中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)は12日、ブルガリアのエネルギー関連企業ブルミネラルと折半出資で電動バスを生産する合弁会社オート・グループ・モーターズを設立する合意書に署名した。投資額は1億3,500万ユーロ。これにより、150人の雇用創出が見込まれるという。
\首都ソフィアから西に約50キロメートルのブレズニクに工場を建設し、電動バスを毎月40~60台生産する。ブルガリアではこの車長12mの電動バス「K9」のほか、クロスオーバー車「e6」も組み立てる。両モデルとも新世代の鉄電池を搭載することで、「e6」が300km、「K9」も都市部であれば250kmの航続距離を確保できる。また、屋根に取り付けられたソーラーパネルで走行しながら充電することもできるという。
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