公共事業

ワルシャワ下水道設備が故障、下水をヴィスワ川へ放流

ワルシャワ水道公社(MPWiK)は8月28日、下水の集水設備故障のため、市内7地区の下水をヴィスワ川に放流し始めたと発表した。30日には放流前にオゾンによる殺菌処理を開始したことを明らかにした。当局はワルシャワ以北の下流 […]

MOL:商船三井とトルコ発電船大手、世界初のLNG発電船事業を実施

商船三井(MOL)は8月30日、世界初の液化天然ガス(LNG)発電船事業をトルコの発電船大手カルパワーシップと共同で、モザンビークで手がけると発表した。

LNG発電船はFSRUから送られるガスを使って洋上で発電を行い、電力を陸上の設備に安定供給する船舶。

同地では現在、重油焚き発電船が稼働しているが、以後はLNG発電に切り替える。

ロシア・サマラ州でボルガ川の架橋計画、24年の開通目指す

ロシア西部のサマラ州で、ボルガ川の架橋計画が進んでいる。欧州と中国西部を結ぶ広域交通インフラ整備の一環で、橋の全長は3,750メートル。年内にも建設に着手し、2024年に供用を開始する予定だ。橋の通行は有料で、車両の種類

ロシア・サマラ州でボルガ川の架橋計画、24年の開通目指す

ロシア西部のサマラ州で、ボルガ川の架橋計画が進んでいる。欧州と中国西部を結ぶ広域交通インフラ整備の一環で、橋の全長は3,750メートル。年内にも建設に着手し、2024年に供用を開始する予定だ。橋の通行は有料で、車両の種類

セルビアのインフラ建設、中国企業が台頭

セルビアで中国企業による複数の大規模インフラ建設プロジェクトが進行している。

セルビア運輸省によると、中国企業が実施する中で最も規模の大きいプロジェクトの1つがベオグラードとブダペストを結ぶ高速道路で、政府系の中国輸出入銀行が全体の85%に当たる40億ユーロを貸し付ける。

中国の銀行は中国企業が建設を請け負うことを条件に融資しており、建設労働者も建材も中国から持ち込まれている。

Rosatom:ロスアトム、ブルガリア原発建設入札に参加意向を正式表明

ロシア原子力公社(ロスアトム)は19日、ブルガリアのベレネ原子力発電所の戦略投資家を募る入札に関連し、参加意向表明書を提出したと発表した。

また、戦略投資家と設立する合弁会社に対する政府の出資は◇購入済みの設備◇用地◇各種許可――といった現物で実施し、現金出資は行わない。

ベレネ原発はコズロドゥイ原発に続くブルガリア第2の原発で、2006年にロスアトムが建設を受注し、08年に着工した。

Renault:スロベニア送電会社エレス、EV充電インフラでルノーと提携

EVの普及促進に向けて消費者が利用しやすい充電ソリューションを紹介するプロジェクト「INCIT-EV」の一環。

充電技術とインフラの利用体験を通じてEVの利便性の高さをアピールするとともに、EVの普及拡大で想定される電力供給面の問題を事前に検討する。

プロジェクトではまた、最先端の脳神経科学を活用して消費者のEVに関する深層意識を掘り起こし、その潜在的な要望に配慮した充電ソリューションの技術開発に取り組む。

Skoda Vagonka:ラトビア国鉄、電車32編成をチェコ・シュコダに発注

調達する電車は4両編成で、全長109メートル、1両当たりの座席数は400超となる。

PVは現在電車26編成を保有し、総座席数は約1万席。

今回の発注をめぐっては、昨年11月にスペインのタルゴが2億2,530万ユーロで落札していたが、公共調達監視局から長期的な電力価格を考慮して発注先を再検討するよう求められた。

クロアチア鉄道近代化入札に10社・グループが応札

クロアチア鉄道インフラ運営会社HZインフラストゥルクトゥーラが実施したハンガリー国境付近の鉄道近代化工事入札で、欧州、中国、トルコの10社・企業連合が応札した。工事費用は推定2億9,700万ユーロで、うち85%が欧州連合

仏再可エネ2社、セルビアで風力発電パークを建設

フランスの再生可能エネルギー事業者であるアキュオ・エナジーとIELエナジーはこのほど、セルビアのヴォイヴォディナ自治州政府とバシャイド風力発電パークの建設で基本合意した。マクロン仏大統領が15、16日にセルビアを公式訪問

仏再可エネ2社、セルビアで風力発電パークを建設

フランスの再生可能エネルギー事業者であるアキュオ・エナジーとIELエナジーはこのほど、セルビアのヴォイヴォディナ自治州政府とバシャイド風力発電パークの建設で基本合意した。マクロン仏大統領が15、16日にセルビアを公式訪問

Hitachi Zosen:日立造船、ロシアでごみ焼却発電プラント受注

日立造船は12日、スイス子会社でごみ焼却発電プラントの設計・建設・保守を手がける日立造船イノーバとロシアのエンジニアリング会社PJSC ZiOポドルスクの企業連合が、ロシア・モスクワの特別目的会社オルタナティブ・ジェネレ

セルビア・ノヴィサド市、CNGバス50台の調達入札開始

セルビア第2の都市ノヴィ・サドの公共交通会社GSPノヴィ・サドはこのほど、圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする低床式バスの調達入札を開始した。現地メディアによると同社は50台を導入する予定で、8月8日に応札を締め切る。 今

Hitachi Zosen:日立造船、ロシアでごみ焼却発電プラント受注

日立造船は12日、スイス子会社でごみ焼却発電プラントの設計・建設・保守を手がける日立造船イノーバとロシアのエンジニアリング会社PJSC ZiOポドルスクかの企業連合が、ロシア・モスクワの特別目的会社オルタナティブ・ジェネ

チェコ、原子炉新設の資金調達に政府保証

チェコ政府はこのほど、国営電力CEZの原子炉新設計画に関する枠組み契約を仮承認した。固定価格で電力を買い取らない代わりに、資本調達に当たって政府信用を供与し、借り入れコストを軽減する内容だ。また、法律・規制の枠組みの安定

Hyundai Rotem:現代ロテム、ワルシャワのトラム受注

韓国の鉄道車両・防衛装備メーカー、現代ロテムは13日、ポーランド・ワルシャワの公共交通機関トラムヴァイェ・ヴァルシャフスキェ(TW)にトラム(路面電車)123編成を供給する契約を交わした。2022年までに納入する。オプシ

Powerchina:中国電力建設、20年にベオグラードの地下鉄工事開始

セルビア政府は先ごろ、インフラ建設大手の中国電力建設集団(パワーチャイナ)がベオグラード市の地下鉄建設を2020年に開始することを明らかにした。建設予定期間は5年間。セルビア政府は今年4月にパワーチャイナと同事業に関する

IONITY:東欧初のEV急速充電スタンド、ハンガリーで稼働

ハンガリーでこのほど、東欧で初めての電気自動車(EV)用急速充電スタンド(HPC)が試験運用を開始した。急速充電インフラの整備企業である独イオ二ティが手掛ける汎欧州HPC網構築プロジェクトの一環で、ハンガリーでガソリンス

コソボとマケドニアをつなぐ新高速道が開通

コソボの首都プリシュティナからマケドニア北部との国境に至る新高速道路が5月29日開通した。開通式に出席したコソボのハラディナイ首相は、「両国間の物流や人の移動の迅速性と安全性が高まる」と述べ、「両国の経済関係がさらに密接

ロシア、カリーニングラードに大型港を計画

ロシアがバルト海に面した飛び地のカリーニングラード州に大水深港を建設する。現地紙『コンメルサント』が先ごろ報じたもので、すでにプーチン大統領が計画を承認した。総事業費は31億ドルを超える見通しで、うち4分の1を政府が助成

チェコ初の高速鉄道、25年に着工へ

チェコのクレムリーク交通相はこのほど、同国初の高速鉄道幹線を2025年に着工すると発表した。フランスのTGVの仕様を採用することで建設までの準備期間を5年短縮する。 チェコの鉄道施設を管理するSZDCは、TGV技術の使用

ソフィア市の電気バス入札、ブルガリア・中国企業連合が落札

ブルガリアの首都ソフィアの公共輸送機関であるソフィア・エレクトリカル・トランスポートは16日、電気バス導入に向けた入札で国内バスメーカーのチャリオット・モータースと中国同業の海格奥威の企業連合が落札したと発表した。同企業

ルーマニア国営SNN、原発増設で中国CGNと暫定合意

ルーマニアの国営エネルギー企業SNヌクレアル・エレクトリカ(SNN)は8日、チェルナヴォーダ原子力発電所の3号機と4号機の建設で、中国広核集団(CGN)と同社傘下の投資会社CGN CEERIと暫定的投資合意を交わした。S

チェコ人の水消費量、日に89リットル

チェコ統計局が先ごろ発表した2018年の国民1人当たりの水消費量は1日平均89.2リットルで、前年から0.6リットル増加した。酷暑となった昨夏は好天が続き、飲料水や庭木の水の消費が増えたことが背景にある。消費量が最も多か

エストニア国営電力、EV充電サービス開始

エストニア国営電力のエースティ・エネルギアは8日、電気自動車(EV)の公共充電サービスを開始すると発表した。バッテリー価格低下でEVが購入しやすくなり、国内でも普及の兆しが見えてきたことから、交通分野での二酸化炭素(CO

ルーマニア国営SNN、原発増設で中国CGNと暫定合意

ルーマニアの国営エネルギー企業SNヌクレアル・エレクトリカ(SNN)は8日、チェルナヴォーダ原子力発電所の3号機と4号機の建設で、中国広核集団(CGN)と同社傘下の投資会社CGN CEERIと暫定的投資合意を交わした。S

エストニア国営電力、EV充電サービス開始

エストニア国営電力エースティ・エネルギアは8日、電気自動車(EV)の公共充電サービスを開始すると発表した。バッテリー価格低下でEVが購入しやすくなり、国内でも普及の兆しが見えてきたことから、交通分野での二酸化炭素(CO2

ポーランド、グダニスク湾にFSRUを設置

ポーランド政府が液化天然ガス(LNG)受入能力の強化に向けて、グダニスク湾に浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)を設置する。工期は2024~25年。当初の再ガス化能力は年間40億立方メートル、将来的には80億立方メー

アムール川鉄橋、軌道敷設工事が開始

中国とロシアの共同インフラ事業アムール川鉄橋プロジェクトで、このほど土木工事が完了し、両国の建設会社が鉄道架線工事に着手した。現地日刊紙『黒竜江新聞』が2日報じたもので、5月20日までの完工を目指す。同鉄橋は両国極東部の

スロベニア郵便、国内物流大手を買収

スロベニア国営郵便(ポシュタ・スロベニエ)が国内物流大手インターヨーロッパの株式72%を1億500万ユーロで買収するもようだ。物流事業を強化して売上高を拡大する狙いで、今週中に契約に調印する見通しという。取引に伴い、イン

新イスタンブール国際空港の本格運用開始

トルコ・イスタンブールのアタテュルク国際空港から新イスタンブール国際空港への全面移転が6日に完了し、新空港が本格稼働した。これにより旅客処理能力が大幅に向上し、欧州、アジア、アフリカの間に位置するハブ空港としての機能が強

仏ルノーが世界最大のV2G実証事業、EV「ゾエ」15台を使用

仏自動車大手ルノーは3月21日、電気自動車(EV)を使った世界最大規模のヴィークル・トゥ・グリッド(V2G)の実証事業を開始すると発表した。大規模なシステムの実現可能性と収益性の調査が目的。年内にオランダのユトレヒトとポ

欧州・アジア連絡鉄道が開通=トルコ

トルコで12日、イスタンブール近郊のハルカラとコジャエリ県ゲブゼ地区を結ぶ鉄道路線(マルマライ線)が開通した。ボスポラス海峡横断鉄道の13.5キロメートルを含めた全長76.6キロメートルを1時間55分で結ぶ。イスタンブー

中国の投資会社、タリン・ヘルシンキ間トンネル計画に出資

中国の投資会社タッチストーン・キャピタル・パートナーズは8日、エストニアのタリンとフィンランドのヘルシンキを結ぶ海底トンネルプロジェクトを運営するファイネストベイ・エリア・デベロプメントと、150億ユーロの投資に向けた基

韓国現代、ハリコフ市の地下鉄建設事業参加に意欲

韓国の現代グループがウクライナ東部ハリコフの地下鉄建設事業に参加する意向だ。ハリコフ市当局が先ごろ明らかにしたもので、現代は特に地下鉄車両の納入に関心を示しており、ターンキー契約を含むオファーを行う可能性を示唆している。

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