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2012/12/7

総合 – 自動車産業ニュース

ドイツ乗用車新車登録、11月は3.5%減

この記事の要約

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2012年11月の乗用車新車登録は25万9,846台となり、前年同月に比べ3.5%減少した。1~11月の累計は前年同期比1.7%減の287万8,173台となった。(5~6頁の表グラ […]

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した2012年11月の乗用車新車登録は25万9,846台となり、前年同月に比べ3.5%減少した。1~11月の累計は前年同期比1.7%減の287万8,173台となった。(5~6頁の表グラフ参照)

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11月の新車登録のうち法人は全体の63.9%を占めた。うち、自動車ディーラーによる登録が5万8,000台、レンタカー会社の登録は約2万6,000台だった。

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燃料別では、ガソリンが全体の49.6%、ディーゼルは49.0%とほぼ同水準となった。代替燃料車は全体の1.4%にとどまり、うち半数以上がハイブリッド車だった。

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セグメント別では、ミニ(VW「Up」など)が54.4%増、ミニバン(メルセデス・ベンツ「Bクラス」など)が8.1%増、オフロード車(VW「ティグアン」など)が12.0%増となった。セグメント別の中で最もシェアが大きいコンパクトクラス(VW「ゴルフ」「ジェッタ」など)は11.8%減少した。

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ブランド別では、独最大手のフォルクスワーゲン(VW)が5.5%増となり、市場シェアで22.9%を確保した。アウディ(2.1%増)、ポルシェ(8.2%増)も前年実績を上回った。

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国外ブランドでは、セアトが54.8%増と急伸。国外ブランドでは最も販売台数が多いルノー/ダチアは15.1%減少した。

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日本勢では、スバルが50.4%増の755台に急増。マツダも35.6%増の3,177台と大きく伸ばした。トヨタ/レクサスは1.5%増の6,798台を確保した。一方、ホンダ、日産/インフィニティ、三菱自、スズキ、ダイハツは20~30%台の2ケタ減少となった。

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■ 生産・輸出が減少

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独自動車工業会(VDA)によると、2012年11月の国内生産は前年同期比5%減の49万7,700台にとどまった。自動車メーカーでは生産規模を落として在庫を減らす動きが強まっている。VDAは、2012年通期の生産は前年比約3%減の約540万台にとどまると予想している。

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11月の輸出は2%減の38万2,700台だった。VDAは通期の輸出は400万台を超えるものの、前年を約2%下回ると予想している。

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