欧州半導体法案、EU加盟国が合意
欧州連合(EU)加盟国は23日の大使級会合で、域内での半導体の研究・開発や生産を推進するための「欧州半導体法案」について合意した。12月1日の閣僚理事会で正式承認する予定。その後は欧州議会で審議される。 欧州委員会が2月 […]
欧州連合(EU)加盟国は23日の大使級会合で、域内での半導体の研究・開発や生産を推進するための「欧州半導体法案」について合意した。12月1日の閣僚理事会で正式承認する予定。その後は欧州議会で審議される。 欧州委員会が2月 […]
独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは中国事業を今後も強化する方針だ。地政学リスクは高まっているものの、世界トラック市場(6トン車以上)の4割を占める同国から撤退すれば、業界最大手になるという長年の目標を
高級乗用車大手の独メルセデスベンツは25日、グリーン・パンダ債を中国市場で発行し完売したと発表した。自動車メーカーがグリーン・パンダ債を発行するのも、欧州域外で同社がグリーン債を発行するのも今回が初めて。調達した資金は中
高級車大手の独BMWは25日、ハンガリー東部デブレツェンに建設中の電気自動車(BEV)工場に、高電圧バッテリーの組み立て施設を併設すると発表した。これに合わせ、投資額を当初の約10億ユーロから20億ユーロに引き上げるとと
商用車大手のダイムラー・トラックは24日、西南ドイツのヴェルトにある同社最大の組み立て工場で搬入車両をすべて電気自動車(eトラック)にする計画を発表した。運輸業界のグリーントランスフォーメーション(GX)を推進する戦略の
電機大手の独シーメンスは23日、サウジアラビアの複合企業であるペトロミンの傘下企業エレクトロミンに電気自動車(BEV)用充電器を供給すると発表した。同国は炭素中立実現に向けBEVの普及を目指しており、エレクトロミンは全国
エネルー設備大手の独シーメンス・エナジーは25日、アイルランド~フランス間に敷設予定の国際送電線「セルティック・インターコネクター」向けに高圧直流送電(HVDC)設備を受注したと発表した。受注高は1億ユーロのケタ台の半ば
天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥り国有化される予定の独エネルギー大手ユニパーは23日、国の出資額が従来計画の80億ユーロから最大330億ユーロに膨らむ見通しを明らかにした。調達コストが膨張し資金繰りが急速に悪化してい
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップから大株主であるスウェーデンの投資会社セビアンが資本をほぼ全面的に引き上げた。セビアンが22日に明らかにしたもので、定期的なポートフォリオ見直しの一環でティッセン株を売却したとしている
協和キリンは24日、欧州・中東・アフリカ(EMEA)事業を統括する子会社協和キリン・インターナショナル(KKI)が医薬品13ブランドを独製薬大手グリューネンタールに売却することで合意したと発表した。同社はコロナ化や地政学
Ifo経済研究所が29日発表した11月のドイツ価格計画指数(DI)は46.7ポイントとなり、前月の51.3ポイント(修正値)から低下した。同指数の下落は2カ月連続。水準自体は依然として高く、価格転嫁の動きは今後も続く見通
2020年のコロナ禍発生以降、サプライチェーンが国際的に混乱していることを受け、ドイツメーカーが様々な対策を取っていることが、Ifo経済研究所のアンケート調査で分かった。最も回答が多かった対策は在庫の拡大で68%に上った
LNG(液化天然ガス)を再ガス化する浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)「ネプチューン」が23日、独北東部のリューゲン島ムクラン港に入港した。FSRUがドイツに入るのは初めて。当局の承認を得て稼働を開始する予定だ。
エネルギー大手の米コノコフィリップスは29日、カタール産の液化天然ガス(LNG)をドイツに供給すると発表した。カタール国営石油会社カタール・エナジーから供給を受け、独北部のブルンスビュッテル港に輸送する。ドイツはロシア産
独工作機械工業会(VDW)が24日発表した独業界の7-9月期の新規受注高は前年同月を9%上回った。調達・製造コストの上昇分を顧客に転嫁したことが背景にあり、国内受注が3%、国外が同9%の幅で伸びた。物価を加味した実質ベー
ドイツ連邦統計局が29日発表した第3四半期(7~9月)の実質賃金指数(暫定値)は前年同期を5.7%下回った。同指数の低下は4四半期連続。名目賃金は2.3%増えたものの、消費者物価が8.4%上昇したことから、実質賃金が大幅
フランクフルト国際空港運営会社フラポートのシュテファン・シュルツェ社長と独国営航空管制会社DFSのアルント・シェーネマン社長は22日開催の共同イベントで、来年はドイツの航空需要が大きく回復するとの見方を示した。ウクライナ
ネットバンキングの利用者が増え、銀行は実店舗の削減を進めているが、多くの顧客は近くに実店舗があることを重視している。ITサービス大手EPAMのアンケート調査をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたところによる
ドイツ銀行は現金自動預け払い機(ATM)の深夜利用サービスを停止する。ATMを爆破する強盗犯罪が増えていることに対応。傘下ブランドのポストバンクも含めて22~6時の8時間、利用できなくする。リテール事業を統括するラース・
ドイツ政府は25日の閣議で、天然ガスと地域熱、および電力料金の一部を国が負担することを柱とする法案を了承した。消費量が一定限度以内であれば需要家が負担する料金に上限を設定する。エネルギー価格の急騰で圧迫されている家計と企
欧州連合(EU)は24日のエネルギー相理事会でエネルギー価格の高騰を抑えるための緊急対策について協議し、天然ガスの共同購入や、液化天然ガス(LNG)に関する新たな価格指標の開発、緊急時における加盟国間のガス供給の融通など
Ifo経済研究所が24日発表した11月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は86.3となり、前月を1.8ポイント上回った。同指数の上昇は2カ月連続。今後6カ月の見通しを示す期待指数が大幅に改善したことが大きい。ク
市場調査大手GfKが25日発表したドイツ消費者信頼感指数の12月向け予測値は11月の確定値(-41.9ポイント)を1.7ポイント上回るマイナス40.2ポイントへと改善した。同指数の上昇は2カ月連続。高騰している天然ガス・
ドイツ連邦統計局が25日発表した第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節・営業日数調整後の実質で107.9(2015年=100)となり、前期を0.4%上回った。個人消費(民間最終消費支出)が大きく伸びて全
ドイツ連邦統計局が29日に発表した11月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比10.0%増となり、これまでに引き続き大きく上昇したものの、上げ幅は前月の10.4%から縮小した。インフレ率の低下は4カ月ぶり。最大の物価押し