企業情報

シーメンス―3Dプリントサービス会社を買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は2日、3Dプリント出力サービスの英マテリアルズ・ソリューションズへの出資比率を従来の14%から85%に引き上げ買収したと発表した。製造のデジタル化を一段と推し進める考え。買収金額は公 […]

シーメンス―利益見通し引き上げ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は4日の決算発表で2016年9月通期の利益見通しを上方修正した。競合のスイスABB、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が苦戦するエネルギー設備分野で好調を保っていることが大きく、1株利

アトテック―競売入札に中国企業が参加―

仏石油大手トタルが売りに出している独特殊化学子会社アトテック(ベルリン)の買収にエネルギー・化学大手の中国中化集団が関心を示しているもようだ。アトテックの競売入札に携わる人物の情報としてロイター通信が報じたもので、トタル

メルク―業績予測引き上げ―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は4日の決算発表で2016年12月期の業績見通しを引き上げた。4-6月期(第2四半期)の業績好調を受けたもので、売上高を従来予測の「148億~150億ユーロ」から「149億~1

ビルフィンガー―洋上風力関連事業を売却―

産業サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は5日、洋上風力発電用基盤の製造・設置事業から撤退すると発表した。産業サービス分野に経営資源を絞り込む戦略を受けた措置で、基盤の製造事業を産業持ち株会社の独VTCグループ、

アルノ―筆頭株主ワールプールが資本引き上げ―

経営不振の独キッチン家具メーカー、アルノ(プレンドルフ)は3日、筆頭株主の米家電大手ワールプールが保有する同社株14.08%を独投資会社タホ(Tahoe)が取得する見通しだと発表した。タホは同14.08%を取得するコール

フリックスブス―ドイツポストの長距離バス子会社を買収―

長距離バス独最大手のフリックスブス(ミュンヘン)は3日、競合ポストブスをドイツポストから買収すると発表した。顧客基盤をあらゆる年齢・消費者層に拡大するとともに、両社の路線を統廃合し運行網を強化する考えだ。11月1日付でポ

ドイツ銀行(銀行)―低金利が直撃、利益激減―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が7月27日発表した2016年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は2,000万ユーロとなり、前年同期の8億1,800万ユーロから大幅に落ち込んだ。歴史的な低金利を背景に売上高に相

ソーラーワールド(太陽電池)―経営危機再来の恐れ―

独太陽電池大手のソーラーワールド(ボン)は7月29日の決算発表で、2016年12月期の営業損益(EBITベース)予測を下方修正した。国際市場価格が年央に下落したことを受けたもので、「千万ユーロのケタ台前半の黒字」になると

テスラ(自動車)―「欧州にもバッテリー工場」=社長―

米電気自動車(EV)製造テスラのイーロン・マスク社長は7月30日、ネバダ州の巨大バッテリー工場の竣工式で欧州、中国および中国以外のアジアにも大規模なバッテリー工場を設置する考えを明らかにした。また、EV価格を引き下げて一

ダイムラー(自動車)―ハイヤー予約会社への出資引き上げ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は1日、ハイヤー予約サービスの独ブラックレーンへの出資比率を引き上げると発表した。ダイムラーは自動運転時代の到来をにらんで様々なモビリティサービスに手を広げており、その一環とし

BMW(自動車)―4-6月期好調、営業利益7.9%増加―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が2日発表した2016年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT)は27億2,500万ユーロとなり、前年同期比で7.9%増加した。主力の自動車部門が好調で全体をけん引。売上高は4

オスラム(照明)―一般照明事業を中国企業に売却―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は7月26日、一般照明事業を中国企業3社からなるコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。経営資源を特殊照明や発光ダイオード(LED)、システムソリューションなど最先端分野に絞り

BASF(化学)―「農業化学部門は売却しない」=社長―

独化学大手BASF(ルートヴィヒスハーフェン)のクルト・ボック社長は7月27日の決算発表で、農業化学部門を売却する考えはないことを明らかにした。同部門をめぐっては種子大手の米モンサントが買収交渉を進めているとの観測があっ

バイエル(製薬・化学)―業績見通し引き上げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は7月27日の決算発表で2016年12月期の業績見通しを引き上げた。比較的新しい特許薬の販売好調を受けて上半期決算が予想を上回ったためで、営業利益(EBITDA、特別要因を除く

フラポート(空港)―露プルコヴォ空港への出資引き下げ―

フランクフルト空港の運営会社フラポートは7月31日、露サンクトペテルブルクのプルコヴォ空港を運営する企業連合(タリタ・トレーディング)の資本10.5%をカタール投資庁(QIA)に売却し、出資比率を25%に引き下げると発表

ナンバー26―銀行免許取得、社名をN26に変更―

急成長中のフィンテック、ナンバー26(ベルリン)は21日、独金融監督庁(BaFin)と欧州中央銀行(ECB)から銀行免許を取得したと発表した。欧州全域で幅広いサービスを提供することが狙い。社名は今後、N26に改める。 ナ

コメルツ銀行―4-6月期減益に―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は25日、2016年4-6月期(第2四半期)の営業利益が3億4,200万ユーロとなり、前年同期の4億1,900万ユーロから18%減少する見通しを明らかにした。歴史的な低金利が影響。

美的集団―クーカ株86%を確保―

中国家電大手の美的集団は20日、ロボット大手の独クーカを対象に6月16日~7月15日の1カ月間、実施した株式公開買い付け(TOB)で同株85.69%を確保したと発表した。最低目標である30%を確保したことから、法律の規定

キオン―イ柴動力の出資比率40%に上昇―

物流・運搬機械大手の独キオン(ヴィースバーデン)は18日に増資を実施し、市場資金4億5,930万ユーロを調達した。独同業デマティックの買収に充てる。今回の増資の60%を引き受けた筆頭株主のイ柴動力(Weichai Pow

マイタクシー―英同業ヘイローと合併へ―

独自動車大手ダイムラーのタクシー配車サービス子会社マイタクシーは26日、英同業ヘイローと合併合意したと発表した。アプリを使った配車サービス市場では競争が激化しており、両社は合併により競争力を高める考えだ。欧州規制当局の承

フォルクスワーゲン―上期営業増益を確保―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は20日、2016年1-6月期(上半期)の営業利益が特別要因を除いたベースで前年同期(69億9,000万ユーロ)比7%増の75億ユーロとなり、市場の予測を大幅に上

オスラム―米社買収、自動車向けLED事業強化へ―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は21日、米同業ノヴィタ・テクノロジーズ(Novita Technologies)を買収することで合意したと発表した。自動車照明事業を強化することが狙いで、米国市場での競争力向上も目指す

トルンプ―売上成長鈍化―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)が25日発表した2016年6月通期の売上高(暫定値)は前期比3%増の28億ユーロとなり過去最高を更新したものの、伸び率はこれまでに比べ鈍化した。中国・ブラジル経済の低迷や欧米のロ

コベストロ―販売予測引き上げ―

化学大手の独コベストロ(旧バイエル・マテリアルサイエンス)は26日の決算発表で2016年12月期の販売量予測を引き上げた。第2四半期までの業績が好調なためで、従来予測の「1ケタ台半ばの伸び」から「1ケタ台半ば~後半の伸び

LIXIL―独子会社グローエを完全傘下に―

LIXILは19日、独子会社グローエを完全傘下に収めると発表した。共同出資者である日本政策投資銀行からグローエの資本を取得し9月末付で100%子会社化。ガバナンス強化、意思決定の迅速化、シナジー効果などを目指す。 LIX

SAP―「ブレグジットはビジネスチャンス」―

企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は20日の決算発表で、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)は同社にとって追い風になるとの見方を示した。ビル・マクダーモット社長はロイター通信に、ブレグジットを決めた6月の

ガレニカ―高カリウム血症治療薬メーカー買収へ―

スイスの製薬会社ガレニカ(ベルン)は21日、米同業レリプサを買収することで合意したと発表した。両社の製品は補完性が高いことから相乗効果を引き出す考え。独自の米国販売組織を獲得することも今回の買収の狙いだ。新薬子会社ビフォ

ルフトハンザ―エア・ベルリンの一部路線を取得か―

独航空最大手のルフトハンザ(フランクフルト)が同2位のエア・ベルリンから一部路線を譲り受ける方向で交渉しているもようだ。『ハンデルスブラット』紙が20日、報じた。両社は報道内容へのコメントを控えているものの、他のメディア

ルフトハンザ・テヒニク―エンジン整備分野で人員削減―

航空大手ルフトハンザのメンテナンス子会社ルフトハンザ・テヒニク(ハンブルク)は22日、航空機エンジンの整備分野でドイツ国内の従業員2,000人のうち700人を削減することで、サービス労組Verdiなどと合意したと発表した

HUKコーブルク―中古車販売に参入―

独自動車保険最大手のHUKコーブルクが中古車販売事業に試験参入する。『南ドイツ新聞』が報じ、同社が追認したもので、消費者の反応を確かめることが狙い。現時点で本格展開する計画はないとしている。 試験店舗を9月末、デュッセル

ウニクレディト―独子会社HVBのIPO検討か―

銀行大手の伊ウニクレディト(ローマ、ミラノ)が独子会社ヒポフェライン銀行(HVB)の新規株式公開(IPO)を検討しているもようだ。ロイター通信が12日報じたもので、ウニクレディトの幹部は同通信に「国の支援を受ける前にHV

ドイツ鉄道―伊バス会社を買収―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は12日、英子会社DBアライバがイタリア北部のバス運行事業者サブダ(Savda)を買収したと発表した。北イタリア事業強化策の一環。買収金額は明らかにしていない。 サブダは伊北西部のヴァッレ・ダ

モンサント―バイエルの買収提案を再度拒否―

農業化学大手の米モンサントは19日、独バイエルが同社買収に向けて行った2度目の提案の受け入れを拒否すると発表した。買収提示額が依然として低く株主に受け入れを推奨できないとしている。ただ、バイエルおよびその他の企業と「建設

K+S―中国企業を買収、アジア市場本格開拓へ―

肥料大手の独K+S(カッセル)は14日、中国同業の葫芦島鎂宝肥業(Huludao Magpower Fertilizers)を買収すると発表した。中国・東南アジア事業を強化することが狙い。取引金額は千万ユーロのケタ台の前

メルク―MS治療薬の承認再申請、EMAが受理―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は18日、多発性硬化症(MS)治療薬「クラドリビン」の承認申請を欧州医薬品審査庁(EMA)が受理したと発表した。同薬に対しては欧米の医薬品当局が否定的な見解を表明したため、同社は20

ノバルティス―4-6月期減収減益に―

スイスの製薬大手ノバルティスが19日発表した2016年4-6月期(第2四半期)の営業利益は前年同期比8%減の20億9,300万ドルへと落ち込んだ。白血病治療薬「グリベック」の特許切れと心不全治療薬「エントレスト」の市場投

ハパックロイド―中東系UASCと合併合意―

独海運最大手のハパックロイド(ハンブルク)は18日、同社と中東系同業のユナイテッド・アラブ・シッピング・カンパニー(UASC)が合併契約に調印したと発表した。合併はハパックがUASCを吸収する形で実施。ハパックは台湾の長

SAFホラント―同業ハルデックスにTOB―

ルクセンブルクに本社を置く商用車部品大手のSAFホラントは14日、スウェーデンの自動車部品メーカー、ハルデックスを買収する計画を発表した。商用車向け足回り部品を一手に供給できるサプライヤーになる考えで、独子会社を通して株

美的集団―クーカ株75%超を確保―

中国家電大手の美的集団は15日昼(ドイツ時間)、独産業ロボット大手クーカへの株式公開買い付け(TOB)でこれまでに76.4%を確保したことを明らかにした。30%以上の確保を成立条件としていたことから、TOBに成功したこと

ハイアール―独でマーケティング攻勢―

白物家電世界最大手の中ハイアール(海爾集団)がドイツ市場でマーケティング活動を強化する。消費者の認知度が低く、販売が振るわないためで、今年はマーケティング投資額を昨年の2倍に拡大する考えだ。欧州事業統括会社ハイアール・ヨ

ラファージュホルシム―インド事業を部分売却―

スイスのセメント大手ラファージュホルシム(ラッパースヴィル・ヨナ)は11日、インド事業の一部を現地企業ニルマ(Nirma)に売却することで合意したと発表した。ラファージュホルシムは昨年7月、セメント販売で世界1位のホルシ

ディール―ベンチャーキャピタル子会社を設立―

防衛システムや航空宇宙、金属加工、制御機器など幅広い分野で事業を展開する独ディール(ニュルンベルク)は5日、ベンチャーキャピタル子会社ディール・ベンチャーズを設立したことを明らかにした。自社では得にくい斬新な技術を取り込

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