中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2012/12/19

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニア、国営郵便の過半数株を売却

この記事の要約

ルーマニア政府が国営郵便の株式51%を民間投資家に売却する。過半数株を維持する従来の方針を転換するもので、民営化が成立すれば政府出資比率は24%に縮小する。\ 政府は方針転換について、買収をより魅力的にするためと説明。一 […]

ルーマニア政府が国営郵便の株式51%を民間投資家に売却する。過半数株を維持する従来の方針を転換するもので、民営化が成立すれば政府出資比率は24%に縮小する。

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政府は方針転換について、買収をより魅力的にするためと説明。一方で、配当利益を確保するため、出資比率を24%未満に引き下げることはないとしている。民営化後も切手の発行・販売は政府が管理することになる。

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買収にはベルギー郵便が関心を示しているという。

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一方で、オーストリア郵便は民間郵便サービスに力を入れており、今年11月に民間郵便最大手のポストマスターを完全買収したばかり。このため、国営郵便の取得は考えていない。

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