化学業界がコロナ禍前を凌駕、売上記録更新へ
独化学工業界(VCI)は16日、同国化学・製薬業界の2021年売上高を従来予測の前年比11%増の2,110億ユーロから同15.5%の2,200億ユーロへと上方修正した。上昇した原料調達コストの転嫁が順調に進んでいるためで […]
独化学工業界(VCI)は16日、同国化学・製薬業界の2021年売上高を従来予測の前年比11%増の2,110億ユーロから同15.5%の2,200億ユーロへと上方修正した。上昇した原料調達コストの転嫁が順調に進んでいるためで […]
ドイツ連邦統計局が16日発表した鉱工業の昨年の有形固定資産投資額は608億4,200万ユーロとなり、前年に比べ13.9%減少した。コロナ禍の発生で景気が急速に冷え込んだうえ、資金繰り確保の重要性が高まったことが反映された
独電気電子工業会(ZVEI)は16日、同国の電子部品市場が今年は前年比14%強増の185億ユーロとなり、コロナ禍前の2019年水準をほぼ回復する見通しを明らかにした。欧州市場規模も17%強増の560億ユーロ弱に拡大すると
欧州委員会は11日に発表した秋季経済予測で、ユーロ圏の2021年の域内総生産(GDP)実質伸び率を5.0%とし、前回(7月)の4.8%から0.2ポイント上方修正した。新型コロナウイルスワクチンの接種が加速し、経済再開が進
ユーロ圏19カ国は8日に開いた財務相会合(ユーログループ)で、圏内の物価は急上昇しているものの、2022年には許容範囲内まで縮小するとの見解で一致した。また、財政規律の見直しについて、景気回復を妨げないで債務削減に努める
EU統計局ユーロスタットが12日に発表したユーロ圏の9月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.2%低下し、2カ月連続のマイナスとなった。ただ、下げ幅は前月の1.7%から大きく縮小した。(表参照) 分野別で
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の9月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.5%増となり、7カ月連続で伸びを記録した。前月は速報値で横ばいとなっていたが、1.5%増に上方修正された。(表参
英政府統計局が11日に発表した同国の2021年7~9月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比1.3%増で、2四半期連続でプラス成長となった。コロナ禍を受けたロックダウンの緩和で経済正常化が進み、景気回復が続いている
●利上げは2会合連続、市場予想を上回る上げ幅に ●10月のインフレ率は前月から0.9ポイント増の6.8%に ポーランド中央銀行(NBP)は3日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.75ポイント引き上げ、1.25
●利上げは4会合連続、上げ幅は予測を0.75ポイント上回る ●積極的な金融引き締めにより物価の安定を図る狙い チェコ中央銀行(CNB)は4日、主要政策金利である14日物レポ金利を1.25ポイント引き上げ、2.75%に設定
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が4日発表した9月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を1.3%上回る111.2(暫定値)となり、2カ月ぶりに増加した。大型受注が多かったこと
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した9月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%減の93.7(暫定値)となり、2カ月連続で減少した。原材料不足を背景に製造業で生産
ドイツ連邦統計局が9日発表した9月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比0.7%減の1,123億ユーロへと縮小した。減少は2カ月連続。原材料不足を背景に自動車など幅広い業界で生産が停滞していることが前
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した同国電機業界の9月の新規受注高は前年同月を26.5%上回り、7カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。世界経済の急速な回復が大きい。国内受注が28.7%、国外が24.9%増加。国外は
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が4日発表した独業界の9月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月を65%上回った。大型設備の受注が多く水準が強く押し上げられたという事情はあるものの、同要因を除いたベースでも上げ幅は約20
経済正常化が進むユーロ圏で、雇用の改善も続いている。EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏の9月の失業率は前月を0.1ポイント下回る7.4%となり、20年4月以来の低水準だった。(表参照) 失業率は経済がコロナ
EU統計局ユーロスタットが4日に発表したユーロ圏の8月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で16.0%の上昇となり、9カ月連続で伸びた。エネルギー価格の急上昇が大きく、上げ幅は前月の13.4%を大きく上回った。(表参
ポーランド中央銀行(NBP)は3日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.75ポイント引き上げ、1.25%に設定した。利上げは2会合連続。市場は0.25ポイントの上げ幅を予想していた。インフレの高進に歯止めがかか
チェコ中央銀行(CNB)は4日、主要政策金利である14日物レポ金利を1.25ポイント引き上げ、2.75%にすることを決めた。利上げは4会合連続。市場は0.5ポイントの上げ幅を予想していた。インフレの高進が続く中、積極的な
EU新車市場で電動車の販売が急増している。欧州自動車工業会(ACEA)が10月22日に発表した統計によると、2021年7~9月期の販売(登録)台数は電気自動車(EV)が前年同期比56.7%増の21万2,582台、プラグイ
ドイツ連邦統計局が10月28日発表した同月の消費者物価統計(速報値)によると、前年同月比のインフレ率は4.5%となり、1993年10月以来28年ぶりの高水準に達した。コロナ禍に伴う昨年のエネルギー価格下落や付加価値税率引
市場調査大手GfKが10月27日発表したドイツ消費者信頼感指数の11月向け予測値は0.9ポイントとなり、10月の確定値(0.4ポイント)から0.5ポイント上昇した。同数値の改善は2カ月連続。インフレ率の上昇を背景に消費性
ドイツ連邦統計局が10月27日発表した9月の輸入物価指数は前年同月を17.7%上回り、上げ幅は前月の同16.5%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第2次石油危機の渦中にあった19
ドイツ連邦雇用庁(BA)が10月28日発表した同月の失業者数は237万7,000人となり、前月を8万8,000人下回った。減少は8カ月連続。BAのデートレフ・シェーレ長官は、就労者数と求人件数が大幅に増えているうえ、操短
欧州中央銀行(ECB)は10月28日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍を受けて実施している金融緩和策の維持を決めた。ユーロ圏では景気が回復し、物価が急上昇しているものの、インフレ高進は一時的とする見方を変えず、早期の利上
化学大手の独BASFは10月27日の決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。7-9月期の実績が良好だったうえ、今後も堅調な需要が予想されるためで、売上高を従来の「740億~770億ユーロ」から「760億ユーロ
ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は10月28日に発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、2021年の国内総生産(GDP)を夏期に発表した従来の実質3.0%から2.3%へと下方修正した。エネルギー価格の高騰や原材
ドイツ連邦統計局が10月29日発表した7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比1.8%増(速報値)と大きく伸びた。プラス成長は2四半期連続。コロナ規制の緩和を受けて前期
ドイツ政府は10月27日、今年の国内総生産(GDP)成長率を従来予測(4月)の実質3.5%から2.6%へと引き下げた。コロナ禍からの急速な需要の回復に原材料の供給が世界的に追いつかないことが経済成長の足かせとなっているた
EU統計局ユーロスタットが10月29日に発表した2021年7~9月期のユーロ圏の域内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比2.2%増だった。プラス成長となるのは2四半期連続。新型コロナウイルスワクチンの普及、経済・
欧州中央銀行(ECB)は10月28日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍を受けて実施している金融緩和策の維持を決めた。ユーロ圏では景気が回復し、物価が急上昇しているが、インフレ高進は一時的とする見方を変えず、早期の利上げを
EU統計局ユーロスタットが10月29日に発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比4.1%となり、前月の3.4%から0.7ポイント拡大した。これは2008年7月以来の高水準。エネルギー価格の上昇が物価を大き
欧州委員会が10月28日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は118.6となり、前月の117.8から0.8ポイント上昇した。景況感の改善は2カ月連続で、過去最高だった7月の119.0に近づいてきた
Ifo経済研究所が25日発表した10月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は97.7となり、前月を1.2ポイント下回った。同指数の低下は4カ月連続。原材料不足とそれに伴う工場稼働率低下の影響が製造業を超えて幅広い
ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比14.2%増となり、第1次石油危機の余波が残る1974年10月以来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は10カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続
DMG森精機の独子会社DMG Moriは26日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-9月期決算が好調だったためで、売上高を従来予測の約19億5,000万ユーロから約20億ユーロ、営業利益(EBIT)
コロナ禍からの経済回復に伴う原材料不足の影響が新聞・出版業界に波及している。新聞社によっては十分な量の印刷用紙を確保できないことから、ページ数を減らして対応。出版社も印刷部数の調整などを余儀なくされている。日刊紙『フラン
ドイツ機械工業連盟(VDMA)は26日の記者会見で、同国機械業界の今年の生産成長率を実質10%に据え置いた。原材料不足と物流のひっ迫で業界を取り巻く環境は厳しくなっているものの、受注が良好なことから2ケタ台の伸びを確保で
●夏の予測から上方修正、ユーロ圏(4.8%)を上回る数値に ●インフレは軒並み加速も、ユーロ採用国では圧力が小さい ウィーン国際比較経済研究所(WIIW)は20日、最新の秋季経済予測で、中東欧・南東欧(CESEE)23カ
●金融緩和はエルドアン大統領の意向に沿うもの ●インフレ率は右肩上がりの上昇続く トルコ中央銀行は21日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を2ポイント引き下げ、16%に設定した。利下げは2会合連続。市
●物価上昇スピードに対応するため市場予測を超える上げ幅に ●9月のインフレ率は前月を0.7ポイント上回る7.4%に拡大 ロシア中央銀行は22日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を6.75%から0.75
マグネシウムが欧州で品薄となっている。主要産地の中国で年内の生産が大幅に制限されているためだ。独金属業界団体メタレは欧州の在庫が11月末までに底をつくとの見通しを明らかにした。ドイツ政府に対し、供給再開に向けた交渉を中国
Ifoなど有力経済研究所は14日に発表した『秋季共同予測(秋季GD)』で、2021年の国内総生産(GDP)成長率を春季予測(4月)の実質3.7%から2.4%へと大幅に引き下げた。コロナ禍からの急速な経済回復の副作用で原材
ドイツ連邦統計局が13日に発表した9月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は4.1%となり、1993年12月(同4.3%)以来の高水準に達した。昨年はコロナ禍で石油製品の価格が急落していたうえ、7~12
ドイツ連邦統計局が19日発表した8月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を1.7%上回る139.9(暫定値)となり、統計開始(15年1月)後の最高を8カ月連続で更新した。
欧州自動車工業会(ACEA)が15日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の9月の新車乗用車の販売(登録)台数は71万8,598台で、前年同月から23.1%減少した。半導体不足で供給が減っていることが響き、3カ月連続で2
EU統計局ユーロスタットが13日に発表したユーロ圏の8月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1.6%低下し、2カ月ぶりのマイナスとなった。最大の経済国であるドイツが、半導体をはじめとする生産資材がサプライチ
国際通貨基金(IMF)は12日に発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2021年の予想成長率を5.0%とし、前回(7月)の4.6%から0.4ポイント上方修正した。世界全体予想成長率はサプライチェーンの混乱などで6.0
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2021年4~6月期の住宅価格は、前年同期比で6.8%の上昇となった。上げ幅は前期の5.7%から拡大し、2006年10~12月期以来の高水準に達した。(表参照) 住宅価
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した8月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比4.0%減の94.2(暫定値)となり、新型コロナウイルスの感染第1波のただ中にあった昨年4