化学

ゲレスハイマー―コロナワクチン容器をすでに受注―

包装材大手の独ゲレスハイマー(デュッセルドルフ)は14日の決算発表で、新型コロナウイルス用ワクチン容器の受注をすでに獲得していることを明らかにした。同ワクチンを開発しているすべてのメーカーから注文が入っているという。ディ

BASF―第2四半期の純損益が赤字に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が10日発表した2020年4~6月期(第2四半期)暫定決算の純損益は8億7,800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(59億5,400万ユーロ)から大幅に悪化した。新型コ

コベストロ

化学大手の独コベストロは7日、研究開発での量子コンピューターの活用に向け米IT大手グーグルと協業すると発表した。複雑な化学反応のシミュレーションの可能性などを模索する。グーグルからハードウエアと量子コンピューター分野のノ

カザフスタン潤滑油メーカー、リトアニアで再生工場を新設

カザフスタンの潤滑油製造会社ヒルのリトアニア販売子会社が、西部クライペダ郡に潤滑油工場を新設する。使用済み潤滑油を再生して新たに潤滑油を製造する狙い。投資規模は1億ユーロ強。まずは130~140人を雇用し、最終的に300

BASF―JA全農とスマート農業で協業―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は2日、農業技術子会社BASFデジタルファーミングがJA全農と協業合意したと発表した。人工知能(AI)ベースの栽培管理最適化プラットホーム「ザルビオ・フィールド・マネージャ

バイヤスドルフ

化学大手の独バイヤスドルフが6日発表した2020年上半期(1~6月)の暫定売上高は為替と事業整理を除いた実質ベースで35億1,300万ユーロとなり、前年同期を10.7%割り込んだ。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が響

BASF、JA全農とスマート農業で提携

化学大手の独BASFは2日、農業技術子会社BASFデジタルファーミングがJA全農と提携で合意したと発表した。人工知能(AI)ベースの栽培管理最適化プラットホーム「ザルビオ・フィールド・マネージャー」の日本市場投入を目指す

中国タイヤ大手の青島双星、カザフに工場設置

中国のタイヤ大手青島双星(ダブルスター)がカザフスタン中東部のサランに工場を設置する。投資額は750億テンゲ(1億6,500万ユーロ)。2022年に稼働予定で、年産能力は乗用車用タイヤが300万本、商用車用が50万本を見

7月1日付の法令改正

・新型コロナ危機への財政措置   付加価値税を年末まで引き下げ。標準税率を19%から16%、軽減税率を7%から5%に   子供手当(Kindergeld)の支給対象である保護者に特別手当を支給。額は子供1人当たり300ユ

米アッティス、セルビアにバイオ燃料工場建設

米代替燃料メーカーのアッティス・インダストリーズが、セルビア北部のクラにバイオ燃料の欧州生産拠点を開設する。同市当局が6月19日明らかにしたもので、このほど両者は工場建設プロジェクトの基本合意を交わした。約18カ月の建設

ファルタ―国と州が補助金3億ユーロ―

電池大手の独ファルタ(エルヴァンゲン)は6月30日、国とバーデン・ヴュルテンベルク、バイエルン州から最大3億ユーロの補助金を受ける通知を受けた。電池分野で欧州がアジア企業に強く依存する現状の是正に向けた欧州連合(EU)の

帝人―炭素繊維の生産能力を独で増強―

帝人は6月26日、欧州子会社テイジン・カーボン・ヨーロッパ(TCE)で炭素繊維「テナックス」のショートファイバー生産能力を40%増強したと発表した。欧州需要の拡大に対応する狙い。投資額は明らかにしていない。 欧州では軽量

トルコ初の産業用酵素工場が稼働

トルコ初の産業用酵素メーカーであるLIVZYMバイオテクノロジー が6月26日、イスタンブールで工場の稼働を開始した。穀粉・異性化糖の生産に用いられる酵素を生産する。食品の安全確保に向けた第1歩として位置付けられており、

BASF―マットレスのリサイクル技術を開発―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月29日、マットレスを化学的にリサイクルする技術を開発したと発表した。独東部のシュヴァルツハイデにある拠点で年内にパイロットプロジェクトを開始し、実用化を目指す。化石原

エストニアで初の「廃プラ舗装道路」完工、実証実験を実施

エストニアでこのほど、プラスチック廃材を混ぜたアスファルトで舗装した道路の建設事業の第1号が完了した。同国の気候に対応できるかどうか確かめるためのプロトタイプとして施工されたもので、来年の春に状態を調査する。 道路管理局

米除草剤訴訟でバイエルが和解、最大109億ドル支払いへ

ライフサイエンス大手の独バイエルは6月24日、同社の除草剤「グリホサート」を巡る訴訟で和解したと発表した。同剤の影響でがんを罹患したと主張する原告と、将来起こり得る訴訟の原告に最大で計約109億ドルを支払うという内容。バ

空調が巨大クラスター形成の大きな原因か

独西部のギュータースロー郡にある食肉加工工場で新型コロナウイルスの巨大クラスター(感染者集団)が発生したのは、空調設備がウイルスを屋内の広い範囲に拡散させたためとの見方が浮上している。同郡の委託を受けて工場の実地調査を実

アストラゼネカ、コロナワクチン供給で日本政府と協議

英製薬大手アストラゼネカは26日、英オックスフォード大学と共同で開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、日本への供給に向けて日本政府と協議することで合意したと発表した。第一三共などと協力し、ワクチンの日本へ

仏サノフィ、ワクチンでの米社との提携拡大

仏製薬大手サノフィは23日、ワクチン開発での米トランスレート・バイオとの提携を拡大すると発表した。トランスレート・バイオが開発を進めている新型コロナウイルス向けワクチンの重要性を評価したもので、最大19億ドルの資金を提供

バイエル、除草剤めぐる訴訟で和解、最大109億ドル支払いへ

独製薬・化学大手のバイエルは24日、同社の除草剤「ラウンドアップ」をめぐる訴訟で和解したと発表した。同剤の影響でがんを罹患したと主張する原告と、将来起こり得る訴訟の原告に最大で計約109億ドルを支払うという内容。バイエル

米アッティス、セルビアにバイオ燃料工場建設

米代替燃料メーカーのアッティス・インダストリーズが、セルビア北部のクラにバイオ燃料の欧州生産拠点を開設する。同市当局が19日明らかにしたもので、このほど両者は工場建設プロジェクトの基本合意を交わした。約18カ月の建設期間

キャノンメディカル、露社と画像診断装置の販社設立

キャノンメディカルシステムズは22日、ロシア製薬大手Rファームと医療機器販売の合弁会社をモスクワに設立することで合意したと発表した。ロシアを含む独立国家共同体(CIS)諸国において、キャノン製の医療用画像診断装置の販売と

生産者物価の下げ幅、5月は2.2%に拡大

ドイツ連邦統計局が19日発表した5月の生産者物価指数は前年同月比2.2%減となり、下げ幅は前月の1.9%から拡大した。前年同月を割り込むのは4カ月連続。新型コロナ危機を受けてエネルギー価格が大幅に低下したことが最大の押し

クロアチアのADプラスチック、ロシアで日産などから大型受注

クロアチアの自動車部品メーカーADプラスチックがロシアから総額6,000万ユーロを超える大型受注を獲得した。ルノー日産三菱アライアンス傘下のアフトワズと、日産の新モデル向けに部品を生産する。 アフトワズからは新型「ラーダ

エストニア、CERNの連携メンバーに

スイスに拠点を置く欧州原子核研究機構(CERN)は19日、エストニアを連携メンバーとして迎える内容の協定を同国政府と交わした。協定はエストニア議会による批准を経て発効する。エストニアは2~5年後にCERNへ正式加盟したい

キャノンメディカル、露Rファームと画像診断装置の販社設立

キャノンメディカルシステムズは22日、ロシア製薬大手Rファームと医療機器販売の合弁会社をモスクワに設立することで合意したと発表した。ロシアを含む独立国家共同体(CIS)諸国において、キャノン製の医療用画像診断装置の販売と

仏サノフィ、国内でのワクチン開発・生産を拡充

仏製薬大手サノフィは16日、6億1,000万ユーロを投じて国内に新たなワクチン工場と研究開発施設を開設すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を機に、国内でのワクチン開発、生産を拡充する。 サノフィは世界3位のワクチ

独政府がキュアヴァクに23%出資、ワクチン開発支援へ

バイオ医薬品開発の独キュアヴァクは15日、ドイツ政府から出資を受けることを明らかにした。同社は新型コロナウイルス用ワクチンを開発しており、政府はこれを支援するとともに、外資による買収の阻止を図る。 キュアヴァクはタンパク

三菱ケミカル、3Dプリント用パウダー分野で独社と提携

三菱ケミカルは15日、3Dプリンティング用樹脂パウダーを製造・販売する独AMポリマーズ(AMP)とPBT(ポリブチレンテレフタレート)パウダーの共同開発と販売に関する独占的な業務提携で合意したと発表した。今回の提携により

ベトナムがEUとのFTAを批准、7月にも発効へ

ベトナムの国会は8日、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)を賛成多数で承認した。EU側はFTAを批准済みで双方の批准手続きが事実上完了したことになる。これによってFTAは7月にも発効する見通しだ。 EUと東南アジア

政府がグリーン水素戦略を策定、輸出産業への育成視野に

二酸化炭素(CO2)を排出せずに生産するグリーンな水素の実用化に向けた「水素戦略」をドイツ政府が10日の閣議で了承した。国内のCO2排出削減を図るとともに、水素の環境に優しい製造から利用に至る全バリューチェーンで世界を主

フォルクスワーゲン―全個体電池の米社に追加出資―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は16日、全個体電池開発の有力企業である米クアンタムスケープに追加出資すると発表した。電動車用次世代電池の本命と目される同電池の開発を加速することが狙い。 クアン

三菱ケミカル―3Dプリント用パウダー分野で独社と提携―

三菱ケミカルは15日、3Dプリンティング用樹脂パウダーを製造・販売する独AMポリマーズ(AMP)とPBT(ポリブチレンテレフタレート)パウダーの共同開発と販売に関する独占的な業務提携で合意したと発表した。今回の提携により

ショット

特殊ガラス大手の独ショットは新型コロナウイルス用ワクチンの認可を見据え、ワクチン容器の特需に対応できる体制を整える意向だ。フランク・ハインリヒト社長がロイター通信に明らかにしたもので、すでに最大10億本の問い合わせがある

製造業の4月の延べ就労時間17%減少、自動車ではほぼ半減

ドイツ連邦統計局が15日発表した製造業(従業員数50人以上の企業が捕捉対象)の4月の延べ労働時間(暫定値)は前年同月比で16.9%減少した。新型コロナ危機に伴う操業時間の短縮と工場閉鎖が反映された格好。操短補助金制度の効

ベトナムがEUとのFTAを批准、7月にも発効へ

ベトナムの国会は8日、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)を賛成多数で承認した。EU側はFTAを批准済みで双方の批准手続きが事実上完了したことになる。これによってFTAは7月にも発効する見通しだ。 EUと東南アジア

上部へスクロール