2015年10月21日

華為技術、ハンガリー政府から4Gインフラ整備を受注

ハンガリー政府は中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)に第4世代移動通信システム(4G)のインフラ整備を委託する。政府によるモバイル・ブロードバンド普及率向上政策の一環で、同国で4つめのモバイル通信網となる。契約額

ハンガリー、たばこの統一包装法を導入

ハンガリー政府は来年5月から、たばこの包装デザインを黒無地に統一する。欧州たばこ製品指令(2014/40/EU)の施行期限が来年5月に迫るのを機に導入するもので、商標(ロゴ)の表示を禁止するほか、使用できるフォントも統一

ブルガリア、1-8月の貿易赤字縮小

ブルガリア国家統計局(NSI)が12日発表した2015年1-8月の貿易統計(通関ベース)によると、貿易収支は37億7,000万レフ(約19億2,000万ユーロ)の赤字となったものの、赤字幅は前年同期から24.3%縮小した

セルビア中銀が追加利下げ、史上最低の4.5%に

セルビア中央銀行の国立銀行は14日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の4.5%とした。利下げは3カ月連続。低インフレが続いていることから追加利下げに踏み切った。 同国の9月のインフレ率は1.4%となり、8月

EBRD、トルコの中小企業支援向けに1億ドル融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は13日、トルコの銀行大手フィナンスバンクに1億米ドルを新たに融資すると発表した。同行は辺鄙な地域の中小規模農業事業者へのサービスを強化拡大する方針で、調達資金を中部および東部アナトリア地方の

トルコとパキスタン、FTA交渉を開始

トルコとパキスタンは15日、自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を開始した。両国のFTAには貿易、投資、サービスの分野が盛り込まれる予定。 アンカラで行われた開始式典にはトルコ経済省のヒュスヌ・ディレムレ次官代理と、パ

Tele2、モスクワ都市圏のモバイル事業に参入

ロシアの携帯電話サービス事業者Tele2 は、10月1日からモスクワでモバイルサービスの提供を開始した。低価格攻勢で利用者の獲得を進め、同市のモバイル通信市場を独占するMTS、ヴィンペルコム、メガフォンの大手3社の牙城を

独空圧機器アヴェンティクス、ハンガリー工場拡充

独空圧機器メーカーのアヴェンティクス(Aventics)は先ごろ、ハンガリー北部エゲルにある工場に年内に10億フォリント(約323万ユーロ)を投資すると発表した。施設拡張と製品開発が目的となる。 エゲル工場は空圧機器を中

ハンガリー鉱工業生産、8月は6.2%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が14日発表した8月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比6.2%増となり、上げ幅は7月の3.4%から2.8ポイント拡大した。前月比(稼働日、季節調整済み)では2%の減少。1-

ポーランド4G免許、5社が取得

ポーランド電気通信庁(UKE)は19日、第4世代(4G)移動通信規格LTE(ロングターム・エボリューション)の周波数免許を、オレンジ・ポルスカ、ポルコムテル、P4、Tモバイル、ネットネットの5社に付与したと発表した。期間

難民対策、トルコとの連携強化などで合意

欧州連合(EU)は15日、ブリュッセルで首脳会議を開き、中東などから押し寄せる難民の流入を抑制するため、欧州に向かう難民の主要な経由地になっているトルコとの連携強化に向けて協議を加速させることで合意した。また、欧州対外国

ガスプロム、ウクライナへのガス供給再開

ロシア国営ガス会社ガスプロムは12日、ウクライナへの天然ガス供給を再開したと発表した。同国へのガス供給は6月末に価格改定交渉が決裂して以来。両国は先月25日、欧州連合(EU)の仲介によりブリュッセルで会談し、ウクライナへ

露レターワン傘下Dea、独エーオンのノルウェー事業買収

ロシア投資会社レターワン傘下の独石油会社ディーイーエー(Dea)は14日、独エネルギー大手エーオンのノルウェー石油・ガス事業を16億米ドルで買収すると発表した。これによりノルウェーでの1日あたりの生産量が現状の2倍以上の

日本発条、ハンガリーのタタに新工場を建設

日本発条は13日、ハンガリー北部タタに建設中の自動車サスペンション工場の上棟式を行った。新工場は8ヘクタールの用地に床面積1万平方メートルの生産棟を建設する。100人を新規雇用し、来年の稼働開始を見込む。投資額は非公表。

アウディ、ハンガリーに320億フォリント追加投資

独フォルクスワーゲン(VW)の高級車部門であるアウディは19日、ハンガリー工場への追加投資に関連し、政府と投資協定を結んだ。西部ジュール工場で高効率の環境対応型ディーゼル、ガソリンエンジンを生産する計画で、2018年まで

現代モービス、チェコ新工場

韓国の自動車部品メーカー、現代モービスのチェコ新工場建設について、予定地の東部オストラヴァ市議会はこのほど建設用地の売却を承認した。現代モービスは同市近郊のモシュノフ工業団地に18ヘクタールの土地を6,900万コルナ(約

トルコ自部品アルコマート、ブルガリアに新工場

トルコの自動車部品メーカーのアルコマート(Arkomat:イスタンブール)は先ごろ、ブルガリア中部カルロヴォ近郊に新工場を建設すると発表した。投資額は400万ユーロ。当初は250人を雇用し、将来的に700人まで増員する。

トルコ、サーブ車ベースに国民車開発

トルコが国民車の開発に向けて、サーブの中型車「9-3」の知的所有権を買収した。イシュク科学産業技術相が15日、テレビインタビューで明らかにしたもので、同モデルをベースに国内で開発を進め、独自ブランドとして発売する。取得価

住友ゴム、トルコのタイヤ工場が開所

住友ゴムはこのほど、自動車用タイヤを生産するトルコ合弁工場の開所式を行った。フル稼働時には年1,000万本を生産し、主に国外へ出荷する。最終的な雇用数は2,000人の予定。投資規模は5億2,000万米ドルに上った。 同工

現代自、ロシア工場の累計生産で100万台達成

韓国の現代自動車は先ごろ、ロシアのサンクトペテルブルク工場の累計生産が100万台に達したと発表した。2011年1月の量産開始から5年弱で100万台の大台を超えた。 同工場で生産する「ソラリス」はロシア市場での販売が好調で

PKNオルレン、加キッキングホースと米FXエナジーを買収

ポーランド石油最大手のPKNオルレンは13日、カナダ同業のキッキングホース・エナジーと、ポーランド事業に軸足を置く米同業FXエナジーの2社を完全買収すると発表した。北米の上流(探鉱、開発、生産)事業の拡大戦略に沿ったもの

三菱電機、ポーランド鉄道電機品メーカーに出資

三菱電機は15日、鉄道車両用電機品製造のポーランド企業メドコム(MEDCOM Sp.Z.o.o.)に資本参加すると発表した。欧州の同事業を強化する狙いで、同社の株式49%を取得する。競争当局の承認を経て取引が成立する。

綿花大国の収穫事情~ウズベキスタン

中央アジアの国、ウズベキスタンで結婚式などの祝い事が時限的に禁止された。その理由は「綿摘み」だ。世界有数の木綿輸出国である同国だが、綿花の収穫は手作業に頼っている。9月中旬から11月中旬に、政府が国民を強制的に綿摘みに動