自動車

4月の卸売物価23.8%上昇、2カ月連続記録更新

ドイツ連邦統計局が16日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が23.8%に達し、統計を開始した1962年以降の最高を2カ月連続で更新した。ウクライナに対するロシアの軍事侵攻が前月に引き続き反映された格好。上昇率 […]

新興EVメーカーのアライバル、ロシア事業から撤退

●創業者のロシア人実業家はウクライナ戦争に反対を明言 ●将来、同国事業を再開する計画はないという 英国の新興電動車(EV)メーカー、アライバル(Arrival)がロシアから事業撤退する。英『フィナンシャル・タイムズ』主催

ティッセンクルップ―日本精工とステアリングで合弁へ―

独複合企業ティッセンクルップは12日、日本精工(NSK)と合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。ティッセンのオートモティブ事業と日本精工のステアリング事業を統合する。年内の最終契約調印を目指す。出資比率などの詳

ノースボルト―独セル工場に補助金1.5億ユーロ―

ドイツ経済・気候省は11日、スウェーデンの電池スタートアップ企業が独北部に建設予定の巨大電池セル工場(ギガファクトリー)に補助金1億5,540万ユーロを交付すると発表した。欧州連合(EU)の「欧州の共通利益に適合する重要

フォルクスワーゲン―グループ4月販売38%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が13日発表した4月のグループ新車販売台数は前年同月比37.8%減の51万6,500台となり、減少幅は前月の31.4%から一段と拡大した。半導体不足に伴う生産低迷にロシアのウクライ

コンチネンタル―自走搬送ロボットの量産開始―

自動車部品大手の独コンチネンタルは17日、独自開発した自律走行搬送ロボット(AMR)の量産を開始すると発表した。自社工場で実施したテストが成功裏に終了したことから、外部企業向けの生産に乗り出す。5月末から6月初旬にシュツ

シュコダ自、MEB車向けバッテリーシステムの生産を開始

●同バッテリーを手がけるVWの欧州工場はドイツとチェコのみ ●シュコ、VW、アウディ、セアトブランドのMEB車に搭載 独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は17日、ムラダー・ボレスラフ本社工場で

新車の排出35年までにゼロ、欧州議会の担当委員会が承認

欧州議会の環境委員会は11日、EUで新車の二酸化炭素(CO2)排出量を2035年までにゼロにするという欧州委員会の提案を賛成多数で承認した。数カ月以内に本会議で採決される見込みだ。 欧州委は21年7月、30年までにEU域

ルノー、韓国子会社の株式34%を吉利に売却

自動車大手の仏ルノーは10日、韓国子会社ルノー・コリア・モーターズ(RKM)の株式の34.02%を中国の吉利汽車に売却することで合意したと発表した。吉利と1月に合意した韓国事業提携の一環で、取引額は2,640億ウォン(約

ティッセンクルップ、日本精工とステアリングで合弁

独複合企業ティッセンクルップは12日、日本精工(NSK)と合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。ティッセンのオートモティブ事業と日本精工のステアリング事業を統合する。年内の最終契約調印を目指す。出資比率などの詳

伊タイヤ大手ピレリ、欧州向け生産をロシアから国外に移管

伊タイヤ大手ピレリは10日、欧州向け製品の生産をロシア国外に移管する計画を明らかにした。欧州連合(EU)が実施する対ロ経済制裁を踏まえたもので、生産移管と併せ同国への投資も縮小する。EUはロシア製最終製品の域内への輸入と

ソラリス、チェコに同社初の電気バス納入

ポーランドのバス製造大手ソラリスはこのほど、チェコ東部オストラバの公共交通運営事業者ドプラブニー・ポドニク・オストラバ(DPO)に対し電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」8台を納入したと発表した。昨年3月にDPOと交

5G Bavaria

独バイエルン州政府の支援を受けてフラウンホーファー集積回路研究所(IIS)が実施する次世代移動通信システム(5G)関連の研究開発を支援するイニシアチブ。産業のデジタル化(インダストリー4.0)および自動車分野の5Gに関す

英新車登録、4月は15.8%減少 1/2

英自動車工業会(SMMT)は5日、同国の2022年4月の乗用車新車登録が11万9,167台となり、前年同月に比べ15.8%減少したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止措置により4月12日までショールームが営業を休

ロシア新車販売、4月は78.5%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は11日、同国の2022年4月の新車販売(乗用車・小型商用車)が3万2,706台となり、前年同月に比べ78.5%減少したと発表した。 1~4月の累計は、前年同期比43.0%減の29万3,

VWグループ、セアト電動化に提携企業と100億ユーロ投資

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)・グループのヘルベルト・ディース社長は5日、傘下のスペイン自動車大手セアトの電動化に向けて提携企業と総額で100億ユーロを投資する計画を発表した。スペイン政府が実施する新型コロナウイ

独ボッシュ、水素電解装置のコンポーネント事業に参入

独自動車部品大手のボッシュは4日、水素電解装置のコンポーネント事業に参入すると発表した。水電解装置の中核コンポーネントであるスタックを開発し、2025年に量産を開始する計画。気候変動対策が強化される中、再生可能エネルギー

仏フォルシア、内装品への再生プラ利用でヴェオリアと協力

フォルヴィアグループ傘下の仏自動車部品大手フォルシアは3日、自動車の内装部品への再生プラスチックの活用に向け、水・廃棄物処理大手の仏ヴェオリアと提携すると発表した。2025年までに原材料に占める再生プラの割合を平均30%

独ヘラーの中国合弁、レドーム生産の第2工場開設

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは3日、中国の自動車部品大手、敏実集団有限公司(ミンス)との合弁会社「ヘラー・ミンス嘉興オートモーティブパーツ」を通じ、浙江省嘉興市の拠点に第2工場を開設したと発表した。レドーム(レーダ

Daimler Truck

独商用車大手のダイムラー・トラック は4日、独廃棄物処理・リサイクリング大手のレモンディスに完全電気駆動のごみ収集車を納車したと発表した。今回供給したごみ収集車は、メルセデスベンツの大型EVトラック「eアクトロス」をベー

ZF Friedrichshafen

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェン は5日、ノルウェーの国営エネルギー会社Statkraftおよび独エネルギー会社Enovos Energie Deutschlandと電力供給契約を結んだと発表した。契約期間

在宅勤務率の低下幅は小、4月は24.9%に

勤務を少なくとも部分的に自宅で行う被用者の割合は4月に24.9%となり、前月の27.6%から低下したことが、Ifo経済研究所の調査で分かった。可能な限り在宅勤務を義務付けるルールが3月20日付で解除されたことが反映されて

トルコ乗用車メーカー、5~6月に操業停止か

●以前からの混乱に上海のロックダウンが拍車 ●ルノー、トファス、現代自は減産、トヨタは生産継続の予想 トルコの乗用車工場が今月から来月にかけて操業を停止するリスクが高まっている。従来からの半導体・原料不足に、中国・上海の

3月製造業受注4.7%減少、戦争勃発で発注抑制

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した3月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で108.3(暫定値)となり、前月を4.7%下回った。減少は2カ月連続。ロシアのウクライナ侵攻

ボッシュ―水電解槽向け部品事業に参入―

自動車部品大手の独ボッシュは4日、水電解槽向け部品事業に参入すると発表した。脱炭素化の流れを背景に再生可能エネルギー電力で製造するグリーン水素の需要が大幅に増えると見込まれることから、水素生産に用いる電解槽の部品を提供。

ポルシェ―電池負極材メーカーに出資―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェは4日、米国の電池材料スタートアップ企業グループ14テクノロジーズに資本参加すると発表した。ポルシェは子会社セルフォースを通して高性能電池の内製を計画しており、同電池用の負

メルセデス―レベル3の自動運転車、17日に予約開始―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは6日、レベル3(米自動車技術会=SAE)の自動運転システム「ドライブ・パイロット」の予約受付を17日からドイツで開始すると発表した。旗艦モデル「Sクラス」と「EQS」向けにオプション販

BMW―1-3月期純益3.6倍に、中国合弁の子会社化で―

高級車大手の独BMWが5日発表した2022年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は101億4,100万ユーロとなり、前年同期を260.8%上回った。華晨中国汽車(ブリリアンス)との現地合弁会社、BMWブリリアンス・オート

乗用車新車登録の減少幅拡大、4月は前年同月比22%減に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比21.5%減の18万264台となり、減少幅は前月の17.5%から拡大した。減少は2カ月連続。部品不足による生産低迷がロシアのウクライナ侵攻で加速

メルセデスとBMW、カーシェア合弁を売却

独乗用車大手のメルセデスベンツとBMWは3日、カーシェアの合弁会社シェアナウを同業ステランティスに売却することで合意したと発表した。発足当初から赤字が続いていることから撤退に踏み切る。取引金額は非公開。カルテル当局の承認

ボッシュ、水電解槽向け部品事業に参入

自動車部品大手の独ボッシュは4日、水電解槽向け部品事業に参入すると発表した。脱炭素化の流れを背景に再生可能エネルギー電力で製造するグリーン水素の需要が大幅に増えると見込まれることから、水素生産に用いる電解槽の部品を提供。

ポルシェ、米電池負極材メーカーに出資

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェは4日、米国の電池材料スタートアップ企業グループ14テクノロジーズに資本参加すると発表した。ポルシェは子会社セルフォースを通して高性能電池の内製を計画しており、同電池用の負

ユミコアとACC、EVバッテリー用カソードの長期供給契約を締結

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは4月27日、仏オートモーティブ・セルズ・カンパニー(ACC)と電気自動車(EV)用バッテリーのカソード材料の長期供給契約を締結したと発表した。ユミコアがポーランド南西部のニサに持つ生産施設

ルノー、アフトワズ株を露研究機関に売却か

ロシアのウクライナ侵攻を受けてロシアから撤退する仏自動車大手ルノーが、保有する同国自動車最大手アフトワズの株式をロシア国営の中央自動車エンジン科学研究所(NAMI)に譲渡するもようだ。ロシアのインタファクス通信が4月26

ウクライナからの輸入品、EUが関税を1年間免除へ

欧州委員会は4月27日、欧州連合(EU)がウクライナからの輸入品への関税を免除することを提案した。ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナに対する支援策の一環で、輸入の数量制限も撤廃する。1年間にわたって実施する方針だ。 関税

FORVIA/Faurecia

フォルヴィアグループ傘下の仏自動車部品大手フォルシア は4月28日、独自動車大手のメルセデスベンツ・グループとアプリプラットフォームの提供で協力すると発表した。フォルシアとAndroid向けアプリストアを運営するApto

Kongsberg Automotive

ノルウェー自動車部品大手のコングスベルグ・オートモーティブ は4月27日、パワートレイン&シャーシーズ(P&C)部門が総額で3,550万ユーロ、年平均510万ユーロの受注を獲得したと発表した。契約期間は5年。マニュアルト

BMW iFACTORY

独自動車大手BMWグループの生産戦略。「BMW iFACTORY. LEAN. GREEN. DIGITAL」をモットーに、世界のすべての生産ネットワークにおいて、柔軟性が高く、高効率で(LEAN)、持続可能な(GREE

ドイツ乗用車新車登録、4月は21.5%減少 1/3

ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、2022年4月の国内乗用車新車登録が18万264台となり、前年同月に比べ21.5%減少したと発表した。長引く半導体不足が新車販売市場に影響している。1~4月の累計は、前年同期比9.0%減

ドイツ国内生産、4月は13%減少

独自動車工業会(VDA)によると、2022年4月の国内の乗用車生産は25万7,600台となり、前年同月に比べ13%減少した。輸出も前年同月比23%減の18万3,700台と、大幅に落ち込んでいる。 1~4月の累計は、国内生

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