムを受注したと発表した。KONCARはクロアチア国鉄HZPPに供給する中距離旅客輸送用の2つの列車にルクランシェの

Daimler Truck

独商用車大手のダイムラー・トラック は17日、バス部門のダイムラー・バスズがオランダにメルセデスベンツの電気駆動連接バス「eシタロ G」35台を供給すると発表した。オランダ北東部のフローニンゲン州およびドレンテ州の公共旅

上海蔚来汽車(NIO)

中国の電気自動車メーカー上海蔚来汽車(NIO) は、欧州市場に小型の電気自動車を投入する計画のもようだ。NIOの創業者・最高経営責任者(CEO)である李斌(ウィリアム・リー)氏が17日、上海国際自動車ショーの開幕前のメデ

JIVE 2

欧州連合(EU)が資金支援するプロジェクト「JIVE 2」では、燃料電池バスの普及促進に向け、欧州14都市に燃料電池バス152台を導入するとともに、水素燃料供給インフラを整備する。実施期間は、2018年1月~2023年1

BYD、欧州市場に新たに電気自動車2モデルを投入

中国の自動車・バッテリー大手の比亜迪汽車(BYD)は13日、欧州市場に新たに投入する電気自動車(BEV)2モデルを発表した。実用的なCセグメントのハッチバック「ドルフィン(DOLPHIN)」とスタイリッシュでスポーティな

ボルボの協業ハブ「CampX」、新たにフィンテックに取り組む

スウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは13日、イノベーション協業ハブ「キャンプエックス(CampX)」が取り組む対象に、新たにフィンテックを含めることを発表した。スタートアップ企業との提携や協業を通じて既存の枠を超え

ルノーの公式アバター「RENO」、次世代BEVに順次導入

仏自動車大手のルノー・グループは13日、2024年から完全電気自動車(BEV)モデルに同社の公式アバター「RENO」を用いたサービスを導入すると発表した。「RENO」は運転アシスタントとしての機能を持ち、リアルタイムの会

スカニアとノースボルト、大型商用車向け電池セルを共同開発

スウェーデンの商用車大手スカニアと新興電池企業ノースボルトは19日、大型商用車(電気自動車)向けのリチウムイオン電池セルを共同で開発したと発表した。検証試験では、トラックの全使用期間(寿命)に相当する走行距離150万キロ

ソラリス、ドイツで水素バス52台を受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは20日、ドイツ北部のロストック地域の公共交通事業者rebus Regionalbus Rostockから水素バス「ウルビーノ・ハイドロジェン」52台を受注したと発表した。2024年末まで

仏ヴァレオがVR見本市に初出展、没入型技術を公開

仏自動車部品大手のヴァレオは11日、フランスのラヴァルで開催される欧州最大の仮想現実(VR)関連見本市「ラヴァル・ヴァーチャル」(4月12日~14日)に初出展すると発表した。VRおよび複合現実(MR)技術を用いた設計・エ

タタ製鉄、英コービー工場にハイテク倉庫を開設

インド鉄鋼大手のタタ製鉄は4日、英国中部ノーサンプトンシャー州のコービー製鉄所内に鋼管製品を保管するハイテク倉庫を開設したと発表した。既存の3つの倉庫棟を統合した新倉庫は最大2万トンの保管能力を持ち、すでに運用を開始して

ハンガリーが露から天然ガス追加購入、同国への依存強める

●ハンガリーはロシア産ガスの輸入量を年間45億㎥確保している ●パクシュ原発拡張はロスアトムの工事で変更なし ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は11日、訪問先のロシアで、同国産天然ガスの追加供給を含む新たなエネルギー協

「脱炭素で高度成長は幻想」、政府の見解を主要経済研が批判

Ifoなど有力な経済研究所は5日発表した『春季共同予測(GD)』で、ドイツ政府の経済・炭素中立化政策を批判した。脱炭素化を通して高度経済成長を実現するとした考えは幻想に過ぎないと一蹴。暖房のエネルギー源を化石燃料から再生

薬価規制を緩和へ、医薬品供給不足を受け法案を閣議了承

ドイツ政府は5日の閣議で、「後発医薬品の供給不足克服と小児薬の供給改善のための法律(ALBVVG)」案を了承した。厳しい薬価規制のしわ寄せで抗生物質や降圧剤など重要な医薬品の供給不足がここ数年、深刻化している現状を改める

ハンブルク港への中国社の出資、認可されない可能性も

独北部のハンブルク港トラーオルト・コンテナター埠頭(CTT)に海運大手の中国遠洋海運集団(COSCO)が出資する計画は認可されない可能性があることが分かった。外資による重要インフラへの出資規制を定めた政令に基づく審査を新

Fガスとオゾン層破壊物質の規制強化へ、EU加盟国が合意

欧州連合(EU)加盟国は5日の閣僚理事会で、冷蔵庫やエアコンなどに使用されるフッ素化ガス(Fガス)と、オゾン層破壊物質(ODS)の規制強化に向けた規則案の内容で合意した。すでに欧州議会は3月末に2つの規則案を採択している

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