マクロ経済

2月の鉱工業生産は5.8%増

ロシア国家統計局(ロススタット)が16日発表した2011年2月の鉱工業生産は前年同月比で5.8%増と、1年3カ月ぶりの低い伸びとなった。インフレによる実質可処分所得の低下に伴う個人消費の低迷と設備投資の鈍化が背景にあると […]

4月利上げに変更なし、日本震災より物価重視

3月初めに来月の利上げを事実上予告した欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は18日、東日本大震災の影響で世界経済が減速する懸念が出ているにもかかわらず、予定通り利上げに踏み切る姿勢を示した。 \ トリシェ総裁は3月3日の

2月生産者物価6.4%上昇

ドイツ連邦統計局が18日発表した2011年2月の生産者物価指数は前年同月比で6.4%上昇し、08年10月以来の大きな上げ幅となった。エネルギーが最大の物価押し上げ要因で、エネルギーを除いたコアの上昇率は4.5%だった。生

加盟国が財政規律強化で合意、スムーズな制裁発動可能に

EU加盟国は15日に開いた財務相理事会で、EUの財政規律を定めた安定成長協定の改革案を発表した。規律違反国への制裁をスムーズに発動できるようにすることなどが柱。ギリシャなどの財政危機がユーロの信用を揺るがす事態に発展した

ムーディーズ、ポルトガルも格下げ

米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは15日、ポルトガルの長期国債の格付けを「A1」から2段階引き下げ、「A3」にしたと発表した。財政再建が景気見通しの悪化などにより順調に進まないと判断したため。これを受

2月のユーロ圏インフレ率、確定値も2.4%

EU統計局ユーロスタットが16日発表したユーロ圏の2月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率は速報値と同じ前年同月比2.4%となった。前月から0.1ポイント上昇し、2008年10月以来の高水準に達した。これにより

ユーロ圏労働コスト上昇率、10-12月は1.6%に拡大

EU統計局ユーロスタットが16日発表した2010年10-12月期のユーロ圏の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.6%となり、過去最低だった前期の0.9%から大幅に拡大した。労働

1月のユーロ圏鉱工業生産指数、前月比0.3%上昇

EU統計局ユーロスタットは14日、ユーロ圏17カ国の1月の鉱工業生産指数(季節調整済み)が前月比で0.3%上昇したと発表した。同指数の上昇は4カ月連続。前月は速報値で0.1%低下となっていたが、0.3%の上昇に上方修正さ

1月のユーロ圏貿易収支、148億ユーロの赤字に

EU統計局ユーロスタットが18日発表した1月のユーロ圏の貿易収支(速報値)は148億ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同月の97億ユーロから膨らんだ。前月は32億ユーロの黒字だったが、輸入が20%増の1,394億ユーロと、

独製造業売上、1月は前月比0.2%減に

連邦統計局が10日発表した2011年1月のドイツ製造業売上高(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.2%減となり、2カ月連続で後退した。国内売上は1.3%増加したものの、国外が1.7%減少。特にユーロ

製造業受注が好転、1月は2.9%増に

独連邦経済省が8日発表した2011年1月の製造業受注高は前月比で実質2.9%増加し、同3.6%減となった前月から大幅に改善した。国内受注が4.5%増加して全体を押し上げた格好。国外はユーロ圏が2.3%増、ユーロ圏外が1.

1月輸出24%拡大、11カ月連続で2ケタ増に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2011年1月の輸出高は前年同月比24.2%増の785億ユーロとなり、11カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。輸入高は24.1%増の684億ユーロで、貿易収支の黒字額は81億ユーロから10

樹脂加工業界、経済危機前の業績をほぼ回復

独樹脂加工業界全国連盟(GKV)が9日発表した2010年の業界売上高は前年比14.0%増の513億ユーロとなり、経済危機前の08年水準までほぼ回復した。業界企業の72%は今年も売り上げが拡大すると見込んでおり、今後の見通

中東欧経済が再び成長基調に、今年は3%=WIIW予測

中東欧経済が今年から成長基調に乗る見通しだ。ウィーン国際経済研究所(WIIW)が10日発表した最新予測によると、中東欧の欧州連合(EU)新規加盟10カ国の国内総生産(GDP)は今年3%、来年は3.6%拡大する。ただ、金融

1月の鉱工業生産、前月比15.5%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した2011年1月の鉱工業生産(稼働日調整済み)は、前月比で15.5%増加した。輸出が好調に推移し、13.9%の大幅減となった2010年12月から一転、2けたの伸びを確保した。前年

ルーマニアでインフレ加速、年内の利下げはなし

ルーマニア国家統計委員会(NSI)が10日発表した2月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比で7.6%となり、1月の上げ幅を0.7ポイント上回った。食品価格の上昇が主因。前月比では1.8%だった。インフレの加速で、

ウクライナ、IMFの追加融資は不要

国際通貨基金(IMF)はウクライナに3回目の緊急金融支援となる15億米ドルの融資を実行するかどうかを4月半ばに決めるが、ウィーン国際経済研究所(WIIW)のエコノミスト、アストロフ氏は、追加融資は必要ないと見ている。同国

ムーディーズがギリシャ国債を3段階格下げ、財政再建を疑問視

米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは7日、ギリシャ長期国債の格付けを従来の「Ba1」から3段階引き下げ、「B1」にしたと発表した。財政再建策の実現性を疑問視したもので、すでに「投機的水準」としていた格付

ユーロ圏生産者物価が急上昇、1月は08年9月以来の高水準に

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の1月の生産者物価指数(建設業を除く)は前年同月比で6.1%上昇し、上げ幅は前月の5.3%から拡大した。原油高を受けて上昇率は2008年9月以来の高水準に達した。(表参照

独輸入相手国、中国が2年連続1位に

ドイツ連邦統計局が8日発表した国別貿易額ランキング(速報値)によると、最大の輸入相手国は中国で、輸入額は前年の567億ユーロから765億ユーロへと35.0%拡大し、2位以下との差を大幅に広げた。中国がトップとなるのは2年

欧州中銀が利上げ示唆、来月に0.25%か

欧州中央銀行(ECB)が来月にも利上げに踏み切る可能性が濃厚となってきた。ECBは3日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.0%に据え置くことを決めたが、トリシェ総裁は理事会後

国内投資が減速、10年は5.5%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が1日発表した2010年の国内投資額は4兆3,348億7,000万フォリントとなり、前年から5.5%減少した。建設投資は8.3%、設備投資は1.3%それぞれマイナスとなった。 \ 業種別で見

2月のPMI、3年ぶり高水準

景気回復鮮明に ロシアの2011年2月のサービス部門購買担当者指数(PMI)は55.2と前月から1.7ポイント上昇し、2008年1月以来約3年ぶりの高水準となったことが、英銀行大手HSBCと調査会社マーキット・エコノミク

ウクライナ、2月のインフレ率は7.2%

ウクライナ国家統計委員会が5日発表した2月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比7.2%となり、前月の8.2%から1ポイント減少した。これは昨年7月以来で最低の水準だ。生産者物価は前年同月比で21%、前月比で4.8

2011成長率3%に、銀行業界が上方修正

民間銀行が加盟する独銀行協会(BdB)は7日、ドイツの2011年国内総生産(GDP)成長率を従来予測の2.3%から3.0%へと大幅に引き上げた。企業の受注や雇用情勢、世界経済が好調なためで、2012年も同2.25%に上る

2月のユーロ圏インフレ率は2.4%、08年10月以来の高水準

EU統計局ユーロスタットが1日発表したユーロ圏の2月の消費者物価指数上昇率(インフレ率、速報値)は前年同月比2.4%となり、前月の2.3%から0.1ポイント上昇した。これにより欧州中央銀行(ECB)が上限目標値とする2%

10-12月のユーロ圏輸出1.8%増、景気回復をけん引

EU統計局ユーロスタットは3日、2010年10-12月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。分野別では輸出が前期比1.8%増と引き続き好調で、景気回復をけん引した。また、個人消費が0.4%増となり、上げ幅が前期の

1月のユーロ小売業売上高は0.7%増、個人消費活発化の兆し

EU統計局ユーロスタットが3日発表したユーロ圏の1月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比0.7%増となり、前月の0.4%減からプラスに転じた。前月比では0.4%増と、6カ月ぶりにプラスとなっており、個人消費に

中銀、政策金利据え置き

ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は2月21日、政策金利を予想通り現行の6.0%に据え置いた。インフレ圧力に緩和傾向が見られることから、昨年11月以来、3回連続で実施してきた利上げにひとまず終止符を打った。ブルームバ

ロシア中銀、政策金利を引き上げ

ロシア中央銀行は2月25日、主要政策金利を0.25%ずつ引き上げると発表した。リファイナンス金利は8%となる。中銀の利上げは市場の予想外で、2008年12月以来初めて。28日から実施される。 \ 今回の利上げで、翌日物預

第4四半期GDP、建設投資が内需押し下げ

連邦統計局は2月24日、2010年第4四半期国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、輸出は前期比で実質2.5%伸びたものの、内需が0.4%後退。GDP成長率は第3四半期の0.7%から0.4%へと押し下げら

財政赤字の対GDP比率3.3%に、5年ぶりに3%枠突破

ドイツ連邦統計局が2月24日発表した連邦(国)、州、市町村、社会保険機関の2010年の財政赤字は国内総生産(GDP)に対する比率が3.3%となり、ユーロ加盟国に義務づけられた3%の上限枠を5年ぶりに突破した。金融機関の救

2月インフレ率2%に

ドイツ連邦統計局が2月25日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比の上げ幅が2.0%(速報値)となり、前月(2.0%=修正値=)と同水準を記録した。これまで同様、灯油と自動車燃料、電力が物価を強く押し上げた格好。欧州連

失業者数が減少、2月は332万人に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した2011年2月の失業者数は331万7,000人で、前月から3万3,000人減少した。2月は例年、失業者が最も多くなるにもかかわらず、好景気を背景に求人が拡大。失業率は前月から0.1ポ

鉄道貨物輸送、昨年は14%増に

ドイツ連邦統計局が2月28日発表した2010年の鉄道貨物輸送量は3億5,57万トンとなり、前年から14.0%増加した。過去最高(3億7,130万トン)となった2008年に比べると4.2%少ないものの、金融・経済危機に伴う

ユーロ圏建設業生産高、12月は大幅減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2010年12月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比12%減となり、5カ月連続で落ち込んだ。下げ幅は前月の6.3%から跳ね上がり、ついに10%の大台を超え

2月ユーロ圏景況感、3年半ぶり高水準

欧州委員会が24日発表した2月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は107.8 となり、前月の106.8から1ポイント上昇した。ドイツの景況感改善にけん引され、2007年8月以来、3年半ぶりの高水準まで回復した

12月のユーロ圏製造業新規受注18%増

EU統計局ユーロスタットが23日発表した2010年12月の製造業受注統計によると、ユーロ圏の新規受注は前年同月比18.5%増となり、上げ幅は前月の20%を下回ったものの依然として高い伸びを示した。(表参照) \ 部門別で

ハンガリー建設市場、5年連続で収縮

ハンガリー中央統計局(KSH)が16日発表した2010年12月の建設生産高は、季節調整後で前月比4.0%減となり、11月の2.1%増から再び下向いた。2010年通年の生産高は1兆7,985フォリントで、前年比10.1%減

チェコの経済成長率、10年は2.3%

チェコ統計局(CSU)は14日、2010年10-12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み、速報値)が前年同期から2.9%増加したと発表した。建設・農業部門が低迷したものの、輸送機器、機械、電気・光学機器などの製造業が好

ルーマニアの2010年GDP1.2%減、後退ペース鈍る

2010年のルーマニアの国内総生産(GDP、季節調整済み速報値)は前年比1.2%減となり、マイナス成長となったものの、下げ幅は前年の7.1%から大幅に縮小した。政府や市場は2%前後の後退を予想していた。第4四半期は前年同

ブルガリア経済、10年第4四半期に大幅な伸び

ブルガリア国家統計局(NSI)がこのほど発表した2010年第4四半期の国内総生産(GDP、速報値))は、前年同期比2.1%増、前期比1.7%増となった。10年GDPは前年同期比で上半期がマイナス、第3四半期が0.3%増、

1月のブルガリアCPI、4.5%上昇

ブルガリア国家統計局(NSI)が15日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月から4.5%上昇した。前月比では0.6%の増加。過去12カ月(2010年2月~2011年1月)の年間インフレ率の平均は2.8%となった

ロシア国債への格下げ圧力、2020年代に増大=S&P予測

人口減少と高齢化に伴う政府支出の増加で、ロシアの国家債務が2050年までに国内総生産(GDP)の5.85倍へと急激に膨らむ危険があることが、格付け大手のスタンダード&プアーズ(S&P)の8日付リポートで明らかに

独企業景況感、2月も統一後最高を更新

Ifo経済研究所が21日発表した2011年2月のドイツ企業景況感指数(2000年=100)は前月の110.3から111.2へと0.9ポイント上昇し、東西ドイツ統一後の最高を4カ月連続で更新した。改善は9カ月連続。事業の現

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