電子、電機

JLR、非接触のタッチスクリーン技術を開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は7月23日、ケンブリッジ大学と共同で非接触式のタッチスクリーン技術を開発したと発表した。画面へのタッチを予測する「プレディクティブ・タッチ」と呼ばれる新技術で、人工知能

JLR、非接触のタッチスクリーン技術を開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は7月23日、ケンブリッジ大学と共同で非接触式のタッチスクリーン技術を開発したと発表した。画面へのタッチを予測する「プレディクティブ・タッチ」と呼ばれる新技術で、人工知能

ポーランド企業、クロアチアでEV・窒素燃料車の工場開設へ

農機メーカーなどを傘下に持つポーランドの持ち株会社ポル・モト・ホールディングが電気自動車(EV)、窒素燃料車の工場をクロアチアに設置することを検討している。ポル・モト社側と会談を行ったクロアチアのミラノビッチ大統領が22

シュコダ自、ヴルフラビー工場でデジタルツイン技術を活用

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は22日、ヴルフラビーにあるトランスミッション組み立て工場でロボット技術による新ワークステーションの操業を開始したと発表した。これに先立ち同工場では

チェコ、モビリティ分野の技術振興ハブを設立

チェコの投資促進機関、チェコインベストはこのほど、モビリティ分野の技術振興に向けたハブ拠点である「モビリティ・イノベーション・ハブ」を形成する計画を明らかにした。同機関とチェコ自動車工業会(AutoSAP)が旗振り役とな

BMW―ライフサイクルCO2排出量を10年で3分の1削減―

高級乗用車大手の独BMW(ミュンヘン)は27日、車の生産から廃棄に至るライフサイクル全体で排出する二酸化炭素(CO2)の総量を2030年までの10年間で少なくとも3分の1削減する目標を発表した。目標達成の進捗状況を毎年レ

予測用の患者監視ソフトウエア開発 エストニア

入院患者の突然の心停止を予測するソフトウエアを開発している。人工知能(AI)技術を活用して患者の臨床データを収集・分析し、心停止に至る数分から数時間前に94%の確率で予測する。使われる機械学習手法は欧州原子核研究機構(C

ポーランド企業、クロアチアでEV・窒素燃料車の工場開設へ

農機メーカーなどを傘下に持つポーランドの持ち株会社ポル・モト・ホールディングが電気自動車(EV)、窒素燃料車の工場をクロアチアに設置することを検討している。ポル・モト社側と会談を行ったクロアチアのミラノビッチ大統領が22

蘭トムトムの第2四半期、6,200万ユーロの赤字に

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムが15日発表した今年4-6月期(第2四半期)決算の最終損益は6,200万ユーロの赤字となり、2四半期連続の赤字だった。新型コロナの影響で過去最悪となった4月を底に、5月以降は回復

独ノルマ、電動車の熱管理に最適な樹脂チューブを開発

ホースクランプ(ホースバンド)やケーブルタイ(結束バンド)を製造する独ノルマ・グループは14日、電気駆動車の熱管理配管システム向けに熱可塑性樹脂チューブの新製品「TPフレックス」を開発したと発表した。従来品より軽さと柔軟

BMW―電池セルをノースボルトからも調達―

乗用車大手の独BMW(ミュンヘン)は16日、スウェーデンのスタートアップ企業ノースボルトから車載電池セルを調達することで合意したと発表した。電動車の今後の販売拡大を見据え、調達先を拡大する。ノースボルトはBMWにとって中

モービルアイ―独で自動運転の公道試験へ―

先進運転支援システム(ADAS)の有力企業であるイスラエルのモービルアイが自動運転車の公道試験を独南部のミュンヘンとその近郊で近く、開始する。同社の移動サービス担当者がdpa通信に明らかにした。 カメラ12台を搭載したフ

ボッシュ―システム簡素化に向け事業ユニット新設―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は21日、運転アシスト、自動運転、カーマルチメディア、駆動装置、ボディエレクトロニクスのソフトウエアと電子部品事業を統合すると発表した。車載システムを簡素化するとともに、これ

トルコが国産EV工場を着工、22年末の稼働を予定

トルコ初の電動(EV)国民車の生産を目的に設立された合弁会社TOGGが18日、北西部ブルサ県ゲムリクで工場の着工式を行った。工期は18カ月で、2022年10-12月期に量産体制に入る計画だ。当初の生産能力は17万5,00

コンチネンタル―赤字転落、売上は4割減に―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は20日、2020年4-6月期(第2四半期)の売上高営業利益率(調整済みのEBITベース)がマイナス9.6%(暫定値)となったことを明らかにした。新型コロナ危機の直撃を受けた

東レ―空飛ぶタクシーの独社に炭素繊維材料を供給―

東レは14日、空飛ぶタクシーを開発中の独リリウムに炭素繊維複合材料を供給する契約を締結したと発表した。機体の軽量化などを支援していく。 リリウムは2017年、電動垂直離着陸機(eVTOL)のテスト飛行に世界で初めて成功し

ドイツ鉄道―高速鉄道30編成をシーメンスから調達―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は15日、高速鉄道30編成を電機大手の独シーメンスに発注すると発表した。二酸化炭素(CO2)排出削減に向けた政府方針を背景に鉄道の利用者が増えるとみており、高速鉄道の車両数を増やす意向だ。リヒ

露ネット通販大手のアリエクスプレス、数年内のIPOを計画

ロシアのネット通販大手アリエクスプレス・ロシアは2022年度中に総取扱高(GMV)100億ドルの達成を目指す意向だ。セルゲーエフ最高経営責任者(CEO)がこのほどロイター通信に対し述べたもので、今後3年から5年以内に新規

ランクセス―浄水事業を再編、逆浸透膜事業は売却へ―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は16日、浄水事業を再編すると発表した。将来性の高いイオン交換樹脂事業を強化する考えで、逆浸透膜事業は環境サービス大手の仏スエズに売却する。 逆浸透膜は水以外の不純物を透過させない膜で、海

トルコ製人工呼吸器、カザフで現地生産へ

トルコの技術ベンチャー企業バイオシス(BioSys)が人工呼吸器のカザフスタンでの現地生産を検討している。新型コロナウイルスの流行でカザフスタンでも人工呼吸器の需要が高まっているためだ。同国投資庁のカザフインベストが14

クラウドストレージサービス開発 ブルガリア

映像業界など膨大なデータ量を扱う業種向けにストレージエリアネットワーク(SAN)※の管理ツールを開発・提供している。メディア・エンターテインメントをはじめ、セキュリティ目的の監視、大規模なIT企業、自前のシステムでは不足

ASML

半導体製造装置大手の蘭ASMLは15日、光学部品・システムを製造する独ベルリナー・グラスを完全買収することで合意したと発表した。両社は約30年前から取引がある。ASMLは、極端紫外線(EUV)と呼ばれる極端に波長が短いレ

スタートアップの半数がAIを活用

ドイツのスタートアップ企業の47%が人工知能(AI)を活用していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。1年前に比べ8ポイント増加。独経済界全体では同割合が6%にとどまっており、スタートアッ

5月の電機輸出21%減少

独電気電子工業会(ZVEI)が20日発表した同国電機業界の5月の輸出高は前年同月比21.2%減の135億ユーロとなり、前月に引き続き大きく落ち込んだ。新型コロナ感染症の世界的な流行が反映されて格好で、先進国向けが21.3

BMW、電池セルをノースボルトからも調達

独高級車大手のBMWは16日、スウェーデンのスタートアップ企業ノースボルトから車載電池セルを調達することで合意したと発表した。電動車の今後の販売拡大を見据え、調達先を拡大する。ノースボルトはBMWにとって中国の寧徳時代新

ランクセスが浄水事業再編、逆浸透膜事業は売却へ

独化学大手のランクセスは16日、浄水事業を再編すると発表した。将来性の高いイオン交換樹脂事業を強化する考えで、逆浸透膜事業は環境サービス大手の仏スエズに売却する。 逆浸透膜は水以外の不純物を透過させない膜で、海水や排水の

東レ、空飛ぶタクシーの独社に炭素繊維材料供給

東レは14日、空飛ぶタクシーを開発中の独リリウムに炭素繊維複合材料を供給する契約を締結したと発表した。機体の軽量化などを支援していく。 リリウムは2017年、電動垂直離着陸(eVTOL)機のテスト飛行に世界で初めて成功し

仏ルノーがグーグル・クラウド導入、I4.0への転換を加速

仏自動車大手のルノーは9日、米グーグルのクラウドサービス「グーグル・クラウド」を導入して生産工程のデジタル化を進めると発表した。インダストリー4.0(I4.0)への対応を加速させる狙い。工場やサプライチェーンから上がる膨

スカニア、デンマーク生協に電気トラック供給

独フォルクスワーゲン(VW)傘下の商用車大手スカニア(スウェーデン)は9日、デンマークの小売り最大手である生協(Coop)グループから電気トラックを受注したと発表した。同電気トラックは今年後半に公開する予定で、コープは2

フォードのPHV商用バン、自動EVモード切替機能を搭載

米自動車大手フォードのドイツ法人フォード・ヴェルケは6日、商用バンのプラグインハイブリッド(PHV)モデルに、自動的に電動(EV)モードに切り替わるジオフェンシング機能を導入すると発表した。新機能は「トランジット・カスタ

AMSのオスラム買収、欧州委が承認

欧州委員会は6日、センサー大手のAMS(オーストリア)が独照明大手オスラムを買収する計画を承認したと発表した。AMSは1月、オスラムに対する株式公開買い付け(TOB)で株式59.9%を確保したと発表していた。買収額は46

リトアニア中銀が仮想通貨を発行、ユーロ圏初の試み

リトアニア銀行(中央銀行)が独自の仮想通貨を発行する。「LBCOINs」と呼ばれるもので、中央銀行による仮想通貨の発行はユーロ圏初の試みだ。当初はデジタルトークン(証票)2万4,000単位を発行し、今月半ばに先行販売を開

機械学習利用のQA業務支援ツール開発 ポーランド

ソフトウエアやITサービスのQA(品質保証)業務向けに、システムのリグレッションテスト※について機械学習を用いて最適化するツールを開発している。同社が提供するのは、ソフトやサービスの開発から動作チェック、実際の運用への準

卸売物価の下げ幅、6月は3.3%に縮小

ドイツ連邦統計局が13日発表した6月の卸売物価指数は前年同月比3.3%減となり、下げ幅は前月の同4.3%から縮小した。新型コロナ危機に伴う石油製品の下落率が前月の32.2%から23.4%に縮小したことが大きい。 石油以外

シーメンス―発電設備部門分離を株主が承認―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)の臨時株主総会が9日、バーチャル形式で開催され、発電設備子会社シーメンス・エナジーの分離計画が99.36%の賛成で承認された。シーメンスは今後、経営資源を「スマート・インフラ」「デジタル

ダイムラー―コスト削減強化へ、上期乗用車販売は21%減―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は8日のバーチャル株主総会で、コスト削減の強化方針を明らかにした。新型コロナ危機を踏まえた措置で、オラ・ケレニウス社長は、昨年打ち出したコスト削減計画は車両の電動・IoT化に対

BMW―電池原料コバルトをモロッコから調達―

高級乗用車大手の独BMW(ミュンヘン)は9日、モロッコの鉱業大手マナジェム・グループから車載電池用のコバルトを調達することで合意したと発表した。自社の電動車に搭載する電池の原料を自ら調達することで、持続可能性に配慮したサ

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