電子、電機

消費者のeバイク評価は肯定的、購入意欲は若年層が最高

電動アシスト付自転車(eバイク)に対するドイツの消費者の評価が高いことが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。それによると、「eバイクは体力の低い人が運動するための第一歩として良い」との回答は73 […]

電機業界輸出、5月は過去最高の160億ユーロに

独電気電子工業会(ZVEI)が25日発表した独電機業界の5月の輸出高は前年同月比14.9%増の160億ユーロとなり、同月の過去最高を更新した。ユーロ圏向けが10.5%増の48億ユーロ、ユーロ圏外向けが16.9%増の112

エリクソンの業績悪化、4~6月は赤字に

通信インフラ機器大手のエリクソン(スウェーデン)は18日発表した2017年4~6月期(第2四半期)決算で、10億クローナ(約1億500万ユーロ)の純損失を計上し、前年同期の黒字(16億クローナ)から赤字に転落した。 売上

中国スマホ大手の小米科技、中東欧に進出

中国スマートフォン大手の小米科技が、中東欧市場に進出する。同社の幹部は先ごろ、独経済紙ハンデルスブラットとのインタビューで、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキア、リトアニア、ラトビア、エストニア、ウクライナ、ベラル

ポーランド、充電インフラ整備が加速

ポーランド政府は今年3月、2025年までに電気自動車(EV)100万台を普及させる野心的な行動計画を閣議決定した。現状では普及の前提となる給電施設をはじめとするインフラが整備されていないため、政府は同施設の数を2020年

エーオンとMOL、ルーマニアでEV充電施設を整備

独エネルギー大手エーオンとハンガリーの石油ガス最大手MOLはこのほど、ルーマニアで電気自動車(EV)向けの充電施設を40カ所に設置する計画を明らかにした。2020年までにエーオンが19カ所、残りをMOLが設置する。資金に

充電インフラ運営 スロバキア

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)向けの充電インフラを運営するスロバキア最大手。充電サービスの提供のほか、事業者向けに設備の販売や貸与を行う。設置する充電器は直流(DC)及び交流(AC)充電が可能で、

サムスン―ハイテク投資部門の欧州拠点ベルリンに開設―

韓サムスンがスタートアップ企業への投資を手がけるサムスン・ネクストの欧州統括拠点をベルリンに開設する。同拠点の責任者であるフェリックス・ペーターセン氏が12日、明らかにした。主にソフトウエア分野の企業を対象に投資を行って

デクラ―サーキットを買収、自動運転車の開発・テスト場に―

技術監査サービス大手の独デクラ(シュツットガルト)は17日、独東部のクレットヴィッツにあるサーキット「ラウジッツリング」を11月1日付で買収すると発表した。同サーキットを改修して自動運転車、コネクテッドカー用の開発・テス

アウディ―高度な自動運転車を競合に先駆けて投入―

高級車大手の独アウディ(インゴルシュタット)は11日、旗艦モデル「A8」の次世代車を西バルセロナの自社イベントで初公開した。「レベル3」に相当する高度な自動運転車で、今秋の発売を予定している。ダイムラー、BMWなど競合メ

ダイムラー―パワトレ工場で電池も製造へ―

自動車大手ダイムラーは13日、本社所在地シュツットガルトのウンターチュルクハイム地区にある乗用車用パワートレインのマザー工場で新たに電気自動車(EV)用の電池とパワートレインを生産することを、同工場の従業員代表(事業所委

ソーラーワールド―従業員を一時解雇へ―

5月に経営破たんした太陽電池モジュール大手の独ソーラーワールド(ボン)は17日、従業員の多くを8月1日付で一時解雇(レイオフ)する意向を明らかにした。労働局による給与の立替支給が打ち切られる7月末までに新たな投資家を確保

オスラム

照明大手の独オスラムがカーライトの合弁会社設立に向けて自動車部品大手のコンチネンタルと協議している。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が報じ、同社が追認したもので、半導体ベースのライトモジュール事業が協議の対象になっている

ポーランドと中国が関係強化へ、原子力分野でも提携

中国がポーランドと関係強化を目指している。全国人民代表大会(全人代)常務委員の張徳江委員長は12~16日にかけてポーランドを訪問し、シドウォ首相やドゥダ大統領など政府要人を始めとする有力議員と会談。13日にはクフチンスキ

シーメンス、シンガポールをデジタル中核拠点に

電機大手の独シーメンスは11日、シンガポールにデジタル製品・サービスの総合的な開発拠点「デジタル化ハブ」を開設した。シンガポール政府が推進する「スマート国家」プロジェクトを支援するとともに、そこで得られるノウハウを東南ア

独車部品ヘラー、リトアニアに工場建設

独車部品大手ヘラーはこのほど、リトアニアのカウナス自由経済地域(FEZ)に新工場を建設すると発表した。第1期工事への投資額は3,000万ユーロ。新工場の広さは7,000平方メートルで、2018年夏から主にセンサー、アクチ

シーメンス―中国のデジタル化支援へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は5日、製造工程のデジタル化や技術革新の分野で中国政府と企業に協力することを取り決めたと発表した。同国製造業の近代化を支援する。中国の習近平国家主席の訪独に合わせてベルリンで契約に調印

シーメンス―蓄電ソリューションで米AESと合弁―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は11日、蓄電ソリューションの合弁会社を米電力大手AESと共同で設立すると発表した。今後の市場の拡大を見据えた取り組みで、世界160カ国以上で両社の製品とサービスを提供していく。第4四

トラック車群走行の実用テスト、DB子会社やMANが共同実施へ

ドイツ鉄道(DB)の物流子会社DBシェンカーは10日、同社を調整役とするトラック追従車群走行(プラトゥーニング)のプロジェクトに連邦交通インフラ省(BMVI)が約200万ユーロの補助金を交付することを明らかにした。公道を

電機業界受注、5月は約15%増に

独電気電子工業会(ZVEI)が10日発表した独電機業界の5月の新規受注高は前年同月比14.7%増と大幅に伸びた。需要が堅調なほか、比較対象の2016年5月に比べ営業日数が多かったことがプラスに働いた格好。地域別ではユーロ

チェコ国営電力CEZ、ドイツの総合ビル管理会社を買収

チェコ国営電力CEZが、ドイツの総合ビル管理会社エレヴィオンを買収する。投資会社ドイチェ・プライベートエクイティ(DPE)及びエレヴィオンのエーバーライン社長が保有する全株式を取得する。取引額は明らかにされていない。競争

ロシアのチェリャビンスク州、スタートアップ企業を支援

ロシアのウラル地方にあるチェリャビンスク州が同国のイノベーション事業を牽引しようとしている。同州マグニトゴルスク市がロボット技術に特化したテクノロジーパークを建設するほか、チェリャビンスク市の「ITパーク74」ではスター

ダイムラー―中国合弁で車載電池生産へ―

自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は5日、北京汽車(BAIC)との中国合弁、北京ベンツ・オートモーティブ(BBAC)に両社合わせて約50億人民元(6億5,500万ユーロ)を投資することで枠組み合意した。電気自動車

ボッシュ―ロボットタクシー導入を18年に前倒し―

自動車部品大手のボッシュ(シュツットガルト)がロボットタクシーを2018年に投入する計画だ。シャシー・システム・コントロール部門の統括責任者であるゲルハルト・シュタイガー氏が専門誌『オートモビルボッヘ』に明らかにしたもの

サンデン―CO2冷媒コンプレッサーをダイムラーに供給―

サンデンは7日、二酸化炭素(CO2)冷媒を採用したカーエアコン用新型コンプレッサーを欧州高級車大手のダイムラーに5月から供給を開始したと発表した。CO2冷媒コンプレッサーを量産車向けに本格供給するのは世界で初めて。CO2

コンチネンタル―星ナビソフト会社を買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7日、ナビゲーションソフトの開発を手がけるシンガポールのクアンタム・インベンションズを買収すると発表した。高度道路交通システム(ITS)分野のポートフォリオを拡充する考え。

フォルクスワーゲン―77万台リコールへ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は6日、グループブランドの車両、合わせて76万6,000台をリコール(無料の回収・修理)することを明らかにした。ブレーキ制御システムのソフトウエアを入れ替える。d

ABB、買収で通信ソリューション事業強化

スイス重電大手のABBは3日、独通信機器メーカーのキーマイルからミッションクリティカルシステム向け通信ネットワーク部門を買収すると発表した。通信ソリューション事業を強化する狙い。今年9月末までの買収手続き完了を見込む。取

ABB―独社から事業買収、通信ソリューション事業強化へ―

スイス重電大手のABB(チューリヒ)は3日、ドイツの通信機器メーカー、キーマイル(Keymile)からミッションクリティカルシステム向け通信ネットワーク部門を買収すると発表した。通信ソリューション事業を強化する狙い。第3

アップル―アイトラッキングの独社を買収か―

IT大手の米アップルがアイトラッキング分野のハード・ソフトウエアシステムを手がける独センソモトリック・インスツルメンツ(SMI)を買収したもようだ。アップルは拡張現実(AR)分野のポートフォリオを拡充する狙いとみられる。

チャージポイント

充電ソリューションの有力メーカーである米チャージポイントは6月29日、電機大手の独シーメンスが同社に430万ドル出資すると発表した。シーメンスの支援を受けて欧州に充電スタンド網を構築する考えで、まずは英国市場に照準を合わ

世界電機市場、今年は4%拡大見通し

独電気電子工業会(ZVEI)は6月29日、世界の電機市場規模が昨年の4兆1,280億ユーロ(暫定値)から今年は4%拡大するとの見通しを明らかにした。全体の6割以上を占めるアジアが5%増となり、全体をけん引。アメリカ大陸と

セキュリティ機器市場が好調、昨年は6.2%拡大

独電気電子工業会(ZVEI)が3日発表した2016年の国内セキュリティ機器市場規模は前年比6.2%増の39億4,300ユーロとなり、これまでに引き続き大きく拡大した。建築ブームとセキュリティ意識の高まりが追い風となった格

独センビオン、セルビアで風力発電設備受注

風力発電設備大手の独センビオンは先ごろ、ベルギーの再生可能エネルギー会社エリシオから、セルビア北東部のアリブナル風力発電パーク向けに発電機を受注したと発表した。発電出力2,000キロワットの「MM100」発電機21基を納

BASFがリチウムイオン電池の原料確保に向け露社と交渉

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電

製造業の輸出見通し良好

Ifo経済研究所が6月28日発表した同月の独製造業輸出見通し指数は前月の14.8から17.5へと上昇し、2011年4月以来の高水準に達した。欧州連合(EU)経済の好調が最大の追い風となっている。 製造業のほとんどの業界で

輸入物価の上げ幅、5月は4.1%に縮小

ドイツ連邦統計局が6月28日発表した5月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が4.1%となり、前月の同6.1%から2ポイント縮小した。上昇率の低下は5カ月ぶり。同物価の主な押し上げ要因となっているエネルギーと中間財で伸び率

7月1日付の法令改正

・公的年金の支給額引き上げ。東部地区で3.59%、西部地区で1.9% ・公的年金受給者の就労促進に向けた法律が施行。保険料を支払えば年金受給額が増額に。早期年金受給者を対象とする年金受給額と勤労収入の相殺ルールも改善 ・

BASF―欧州に電池正極材工場、原料確保に向け露社と交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月27日、リチウムイオン電池正極材の供給体制を欧州に構築するために非鉄金属大手の露ノリリスク・ニッケルと独占交渉を開始すると発表した。欧州では自動車向けリチウムイオン電

東芝―スイス子会社の上場を計画―

東芝は3日、スイス子会社ランディス・ギアの新規株式公開(IPO)計画を発表した。公開益を財務の強化に充てる考えで、9月末までにスイス証券取引所に上場する方向だ。第三者への売却などIPO以外の選択肢も検討しており、IPOを

シーメンス―機械装置事業を分社化―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6月29日、機械駆動装置(MD)事業を独立企業フレンダー(Flender)として分社化すると発表した。独立企業とすることで効率的かつ柔軟に事業を展開できるようにする。 新年度が始まる

シーメンス、機械駆動装置事業を分社化

電機大手の独シーメンスは6月29日、機械駆動装置(MD)事業を独立企業フレンダーとして分社化すると発表した。独立企業とすることで効率的かつ柔軟に事業を展開できるようにする。 新年度が始まる10月1日付で新会社を立ち上げる

岩塩鉱跡を世界最大の蓄電池に

岩塩鉱跡を巨大な蓄電池として利用するプロジェクトに、北ドイツのエネルギー事業者EWEが取り組んでいる。実用化に成功すれば電力需給の重要な調整役となり、再生可能エネルギー電力の普及に弾みをつけそうだ。同社によると、同蓄電池

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