自動車産業ニュース

ボルボ・カーズ、全新車モデルでOTA更新機能が利用可能に

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは7日、すべての新車モデルで無線通信(OTA)による自動アップデート機能が利用可能になったと発表した。新たに「XC90」、「S60」、「V60」の新モデルに搭載したことで、同機能を利

独ボッシュ、英ファイブを買収・自動運転技術を強化

独自動車部品大手のボッシュは12日、自動運転向けのソフトウエアを開発する英新興企業のファイブを買収すると発表した。買収金額は公表していない。4月初めに買収契約を締結した。同契約の成立には、カルテル当局の認可が必要となる。

印タタ製鉄、英の冷間圧延工場近代化に数千万ユーロを投資

インド鉄鋼大手のタタ製鉄は7日、英国中部ノーサンプトンシャー州のコービーにある冷間圧延工場の近代化に数千万ユーロを投資すると発表した。工場4棟のうち1棟に最新技術を導入し、生産効率や省エネ、顧客の利便性を向上させる。20

独コンチネンタル、ロシア工場で生産を一部再開

独自動車部品大手のコンチネンタルは、ロシアでの生産を一部再開したもようだ。4月20日付の独日刊紙『フランクフルターアルゲマイネ』が報じたもので、コンチネンタルは同紙の取材に対し事実関係を認めている。なお、現地の発注に対応

独ヒルシュフォーゲル、ローターシャフトの生産能力増強

独自動車部品メーカーのヒルシュフォーゲルは13日、独南部のショーンガウ工場に2,700万ユーロを投資すると発表した。これにより、電気駆動システムの部品であるローターシャフトの生産能力を増強する。自動車大手から大型契約5件

EUが対ロシア制裁第5弾を正式発表、8月から石炭輸入禁止

欧州委員会は8日、ロシアからの石炭の輸入禁止などを柱とする対ロ追加制裁の詳細を正式発表した。木材やセメントなどの輸入も禁止するほか、ロシア船舶の欧州連合(EU)域内への入港禁止、主要4銀行との全面的な取引禁止などを盛り込

欧州委員長がウクライナ訪問、EU加盟手続き「できる限り加速」

欧州委員会のフォンデアライエン欧州委員長は8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した。 フォンデアライエン氏は会談後の共同記者会見で「この戦争は国際社会全体への挑戦であり、ウクライナの戦い

屋内のマスク着用義務、スペインが解除へ

スペイン政府は屋内でのマスク着用義務を20日に解除する方針だ。ダリアス保健相が6日明らかにした。新型コロナウイルスの感染者は依然として多いものの、ワクチンの接種率が90%を超え、医療ひっ迫が避けられていることから規制を緩

ボルボ・カーズ、イスラエルの新興企業StoreDotに出資

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーズは19日、傘下のベンチャーキャピタル投資会社ボルボ・カーズ・テックファンドを通して、イスラエルの新興企業StoreDotに資本参加すると発表した。StoreDotはシリコンを主要材料

独ユニパー、ブルー水素の生産で英シェルと協力

独エネルギー大手のユニパーは12日、英石油大手のシェルとブルー水素の生産で協力すると発表した。英東部ノース・リンカンシャーのキリングホルムにあるユニパーの拠点でブルー水素を生産する計画。 ブルー水素は、化石燃料由来の水素

VW

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は13日、ドイツで新車リースのオンライン販売サービスを開始したと発表した。自動車リースおよび販売におけるデジタル化戦略の一環。リースの対象車種は今のところ、電気自動車「ID.4」

Red Lion Controls

英スペクトリス・グループ傘下の産業用オートメーション機器・ネットワーク製品メーカーである米レッドライオン・コントロールズ(以下、レッドライオン) は4月4日、独MBコネクトラインを買収したと発表した。MBコネクトラインは

Electric Software Hub

独自動車大手のメルセデスベンツがこのほど開設した電気駆動技術およびソフトウエアの開発センター。独南部のジンデルフィンゲンにあるメルセデス・テクノロジー・センター(MTC)に2億ユーロ超を投資して建設した。同センターには従

2022年1~3月 1/3

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)・グループは14日、2022年第1四半期(1~3月)の電気自動車(BEV)の出荷台数が9万9,100台となり、前年同期に比べ65.2%増加したと発表した。 地域別では、欧州が最も多

ドイツ乗用車新車登録、3月は17.5%減少 1/4

ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、2022年3月の国内乗用車新車登録が24万1,330台となり、前年同月に比べ17.5%減少したと発表した。半導体不足が引き続き、新車市場に影響している。1~3月の累計は、前年同期比4.6

独自工会、通期の生産台数予想を下方修正

独自動車工業会(VDA)は5日、2022年通期の国内生産台数の予想を前年比7%増の330万台に下方修正した。これまでは前年比13%増を予想していた。ロシアのウクライナ侵攻によるサプライチェーンや世界経済への影響を考慮した

英新車登録、3月は14.3%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は5日、同国の2022年3月の乗用車新車登録が24万3,479台となり、前年同月に比べ14.3%減少したと発表した。今年は3月の登録台数では、1998年以来の最低水準だった。部品の供給不足による

ヴァルメット、ソーラー電気自動車を受託生産

フィンランドの自動車受託生産メーカー、ヴァルメット・オートモーティブ (以下、ヴァルメット)は5日、ソーラー電気自動車(SEV)を開発するドイツの新興企業ソノ・モーターズとSEVの受託生産契約を締結したと発表した。 ソノ

スカニア、SBTiに基づくサプライチェーンの削減目標を設定

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は3月29日、温室効果ガス排出削減に向けた国際共同イニシアチブである「サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアチブ(SBTi)」に基づき、新たにサプラ

英JLRがSBTiに基づく削減目標を設定、直接排出分で46%を削減

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は3月31日、温室効果ガス排出削減に向けた国際共同イニシアチブである「サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアチブ(SBTi)」に基づいた削減目標を発表した。温室効果ガ

中国BYDが電気バス30台を追加受注、ヘルシンキ向けに

中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は3月31日、北欧のバス運行最大手ノビナ(Nobina、フィンランド)から電気バス「eBus」30台を追加受注したと発表した。ヘルシンキ都市圏の路線バスとして今年

蘭ヒアの地図情報サービス、中国高級車「紅旗」に採用

蘭デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは3月29日、同社の位置情報サービスが中国自動車大手・第一汽車(FAW)の高級車ブランド「紅旗(ホンチー)」に採用されたと発表した。同ブランドが欧州とGCC(湾岸協力会議)諸国向け

欧州委、持続可能な製品政策発表

欧州委員会は3月30日、欧州連合(EU)域内で販売される幅広い製品を対象に、耐久性に優れ、再利用や修理などがしやすい製品の設計やリサイクルの推進を目的とする、持続可能な製品政策に関する枠組みパッケージを発表した。これはE

EUが中国と首脳会議、ロシア支援をけん制

欧州連合(EU)と中国は1日、オンライン形式で首脳会議を開き、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐる問題を中心に協議した。EUは中国に対し、制裁逃れにつながるようなロシアへの支援を行わないよう求め、中ロの連携をけん制

スペイン産コロナワクチン、EU当局が逐次審査開始

欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は3月29日、スペインの製薬会社イプラが開発中の新型コロナウイルスワクチンの承認に向けた「逐次審査」を開始したと発表した。ブースター接種(追加接種)での使用を想定し、審査を進める。

仏カルフール、店舗駐車場にEV充電施設整備

仏小売り大手のカルフールは3月30日、国内の店舗で電気自動車(EV)用充電設備の整備を進めると発表した。同国でのEV普及を後押しするのが目的。2025年までに700カ所を超える充電ステーションを傘下のスーパーやハイパーマ

フォード、緊急車両向けスマート信号システムを実証試験

米自動車大手フォードの欧州法人(独ケルン)は3月29日、コネクテッド機能を装備する緊急車両向けのスマート信号機システムの実証試験を成功裏に終えたことを明らかにした。自動車、通信インフラ、道路インフラ間の通信技術であるセル

Daimler Truck

独商用車大手のダイムラー・トラックの金融サービス子会社であるダイムラー・トラック・ファイナンシャル・サービス は1日、商用車向けの金融サービス事業を新たに4カ国(アルゼンチン、ベルギー、イタリア、オランダ)で開始すると発

SAFホランド

独商用車部品大手のSAFホランド は3月30日、英国の物流企業IMS Limitedを買収したと発表した。英国およびアイルランドにおける物流サービス事業を強化し、現地の顧客基盤を拡大する。買収金額は数百万ユーロ。IMSは

ContiRe.Tex

独自動車部品大手のコンチネンタルが開発したペットボトルをリサイクルしてポリエステル糸に加工する技術。コンチネンタルは5日、ペットボトルを再利用したポリエステル糸を使用したタイヤを市場投入すると発表した。 当初は、夏用タイ

ロシア新車販売、3月は62.9%減少 1/2

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2022年3月の新車販売(乗用車・小型商用車)が5万5,129台となり、前年同月に比べ62.9%減少したと発表した。1~3月の累計は、前年同期比28.4%減の27万7,33

横浜ゴム、トレルボルグからTWS買収・OHT事業強化

横浜ゴム(東京都港区)は3月25日、スウェーデンの産業用ゴム大手トレルボルグから農機・産業車両用タイヤなどを生産・販売するトレルボルグ・ホイール・システムズ(TWS)を買収すると発表した。トレルボルグからTWSの全株式を

ZF、韓国ソフトウエア会社に6%出資

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3月29日、韓国のソフトウエア開発会社ストラドビジョン(StradVision)の資本の6%を取得したと発表した。これにより自動運転機能における周辺環境の認識技術を強化する

EUが5千人規模の即応部隊創設、ロシアの脅威に対応

欧州連合(EU)加盟国は3月21日に開いた外相・国防相理事会で、EUの2030年までの安全保障・防衛戦略の指針を採択した。最大5,000人規模の即応部隊を25年までに創設するのが柱。ロシアのウクライナ侵攻が欧州の安全保障

EU・米、個人データ移転ルールで基本合意

欧州連合(EU)と米国は3月25日、個人データの移転ルールで基本合意した。EUから米国に個人データを移転する際のルールを定めた「プライバシー・シールド」がEU司法裁判所に無効と判断され、新たな枠組みについてEU米間で協議

Hella

仏自動車部品大手フォルヴィアグループ傘下の独自動車照明・電子部品大手ヘラー は3月24日、電気自動車(EV)のダッシュボード(インパネ)向けの一体型多機能パネルを開発したと発表した。同パネルは、レドーム(レーダーの保護カ

Continental

独自動車部品大手のコンチネンタル は3月24日、商用車向けのタイヤ空気圧監視システム(TPMS)「TPMS Update Plus Transport」を発売したと発表した。今年7月から欧州連合(EU)域内で新車として販

ATLAS-L4

自動運転トラックに関する産学連携プロジェクト。高速道路上の物流センターの間を自動運転機能「レベル4(L4)」を搭載したトラックで走行する技術の研究開発に取り組む。産業界、学術界、交通インフラの運営会社などが協力し、202

仏トタルが露からの原油調達中止、LNG事業は継続

仏エネルギー大手のトタルエナジーズは3月22日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシア産原油、石油製品の購入を年内に中止すると発表した。一方、液化天然ガス(LNG)事業は継続する。 トタルのドイツにある製油所はロシアから

上部へスクロール