イギリス

英JLRの通期販売12.1%減、コロナに伴う消費落ち込みが影響

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)が18日発表した2019/20年度の世界新車販売は50万8,659台となり、前年度から12.1%減少した。

コロナ危機が顕在化した第4四半期(1-3月期)は前年同期比30.9%減の10万9,869台に落ち込んだ。

JLRは中国市場について、第2、第3四半期ともに2ケタ成長を確保した後、第4四半期に大きく落ち込んだが、都市封鎖(ロックダウン)措置の緩和で販売業者が営業を再開しているため今後販売は回復するとみている。

英イネオス、国内病院への消毒剤供給開始

新型コロナウイルス感染拡大で需要が急増している手指消毒剤の生産に着手した英化学大手のイネオスは10日、新設した英工場が国内の病院への供給を開始したと発表した。

同社はフランスにも手指消毒剤の工場を設置すると3月末に発表したばかりだが、8日に仏2番目の工場を開設することを明らかにした。

これによって手指消毒剤の生産拠点は4カ所に拡大する。

英新車登録、3月は44.4%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は6日、同国の2020年3月の乗用車新車登録が25万4,684台となり、前年同月に比べ44.4%減少したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて販売店が営業を休止したためだ。減少幅は20

日産、英工場の操業停止を4月末まで継続

日産自動車は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて実施している英サンダーランド工場の操業停止を4月末まで継続すると発表した。

スペイン工場の生産休止も継続する。

日産はスペインの全工場も操業を停止しており、すでに約3,000人の一時解雇を決めた。

英大手銀が20年中の配当中止を表明、新型コロナ対応で英中銀が要請

バークレイズやHSBCホールディングスをはじめとする英国の大手銀行は3月31日、少なくとも2020年末まで株主への配当支払いを中止すると発表した。

PRAは声明で「株主は配当金を受け取れなくなるが、経済が混乱する中で銀行が果たすべき役割を考えると、これは賢明な予防的措置だ」と各行の決定を歓迎した。

新型コロナウイルス問題への対応をめぐっては、欧州中央銀行(ECB)も3月27日にユーロ圏の銀行に対し、少なくとも10月まで株主への配当支払いや自社株買いを控えるよう要請した。

日産、英工場の操業停止を4月末まで継続

日産自動車は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて実施している英サンダーランド工場の操業停止を4月末まで継続すると発表した。

スペイン工場の生産休止も継続する。

日産はスペインの全工場も操業を停止しており、すでに約3,000人の一時解雇を決めた。

英化学大手イネオス、手指消毒剤を仏でも生産

英化学大手のイネオスは3月31日、新型コロナウイルス感染拡大に伴って需要が急増している手指消毒剤を生産する工場をフランスに新設すると発表した。

同社は先ごろ、英国とドイツに同工場を開設すると発表したばかり。

ドイツ、英国に10日以内に工場を開設すると3月24日に発表していた。

英乗用車生産、2月は0.8%減少・通期で110万台弱も

英自動車工業会(SMMT)は3月27日、2020年2月の同国の乗用車生産が12万2,171台となり、前年同月に比べ0.8%減少したと発表した。

SMMTの委託により実施した生産休止の影響に関する調査によると、同国の乗用車生産は2020年末までに約20万台減少する見通し。

SMMTによると、英国の2月の商用車生産は、前年同月比13.6%減の7,980台に減少した。

ダイソンが人工呼吸器生産へ、英政府の要請で

すでに試作品をテストしている段階にあり、新型コロナウイルスに感染した肺炎患者の治療に向けて増産体制を構築する計画だ。

このため、政府は国内の医療機関で不足している人工呼吸器の供給を拡大したい考えで、ダイソンなどに生産を要請していた。

24時間体制で対応している。

破綻のローラアシュレイ、店舗の半数を閉鎖

新型コロナウイルス感染拡大のあおりで経営破綻した英有名ファッション・家庭用品ブランドのローラアシュレイは23日、英国で展開する147店の約半数に相当する70店を閉鎖すると発表した。

事業を縮小し、買い手を探す。

70店の閉鎖により、約2,700人の従業員のうち721人が失職する。

ダイソンが人工呼吸器生産へ、英政府の要請で

すでに試作品をテストしている段階にあり、新型コロナウイルスに感染した肺炎患者の治療に向けて増産体制を整備する計画だ。

このため、政府は国内の医療機関で不足している人工呼吸器の供給を拡大したい考えで、ダイソンなどに生産を要請していた。

24時間体制で対応している。

今年の英自動車生産、コロナ危機で18%減少=業界団体

英自動車工業会(SMMT)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2019年の国内の生産台数が前年比で18%減少し、110万台を割り込むとの試算を示した。

コロナ危機が長期化すれば、さらに落ち込むと懸念している。

英国では日産、ジャガー・ランドローバーをはじめとする自動車メーカーの全工場が、新型コロナ対応で生産を停止しており、再開の目途は立っていない。

ソフトバンクG出資の英ワンウェブが破産申請、新型コロナで資金繰り悪化

ソフトバンクグループ(SBG)が出資する英衛星通信企業ワンウェブは27日、ニューヨーク州の破産裁判所に米連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。

SBGは約20億ドルを出資する筆頭株主。

英紙フィナンシャル・タイムズによると、ワンウェブはSBGに対して新たに20億ドルの出資を打診していたが、協議がまとまらなかったという。

JLR、英国工場の生産休止

状況を見極めた上で4月20日の週に生産を再開する意向を示している。

インドとブラジルの工場は、現時点では生産を継続しているとした。

また、中国の合弁工場は2月24日の週に生産を再開している。

英ローラアシュレイが破綻、新型コロナで経営行き詰まり

同社は主要株主に支援を要請したが拒否され、新たな出資者による資本注入を模索していたが、実現に至らず、資金繰りに行き詰まって破綻した。

英国では小売り、外食、運輸を中心に多くの企業が新型コロナウイルスの感染拡大で経営が悪化しており、地域航空会社のフライビーが5日、旅客の急減で経営破綻したばかり。

英政府は17日、こうした事態に対応するため、資金繰りが厳しい企業に総額3,300億ポンド(約42兆6,000億円)の融資保証を行うことを柱とする支援策を発表した。

ブリティッシュ・スチール、中国企業による買収が完了

中国の複合企業・敬業集団は9日、経営破綻した英鉄鋼大手ブリティッシュ・スチールの買収が完了したと発表した。

敬業集団はブリティッシュ・スチールの英、オランダの製鉄所を取得した。

買収によってブリティッシュ・スチールの従業員は約450人が失職するものの、3,200人の雇用が維持される。

ブリティッシュ・スチール、中国企業による買収が完了

中国の複合企業・敬業集団は9日、経営破綻した英鉄鋼大手ブリティッシュ・スチールの買収が完了したと発表した。

敬業集団はブリティッシュ・スチールの英、オランダの製鉄所を取得した。

買収によってブリティッシュ・スチールの従業員は約450人が失職するものの、3,200人の雇用が維持される。

英新車登録、2月は2.9%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は5日、同国の2020年2月の乗用車新車登録が7万9,594台にとどまり、前年同月に比べ2.9%減少したと発表した。個人需要の低迷が減少の主因。1~2月の累計では、前年同期比5.8%減の22万8

英JLR、ロンドンでEV「Iペース」によるハイヤーサービスを開始

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は3日、ロンドンで電気自動車(EV)SUV「ジャガー・Iペース」によるハイヤーサービス「ハブン(Havn)」を開始したと発表した。

ハブンの利用者はオンライン予約する際に車両のオーディオや空調、運転手とのコミュニケーショの好き嫌いなどを設定することができる。

同サービスでは運転手をフルタイムで雇用することで質の高いサービスが提供できるとしている。

英地域航空会社フライビーが破綻、新型コロナがとどめに

英国の地域航空会社フライビーが経営破綻した。

すでに経営危機に直面していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で旅客が急減し、資金繰り行き詰まって5日に運航を停止。

英国最大の地域航空会社で、地方路線の半数以上を運航している。

英レボリュート、欧州有数のフィンテック企業に

英国の新興フィンテック企業レボリュートは2月25日、シリーズDと呼ばれる資金調達ラウンドで、総額5億ドルの資金を調達したと発表した。

それでも成長性が高く評価され、企業価値は前回(2018年4月)の資金調達時の17億ドルから3倍以上に拡大した。

新たに調達した資金は欧州での事業拡大、新サービスの開発などに充てる。

JLR出資の自動車通販サイト、米ベンチャーファンドと戦略提携

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は19日、ベンチャーキャピタル(VC)子会社のインモーション・ベンチャーズが出資する米自動車通販サイトのデジタル・モータースが、自動車産業専門のVCである米オートテック・ベンチャーズと戦略提携したと発表した。

自動車のネット販売市場の拡大をにらみ、「車のネット通販」向けの新たなソリューションの開発で協力する。

自動車のネット販売プラットフォームとフィンテックを融合し、ディーラーやレンタカー事業者が顧客とオンライン上で取引を完結できるサービスを提供している。

英HSBCが大型リストラ、投資銀行縮小など

投資銀行部門の縮小などにより、2022年末までに1,000億ドル規模の資産圧縮を進め、年間コストを45億ドル削減する。

19年は香港の反政府デモ激化や、欧州の投資銀行部門などの減損処理が経営を大きく圧迫し、税引き前利益は前年を3割下回る133億5,000万ドルに縮小した。

投資銀行部門ではリスク調整済資産を米国で45%、欧州で35%圧縮する。

英乗用車新車市場、グレーが2年連続で首位に

英自動車工業会(SMMT)によると、同国の2019年の乗用車新車登録(231万1,140台、前年比2.4%減)のうち、ボディカラー別ではグレーが市場シェア22.6%で最も多く、2018年から2年連続で首位となった。

グレーは2018年に黒を抜いてトップに躍進した。

2019年は、グレー、黒、白の上位3色を合計すると市場シェア全体の約60%を占めている。

英JLRの生産施設、2年連続でカーボン・ニュートラル認定

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は11日、国内の工場が、英政府系機関の「カーボン・トラスト」から二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量をプラスマイナスゼロとする「カーボン・ニュートラル」施設として認定されたと発表した。

JLRの英国生産拠点は英国規格協会(BSI)によるカーボン・ニュートラルの国際規格「PAS2060」の認証を受けており、同社の世界自動車生産の77%が該当する。

JLRでは今回の認定を記念して、完全電気自動車(EV)SUV「ジャガー・Iペース」が英国内拠点6カ所を巡る記念ツーリングを実施した。

英RBS銀、社名を「ナットウエスト」に変更

英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は14日、社名を「ナットウエスト・グループ」に変更すると発表した。

ナットウエストはRBSが2000年に買収したナショナル・ウエストミンスター銀行の略称。

RBSが海外事業を縮小したことで、世界的なブランドとして通用しなくなったこともあって、ナットウエストに変更することを決めた。

ボーダフォンが欧州で中核部分から華為排除へ、他社製品への交換に2億ユーロ

英携帯大手ボーダフォン・グループは5日、欧州の通信網の中核部分から中国の華為技術(ファーウェイ)の製品を排除する方針を明らかにした。

一方、欧州委員会は1月末に公表した5Gの安全性強化に向けた勧告で、加盟国に対し「高リスク企業」がネットワークの中核部分に参入するのを制限または阻止できる仕組みを導入するよう促す一方、ファーウェイ製品の完全な排除は求めなかった。

こうした事態に備えてファーウェイ製品を欧州の中核ネットワークから排除し、他社製品に交換すると表明。

ボーダフォンが欧州で中核部分から華為排除へ、他社製品への交換に2億ユーロ

英携帯大手ボーダフォン・グループは5日、欧州の通信網の中核部分から中国の華為技術(ファーウェイ)の製品を排除する方針を明らかにした。

一方、欧州委員会は1月末に公表した5Gの安全性強化に向けた勧告で、加盟国に対し「高リスク企業」がネットワークの中核部分に参入するのを制限または阻止できる仕組みを導入するよう促す一方、ファーウェイ製品の完全な排除は求めなかった。

こうした事態に備えてファーウェイ製品を欧州の中核ネットワークから排除し、他社製品に交換すると表明。

米車部品大手ボルグワーナー、英デルファイを買収

米自動車部品大手のボルグワーナーは1月28日、英同業デルファイ・テクノロジーズを買収することで合意したと発表した。

買収は株式交換方式で実施される。

買収で誕生する新会社の株式の84%はボルグワーナーの株主、16%はデルファイの株主が保有することになる。

英新車登録、1月は7.3%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は5日、同国の2020年1月の乗用車新車登録が14万9,279台となり、前年同月に比べ7.3%減少したと発表した。

ガソリン車も9.5%減少した。

代替燃料車全体の1月の市場シェアは11.9%となり、前年同月の6.8%から大幅に拡大した。

英乗用車生産、2019年は14.2%減少・3年連続で減少 1/3

2019年の乗用車生産の内訳は、国内向けが前年比12.3%減の24万7,138台、輸出向けも14.7%減の105万5,997台と大幅に減少した。

EU向けの輸出は前年に比べ11.1%減少している。

SMMTによると、英国の2019年の商用車生産は、前年比7.8%減の7万8,270台に減少した。

英国政府、2035年までにガソリン・ディーゼル車の販売禁止へ

英国政府は4日、2035年までに乗用車の新車販売におけるガソリン車およびディーゼル車の販売を禁止する方針を発表した。

2017年に発表した計画では2040年までとしていたが、5年前倒しした。

また、「(移行を)成功させるためには、需要を喚起するための広範囲に渡る適切な財務支援や政策、投資が必要」と述べ、市場を活性化するための包括的な支援措置を政府に要請した。

日産とウーバーが提携、ロンドンのドライバーにEV「リーフ」2000台を供給

日産自動車は1月24日、ロンドンで営業する米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのドライバー向けに、完全電気自動車(EV)の「リーフ」を2,000台供給することでウーバーと合意したと発表した。

ウーバーはロンドンで営業するドライバー約4万5,000人の使用車両を2025年以降にすべて電動化することを目指している。

2019年1月に導入されたクリーンエアプランではロンドン市内の走行料金を1マイル当たり15ペンス引き上げ、ドライバーの電動車導入を支援する基金として活用する。

米車部品大手ボルグワーナー、英デルファイを買収

米自動車部品大手のボルグワーナーは1月28日、英同業デルファイ・テクノロジーズを買収することで合意したと発表した。

買収は株式交換方式で実施される。

買収で誕生する新会社の株式の84%はボルグワーナーの株主、16%はデルファイの株主が保有することになる。

ボーダフォン、エジプト事業をサウジ企業に売却

携帯電話サービス大手の英ボーダフォンは1月29日、エジプト事業をサウジアラビア通信最大手のサウジ・テレコムに売却することで基本合意したと発表した。

ボーダフォンのほか、同国の国営通信会社テレコム・エジプトが45%を出資している。

サウジ・テレコムはエジプトでボーダフォンのブランド名を使用し、サービスを展開する。

英JLRの新開発シート、歩行時と同じ刺激を筋肉に

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は16日、長時間のドライブによる身体負荷を軽減するための新たなシートを開発していると発表した。

「モーフィングシート」と呼ばれるもので、内蔵した複数のアクチュエーターが歩行しているのと同じような刺激を筋肉に与え、(筋肉)疲労を緩和する。

シートの動作は個々の乗員に応じて自動調節される。

英政府、地域航空会社フライビーの救済で株主と合意

英政府は14日、経営危機に直面する同国の地域航空会社フライビーの救済策で株主と合意したと発表した。

株主が追加で資金を注入するほか、政府が航空旅客税(APD)の納付延期を一時的に認め、同社の存続を支援する。

APDは環境対策として、英国内の空港から出発する旅客から徴収するもの。

英JLRの12月世界販売1.3%増、中国市場が好調

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)が10日発表した2019年12月の世界販売は5万2,814台となり、前年同月比で1.3%増加した。

12月の伸び率(前年同月比)を地域別にみると、中国が6カ月連続の二ケタ増(26.3%)となったものの、北米(1.1%減)、英国(2.9%減)、英国を除く欧州(5.3%減)などは軒並み後退した。

通年では中国が前年比で13.5%減少となった一方、北米は1.8%増を確保した。

中国の吉利、英アストンマーティンに出資か

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は10日、中国自動車大手の浙江吉利控股集団が英高級車メーカーのアストンマーティンに出資する交渉を進めていると報じた。

既に吉利の関係者がアストンマーティンの経営陣や株主に接触し、財務内容や資産の査定を行っているもよう。

経営の立て直しを図るため資金調達を模索しており、12月には投資家と出資に向けた交渉に入ったことを明らかにしていた。

ユタカ技研が英工場閉鎖、ホンダ撤退に伴い

自動車部品メーカーのユタカ技研(本社:静岡県浜松市)は7日、英国工場を閉鎖すると発表した。

主要顧客であるホンダが英国での生産を中止することに伴うもので、英子会社ユーワイエス・リミテッドがオックスフォード州で運営する自動車工場での生産を21年度をめどに打ち切る。

ホンダは19年2月、英南西部スウィンドンの自動車工場での生産を2021年中に終了すると発表していた。

中国の吉利、英アストンマーティンに出資か

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は10日、中国自動車大手の浙江吉利控股集団が英高級車メーカーのアストンマーティンに出資する交渉を進めていると報じた。

既に吉利の関係者がアストンマーティンの経営陣や株主に接触し、財務内容や資産の査定を行っているもよう。

アストンマーティンの広報担当も出資候補企業と交渉を行っていると述べるにとどめ、吉利についてはコメントを避けた。

ユタカ技研が英工場閉鎖、ホンダ撤退に伴い

自動車部品メーカーのユタカ技研(本社:静岡県浜松市)は7日、英国工場を閉鎖すると発表した。

主要顧客であるホンダが英国での生産を中止することに伴うもので、英子会社ユーワイエス・リミテッドがオックスフォード州で運営する自動車工場での生産を21年度をめどに打ち切る。

ホンダは19年2月、英南西部スウィンドンの自動車工場での生産を2021年中に終了すると発表していた。

JLRがオフロード車メーカーを買収、特注車両事業を拡充

JLRの特注部門「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」に組み入れ、カスタマイズサービス事業を拡充する。

JLRとは2012年から提携しており、ランドローバー「ディフェンダー」によるラリー事業(ボウラー・ディフェンダー・チャレンジ)などで協力してきた。

JLRのSVO部門は急成長しており、特注車両(スペシャルビークル)やカスタムカー、クラシックモデルなどを展開している。

英下院、EU離脱関連法案の骨格承認

英下院は12月20日、政府と欧州連合(EU)が合意した離脱協定案の骨格を賛成多数で承認した。

EU側も欧州議会が1月29日までに離脱協定を批准する予定で、同月31日に英国がEUを離脱することになる。

ジョンソン首相は目標とする1月末の離脱を確実にした一方で、スコットランドがEU離脱に巻き込まれることに反発し、英国からの独立を求める動きが再燃していることが新たな頭痛の種となっている。

英JLRが「犬の足」を3Dプリントで開発、バンパーの耐久テストに

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は10日、「爪の付いた犬の足」の形のロボットを3Dプリントで開発し、バンパーなどの耐久性テストを実施していると発表した。

9歳のラブラドール犬「ヨギ」から型取りした足を3Dプリントで作製し、ロボットアームで約5,000回の引っかき傷をつける試験を行った。

試験に先立ち、JLRは新型ディフェンダーのラゲッジルームに圧力分布測定用のシートを敷き、ヨギを乗り降りさせて得たデータを「ロボヨギ」の動きに反映させた。

英GKNオートモーティブ、P4駆動システム「3-in-1」を標準化

英駆動系自動車部品大手のGKNオートモーティブは11日、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の価格適正化に向けて、統合された駆動システム「3-in-1」の標準化を進めると発表した。

同システムはリアシャフト上に配置するP4方式で、搭載車両のトルク能力に応じて3つのタイプを設定して製造段階でのコスト削減と効率化を実現している。

「3-in-1」は電気モーターとインバーター、トランスミッションを一体化したシステムで、インバーターは独立したハウジングに収容されている。

ウーバーが不服申し立て、ロンドンでの免許更新めぐり

米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは13日、英ロンドン交通局が同社に対する営業許可を更新しない決定を下したことを受け、ウェストミンスター治安判事裁判所に不服申し立てを行ったと発表した。

ロンドン交通局は2年前にも安全上の理由から、ウーバーに対する営業許可を更新しない決定を下したが、同社の異議申し立てを受け、裁判所は事故発生時の報告体制の改善などを条件に、期限付きで営業の継続を許可していた。

ウーバーは過去2年間に事業モデルを変更したと主張している。

ウーバーが不服申し立て、ロンドンでの免許更新めぐり

米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは13日、英ロンドン交通局が同社に対する営業許可を更新しない決定を下したことを受け、ウェストミンスター治安判事裁判所に不服申し立てを行ったと発表した。

ロンドン交通局は2年前にも安全上の理由から、ウーバーに対する営業許可を更新しない決定を下したが、同社の意義申し立てを受け、裁判所は事故発生時の報告体制の改善などを条件に、期限付きで営業の継続を許可していた。

ウーバーは過去2年間に事業モデルを変更したと主張している。

英JLRのベンチャーキャピタル、自動運転OS開発の米Apex.AIに出資

英高級車メーカーのジャガー・ランドローバー(JLR)は5日、子会社のベンチャーキャピタル「インモーション・ベンチャーズ」を通じ、自動運転技術用ソフトウエア開発の米Apex.AIに出資すると発表した。

Apex.AIは2020年初頭に、主力製品である自動運転用OS「Apex.OS」を市場投入する予定。

同OSはロボット運用ソフトの「ロボット・オペレーティング・システム」(ROS)を実際の乗り物向けに改良したもので、車や飛行機の自動運転が安全かつ確実に行われるよう設計されている。

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