企業情報

ダイムラー・トラック―中型エンジンを米カミンズから調達へ―

商用車大手の独ダイムラー・トラックは23日、米エンジン大手カミンズと戦略協業の基本合意を締結したと発表した。中型エンジンの供給をカミンズから受け、同分野の開発・生産から撤退。パワートレイン分野の経営資源をゼロエミッション […]

フォード―欧州販売を30年からEVに一本化―

自動車大手の米フォードは17日、欧州で販売する乗用車を2030年から電気自動車(EV)に絞り込む計画を発表した。欧州で今後、一段と強化される排ガス規制に対応することが狙い。 フォードの欧州統括拠点がある独ケルン工場に10

ボッシュ―マイクロソフトと協業、車載ソフト開発支援へ―

自動車部品大手の独ボッシュは18日、車両とクラウドをシームレスにネットワーク化するためのプラットホームの開発で米IT大手マイクロソフトと協業すると発表した。顧客の自動車メーカーが車両のライフサイクル全体を通して新しい機能

テスラ―独でもリコール、ディスプレーに不具合―

電気自動車(EV)製造の米テスラがドイツでリコール(無料の回収・修理)を行うことが分かった。地方紙『アウグスブルガー・アルゲマイネ』紙が連邦陸運局(KBA)の確認を得た情報として報じた。米国ではすでにリコールを届け出済み

ダイムラー―大幅増配へ―

自動車大手の独ダイムラーは18日の決算発表で2020年12月期の配当を前期の90セントから1.5倍の1ユーロ35セントに引き上げる方針を明らかにした。昨年はコロナ禍の影響で春季に業績が大幅に悪化したものの、その後の市場回

フォード―欧州販売を30年からEVに一本化―

自動車大手の米フォードは17日、欧州で販売する乗用車を2030年から電気自動車(EV)に絞り込む計画を発表した。欧州で今後、一段と強化される排ガス規制に対応することが狙い。 フォードの欧州統括拠点がある独ケルン工場に10

フォルクスワーゲン―金融サービス部門が自転車事業に参入―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は18日、金融サービス子会社フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービシズが自転車のリース、融資サービスをドイツで開始すると発表した。電動アシスト自転車の需要が急速に伸びていることか

ボッシュ―マイクロソフトと協業、車載ソフト開発支援へ―

自動車部品大手の独ボッシュは18日、車両とクラウドをシームレスにネットワーク化するためのプラットホームの開発で米IT大手マイクロソフトと協業すると発表した。顧客の自動車メーカーが車両のライフサイクル全体を通して新しい機能

ティッセンクルップ―鉄鋼部門の売却交渉打ち切り―

独複合企業ティッセンクルップは17日、鉄鋼部門の売却に向けた英リバティ・スチールとの交渉を打ち切ったと発表した。鉄鋼部門の評価額と取引条件で両社の溝が深かったためと説明している。業績が低迷する同部門を自力再建することにし

テスラ―独でもリコール、ディスプレーに不具合―

電気自動車(EV)製造の米テスラがドイツでリコール(無料の回収・修理)を行うことが分かった。地方紙『アウグスブルガー・アルゲマイネ』紙が連邦陸運局(KBA)の確認を得た情報として報じた。米国ではすでにリコールを届け出済み

小米科技―デュッセルに欧州統括拠点を設置―

中国家電大手の小米科技がドイツ西部のデュッセルドルフ市に欧州事業の統括拠点を設置する。独事業の統括責任者アラン・チェン・リー氏が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、同市は欧州の中心に位置するため白羽の矢を立

ダイムラー―大幅増配へ―

自動車大手の独ダイムラーは18日の決算発表で2020年12月期の配当を前期の90セントから1.5倍の1ユーロ35セントに引き上げる方針を明らかにした。昨年はコロナ禍の影響で春季に業績が大幅に悪化したものの、その後の市場回

バイヤスドルフ―20年売上6%減少―

「ニベア」ブランドで有名な化学大手の独バイヤスドルフが16日発表した2020年12月期決算の売上高は70億2,500万ユーロとなり、為替と買収・売却を除いた実質で前期を5.7%下回った。コロナ禍が直撃。特に主力の消費者向

フォルクスワーゲン―金融サービス部門が自転車事業に参入―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は18日、金融サービス子会社フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービシズが自転車のリース、融資サービスをドイツで開始すると発表した。電動アシスト自転車の需要が急速に伸びていることか

ビオテスト―コロナ治療薬のバッチ生産に成功―

独製薬会社ビオテストは18日、新型コロナウイルス感染症治療用の高度免疫グロブリン製剤のバッチ生産に成功したと発表した。現在、治験を進めており、数週間以内に米国で認可申請を提出する予定。認可を得た場合は生産能力を拡大する考

ティッセンクルップ―鉄鋼部門の売却交渉打ち切り―

独複合企業ティッセンクルップは17日、鉄鋼部門の売却に向けた英リバティ・スチールとの交渉を打ち切ったと発表した。鉄鋼部門の評価額と取引条件で両社の溝が深かったためと説明している。業績が低迷する同部門を自力再建することにし

オールツアーズ―ワクチン接種を宿泊条件に―

独旅行大手オールツアーズは19日、新型コロナウイルス用ワクチンの接種を今秋から傘下ホテルの宿泊条件とする方針を明らかにした。顧客が安心してホテルを利用できるようにすることが狙い。ワクチンの接種率が今後、高まると、他の旅行

小米科技―デュッセルに欧州統括拠点を設置―

中国家電大手の小米科技がドイツ西部のデュッセルドルフ市に欧州事業の統括拠点を設置する。独事業の統括責任者アラン・チェン・リー氏が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、同市は欧州の中心に位置するため白羽の矢を立

キューネ・アンド・ナーゲル―中国企業エイペックスを買収―

スイス物流大手のキューネ・アンド・ナーゲルは22日、中国同業エイペックス・インタ-ナショナルを韓国の投資会社MBKパートナーズから買収することで合意したと発表した。経済が急成長するアジア太平洋で事業を強化する狙い。独禁当

バイヤスドルフ―20年売上6%減少―

「ニベア」ブランドで有名な化学大手の独バイヤスドルフが16日発表した2020年12月期決算の売上高は70億2,500万ユーロとなり、為替と買収・売却を除いた実質で前期を5.7%下回った。コロナ禍が直撃。特に主力の消費者向

アカゾール―車部品のボルグワーナーに身売り―

リチウムイオン電池システム製造の独アカゾールは15日、自動車部品大手の米ボルグワーナーに自社を売却することで合意したと発表した。ボルグワーナーが持つ世界的な事業網を活用して成長を加速させる狙い。アカゾールは身売り後も独立

アラール―超急速充電ポイント数を5倍に―

英石油大手BPの独子会社アラールは16日、国内の超高速充電ポイント数を年内に5倍に拡大すると発表した。電動車の需要が急速に伸びていることに対応する。 アラールは現在、国内で展開するスタンド(2,400カ所)の約1%に当た

バルーフ―ハンガリーR&D事業を強化―

センサー大手の独バルーフ・エレクトロニカが、ハンガリーの研究開発(R&D)事業強化に21億フォリント(約580万ユーロ)を投じる。西部ヴェスプレーム工場のR&D能力を50%引き上げる計画で、900人の

エボニック―ワクチン用脂質を増産、ビオンテック向けに―

特殊化学大手の独エボニックは11日、脂質の生産能力を短期間で拡大すると発表した。独バイオ医薬品企業ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチン向けに供給。脂質不足で滞っているワクチン生産を

バイエル―コロナワクチンの受託生産、年内にも開始―

独製薬大手バイエルのヴェルナー・バオマン社長は15日、独バイオ医薬品企業キュアバックが開発中の新型コロナウイルス用ワクチンの受託生産を年内にも開始する見通しを明らかにした。これまでは来年を予定していたが、やや前倒しできる

ランクセス―米社を買収、抗菌・保存剤事業を強化―

特殊化学大手の独ランクセスは14日、米同業エメラルド・カラマ・ケミカルを投資会社アメリカン・セキュリティーズから完全買収することで合意したと発表した。ランクセスは家禽向け消毒・衛生製品や食品添加剤分野の製品を手がける仏テ

ティッセンクルップ―業績予測引き上げ―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは10日の決算発表で2021年9月通期の利益見通しを上方修正した。20年10-12月期(第1四半期)の業績が良好だったためで、営業損益(EBIT、調整済み)を従来予測の「1億ユーロのケ

アディダス―リーボック売却を決定―

スポーツ用品大手の独アディダスは16日、米子会社リーボックの売却手続きを開始することを決議したと発表した。経営資源を主力の「アディダス」ブランドに集中することで競争力を高める狙い。リーボックを手元に残すより分離した方が両

EnBW―洋上風力発電の海域をBPと共同確保―

独エネルギー大手EnBWは8日、英石油大手BPと共同で洋上風力発電用の海域を英国で確保したと発表した。国王の公的な不動産を管理するクラウン・エステートが実施した入札で落札に成功した。 アイリッシュ海に2つの海域を確保した

コンチネンタル―産業用ベルト工場に投資―

自動車部品や製造業向け製品を手がけるコンチネンタルは8日、独北部のダンネンベルク工場に総額1億6,000万ユーロを投資すると発表した。風力発電設備向けの新製品を生産するほか、イントラロジスティクス向けの製品で品質検査を強

シーメンス―業績予測引き上げ―

電機大手の独シーメンスは3日の決算発表で、2021年9月通期の業績見通しを引き上げた。20年10-12月期(第1四半期)の実績が良好だったためで、為替変動と事業の買収・売却を除いた実質ベースの売上高を従来予測の「緩やかな

ドイツ銀行―6期ぶり黒字転換、投資銀部門がけん引―

独銀最大手のドイツ銀行が4日発表した2020年12月期暫定決算の株主帰属の純損益は1億1,300万ユーロの黒字となり、前期の赤字(57億1,800万ユーロ)から大幅に改善した。黒字計上は2014年以来で6期ぶり。投資銀行

キュアバック―次世代コロナワクチン開発へ、GSKと協業―

独バイオ医薬品企業キュアバックは3日、新型コロナウイルス用の次世代ワクチンを英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)と共同開発すると発表した。新型コロナワクチンは計3種類の製品の接種が始まったばかりだが、ワクチンの効

メルク―ビオンテック向けワクチン原料供給を増強―

ライフサイエンス大手の独メルクは5日、新型コロナウイルス用ワクチンを製造する独バイオ医薬品企業ビオンテックへの脂質供給を大幅に増強すると発表した。脂質は伝令RNA(mRNA)をベースとする医薬品に必要不可欠な原料。脂質の

デルマファーム―ビオンテックのワクチン生産を拡大―

独製薬大手デルマファームは9日、独バイオ医薬品会社ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチン「162b2」の生産を拡大すると発表した。同ワクチンの生産拠点を2カ所に増やす。 デルマファー

ダイムラー―乗用車に特化、商用車部門を分離・上場へ―

自動車大手の独ダイムラーは3日、商用車部門を独立企業として分離する計画を発表した。自動車業界で進む構造転換に機敏に対応できる体制を整えることが狙いで、ダイムラーは乗用車の専門メーカーとなる。7-9月期の株主総会で正式決定

ボッシュ―EUの次期排ガス規制を警戒―

自動車部品大手の独ボッシュは4日の決算記者会見で、欧州連合(EU)が導入を検討している自動車の次期排ガス規制「ユーロ7」に懸念を表明した。内燃機関車の実質的な禁止命令になる恐れがあるためで、フォルクマル・デナー社長は「ユ

ルネサス―欧州同業ダイアログを買収へ―

ルネサスエレクトロニクスは8日、英国に本社を置くドイツ系の半導体大手ダイアログ・セミコンダクターを完全買収することで合意したと発表した。製品の幅を拡充し、ソリューション提供能力を強化する狙い。年内の買収手続き完了を見込む

サノフィ―ビオンテックのコロナワクチンを受託製造―

製薬大手の仏サノフィは1月27日、独バイオ医薬品企業ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンを受託製造することでビオンテックと合意したと発表した。サノフィは独自のコロナワクチンを開発し

ノバルティス―ビオンテックのワクチンを生産へ―

スイス製薬大手ノバルティスは1月29日、独バイオ医薬品会社ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルス用ワクチンを受託製造することで両社と基本合意したと発表した。両社のコロナワクチンについては仏製薬

バイエル―キュアバックとの協業をワクチン生産にも拡大―

製薬大手の独バイエルは1日、新型コロナウイルス用ワクチンの分野で独バイオ医薬品企業キュアバックとの協業を拡大すると発表した。コロナワクチンの不足がドイツを含む欧州で大きな政治・社会問題となっていることを踏まえたもので、同

フォルクスワーゲン―車載電池リサイクルを開始―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は1月29日、車載電池リサイクルのパイロット設備をドイツ北部のザルツギターで稼働させたと発表した。電動車の本格普及と廃車の増加をにらんだ取り組みで、廃電池から材料を効率的に取り出す技

BMW―サプライヤーの再生エネ使用義務、アルミにも拡大―

高級乗用車大手の独BMWは2日、再生可能エネルギー由来の電力を100%使用して製造するアルミニウムをアラブ首長国連邦のエミレーツ・グローバル・アルミニウム(EGA)から調達すると発表した。サプライチェーンで発生する二酸化

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