電子、電機

レーベ―民事再生手続きを申請―

高級テレビ製造の独レーベは3日、民事再生手続きの適用をコーブルク区裁判所に申請したと発表した。市場環境が厳しさを増し業績が悪化しているため。同手続きにより現経営陣の主導権を維持できるようにしたうえで再建を進める。 テレビ […]

積層造形の全自動化技術の開発に成功、コストを50%圧縮

自動車大手のダイムラー、航空部品製造のプレミアム・アエロテック、積層造形装置(3Dプリンター)を手がけるEOSの独3社は4月30日、積層造形(AM)の量産技術確立に向けたパイロットプロジェクトが成功裏に終了したと発表した

ボッシュが車載燃料電池量産、スタックは共同開発

自動車部品大手の独ボッシュは4月29日、商用車・乗用車用水素燃料電池事業に参入すると発表した。燃料電池車(FCV)の需要が拡大すると予想しているためで、燃料電池のコア部品であるスタックをスウェーデン企業パワーセルと共同開

ヘラー―電池分野などで協業、中国市場の開拓に向け―

自動車部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は4月17日、中国市場の開拓強化に向けた計2件の協業合意を発表した。ロフル・ブライデンバッハ社長は今後の重要なテーマである電動車や自動運転などの分野で同国がカギを握る市場である

フォルクスワーゲン―中国合弁EV工場、当局が建設許可―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)と中国の安徽江淮汽車集団(JAC)が同国東部の合肥に電気自動車(EV)工場を建設する計画に許可が下りた。現地環境当局がインターネット上で公開した情報をもとにロイター

シーメンス―イラクの電力インフラ再建で受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は4月30日、イラクの電力インフラ再建に向けた契約を同国政府との間で締結した。エネルギーの安定供給実現を通してイラクの復興を支援する。ベルリンで開催された調印式にはドイツのアンゲラ・メ

テュフ・ラインラント―サイバーセキュリティ事業を強化―

技術監査大手の独テュフ・ラインラント(ケルン)がサイバーセキュリティ事業を強化する。IoT社会の進展に伴い企業のニーズが高まっているにも関わらず、同分野のサービスが不足しているためだ。ミヒャエル・フュービ社長は4月16日

露ロスナノと商用車カマズ、EVバッテリー開発で提携

ロシア国営ハイテク企業のロスナノはこのほど、同国の商用車大手カマズと電気自動車(EV)用バッテリーなどの共同開発を行うことで合意した。ロスナノ子会社のリオテフのリチウムイオン電池を利用し、蓄電モジュールやシステムを開発す

日立製作所―CVCファンドを独に設立―

日立製製作所は4月26日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを設立すると発表した。スタートアップ企業が生み出す破壊的な技術やビジネスモデルと日立の技術・知見や顧客基盤を融合することで、イノベーションを支援

中国海信傘下のゴレニア、270人を削減

中国家電大手の中国海信集団(ハイセンス)のスロベニア子会社ゴレニアが従業員270人を削減する。企業再編に伴う措置で、ベレーネ本社に勤務する者が対象となる。 ゴレニアによると、本社従業員4,121人中1,720人を解雇し、

長野計器―スイスの測定器メーカーを買収―

長野計器は4月24日、スイスの計測機器メーカー、リューガー・ホールディング(RHSA)を完全買収すると発表した。製品ポートフォリオを拡充し、販売を増やすことが狙い。 米子会社アシュクロフト-ナガノ・ケイキ・ホールディング

リトアニア、Eレジデンス導入案を閣議決定

リトアニア政府は4月30日、「電子住民登録(Eレジデンス)」の導入案を閣議決定した。エストニアの例にならい、外国人がオンラインで企業設立、銀行口座開設、税務申告をできるようにする内容だ。議会で承認されれば、2021年に導

独シーメンス、ロシアでデジタル事業の提携拡大に意欲

独電機大手シーメンスがロシアでのデジタル事業拡大に乗り出している。現地ウェブ誌『Inc.Russia』がロシア子会社のリベロフ社長の談話としてこのほど報じたもので、製造業の刷新に大きく関わるビッグデータやスマートネットワ

生産者物価の上げ幅が11カ月来の低水準に

ドイツ連邦統計局が4月18日発表した3月の生産者物価指数は前月比2.4%増となり、上げ幅は前月の同2.6%を0.2ポイント下回った。上昇率は11カ月来の低水準。最大の押上げ要因であるエネルギーの上げ幅が前月の7.5%から

ボッシュ―車載燃料電池量産へ、スタックは共同開発―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は4月29日、商用車・乗用車用水素燃料電池事業に参入すると発表した。燃料電池車(FCV)の需要が今後、拡大すると予想しているためで、燃料電池のコア部品であるスタックをスウェー

インフィニオン―日本の車載品事業を25%拡大―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は4月23日、車載半導体の日本売上高が昨年は約25%増加し、日本市場上位10社のなかで最大の伸びを記録した発表した。トヨタ自動車の広瀬工場から5年連続の品質不良ゼロ納品を表彰され

露ロスナノと商用車カマズ、EVバッテリー開発で提携

ロシア国営ハイテク企業のロスナノはこのほど、同国の商用車大手カマズと電気自動車(EV)用バッテリーなどの共同開発を行うことで合意した。ロスナノ子会社のリオテフのリチウムイオン電池を利用し、蓄電モジュールやシステムを開発す

フォルクスワーゲン―韓SKと電池合弁協議―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)が電気自動車(EV)の投入拡大に向けて着々と準備を進めている。ロイター通信によると、同社は車載電池の合弁生産会社を設立する方向で韓国のSKイノベーション

フォルクスワーゲン―新ゴルフ開発に遅れ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は今年末に市場投入する次世代「ゴルフ」を当初、標準装備車に限定する意向だ。開発が遅れているためで、オプション機能搭載車の投入を先送りする。週刊誌『シュピーゲル』が

ベバスト―韓国合弁を完全傘下に―

自動車部品大手の独ベバスト(シュトックドルフ)は10日、韓国同業Dongheeとの現地合弁会社Webasto Dongheeを完全子会社化したと発表した。主要市場のアジアで競争力を強化する狙い。同社史上最大の1億ユーロ強

ローツェ―独に欧州法人―

ローツェは10日、欧州販売・サポート拠点をドイツに開設すると発表した。これまで現地代理店を中心に展開してきた欧州事業を、子会社設立により一段と強化する。 独東部のドレスデンに今月、完全子会社ローツェ・エンジニアリングを設

ツァイス―測定機器メーカーを買収―

精密機器大手の独カール・ツァイス(オーバーコッヘン)は11日、立体物の3次元的な形状を測定する自動3D三次元測定機(3D CMM)を手がける独GOMを買収することで合意したと発表した。産業用測定・品質チェック製品の分野で

センヴィオン―民事再生手続きを申請―

ルクセンブルクに本社を置くドイツ系風力発電設備大手センヴィオンは9日、独事業会社が民事再生手続きの適用を裁判所に申請したと発表した。経営再建に向けた銀行との融資交渉がまとまらないことから、同手続きにより現経営陣の主導権を

メルク―米バースーム買収で正式合意―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は12日、半導体材料大手の米バースームを買収することで最終合意したと発表した。バースームは米特殊化学大手インテグリスと合併合意していたが、メルクがより高い買収条件を提示したこと

VW子会社がハンブルクでEVライドシェア開始

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の移動サービス子会社モイア(Moia)は15日、ドイツ北部のハンブルクで電気自動車(EV)を利用したライドシェア(相乗り)サービスを開始した。利用者はアプリで車両を呼び寄せることができ

欧州委がAI倫理指針を発表、「信頼できるAI」実現に向け

欧州委員会は8日、人工知能(AI)の有効活用に向けた倫理指針を発表した。人間を主体とした「信頼できるAI」を目標に掲げ、実現するために順守すべき7項目の原則を明示した。今夏には企業や研究機関の協力を得て指針を検証するため

安川電機、スロベニア工場が竣工

安川電機は10日、スロベニア南部コチェーヴィエの産業用ロボット工場が竣工したと発表した。同地での拠点開設で欧州顧客のニーズに対応する。また、新たなサプライチェーンを構築して欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域への供給を迅

自動運転の公道試験、VWがハンブルクで実施

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは3日、自動運転車の公道試験を独北部のハンブルクに設置された「自動運転車とコネクテッドカー用のテスト区間(TAVF)」で開始すると発表した。「レベル4」までの自動運転試験を

セルビア、EVメーカーの招致に意欲

セルビア西部のロズニツァが電気自動車(EV)メーカーの招致を狙っている。近郊でEV用バッテリーの材料となるリチウムの生産プロジェクトが進行しているのを強みに、完成車・部品メーカーを誘致したい意向だ。独フォルクスワーゲン(

電機業界受注、2月は1.3%減に

独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の2月の新規受注高は前年同月を1.3%下回った。ユーロ圏(ドイツを除く)からの受注は2.3%増えたものの、ユーロ圏外が4.0%減、国内が0.8%減と振るわなかった。1~2月

チェコでAI応用工学研究センター設立、EUが4,500万ユーロ助成

チェコが人工知能(AI)応用工学研究センターを設立する。関連研究機関とネットワークを構築し、生産ラインの開発に役立てる狙い。プラハ大学のチェコ情報科学(IT)・ロボティックス・サイバネティクス研究所(CIIRC)がブルノ

最新のICE車両に欠陥、ドイツ鉄道が受け取りを停止

ドイツ鉄道(DB)は4日、シーメンスが製造する最新の高速鉄道「ICE4」に欠陥が見つかったとして、車両の受け取りを当面、停止することを明らかにした。安全性に支障はないものの、長期的にみてメンテナンス費用の増加につながるこ

三菱電機、ルーマニアで空港気象ドップラーライダー受注

三菱電機は4日、ルーマニア航空局から空港周辺の気象を観測する空港気象ドップラーライダーを受注したと発表した。首都ブカレストのアンリ・コアンダ国際空港向けに、「ダイヤブレッツァAシリーズ」1台を納入する。欧州での受注は昨年

メルク―米バースーム買収で合意間近に、条件引上げが奏功―

製薬・化学大手の独メルクと半導体材料大手の米バースームは8日、メルクがバースームを対象とする買収条件を引き上げることを明らかにした。バースームはこれまで、米特殊化学大手インテグリスと合併するとしてメルクによる買収を拒否し

コンチネンタル―サイバーセキュリティでテレコムと協業―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は4日、自動車向けのサイバーセキュリティ分野で電気通信大手のドイツテレコムと協業すると発表した。外部とネットワークでつながるコネクテッドカーと自動運転車はサイバー攻撃の標的と

ZF―中国で生産・開発能力拡張へ―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは9日、中国で生産・開発能力を拡張すると発表した。同国の自動車市場は現在、低迷しているものの、ほとんどすべての顧客企業が現地事業を拡大する方針のため、同社もプレゼンスを強化。

ダイムラー―電動キックボードのPPを独で開始―

自動車大手ダイムラーの移動サービス子会社ダイムラー・モビリティ・サービシズは9日、独南部のミュンヘンで電動キックボードのパイロットプロジェクト(PP)を開始した。同国では電動キックボードの公道走行が許可されていないが、近

セルビアのIEEG、初の国産EV充電ステーション開発

セルビアのインターナショナル・エネルジェティック・エキスパートグループ(IEEG)が初の国産電気自動車(EV)充電ステーションを開発した。ヴジョヴィッチ社長が4日、現地ラジオ局RTVに明らかにしたもので、6月上旬にもIE

セルビアのIEEG、初の国産EV充電ステーション開発

セルビアのインターナショナル・エネルジェティック・エキスパートグループ(IEEG)が初の国産電気自動車(EV)充電ステーションを開発した。ヴジョヴィッチ社長が4日、現地ラジオ局RTVに明らかにしたもので、6月上旬にもIE

三菱電機、ルーマニアで空港気象ドップラーライダー受注

三菱電機は4日、ルーマニア航空局から空港周辺の気象を観測する空港気象ドップラーライダーを受注したと発表した。首都ブカレストのアンリ・コアンダ国際空港向けに、「ダイヤブレッツァAシリーズ」1台を納入する。欧州での受注は昨年

博報堂、トルコの課題解決型イノベーション企業を買収

博報堂は4日、戦略事業組織キューがトルコのイノベーション・プラットフォーム企業アトリエの過半数株式を取得したと発表した。アトリエが得意とする企業や社会の課題解決に向けた専従チーム(クリエイティブコミュニティー)の構築能力

上部へスクロール