独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は10日、北米国際自動車ショー(デトロイト・モーターショー)で北米市場向けに開発した「パサート」を発表した。同モデルは米テネシー州チャタヌーガに建設した新工場で生産し、8月半ばから販売を開始する予定。
\同モデルは「S」「SE」「SEL」の3バージョンがあり、タイヤ空気圧監視システム、ブレーキアシスト付きABS、ヒルスタートアシスト、6個のエアバッグ、ヒートプロテクトガラスなどを標準装備している。
\エンジンはクリーンディーゼル(TDI)(出力103/140PS、燃費43mpg)、5気筒ガソリンエンジン(125kW/170PS)、6気筒ガソリンエンジン(VR6)(出力206/280PS)から選択できる。また、VR6エンジンはデュアルクラッチトランスミッション(DSG)を標準装備する。
\ \■ 新型パサート、2018年までに100万台の販売を見込む
\ \VWは1987年にパサートを北米市場に投入し、これまで23年間で約70万台を販売した。新型パサートでは、今後7年間で約100万台の販売を見込んでいる。米国市場全体では2018年までに販売規模を現在の3倍の約80万台に拡大する目標を掲げている。
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