ルーマニア政府が国営郵便の株式51%を民間投資家に売却する。過半数株を維持する従来の方針を転換するもので、民営化が成立すれば政府出資比率は24%に縮小する。
\政府は方針転換について、買収をより魅力的にするためと説明。一方で、配当利益を確保するため、出資比率を24%未満に引き下げることはないとしている。民営化後も切手の発行・販売は政府が管理することになる。
\買収にはベルギー郵便が関心を示しているという。
\一方で、オーストリア郵便は民間郵便サービスに力を入れており、今年11月に民間郵便最大手のポストマスターを完全買収したばかり。このため、国営郵便の取得は考えていない。
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