東欧経済ニュース

露アルミ大手ルサール、独同業を買収

ロシアのアルミニウム大手ルサール が独同業のアルミニウム・ラインフェルデンを買収する。ルサールの広報担当者が9日、ドイツ連邦経済・エネルギー省が同案件を認可したと明らかにした。アルミニウム・ラインフェルデンは1898年の […]

ロンドンタクシーの製造会社LEVC、ポーランド市場に進出

ロンドンタクシーの製造会社として知られるロンドン・エレクトリック・ビークル・カンパニー(LEVC)は19日、ポーランドのポーリッシュ・エレクトリック・ビークル・カンパニー(PEVC)と独占販売契約を結び、同国市場に進出す

ソラリス、独専門誌からEVバス賞を受賞

ポーランドのバス製造大手ソラリスは15日、自社の電動(EV)バス「ウルビーノ15LEエレクトリック」が独専門誌『ブスプラーナー』から「2021年サステナビリティ賞」のEVバス賞を授与されたと発表した。長距離バスとしても投

フォード、ハンガリーで中東欧部品センターを開設

米自動車大手フォードが12日、ハンガリー・ブダペスト近郊のビアトルバーギに地域部品センターを開設した。中東欧15カ国の正規販売店・修理工場への部品供給を迅速化する狙いがある。 部品センターは面積1万平方メートルで、1万8

シュコダの新型EV「エンヤクiV」、ユーロNCAPで5つ星獲得

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は14日、同社の新型電動SUV「エンヤクiV」が欧州の新車衝突安全テスト「ユーロNCAP」で最高評価の5つ星を獲得したと発表した。特に車内の安全性の高さが評価

フォード・オトサン、ゴルジュク工場の操業を停止

米フォードとトルコ複合企業コチ・ホールディングの合弁会社フォード・オトサンは14日、今月19日から6月13日までコジャエリ県ゴルジュク工場の操業を停止すると発表した。今月3日から9日の休止に続くもので、半導体不足が続いて

独シーメンス、チェコ国鉄から車両受注

電機大手の独シーメンスは12日、チェコの車両メーカー、シュコダ・トランスポーテーションと共同で、チェコ国鉄(CD)から20編成の高速鉄道車両(1編成9両)を受注したと発表した。契約額は5億ユーロ。2024年から26年にか

ブルガリアVC、ギリシャのバイオテック企業にシード投資

ブルガリアのベンチャーキャピタル企業イレブン・キャピタルはこのほど、ギリシャの同業メタヴァロンVCと共同でギリシャのバイオテクノロジー企業バイオピクスT(BIOPIX-T)に140万ユーロを投資したと発表した。ブルガリア

中国スマホ大手シャオミ、トルコ工場で量産開始

中国のスマートフォン大手シャオミ(小米科技)は3月末、トルコのイスタンブール工場で量産を開始した。フィンランドのスマホ・電子機器用充電器メーカー、サルコンプと共同運営する工場で、サルコンプの充電部品と、これを搭載したスマ

シード投資のエストニアVC、運用資金を拡大

シード投資に焦点を充てるエストニアの投資会社テラ・ベンチャーズはこのほど、国際的投資家をリミテッド・パートナーとして迎え、運用資金の規模を4,300万ユーロに拡大した。資金力の強化に加え、投資先の新興企業が国際市場や有力

ロシアAIアライアンス、AI振興に向けた指針を決定

ロシアの大手企業で作る人工知能(AI)アライアンスは先月末、モスクワで会合を開き、AI技術の振興に向けた指針を決定した。開発者と投資者のマッチングを可能とするほか、産業界や一般社会の注目を高めるイベントを実行に移す方向だ

ロシア、スタートアップ向け投資基金を開設

ロシア金融最大手のズベルと、直接投資基金(RDIF)傘下のロシアベンチャー会社(RVC)が、テクノロジー関連スタートアップを対象とする投資ファンドを開設する。革新的技術の開発に貢献し、ロシアのスタートアップ文化形成を促進

露中銀、「デジタルルーブル」実用試験を来年実施

ロシア中央銀行は8日、自国通貨ルーブルのデジタル化計画を明らかにした。スコロボガトヴァ第1副総裁によると、2022年に実用試験を行い、運用プラットフォームの導入に向けたロードマップを策定する。まず、年内に「デジタルルーブ

EBRD、ポーランドのEVバッテリーリサイクル施設に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は7日、ポーランドのレアメタル(希少金属)リサイクル会社、エレメンタル・ホールディングが計画する電気自動車(EV)バッテリーのリサイクル施設プロジェクトに対し、最高2,500万ユーロを融資する

ジョンソンエレクトリック、ハンガリー工場の1つを閉鎖

自動車向けモーター部品などを製造する香港のジョンソンエレクトリックのハンガリー子会社、ジョンソンエレクトリック・ハンガリーは3月30日、ハンガリー北部のオーズドにある部品工場を閉鎖する計画を明らかにした。手続きは来年4月

日本電産、セルビアで新工場建設

日本電産は9日、セルビア北部のノヴィ・サドに電動・ハイブリッド車用モーターおよびインバーターの製造拠点を整備すると発表した。欧州における環境規制強化による需要拡大に対応し、関連製品の供給体制を整える狙い。9月に着工、来年

トルコ、EV国民車向け半導体部品の国産化に自信

半導体不足に世界の自動車メーカーが頭を悩ませる中、トルコが国内開発・国内生産の電動(EV)国民車では「電子部品も国内で生産できる」と自信を示している。主に防衛産業向けに部品を供給する半導体技術研究所(YITAL)が自動車

テスラの新モデルにトルコ企業が車体部品供給

トルコの自動車部品メーカー、キュチュコグル(Kucukoglu)・ホールディングが米電気自動車大手テスラの中型SUV「モデルY」に車体の板金部品を供給する。8日付の日刊紙『サバー』が報じた。契約期間は5年で、取引額は4,

独ポルシェ、トルコのEV充電網を拡大

独フォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェはこのほど、トルコの電気自動車(EV)向け充電網を今年末にかけて拡大する計画を明らかにした。ポルシェは同国に充電網を整備した最初の自動車メーカーで、これまでに78

フォードの商用EV、ロシアで大量生産へ

米自動車大手フォードはこのほど、ロシアで商用電気自動車(EV)の大量生産に乗り出す方針を明らかにした。現地同業ソレルスとの合弁会社フォード・ソレルスを通じ、タタルスタン共和国にある工場で生産を行う。生産開始は2022年。

オリックス、ポーランド法人を清算

オリックス(本社:東京)は2日、ポーランド法人のオリックス・ポルスカを解散し清算することを明らかにした。収益性や成長性の評価によるものとしている。来年6月頃の手続き完了を見込む。 同法人は自動車などのリース事業を目的に、

スロバキア、国内初の地熱発電所建設

スロバキアのエネルギー企業PWエナジーはこのほど、同国中部のジアル・ナド・フロノムに国内初となる地熱発電所を建設すると発表した。2022年1~3月期の着工、26年の完成を予定している。発電容量は20メガワット以上で、一般

トルコ航空宇宙産業、国産戦闘機開発を推進

トルコ航空宇宙産業(TAI)が国産戦闘機の開発プロジェクトを進めている。同社のコティル最高経営責任者(CEO)によると、MMUと呼ばれる同戦闘機は1人乗りで、人工知能(AI)を活用した最新鋭機となる見込み。2025年の初

欧州委がポーランドを提訴、裁判官懲戒制度めぐり

欧州委員会は3月31日、ポーランドの司法制度改革を巡る新法が司法の独立を定めた欧州連合(EU)法に違反しているとして、同国をEU司法裁判所に提訴すると発表した。欧州委はポーランド政府に是正を求める勧告書を送っていたが、対

クロアチア、製造・ハイテク分野を軸に産業構造を刷新

クロアチアが製造業やハイテク産業を中心とする産業刷新(リ・インダストリアリゼーション)に取り組んでいる。観光産業に大きく依存する同国経済は新型コロナウイルス流行に伴う需要の落ち込みに苦しんでおり、特にサービス産業や食品・

独がロシアのワクチン調達を計画

ドイツ政府はロシアが開発した新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」を単独で調達する方向だ。欧州連合(EU)が共同調達しない方針を打ち出したことから、確保に向けて自ら交渉を行う。イエン・シュパーン保健相が8日、ラジ

丸紅、エストニアのウルトラキャパシタメーカーに出資

丸紅は5日、ウルトラキャパシタ(電気二重層キャパシタ)の開発製造を手掛けるエストニアのスケルトン・テクノロジーズへの出資を発表した。日本とアジア地域で同社製ウルトラキャパシタの販売と次世代蓄電技術の用途・顧客開拓を行う。

露アルファバンク、国内スタートアップを買収

ロシアの大手銀行アルファバンクが、QRコードによるチップの支払いを自動化する技術を開発したスタートアップ企業のネットモネットを買収する。取引額は明らかにしていない。 ネットモネットは2019年の設立。QRコードを使うこと

欧州委のスタートアップ支援構想、25カ国が支持

欧州委員会は19日、欧州連合(EU)全体でスタートアップ企業が起業しやすい環境を整備し、世界的デジタル企業を輩出している米国や中国などに追いつくための具体策をまとめた「EUスタートアップ国家基準(EU Start-up

インフルエンサープラットフォーム開発 エストニア

インフルエンサーマーケティング※のプラットフォーム開発を手掛ける。企業(ブランド)とインフルエンサーとを直接結び付けるサービスを展開している。企業側にとっては代理店など仲介業者が間に入らないため費用・時間の面でメリットが

印車部品大手サンダール、ルーマニアに工場設置

インドの自動車部品大手サンダール・テクノロジーズが、ルーマニアに工場を設置する。このほどスペイン子会社のサンダール・バルセロナを通じ、資本金100万レイ(約20万ユーロ)で現地法人を設立した。工場の着工時期や投資額は不明

トルコ自動車大手トファシュ、生産を2週間停止

トルコ最大の複合企業コチ・ホールディングと伊フィアット・クライスラーの合弁自動車メーカー、トファシュが19日、生産を停止した。半導体不足が原因で、来月5日まで2週間、工場の稼働を休止する。ルノーのトルコ合弁会社オヤック・

長城汽車傘下のハバル、CIS地域の販促強化

中国自動車大手の長城汽車(GWM)傘下の自動車メーカー、ハバル(Haval)はこのほど、ロシアで製造した車両の独立国家共同体(CIS)諸国への輸出を拡大する意向を明らかにした。昨年輸出を開始したベラルーシに加え、アゼルバ

ハンガリーMOL、バイオ燃料生産を開始

ハンガリー石油最大手MOLは17日、ブダペスト近郊のドナウ精製所でバイオ燃料の生産を開始したと発表した。2050年までに温室効果ガス排出をゼロにするという目標の達成に向けたもの。バイオ燃料では30年までに年間10万トン超

EU共通のワクチン証明書発行、欧州委が法案提出

欧州委員会は17日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人などに欧州連合(EU)共通の証明書を発行し、域内を自由に移動できるようにする制度の導入に向けた法案を発表した。夏の観光シーズン前の導入を目指す。 「デジタル・

ポーランドの2月鉱工業生産2.7%増、9カ月連続で上昇

ポーランド中央統計局が18日発表した2月の鉱工業生産指数は前年同月比で2.7%上昇し、上げ幅は前月の0.9%を1.8ポイント上回った。同指数の上昇は9カ月連続。製造業の上げ幅が前月の0.8%から2.7%に拡大したことが大

ハンガリー、中国・康希諾生物のコロナワクチンを承認

中国・康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)は22日、独自開発の新型コロナワクチン「コンヴィデシア(Convidecia)」がハンガリーで緊急使用許可を受けたと発表した。ハンガリーが中国企業の開発したワクチンの使用を認め

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