オーストリアのコーヒーチェーン大手コーヒーショップ・カンパニーは、ロシアでの出店を加速する。現在53カ所の店舗数を年内に65~70カ所に増やし、外資系コーヒーチェーンとして米スターバックスを抜いて最大手となることを目指す。20日付け墺紙『ヴィルツシャフツブラット』が伝えた。
\コーヒーショップ・カンパニーは、モスクワ、サンクトペテルブルクといった大都市のほか、エカテリンブルク、クラスノダル、チェリャビンスクに出店している。シェルフ社長によると、年内はモスクワとサンクトペテルブルクに追加出店を予定している。
\同社の今年のロシア売上高は前年比87%増の約2,000万ユーロに達する見通しだ。
\ロシアのコーヒーチェーン業界では、「コーヒーハウス」と「ショコラドニッツァ」の地場系チェーンがそれぞれ200店舗以上を展開している。
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