ICGBパイプライン、ギリシャ着工に青信号
ギリシャ・ブルガリア連絡パイプライン(ICGB)の開発会社は22日、ギリシャ当局の許可がそろったと発表した。近く、同国区間の工事に着手する見通しだ。 ICGBはギリシャのコモティニ地方とブルガリアのスタラ・ザゴラ地方の送 […]
ギリシャ・ブルガリア連絡パイプライン(ICGB)の開発会社は22日、ギリシャ当局の許可がそろったと発表した。近く、同国区間の工事に着手する見通しだ。 ICGBはギリシャのコモティニ地方とブルガリアのスタラ・ザゴラ地方の送 […]
オーストリア大手銀行のライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)は16日発表した最新リポートで、中東欧の銀行市場は中期的に大きく成長するとの見通しを示した。 2018年は数年ぶりに中東欧のすべての銀行業界が利益を
国際通貨基金(IMF)の張涛副専務理事はクロアチアのドブロブニクで15日に行った講演で、中東欧諸国では2050年までに労働力の25%が失われるとの見通しを示した。高齢化と移民による人口流出を理由に挙げている。 同専務理事
欧州連合(EU)は15日の外相理事会で、トルコがキプロスの排他的経済水域(EEZ)内でガス田の採掘を開始した問題について協議し、トルコの活動を違法行為と断定して同国への制裁措置を決めた。EU・トルコ間の高官級協議を当面停
日立造船は12日、スイス子会社でごみ焼却発電プラントの設計・建設・保守を手がける日立造船イノーバとロシアのエンジニアリング会社PJSC ZiOポドルスクの企業連合が、ロシア・モスクワの特別目的会社オルタナティブ・ジェネレ
欧州投資銀行(EIB)のホイヤー総裁は8日、ポーランドのポズナニで開催された西バルカンサミットで講演を行い、西バルカン諸国に対する投資の多様化を図る計画を明らかにした。同総裁によると、今後EIBは競争力やイノベーション、
ロシアのメドベージェフ首相は先ごろ、同国を横断する長距離自動車道「メリディアン」の一部区間の建設を承認した。関係省庁に対しては事業母体の「ロシアホールディングカンパニー」と資金確保について協議するよう指示を出した。現地紙
欧州連合(EU)と西バルカン地域6カ国は5日、ポーランド西部のポズナンで首脳会議を開き、EUの東方拡大について協議した。マクロン仏大統領は英国の離脱や難民危機などで揺れるEUを立て直すため、EUの改革を進めて迅速な意思決
ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長(ポルトガル財務相)は8日、クロアチアがユーロ導入の前段階である欧州為替相場メカニズム(ERM II)への参加を申請したことを明らかにした。クロアチアは順調に行けば202
ウクライナが1日付で対ロシア追加制裁を実施した。禁輸品目の拡大や特別関税の賦課を内容とするもので、経済省は「加害国(=ロシア)のウクライナに対する差別的かつ非友好的措置」に対抗するものだとしている。 新たに禁輸の対象とな
トルコのエルドアン大統領は6日、チェティンカヤ中央銀行総裁を解任した。利下げのタイミングをめぐる意見の相違が原因。後任にはウイサル副総裁が就任する。中銀総裁解任は中銀の中立性に対する投資家の不信を拡大させ、週明けの市場は
日本電産が2日、米ワールプールからコンプレッサー事業エンブラコを取得したのに伴い、ロシアとスロバキアのエンブラコ事業も同社の傘下に入った。取引総額は10億8,000万ドル。買収計画はすでに昨年4月に発表されていたが、欧州
ロシアが欧米諸国に対する食品輸入禁止措置を1年間延長する。政府が6月26日付の官報で明らかにしたもので、2019年12月31日が期限だった同措置を20年末まで継続する。 ロシアは2014年8月、ウクライナ紛争をめぐる欧米
ハンガリーがイタリア北東部、アドリア海沿岸のトリエステに自国企業の輸出拠点として独自の港湾を整備する計画だ。同国のシーヤールト外務貿易相によると、建設する港湾施設の広さは32ヘクタールで、事業費は6,000万から1億ユー
トルコのイスタンブールで23日実施されたやり直し市長選挙は、野党・共和人民党(CHP)のイマモウル候補が与党・公正発展党(AKP)候補のユルドゥルム元首相を破って再当選した。エルドアン大統領の圧力で無効となった3月の投票
中東欧の欧州連合(EU)加盟国が参加する三海洋イニシアチブ(3SI)のプロジェクト実施に向けて、ポーランド開発銀行(BGK)とルーマニア輸出入銀行が6日にブリュッセルで、3SI投資基金を開設した。4、5の両日にスロベニア
独エネルギー大手のエーオンがハンガリーとチェコの事業を部分売却する意向だ。独競合イノジーの送配電事業を買収する計画を調査している欧州競争当局に対する提案で、市場寡占の懸念を払しょくし、計画承認を引き出す狙い。 具体的には
欧州連合(EU)は20日開いた首脳会議で、ウクライナ問題を巡るロシアへの経済制裁の延長を加盟国の全会一致で決めた。同制裁は7月末で期限を迎えるが、ウクライナ東部の停戦合意が完全に履行されていないため、2020年1月末まで
米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、トルコの信用格付けを従来の「Ba3」から「B1」へ一段階引き下げた。見通しは「弱含み」。国際収支の悪化にともない、債務不履行(デフォルト)のリスクが高まっている
ロシア中央銀行は14日、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.75%から0.25ポイント引き下げ、7.5%とすることを決めた。利下げは昨年3月以来15カ月ぶり。インフレ率は高水準にあるものの経済成長が鈍化していることから
欧州委員会は14日、5月下旬に実施された欧州議会選挙での偽情報に関する報告書を公表した。ロシアから移民や宗教といったテーマで意見の対立を煽ったり、投票行動に影響を及ぼすことを狙った偽情報の動きが相次いだと指摘。米フェイス
カザフスタンで9日行われた大統領選挙は、暫定大統領を務めるトカエフ候補が71%を得票し、予想通り当選した。ナザルバエフ前大統領により後任に選ばれた同氏だが、選挙を通じて「国民に選ばれた大統領」として形式的に地位を正当化し
中国通信機器大手のファーウェイ(華為技術)は5日、ロシアで第5世代(5G)移動通信ネットワークを構築することで同国の移動通信大手MTSと合意した。米国の制裁対象になるなど世界的な逆風にさらされている華為にとり、ロシアが援
バルト海の主要な漁業資源が枯渇し、今後漁業を継続することが困難になってきている。世界自然保護基金(WWF)など4つの非政府組織(NGO)が先ごろ発表した報告書によると、バルト海ではタラなどの生息数が大幅に減少して生産力の
欧州委員会のユンケル委員長は7日、クロアチアのプレンコビッチ首相と会談し、同国のシェンゲン協定とユーロ導入の前段階である欧州為替相場メカニズム(ERM II)への参加を後押しする考えを示した。欧州委の任期が満了する10月
欧州委員会は5月29日に発表した欧州連合(EU)拡大に関する年次報告書で、加盟候補国となっている北マケドニア(旧マケドニア)とアルバニアについて、加盟交渉の開始を現加盟国に勧告した。加盟国は近く交渉開始の是非を判断する。
チェコ国営電力CEZが海外事業の縮小を進めている。国内事業への集中が目的で、ブルガリア、ルーマニア、トルコ、ポーランドの資産売却を検討中だ。今月26日の株主総会での承認を待って実行に移す見通し。売却総額は最大で数百億コル
ブルガリア国営のブルガルガス(Bulgargaz)が米国からの天然ガス輸入を開始した。ロシアへの依存を緩和する政策に基づくもので、今回と次回で計1億4,000万立方メートルを調達する。 米シェニール・エナジーに発注した液
セルビアのエネルギー省は21日、トルコ・ストリームを延長する欧州ルートの敷設工事に着手したと発表した。ブルガリアとハンガリーの天然ガス輸送網にセルビアの輸送網を接続する内容で、403キロメートルを新たに整備する。12月1
リトアニアで26日行われた大統領選挙の決選投票は、中道右派・無所属のギターナス・ナウセーダ候補(55)が、同じく中道右派・祖国連合=キリスト教民主党(TS-LKD)が推薦するイングリダ・シモニーテ元財務相(44)に大差を
ブルガリアの食品加工会社ベラ・ブルガリア(Bella Bulgaria)は20日、ハンガリー同業のマラソンフーズを1,200万レフ(610万ユーロ)で買収したと発表した。事業の拡大戦略の一環で、製品ポートフォリオを拡充し
セルビアのIT産業が急成長している。特に同国は先進各国の企業のアウトソーシング先として注目されており、直近の8年間で年率20%の高い成長率を示している。一方、IT分野における世界的な人材不足のため国内の人材が外国企業に流
ウクライナで20日、ヴォロディミル・ゼレンスキー氏が新大統領に就任し、議会解散と前倒し選挙の実施を表明した。議会における自らの政治的基盤を早急に確保する狙い。ただ、政府は前倒し選挙を阻止する策をとっており、新大統領による
12日に実施されたリトアニア大統領選挙の第1回投票は、中道右派の祖国連合=キリスト教民主党(TS-LKD)が支持するイングリダ・シモニーテ元財務相(44)と、無所属の経済専門家ギターナス・ナウセーダ候補(54)が上位2位
ルーマニアの国営エネルギー企業SNヌクレアル・エレクトリカ(SNN)は8日、チェルナヴォーダ原子力発電所の3号機と4号機の建設で、中国広核集団(CGN)と同社傘下の投資会社CGN CEERIと暫定的投資合意を交わした。S
トルコ中央銀行は9日、1週間物レポ金利(主要政策金利=24%)での貸し出しを停止した。市中銀行への貸出金利を実質的に引き上げて通貨流通量を抑え、イスタンブール市長選挙のやり直しが決まった7日以降の通貨リラ急落を食い止める
北マケドニア(旧マケドニア)で5日実施された大統領選挙の決選投票は、今年2月の国名変更を支持する与党・社会民主同盟(SDSM)推薦のステヴォ・ペンダロフスキ候補(56)が51.7%を得票して当選した。国名を変えることでギ
ロシアとセルビア両政府は先ごろ、原子力分野における協力協定を結んだ。セルビア現地紙『B92』によると、締結式にはセルビアのポポビッチ・イノベーション技術開発相とロシア国営ロスアトムのリハチェフ最高経営責任者(CEO)が出
ロシア2位のガス会社ノバテクは4月25日、北極圏ギダン半島で進める液化天然ガス(LNG)生産事業「アークティックLNG2」の権益20%を中国企業2社に売却すると発表した。LNGの輸出拡大を目指すロシア政府の方針に沿ったも
4月21日にウクライナで実施された大統領選挙の決選投票は、コメディアンのヴォロディミル・ゼレンスキー候補(41)が現職のペトロ・ポロシェンコ候補(53)に圧勝した。汚職横行や東部での戦闘継続でポロシェンコ大統領への信頼が
ロシアとウクライナの関係がにわかに緊張している。ロシアのプーチン大統領が4月24日、親ロ派が実権を握るウクライナ東部の住民に対し、ロシア国籍の取得を簡易化する大統領令を発布したためだ。大統領選挙が終了したばかりのウクライ
ベラルーシのトルコへの輸出が大きく拡大しそうだ。4月半ばにトルコの首都アンカラで開かれた両国のビジネスフォーラムで、ベラルーシ企業は総額約3億1,800万ドルの受注契約を交わした。ウラコヴィッチ商工会議所会頭は国営通信社
ウィーン経済比較研究所(WIIW)がこのほど発表した最新の中東欧経済予測によると、同地域の経済成長は今後、鈍化する見通しだ。輸出への依存が大きいことから、世界、特に欧州経済の動向に左右されやすいうえ、人件費高騰で投資先と
西バルカン6カ国は4日、ベオグラードで開催された第2回西バルカン・デジタルサミットで、ローミング料金の廃止協定に調印した。今年7月1日から2021年にかけて料金を段階的にゼロまで引き下げる。将来的に欧州連合(EU)加盟国
中国とロシアの共同インフラ事業アムール川鉄橋プロジェクトで、このほど土木工事が完了し、両国の建設会社が鉄道架線工事に着手した。現地日刊紙『黒竜江新聞』が2日報じたもので、5月20日までの完工を目指す。同鉄橋は両国極東部の
ウィーン世界経済研究所(WIIW)と世界銀行が先ごろ発表した西バルカン諸国の労働市場に関する年次報告書によると、昨年の同地域の労働市場は前年に比べ改善基調が緩やかだったことがわかった。2017年4-6月期からの1年間に発
スロバキアで3月30日に実施された大統領選挙の決選投票は、反汚職を掲げる人権派女性弁護士のズザナ・チャプトヴァ氏(45)が58.4%を得票し、政権与党「スメル」が推薦する欧州連合(EU)欧州委員会副委員長マロシュ・シェフ
トルコで3月31日に実施された統一地方選挙は与党・公正発展党(AKP)が得票率44.3%で首位を守った。しかし、首都アンカラ、イズミルなど大都市の市長選で最大野党・共和人民党(CHP)に敗れるなど、後退ぶりが鮮明となって
アジア開発銀行(ADB)の最新の調査レポートによると、中央アジア諸国が今後も経済成長を維持していくには国内総生産(GDP)の6.8%に相当する投資を継続していくことが必要だ。しかしキルギスのように天然資源が乏しく外貨獲得
ウクライナで3月31日に実施された大統領選挙は、77%開票時点でコメディ俳優のヴォロディミル・ゼレンスキー候補が30.4%を得票し、現職のペトロ・ポロシェンコ候補(16%)やユリア・ティモシェンコ元首相(13.2%)を大