AGC、伊バイオ医薬品会社の買収が決定
AGCは7月28日、イタリアのバイオ医薬品会社モレキュラー・メディスンの買収が決まったと発表した。イタリアのバイオ医薬品子会社AGCバイオロジクスを通じて実施していた株式公開買い付け(TOB)で、これまでに株式の約93% […]
AGCは7月28日、イタリアのバイオ医薬品会社モレキュラー・メディスンの買収が決まったと発表した。イタリアのバイオ医薬品子会社AGCバイオロジクスを通じて実施していた株式公開買い付け(TOB)で、これまでに株式の約93% […]
三菱ケミカルは7月30日、炭素繊維リサイクル事業を手がける独2社を買収すると発表した。循環型経済の推進に向けた取り組みの一環。スイス子会社三菱ケミカル・アドバンスド・マテリアルズ(MCAM)を通じてCFKヴァレー・シュタ
英製薬大手アストラゼネカは20日、英オックスフォード大学と開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、初期段階の臨床試験(治験)で強い免疫反応が確認されたと発表した。同社は9月にも供給を開始する方針を示しており
仏産業ガス大手のエア・リキードは16日、ロシア鉄鋼最大手ノボリペツク製鉄(NLMK)のリペツク本社工場に最新の空気分離装置(ASU)を設置すると発表した。NLMKと新たに結んだ長期供給契約に基づくもので、製鉄行程で使用さ
英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は7日、新型コロナウイルスのワクチン開発で、田辺三菱製薬のカナダ子会社メディカゴと提携したと発表した。GSKは仏サノフィなどとも同ワクチン開発で提携しているが、ウイルス様粒子(
カザフスタンの潤滑油製造会社ヒルのリトアニア販売子会社が、西部クライペダ郡に潤滑油工場を新設する。使用済み潤滑油を再生して新たに潤滑油を製造する狙い。投資規模は1億ユーロ強。まずは130~140人を雇用し、最終的に300
欧州委員会は3日、米バイオ医薬品企業ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」について、新型コロナウイルス感染症の治療薬として条件付きで承認したと発表した。EUで正式に承認された最初の新型コロナ治療薬となる。
ポーランドの肥料・化学大手グルパ・アゾティが国内南西部のケンジェルジン・コジュレに研究開発(R&D)センターを新設する。投資額は4,000万ズロチ(900万ユーロ)で、欧州連合(EU)が助成するポーランド国家産
英製薬大手アストラゼネカは26日、英オックスフォード大学と共同で開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、日本への供給に向けて日本政府と協議することで合意したと発表した。第一三共などと協力し、ワクチンの日本へ
仏製薬大手サノフィは23日、ワクチン開発での米トランスレート・バイオとの提携を拡大すると発表した。トランスレート・バイオが開発を進めている新型コロナウイルス向けワクチンの重要性を評価したもので、最大19億ドルの資金を提供
仏製薬大手サノフィは16日、6億1,000万ユーロを投じて国内に新たなワクチン工場と研究開発施設を開設すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を機に、国内でのワクチン開発、生産を拡充する。 サノフィは世界3位のワクチ
仏自動車部品大手のヴァレオは12日、車内用の消毒スプレー「ヴァレオ・クリムスプレー(Valeo ClimSpray)」が新型コロナウイルスに有効な「抗ウイルス剤」として認証されたと発表した。同消毒剤が欧州における殺生物性
英オックスフォード大学と共同で新型コロナウイルスのワクチン開発を進めている英製薬大手アストラゼネカは9日、米生物医学先端研究開発局(BARDA)から新たに2,370万米ドルの支援を受けたことを明らかにした。BARDAによ
欧州委員会は8日、米エランコ・アニマルヘルスが独バイエルの動物薬事業を買収する計画を条件付きで承認したと発表した。両社は耳炎治療薬など製品の一部を手放すことを求められる。 バイエルは2019年8月、動物薬事業をエランコに
英・オランダ系の食品・日用品大手ユニリーバは11日、本社を英国に一本化すると発表した。ロンドンとロッテルダムに本社を置く二重構造を解消し、経営を効率化するのが目的。2年前に打ち出した一本化計画は株主の反発で撤回に追い込ま
英製薬大手アストラゼネカは4日、英オックスフォード大学と開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、来年にかけて20億回分の生産が可能になるとの見通しを示した。インドの大手ワクチンメーカーとの提携を通じて生産能
欧州委員会は5月28日、武田薬品工業がアイルランド製薬大手シャイアーの買収に際して確約した資産売却の義務を免除したと発表した。欧州委はシャイアーの炎症性腸疾患治療薬「SHP647」の売却を条件に買収計画を承認したが、市場
米製薬大手メルクは5月26日、オーストリアのワクチンメーカーのテミス・バイオサイエンスを買収すると発表した。テミスは新型コロナウイルスのワクチン開発を進めている企業。メルクは同日、米国の非営利の研究団体「国際エイズワクチ
医薬品の認可などEUの薬事規制を統括する欧州医薬品庁(EMA)は、EUでは新型コロナウイルスに有効なワクチンが早ければ1年後に認可されると見込んでいる。
カバレリ氏は「ワクチン開発はゼロからスタートしなければならない」とした上で、ワクチン開発の難しさを強調。
米国、中国などEU域外で先に開発されても、域内に供給されるのは後回しになるため、EU内の製薬会社や研究所が開発し、認可されれば新型コロナ感染の封じ込めが一気に加速することになる。
新型コロナウイルスのワクチン開発をめぐり、仏製薬大手サノフィのポール・ハドソン最高経営責任者(CEO)が13日、ワクチンの供給先として米国を優先する意向を表明したことが波紋を広げている。
ハドソン氏は米ブルームバーグ通信とのインタビューで、サノフィが新型コロナのワクチン開発に成功した場合、「米国政府には最も多くのワクチンを事前発注する権利がある」と発言。
ワクチンが完成すれば各国に平等に供給すると強調した。
英・蘭資本の食品・消費財大手ユニリーバがハンガリー北東部のニールバートルにある工場を拡張する。
同国の投資促進公社(HIPA)がこのほど明らかにしたもので、施設面積を現在の3分の1にあたる1万1,000平方メートル増床する。
ニールバートル工場ではボディケア製品を生産している。
GSKは4月14日、新型コロナのワクチン開発でサノフィと提携したと発表した。
サノフィがワクチン候補の試験を実施し、GSKはアジュバント(免疫反応を高めるためワクチンと一緒に投与される物質)を提供する計画で、20年下半期の治験開始を予定している。
またGSKは4月初め、感染症治療薬開発の米VIRバイオテクノロジーに2億5,000万ドルを出資し、新型コロナ治療薬の開発で協力すると発表した。
英製薬大手アストラゼネカは4月30日、英オックスフォード大学が進める新型コロナウイルスのワクチン開発プログラムに参加し、開発・製造・供給で協力すると発表した。
18歳~55歳の約500人を対象とした治験のデータは5月中に出揃う見通しで、6月までにより広範な治験が実施される予定だ。
英政府はワクチン開発を後押ししており、オックスフォード大に200万ポンド(約27億円)の助成金を交付すると表明した。
スイス製薬大手ノバルティス(バーゼル)は2日、新型コロナウイルス治療薬の治験を実施すると発表した。
同社の医薬品「ジャカビ」が新型コロナに有効と目されることから、米同業インサイトと共同で治験の最終段階に当たる「第3相臨床試験」を行う。
新型コロナ患者の免疫システムの過剰反応を抑制する効果が見込まれることから、患者を対象とする治験に踏み切る。
英化学大手のイネオスは3月31日、新型コロナウイルス感染拡大に伴って需要が急増している手指消毒剤を生産する工場をフランスに新設すると発表した。
同社は先ごろ、英国とドイツに同工場を開設すると発表したばかり。
ドイツ、英国に10日以内に工場を開設すると3月24日に発表していた。
独医療器材メーカーのドレーゲルベルクは3月31日、新型コロナウイルスの感染が急拡大している米国に、医療用高機能マスクの工場を建設すると発表した。
東海岸地区に建設される同工場では、米国立労働安全衛生研究所(NIOSH)の規格に適合する「N95」と呼ばれる医療用マスクを生産し、米国内に限って供給する。
18カ月間で数千万枚規模のマスクを供給していくことで合意した。
オランダに本社を置くドイツ系のバイオインフォマティクス大手キアゲン(フェンロー)は17日、新型コロナウイルスの感染を調べる検査キットの生産能力を大幅に拡大すると発表した。
キアゲンは数週間前から同検査キットを生産している。
生産能力は現在、月150万セット。
ルーマニアの競争当局は先ごろ、同国のモルタル・断熱材メーカー、アデプラストに対するスイスの建設資材大手シーカによる買収案を承認した。
国内の3工場で年間115万トンの接着剤やモルタル、ポリスチレン、塗料などを生産するほか、2018年には2,200万ユーロを投じて南部のイシャルニツァに4つ目の工場を開設した。
シーカはルーマニアで昨年夏に屋根材メーカー、アルコン・メムブラネを買収している。
廃プラスチックの再生利用プロジェクト「PYREKOL」の一環で、ケミカルリサイクルした再生材を実際の生産工程へ組み込むための試験を実施する。
このうち、リサイクルされるのが37%、熱回収(サーマルリサイクル)されるのが18%で、残る45%は埋立処理されている。
ユニペトロルは、これまでリサイクルされていない廃材から原料を取り出し、通常のプラスチック生産工程で材料として活用することを目指している。
欧州包装材大手コベリスはこのほど、ポリエチレンシート(高密度PE及び高密度PE)の加工を手掛けるハンガリーのプラスチック・トランジットを買収したと発表した。
投資額などは明らかにされていない。
コベリスは将来的に同社を「コベリス・ピルトー」として再編する予定。
後発医薬品大手の独シュターダが東欧事業を強化している。
取得した医薬品はロシア、ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、カザフスタン、ウズベキスタンで販売されている。
シュターダではヴァルマルクのノウハウを生かすだけでなく、東部トジネツにある工場でシュターダブランドの医薬品を製造することも計画している。
ポーランド化学大手のグルパ・アゾティは5日、3Dプリンター用フィラメント材料の販売を開始したと発表した。
発売したフィラメント材料の製品名は「ターフューズ(Tarfuse)」。
アゾティでは粉末焼結積層造形方式(SLS)プリンター向けの特殊ポリマーや、光造形式(SLA/DLP)プリンター向けの紫外線(UV)硬化樹脂の開発にも取り組んでいる。
同社の推定によると、欧州におけるFDM材料の年間需要は5,000トンで、2023年まで年率20%強の増加が見込まれる。また、SLSプリンター向けポリマーの年間需要は750トンで、年23%の拡大が予想される。
3Dプリンター用材料の大手にはドイツのBASF、エボニック、米デュポンなどがある。
ロシア石油最大手の国営ロスネフチが2月19日発表した2019年第4四半期の純利益は1,580億ルーブル(24億ドル)となり、前年同期から45%拡大した。
営業利益(EBITDA)は通期で1.2%増の2兆1,050億ルーブル(325億ドル)に増加した。
第4四半期は4,880億ルーブルで、前期から11.9%縮小した。
パリを本社とする新会社を2022年までに設立し、上場させる方針だ。
このためサノフィは、APIに特化した新会社は欧州などで大きな需要が見込めると判断。
サノフィは新会社の上場に際して、株式の70%を公開し、残る30%は保有する計画という。
オランダの動物用医薬品メーカー、インターケミー・ベルケン・デ・アデラールは先ごろ、リトアニア第2都市のカウナスに設置した工場の稼働を開始すると発表した。
同市当局によると、工場では20人を雇用して年間6トンの製品を生産し、世界各地に輸出する。
投資額は明らかにされていない。
独化学大手ヘンケルはこのほど、モスクワ近郊にあるノギンスク工場の拡張を完了した。
ヘンケルは2013年にノギンスク工場を地場のヴェルキム(VellKhim)から買収した。
ヘンケルはロシアで11工場を運営する。
工業ガス製造の独メッサーはこのほど、仏同業エア・リキードのチェコ及びスロバキア子会社の買収に向け、独占交渉に入った事実を明らかにした。
エア・リキードはプラハとトゥルナヴァで工場を操業し、合わせて50人強を雇用している。
メッサーはプラハとブラチスラバで運営する両国の子会社に、エア・リキードの事業を統合する。
トルコ・トクソズグループは1月28日、後発医薬品を手がける子会社サノヴェルの株式30%をルクセンブルグの投資会社ヤマ(Yamma)・インベストメンツに2億ドルで売却したと発表した。
サノヴェルは年間3億箱の医薬品を製造している。
トクソズグループは医薬品、消費財、エネルギー業界に出資し、一般医薬品(OTC薬)やベビーフードも手がけている。
薬学を修めた人材が豊富なほか政府の支援もあり、R&Dに適した環境が整っていると判断した。
主にワルシャワのR&Dセンターに資金を投じる。
アストラゼネカはワルシャワR&Dセンターをグローバルレベルの重要拠点と位置付ける。
ロシアの化学企業ガス・シンテズ(Gaz Sintez)はこのほど、レニングラード州のバルト海港ヴィソツクに建設するメタノールプラントに、デンマークの触媒メーカーであるハルダー・トプソーの技術「SynCORメタノール」の採用を決めた。
新プラントは2023年に稼働し、年160万トンを生産する予定だ。
プロジェクト計画・設計は ロシアのエンジニアリング大手NIIKが担当している。
ロシアの化学企業オカポル(Okapol)が20日、ニージニーノブゴロド地方のジェルジンスクで樹脂コンパウンド工場を開所した。
オカポルは中期的に新工場の製造能力を強化する予定で、最終的に150人の雇用創出を見込む。
なお、オカポルは開所にあたり、化学大手シブールと新素材開発及びプラスチック再利用での提携で合意した。
製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は27日、バイオ医薬品の開発拠点をスイス西部のコルシエ・シュル・ヴヴェに設置すると発表した。
これまで様々な拠点に分散していた従業員250人が勤務することになる。
同センターでは持続可能性を重視し、自然光を最大限、活用するほか、窓ガラスの透過率を自由に変えることができるメルクの液晶窓「アイライズ」を採用する。
製薬大手の独バイエルは16日、本社があるレバークーゼンの工場の運営を、受託製造を手がける中国の薬明生物技術に委託することで合意したと発表した。
バイエルはコバールトリイを主に米バークレー工場で生産している。
今後も同工場を主な生産拠点とする意向で、薬明生物はバックアップメーカーとして同剤を生産することになる。
欧州委員会は10日、米製薬大手アッヴィがアイルランドの同業アラガンを買収する計画を承認したと発表した。
アッヴィは2019年6月、アラガンを約630億ドルで買収することで合意したと発表した。
アッヴィはこうした懸念に対応するため、ブラジクマブの開発・製造・販売に係る全ての権利を第三者に譲渡することを提案し、欧州委はその実施を条件に買収計画を承認した。
スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は12月19日、マスターバッチ事業を米同業ポリワンに売却することで合意したと発表した。
同事業を15億6,000万ドルと評価して取引を行う。
20年末までにさらに顔料事業を売却する意向だ。
製薬大手の仏サノフィ(パリ)は9日、糖尿病治療薬の研究開発(R&D)活動を全面停止する方針を明らかにした。
糖尿病薬は独フランクフルトに中核拠点がありため、同地では人員整理懸念などが浮上している。
サノフィはフランクフルトのヘキスト工業団地を糖尿病薬事業の統括拠点としている。
仏製薬大手サノフィは9日、米バイオ医薬品会社シンソークスを買収することで合意したと発表した。
サノフィは株式公開買い付け(TOB)を実施し、シンソークスを買収する。
まだ赤字となっているが、サノフィは将来性を評価し、時価を大きく上回る価格で買収する。
デンマークの断熱材メーカー、ロックウール・グループ(コペンハーゲン)は12月3日、ルーマニア南部のプロイシェチ近郊でミネラルウール断熱材の工場を開設したと発表した。
約170人を直接雇用するほか、300人をサービスと物流で間接雇用する。
生産するミネラルウール断熱材は玄武岩を原料とし、防火や防音、断熱などの幅広い用途を持つほか省エネ効果にも優れる。
エテアはリトアニアに生産拠点を構えるにあたり、半年前に現地子会社を設立した。
新工場では近隣にある小麦加工会社ロケッテ・アミリナのデンプン製造工程で出る残滓物を原料とし、アルコール飲料用の天然エタノールと、化粧品や医薬品に使用される無水エタノールを製造する。
年産能力は3万2,000トンで、約25人の雇用を創出する計画だ。
伊樹脂加工メーカーのシルマックス(Sirmax)は先ごろ、ポーランド中部のクトノで第2工場を開設したことを明らかにした。
自動車産業向けに複合材を生産する。
工場で生産予定の熱可塑性樹脂製品「Xelter」は、自動車のシーリング材や内装部品及び付属品、家庭用シーリング材など柔軟性と復元性が求められる箇所に使用される。