バイオテクノロジー

英GSK、ノババックスのワクチンを国内で受託生産

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は3月29日、米バイオ医薬ベンチャーのノババックスが開発した新型コロナウイルス用ワクチンを英国内で受託生産すると発表した。イングランド北東部ダラム州の工場で、最終工程となる無菌 […]

モデルナ―独でコロナワクチン生産も―

バイオ製薬の米モデルナが新型コロナウイルス用ワクチンをドイツ東部で生産することを計画しているもようだ。実現すればスイスに続く欧州2カ所目の生産拠点となる。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が25日、報じた。同社は報道内

EUで新たに2工場がワクチン生産、EMAが正式承認

欧州医薬品庁(EMA)は26日、新たに欧州連合(EU)域内の2つの工場で新型コロナウイルスワクチンを製造することを正式に承認した。域内でのワクチン供給量を増やし、遅れている接種を加速させる狙いだ。 承認されたのは、米ファ

ハンガリー、中国・康希諾生物のコロナワクチンを承認

中国の製薬会社カンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)は22日、開発した新型コロナウイルスワクチンがハンガリーで緊急使用承認されたと発表した。ハンガリーが中国製ワクチンの使用を認めるのは中国医薬集団(シノファーム)に続いて

ハンガリー、中国・康希諾生物のコロナワクチンを承認

中国・康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)は22日、独自開発の新型コロナワクチン「コンヴィデシア(Convidecia)」がハンガリーで緊急使用許可を受けたと発表した。ハンガリーが中国企業の開発したワクチンの使用を認め

独企業の2割弱が存続の危機

コロナ禍の影響で存続の危機にさらされている企業の割合がドイツで18.7%に上ることが、Ifo経済研究所が2月に実施したアンケート調査で分かった。11月に比べ1.1ポイント増加している。調査担当者は「資金繰りに問題のある企

欧州特許申請で韓中3社が上位独占、欧州勢は5位が最高

欧州特許庁(EPO)が16日発表した2020年の特許出願件数は18万250件となり、過去最高となった前年を0.7%下回った。コロナ禍が影響したもよう。出願者トップ3を前年に引き続き韓国と中国企業が占めており、欧州企業はエ

アストラゼネカのワクチン、「血栓形成は特殊な抗体の働き」

製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルス用ワクチンの接種を受けた人の一部で脳内に血栓ができたのは、特殊な抗体の働きが原因との見解を、独グライフスヴァルト大学のアンドレス・グライナッハー教授を中心とするチームが発

独IDT、J&Jのコロナワクチンを生産

独製薬会社IDTビオロギカは15日、武田薬品工業から請け負っているデング熱ワクチン生産の施設を米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した新型コロナウイルス用ワクチンの製造に転用すると発表した。武田薬品

BASF―バイオケミカルのACSと戦略協業―

化学大手の独BASFは10日、日本のバイオケミカル企業、アライド・カーボン・ソリューションズ(ACS)との協力関係を戦略協業に発展させると発表した。生分解性界面活性剤・作用物質市場で主導的な立場を強化することが狙い。AC

IDTビオロギカ―J&Jのコロナワクチンを生産―

独製薬会社IDTビオロギカは15日、武田薬品工業から請け負っているデング熱ワクチン生産の施設を米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した新型コロナウイルス用ワクチンの製造に転用すると発表した。武田薬品

ワッカー・ケミー

化学大手の独ワッカー・ケミーは16日、独バイオ医薬品企業キュアバックが開発中の新型コロナウイルス用ワクチンを受託生産すると発表した。同ワクチンが当局の承認を受けた後、蘭アムステルダム工場で製造する予定。年央から年1億回分

BASF、バイオケミカルのACSと戦略提携

化学大手の独BASFは10日、日本のバイオケミカル企業アライド・カーボン・ソリューションズ(ACS)との協力関係を戦略的提携に発展させると発表した。生分解性界面活性剤・作用物質市場で主導的な立場を強化することが狙い。AC

ロシアの新型コロナワクチン、イタリアで現地生産

ロシア直接投資基金(RDIF)がスイスのバイオ医薬品企業アディエンネ(Adienne)・ファーマ&バイオテックと提携し、イタリアで新型コロナワクチン「スプートニクV」を生産する。現在、イタリア政府と交渉しており、順調に進

メルク、頭頸部がん治療薬の開発・販売権取得

独製薬大手のメルクは1日、スイスのバイオ医薬品企業デビオファームから頭頚部がんの治療薬「ゼビナパント(Xevinapant)」の独占開発・販売権を取得することで合意したと発表した。4月の取引完了を見込んでいる。 ゼビナパ

仏ミシュラン、2050年までにタイヤの持続可能性を100%に

仏タイヤ大手のミシュランは2月23日、2050年までに自製タイヤの持続可能性を100%とする目標を発表した。現在、同社のタイヤは200種類以上の材料で作られており、その全てにおいて持続可能性を実現していく。 ミシュランは

フレゼニウス―コスト削減へ、コロナ禍が業績圧迫―

総合医療大手の独フレゼニウスは2月23日の決算発表で、収益力の強化方針を打ち出した。コロナ禍は医療企業の追い風になるという市場の見方とは裏腹に業績の大きなリスク要因となっていることから、逆風のなかで成長できる体制を整える

バイエル―100億ユーロ超の赤字に転落―

ライフサイエンス大手の独バイエルが2月25日発表した2020年12月期決算の純損益は104億9,500万ユーロの赤字となり、前期の黒字(40億9,100万ユーロ)から大幅に悪化した。農業化学部門の巨額特別費計上が響いた格

メルク―頭頸部がん治療薬の開発・販売権取得―

製薬大手の独メルクは1日、スイスのバイオ医薬品企業デビオファームから頭頚部がん治療薬「ゼビナパント(Xevinapant)」の独占開発・販売権を取得することで合意したと発表した。既存のパイプラインを補完し、事業の拡大に寄

ビオテスト―コロナ治療薬のバッチ生産に成功―

独製薬会社ビオテストは18日、新型コロナウイルス感染症治療用の高度免疫グロブリン製剤のバッチ生産に成功したと発表した。現在、治験を進めており、数週間以内に米国で認可申請を提出する予定。認可を得た場合は生産能力を拡大する考

オールツアーズ―ワクチン接種を宿泊条件に―

独旅行大手オールツアーズは19日、新型コロナウイルス用ワクチンの接種を今秋から傘下ホテルの宿泊条件とする方針を明らかにした。顧客が安心してホテルを利用できるようにすることが狙い。ワクチンの接種率が今後、高まると、他の旅行

20年鉱工業生産11%減少、自動車は-25%に

ドイツ連邦統計局が22日発表した2020年の鉱工業生産高は物価・営業日数調整後の実質で前年比10.8%減(暫定値)と大幅に落ち込んだ。コロナ禍の直撃を受けた格好。特に4月と5月は前年同月比の減少幅がそれぞれ29.7%、2

ビオテスト―コロナ治療薬のバッチ生産に成功―

独製薬会社ビオテストは18日、新型コロナウイルス感染症治療用の高度免疫グロブリン製剤のバッチ生産に成功したと発表した。現在、治験を進めており、数週間以内に米国で認可申請を提出する予定。認可を得た場合は生産能力を拡大する考

オールツアーズ―ワクチン接種を宿泊条件に―

独旅行大手オールツアーズは19日、新型コロナウイルス用ワクチンの接種を今秋から傘下ホテルの宿泊条件とする方針を明らかにした。顧客が安心してホテルを利用できるようにすることが狙い。ワクチンの接種率が今後、高まると、他の旅行

20年鉱工業生産11%減少、自動車は-25%に

ドイツ連邦統計局が22日発表した2020年の鉱工業生産高は物価・営業日数調整後の実質で前年比10.8%減(暫定値)と大幅に落ち込んだ。コロナ禍の直撃を受けた格好。特に4月と5月は前年同月比の減少幅がそれぞれ29.7%、2

エボニック―ワクチン用脂質を増産、ビオンテック向けに―

特殊化学大手の独エボニックは11日、脂質の生産能力を短期間で拡大すると発表した。独バイオ医薬品企業ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチン向けに供給。脂質不足で滞っているワクチン生産を

バイエル―コロナワクチンの受託生産、年内にも開始―

独製薬大手バイエルのヴェルナー・バオマン社長は15日、独バイオ医薬品企業キュアバックが開発中の新型コロナウイルス用ワクチンの受託生産を年内にも開始する見通しを明らかにした。これまでは来年を予定していたが、やや前倒しできる

製造業の就労人口が10年ぶりに減少

ドイツ連邦統計局が16日発表した製造業の2020年の就労人口(捕捉対象は雇用規模50人以上の企業、暫定値)は550万人強となり、前年を2.2%下回った。減少は10年ぶり。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が響いた格好

キュアバック―次世代コロナワクチン開発へ、GSKと協業―

独バイオ医薬品企業キュアバックは3日、新型コロナウイルス用の次世代ワクチンを英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同開発すると発表した。新型コロナワクチンは計3種類の製品の接種が始まったばかりだが、ワクチンの効

メルク―ビオンテック向けワクチン原料供給を増強―

ライフサイエンス大手の独メルクは5日、新型コロナウイルス用ワクチンを製造する独バイオ医薬品企業ビオンテックへの脂質供給を大幅に増強すると発表した。脂質は伝令RNA(mRNA)をベースとする医薬品に必要不可欠な原料。脂質の

デルマファーム―ビオンテックのワクチン生産を拡大―

独製薬大手デルマファームは9日、独バイオ医薬品会社ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチン「162b2」の生産を拡大すると発表した。同ワクチンの生産拠点を2カ所に増やす。 デルマファー

キュアバックとグラクソ、次世代ワクチンを共同開発

独バイオ医薬品企業キュアバックは3日、新型コロナウイルス用の次世代ワクチンを英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同開発すると発表した。すでに承認され、接種が開始された新型コロナワクチンは変異したウイルスに対す

人口当たりの感染数、ピーク時の半分以下に

ドイツの人口10万人当たりの直近7日間の新型コロナウイルス新規感染者数が1月27日に98人となり、およそ3カ月ぶりに100人を下回ったことが、ロベルト・コッホ研究所(RKI)の発表で分かった。本格的なロックダウンの導入な

政府が成長率予測引き下げ、今年は3%止まり

ドイツ政府は1月27日、2021年の国内総生産(GDP)成長率を下方修正した。昨年11月に再導入したロックダウン(都市封鎖)が長期化し、第1四半期の景気低迷が避けられない見通しとなっているためで、従来予測(9月)の実質4

サノフィ―ビオンテックのコロナワクチンを受託製造―

製薬大手の仏サノフィは1月27日、独バイオ医薬品企業ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンを受託製造することでビオンテックと合意したと発表した。サノフィは独自のコロナワクチンを開発し

ノバルティス―ビオンテックのワクチンを生産へ―

スイス製薬大手ノバルティスは1月29日、独バイオ医薬品会社ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンを受託製造することで両社と基本合意したと発表した。両社のコロナワクチンについては仏製薬

バイエル―キュアバックとの協業をワクチン生産にも拡大―

製薬大手の独バイエルは1日、新型コロナウイルス用ワクチンの分野で独バイオ医薬品企業キュアバックとの協業を拡大すると発表した。コロナワクチンの不足がドイツを含む欧州で大きな政治・社会問題となっていることを踏まえたもので、同

第2・3次産業の売り上げが12月も増加

ドイツ連邦統計局は1月28日、ロックダウン(都市封鎖)の強化にも関わらず第2次産業と第3次産業の12月の売上高が季節要因・営業日数調整値で前月比5.1%増(暫定値)となったと発表した。同売上は4月を直近の底に拡大が続いて

BASF―第4四半期は営業増益に―

化学大手の独BASFが20日発表した2020年10-12月期(第4四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比32%増の11億1,300万ユーロとなり、これまでの減益傾向に歯止めがかかった。同社によ