イタリア

フィアット「500」の電気自動車を発表

35分の充電では電池容量の約80%を充電することができる。

航続距離を最大にする「シェルパ」モードでは、最高速度が時速80㎞に制限される。

運転支援システムは、他の車両だけでなく、自転車や歩行者にも配慮して、自動で加速・減速を調整する高度ACC(アダプティブクルーズコントロール)機能などを装備している。

伊自動車部品メーカーが工場閉鎖、自動車大手の生産ラインに影響

イタリアの自動車部品メーカーMTAは2月24日、政府の要請に従い国内2工場のうちロンバルディア州にあるコドーニョ工場を閉鎖すると発表した。

MTAは電気・電子部品を製造しており、コドーニョ工場には従業員約600人が勤務している。

また、MTAは上海に工場があり、新型コロナウイルスへの緊急対応に関する経験を持つため、従業員の安全を確保しながら生産を継続するために必要な措置を把握しているとした。

伊最大手銀インテサ、5位UBIに買収提案

伊最大手銀行のインテサ・サンパオロは17日、国内5位銀行のUBIバンカに買収を提案したと発表した。

17年には経営危機で政府が救済した中小4銀行のうち3銀行を買収していた。

インテサは認可に向けて競争上の問題に対応するため、UBIと合わせて400~500支店を伊6位銀行のBPERバンカに売却する意向を表明。

フィアット、セルビア工場の生産停止・新型肺炎で部品供給に支障

BMWは瀋陽工場で春節(旧正月)の生産休止を延長していたが、17日から生産を再開した。

一方、フォルクスワーゲン(VW)は中国の第一上海汽車(SAIC)との合弁会社は17日に予定していた生産再開を24日に延長した。

VWと第一汽車(FAW)の合弁会社では一部の工場が生産を再開しているほか、近日中に再開する工場もある。

伊タイヤ大手ピレリが最新シミュレーター導入、リードタイムを30%短縮

伊タイヤ大手のピレリは12日、ミラノにある研究開発拠点に最新のタイヤ開発シミュレーターを導入したと発表した。

自動車レースの最高峰フォーミュラ・ワン(F1)などを通じて同社が培ってきた知見をもとに、主に高級車用タイヤの開発に活用する。

自動車メーカーから実際の車両の提供を受けたり、自社内でテスト車両を製作したりしていた従来の開発手法と異なり、任意の自動車モデルのデータをシステムに取り込んでテストできるため、より迅速な開発と試作品数の削減が可能となる。

日通、伊のグループ3社を統合

日本通運は16日、イタリアで展開する3社の事業会社を経営統合したと発表した。

日通はイタリアで2013年、高級ファッションブランドを主要顧客とするフランコ・ヴァーゴを買収。

日通は経営統合で共同仕入れ、集約混載といったシナジー効果を期待しているほか、フランコ・ヴァーゴ、トラコンフのノウハウを活用して高級ファッション向け物流事業の強化を図る。

日通、伊のグループ3社を統合

日本通運は16日、イタリアで展開する3社の事業会社を経営統合したと発表した。

日通はイタリアで2013年、高級ファッションブランドを主要顧客とするフランコ・ヴァーゴを買収。

日通は経営統合で共同仕入れ、集約混載といったシナジー効果を期待しているほか、フランコ・ヴァーゴ、トラコンフのノウハウを活用して高級ファッション向け物流事業の強化を図る。

韓国ハンコック、伊スド・エスト鉄道のバスにタイヤ供給

韓国のハンコックタイヤは18日、イタリア国鉄傘下の同国南東部を営業地域とするスド・エスト鉄道が保有するバス車両向けにタイヤを供給すると発表した。

供給するタイヤはいずれも全ての車輪に装着可能で、オールシーズンタイヤの規格である「スリーピークマウンテン・スノーフレークマーク(3PMSF)」に準拠している。

ハンコックタイヤによると、スマートシティAU04+は電気バスの重量に耐えられるようタイヤ構造を改良した。

伊ピレリ、アストンマーチンのSUV「DBX」にタイヤを独占供給

伊タイヤ大手のピレリは21日、英高級車メーカー、アストンマーチンの新型SUV「DBX」の新車装着用タイヤを独占供給すると発表した。

舗装路用タイヤ「Pゼロ」、オフロード用タイヤ「スコーピオン・ゼロAS」、スタッドレスタイヤ「スコーピオン・ウィンター」の3種類を供給する。

タイヤ重量も軽くしており、転がり抵抗の軽減と燃費向上を実現している。

川崎重工、伊高級二輪ビモータと合弁会社設立

川崎重工業は6日、イタリアの高級自動二輪車メーカー、ビモータと合弁会社を設立したと発表した。

川崎重工は同社の再生を支援するため、欧州法人の川崎モーター・ヨーロッパが4月、ビモータの二輪車を製造販売する「イタリアン・モーターサイクル・インベストメント」(IMI)をイタリアに設立した。

川崎重工は合弁会社にエンジンなどを供給し、ビモータの再生を支援していく。

伊ブレンボ、ブレーキ・バイ・ワイヤ事業に参入へ=独紙

伊ブレーキシステム大手のブレンボは、ブレーキ・バイ・ワイヤ事業に参入する。

ボンバッセイ社長はこのほか、ブレーキ・バイ・ワイヤ・システム以外の新製品として、電気式パーキングブレーキとブレーキキャリパーが一体構造になった製品を挙げ、すでにアルピーヌのスポーツカー「A110」に採用されている、と説明した。

ボンバッセイ社長は、今後もブレーキを中核事業としていく方針だが、自動車の電動化が進む中、電動化への対応で提携先を探している、とも言及した。

川崎重工、伊高級二輪ビモータと合弁会社設立

川崎重工業は6日、イタリアの高級自動二輪車メーカー、ビモータと合弁会社を設立したと発表した。ビモータの支援が目的で、合弁会社は同社ブランドの高級自動二輪車の製造・販売を手がける。 ビモータは1972年に販売を開始した企業

PSAとFCA、経営統合で基本合意

なお、相乗効果の80%は経営統合から丸4年経った後から確保できると試算しており、経営統合の費用として差し当たり28億ユーロを見込んでいる。

ルノー・グループにも折半出資の新会社を設立する形での経営統合を提案していたが、ルノーの筆頭株主であるフランス政府の対応から、経営統合は困難と判断、2019年6月に経営統合の提案を撤回したと発表した。

FCAによると、両社の統合により、販売台数870万台の世界3位の自動車メーカーが誕生する計画だった。

フィアット、伊にEV用バッテリーの工場開設

欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は10月22日、伊トリノ近郊ミラフィオーリの生産拠点に、電気自動車用バッテリーの工場を新設すると発表した。

電気だけで走行する純電気自動車(BEV)向けのバッテリーを生産する。

FCAは昨年、電気自動車とハイブリッド車の生産開始に向けて、19年から21年にかけて50億ユーロを投じてイタリアの生産拠点を増強すると発表していた。

フィアット、伊にEV用バッテリーの工場開設

欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は22日、伊トリノ近郊ミラフィオーリの生産拠点に、電気自動車用バッテリーの工場を新設すると発表した。

電気だけで走行する純電気自動車(BEV)向けのバッテリーを生産する。

FCAは昨年、電気自動車とハイブリッド車の生産開始に向けて、19年から21年にかけて50億ユーロを投じてイタリアの生産拠点を増強すると発表していた。

ランボルギーニ、2025年に初のEVを発表も

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の伊スポーツカーメーカー、ランボルギーニ が同社初の電気自動車(EV)を2025年に発表する可能性が出てきた。

現在開発中のEVモデルは、4座席のグランドツアラー(GT)を予定し、同ブランドの「ウラカン」、「アヴェンタドール」、「ウルス」に続く4番目のモデルになる。

ランボルギーニの2019年上半期(1~6月)総販売台数は、前年同期比96%増の4,553台で過去最多だった。

米ワールプール、伊ナポリ工場を閉鎖

採算が悪化しているためで、同工場をスイス企業に売却する予定だ。

ワールプールは5月、ナポリ工場で採算が取れる見通しがないとして、売却する意向を表明した。

ワールプールは「従業員の雇用と工場の長期的な持続可能性を確保するための唯一の解決策だ」としているが、労組が反発し、抗議活動を展開している。

Solaris:バス製造大手ソラリス、ベネチア市から電気バス30台を受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは12日、イタリアのベネチア市営交通会社ACTV SPAベネチアと電気バス30台の受注契約を交わしたと発表した。

受注した電気バスは「ウルビーノ(Urbino)12 エレクトリック」。

ソラリスはこれまでにベネチアで圧縮天然ガス(CNG)燃料車10台を含む18台のバスを納車している。

FS:伊アリタリア航空の救済、アトランティアも参加

イタリア国鉄のフェッロヴィーエ・デッロ・スタート(FS)は15日、経営破綻した伊アリタリア航空の救済について、新たに国内運輸インフラ大手のアトランティアと提携すると発表した。FSとアトランティアは伊政府、米デルタ航空と共

イタリア、乗用車新車登録台数 2018年 燃料別

イタリア自動車工業会(ANFIA)によると、同国の2018年の乗用車新車登録台数のうち、ディーゼル車は97万8,473台で、前年に比べ12.1%減少した。市場シェアは51.2%に縮小した。ガソリン車は前年比7.9%増の6

伊フィアット、仏ルノーに経営統合を提案

欧米資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は5月27日、仏同業のルノー・グループに経営統合を提案したと発表した。経営統合後の新会社の出資比率は、各社50%とする内容。ルノーも同日、FCAから

伊ブレンボの1-3月決算増収増益、北米・中国がけん引

伊ブレーキシステム大手のブレンボが9日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比1.4%増の6億6,710万ユーロ、営業利益(EBITDA)は6%増の1億3,420万ユーロにそれぞれ拡大した。乗用車部門の

カルソニックカンセイ、マニエッティ・マレリとブランド統一

カルソニックカンセイ(埼玉県さいたま市)は10日、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)から買収した自動車部品部門マニエッティ・マレリとカルソニックカンセイのブランドを統一し、世界共通ブランド

FCA、コネクテッドサービスでハーマン/グーグルの技術採用

欧米資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)はこのほど、コネクテッドカー(つながる車)の分野で、韓国のサムスン電子傘下のハーマンおよび米グーグル・テクノロジーズと協力すると発表した。FCAのイ

伊ウニクレディト、コメルツ銀買収を検討

イタリアの大手銀行のウニクレディトが独コメルツ銀行の買収を検討している。英フィナンシャル・タイムズ紙などがこのほど、消息筋の情報として報じた。両行はコメントを控えている。 コメ銀は現在、独銀最大手のドイツ銀行と合併協議を

スウェーデンのトレルボルグ、農業用タイヤの伊販社を買収

スウェーデンのゴム・自動車部品大手トレルボルグは18日、事業部ホイールシステムズを通じ、農業用タイヤの販売・テストを手掛ける伊プロバーナ・ソリューションズとプロバーナ・クオリティセンターの2社を買収したと発表した。前者は

破綻のアリタリア買収、伊国鉄がデルタなどと協議へ

イタリア国鉄のフェッロヴィーエ・デッロ・スタート(FS)は13日、経営破綻して政府の管理下にある伊アリタリア航空の共同買収について、米デルタ航空、英格安航空会社(LCC)のイージージェットと交渉を開始することを明らかにし

伊が19年予算案を修正、EUの制裁回避へ赤字圧縮

イタリアのコンテ首相は12日、EUから財政規律違反として批判されている2019年予算案の修正案を欧州委員会に提出したことを明らかにした。財政赤字を当初予定していた国内総生産(GDP)比2.4%から2.04%に削減するとい

伊政府が予算案修正を拒否、欧州委が制裁発動か

イタリア政府は13日、EUが求めている2019年予算案の見直しに応じない意向を表明した。欧州委員会は同予算案がEUの財政規律に違反するとして、同日までに修正案を提出するよう指示していた。これを政府が拒否したことで、欧州委

伊食品大手バリラ、ライバルにパスタ工場取得提案

イタリアの大手食品会社バリラは14日、同業のパスタ・ザラに対し、同社が保有するパスタの製造工場の買収案を提示したと発表した。金額面など詳細は不明。バリラは多額の負債を抱えるライバルから同国第2の規模を誇るパスタ工場を取得

伊車部品大手ソゲフィ、FCV用部品生産を受注

伊自動車部品大手ソゲフィは6日、水素燃料電池車(FCV)用の部品供給契約を結んだと発表した。次世代のFCVモデルに向けて吸排気系部品を生産する。供給先やモデル名は明らかにされていない。 当該部品はカナダのモントリオール工

伊ピレリ、トルコ工場を増強

伊タイヤ大手ピレリの商用車・産業車両用タイヤ部門であるプロメテオンは6日、2020年までにトルコ工場に1億1,500万ドルを追加投資すると発表した。生産能力を1.75倍に強化し、輸出を倍増させる。直接雇用は150人増え、

伊保険大手ゼネラリ、独社のポーランド子会社買収

伊保険大手のゼネラリは22日、ドイツのユニオンアセットマネジメントホールディングからポーランド子会社ユニオンインベストメントTFIを買収することで合意したと発表した。買収額は明らかにされていない。当局の承認を経て取引が完

伊政府が19年予算案を閣議決定、欧州委が見直し指示か

イタリア政府は14日、2019年の予算案を閣議決定し、EUの欧州委員会に提出した。EUの財政規律を順守しているものの、赤字が当初の目標を上回る水準となっており、欧州委が見直しを命じると目されている。 EUの財政規律では、

ハチソンによる伊通信企業の完全子会社化、欧州委が承認

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ランボルギーニ、「アヴェンタドール SVJ」を初披露

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欧米資本の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のセルジオ・マルキオンネ前最高経営責任者(CEO)が死去した。享年66歳。7月初めにスイスで肩の手術後、合併症が起きたとされる。マルキオンネ氏は、2

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