企業情報

フォルクスワーゲン―電池サプライチェーンを透明化―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は10日、サプライチェーン分析サービスを手がけるRCSグローバルとの協業関係を戦略パートナーシップに発展させると発表した。車載電池分野のサプライチェーンを全面的に […]

トヨタ―電力走行距離に応じて保険料を割引、独で導入―

ハイブリッド車の電動走行距離が長ければ長いほど保険料の割引率が高くなる新サービスを、トヨタ自動車の独法人トヨタ・ドイチュラント(ケルン)が導入する。対象となるのは新型「ヤリス」の1.5リットルハイブリッドモデル。顧客に可

ダイムラー―初の環境債発行―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は3日、同社初の環境債(グリーンボンド)を発行したと発表した。同社はカーボンニュートラル(炭素中立)を実現するという目標を打ち出しており、調達した資金はすべて環境関連のプロジェ

メルセデスベンツ―I4.0工場を開設―

ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツ(シュツットガルト)は2日、西南ドイツのジンデルフィンゲン工場内に新設した組立ホール「ファクトリー56」の操業を開始した。同ホールにはつながる工場「インダストリー4.0(I4

トレイトン―米ナビスター買収交渉を再開―

独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)が戦略提携先の米ナビスター・インターナショナルの買収に向けて再び動き出したもようだ。ブルームバーグ通信などが報じた。 トレイトンは2016年、ナビスターの

シュレマー―独拠点などを仏競合が買収―

会社更生手続きの適用対象となっているケーブル保護管製造の独シュレマーは4日、ミュンヘン近郊のアッシュハイム本社と独南部のハスフルト工場、および欧州と北米の子会社を仏競合のデルフィンゲン・インダストリーが取得すると発表した

テクノスマート―独デュルと提携、電池分野で―

テクノスマートは4日、機械大手の独デュルと業務提携契約を締結したと発表した。デュル傘下のデュル・システムズと手を組み欧米でのリチウムイオン二次電池用電極コーティングラインの製造・販売に乗り出す。デュルは車載電池向け事業を

フィリップス―白物家電部門の売却交渉、今秋にも開始―

蘭電機大手フィリップス(アムステルダム)は白物家電部門の売却に向けた交渉を今秋にも開始する予定だ。広報担当者の確認を得た情報として独『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。 フランス・ファン・ホーテン最高経営責任者

シーメンス・ヘルシニアーズ―新株で27億ユーロ調達―

独シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)は2日、新株を発行して市場資金27億3,000万ユーロを調達したと発表した。米放射線治療システム大手バリアン・メディカル・システムズの買収資金に充てる

キュアバック―コロナワクチン開発を国が2.5億ユーロ支援―

バイオ医薬品開発の独キュアバック(テュービンゲン)は4日、独連邦教育・研究省(BMBF)から最大2億5,200万ユーロの補助金を受給すると発表した。国の支援を受けて新型コロナウイルス用ワクチンの開発を加速するとともに、生

ネスレ―リサイクル可能包装材の利用率が87%に―

食品世界最大手のネスレ(スイス、ヴヴェイ)は7日、リサイクル可能な食品包装材の利用率が87%に達したと発表した。2025年までに自社製品のすべての包装をリサイクル可能な素材に切り替える目標の達成が近づいてきた。 同社は1

センコー―独に現法設立―

センコーは4日、ドイツに現地法人を設立したことを明らかにした。欧州に進出した取引先の日系企業に一貫したサプライチェーンを提供するとともに、中東・アフリカなどの周辺地域で低温流通(コールドチェーン)も視野に入れた物流ネット

アウクスマネー―米投資大手センターブリッジが買収―

お金を借りたい人と貸したい人を仲介するソーシャルレンディングのプラットホームを運営する独アウクスマネー(デュッセルドルフ)は2日、米投資大手センターブリッジの傘下に入ることで合意したと発表した。市場での地位と技術力を強化

ポルシェ―合成燃料「eフューエル」開発へ―

カーボンニュートラル(炭素中立)を実現する合成燃料、「eフューエル」の開発プロジェクトを、フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェ(シュツットガルト)が開始する。二酸化炭素(CO2)排出規制が今後、一段と強ま

エボニック―触媒再生の米社買収―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は8月26日、脱硫触媒を高効率に再生する技術を持つ米ポロセル・グループを買収すると発表した。触媒事業を強化する狙い。取引価格は2億1,000万ドル。当局の承認を経て買収手続きを年末に

ネスレ―アレルギー治療薬の米社を買収―

スイス食品大手のネスレ(ヴヴェイ)は8月31日、米国の製薬会社アイミューン・セラピューティクスを完全買収することで合意したと発表した。医薬品事業を強化する。 アイミューンはアレルギー治療薬を開発・製造しており、ピーナッツ

コンチネンタル―人員削減を1.5倍の3万人に拡大―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は1日、2029年までの10年間に従業員を約3万人削減する方針を発表した。昨秋時点では2万人の削減を予告していたが、新型コロナ危機の影響で世界の自動車生産の低迷が長期化する公

オペル―アイゼナッハ工場が2シフトに復帰―

仏自動車大手グループPSAの独子会社オペル(リュッセルスハイム)がアイゼナッハ工場の生産を今秋から2シフト体制に戻す計画だ。ミヒャエル・ローシェラー社長が現地メディアに明らかにした。 同工場では新型コロナウイルスの感染拡

メルセデスベンツ―アマゾンから配達EV1800台受注―

ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツ(シュツットガルト)は8月28日、ネット通販世界最大手の米アマゾンから配達用電気自動車(EV)1,800台を受注したと発表した。EV分野では同社史上最大の受注となる。年内にも

ボッシュ―自動駐車テストをフォードなどと米で実施―

モノのインターネット(IoT)を基軸に事業を展開する独ボッシュ(シュツットガルト)は8月27日、自動駐車の実地テストを自動車大手の米フォード、米不動産会社ベッドロックと米国で共同実施すると発表した。米国初のインフラベース

DMG Mori―コスト2億ユーロ圧縮へ―

DMG森精機の独子会社DMG Mori(ビーレフェルト)は今年、コストを2億ユーロ削減する意向だ。新型コロナ危機の直撃を受けて利益が圧迫されていることから、構造費用と人件費をそれぞれ1億ユーロ圧縮する。クリスティアン・テ

クナウス・タバート―IPOへ、生産能力拡大―

キャンピングカー大手の独クナウス・タバート(ヤンデルスブルン)は1日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。同社株を保有する投資会社が持ち株の一部を売り出すとともに、クナウスが新株を発行。フランクフルト証券取引所のプライ

ロケット・インターネット―上場廃止へ―

独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は1日、上場廃止方針を発表した。上場の継続に伴い発生するコストの削減と、企業としての自由度を高め同社と経営資源のポテンシャルを引き出すことが狙い。同社は近年、本来の投資対象で

バイエル―米避妊具訴訟で和解、16億ドル支払いへ―

独製薬大手バイエルの避妊器具「エシュア」の使用によって健康被害を受けたとして米国の女性が起こしている集団訴訟で同社は20日、原告の約90%と和解合意したと発表した。バイエルは除草剤「グリホサート」を巡る米国の訴訟でも10

BASF―鉱業向けAI企業に出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は18日、人工知能(AI)ベースの鉱業向けソリューションを提供する英インテリセンスに出資するとともに、協業すると発表した。出資額と出資比率は明らかにしていない。 インテリセ

クララ・テクノロジーズ―アルファベットが出資―

独米系の人工知能(AI)スタートアップ企業クララ・テクノロジーは20日、米グーグルの親会社アルファベットが同社に1,500万ドルを出資すると発表した。出資額と出資比率は不明。アルファベットはAIスタートアップを対象とする

エンパル―中国メーカーから太陽光発電モジュールを調達―

太陽光発電設備のレンタルサービスを手がける独スタートアップ企業エンパル(ベルリン)が世界最大のモジュールメーカーである中国の西安隆基新能源有限公司(Longi Energy)から製品供給を受ける契約を結んだ。エンパルへの

GEA―ポンプ生産を独からポーランドに移管―

食品や化学産業向けの機械・設備を製造する独GEA(デュッセルドルフ)は19日、ポンプの生産拠点である独ボーデンハイム工場を2024年末までに閉鎖すると発表した。生産ネットワークの最適化に向けた取り組みの一環で、同工場の生

ドイツ―従業員削減で合意―

駆動装置大手の独ドイツ(ケルン)は18日、国内の人員削減計画で従業員代表の事業所委員会と合意したと発表した。年初に開始したコスト削減計画「トランスフォーム・フォー・グロース」に基づくもので、希望退職を通して来年3月末まで

ポルシェ―ガソリン車に違法性の疑い―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社ポルシェがガソリン車に違法な変更を加えていた疑いが浮上している。大衆紙『ビルト』が日曜版で報じ、同社と監督官庁の独連邦陸運局(KBA)が追認した。 2016年まで販売していた車

キアゲン―米サーモフィッシャーのTOBが失敗―

米計測機器・試薬大手サーモフィッシャー・サイエンティフィックは13日、オランダに本社を置くドイツ系のバイオインフォマティクス大手キアゲンに対する株式公開買い付け(TOB)が失敗したと発表した。キアゲンの大株主の多くがTO

ニプロ―独透析液メーカーを買収―

ニプロは13日、人工透析液の製造・販売を手がける独MTNノイブランデンブルクを買収したと発表した。医療機器事業のグローバル化に向けた取り組みの一環。ベルギー子会社ニプロメディカルヨーロッパを通してMTNの全発行株式を7月

バイエル―更年期障害治療薬の英社を買収―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は11日、更年期障害の治療薬を開発する英バイオ企業キャンディ・セラピューティクスを買収すると発表した。婦人薬分野の開発ポートフォリオを拡充する狙い。独禁当局の承認を経て買収手続きが9

メルセデスベンツ―セル開発でCATLと協業―

ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツ(シュツットガルト)は5日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と協業合意したと発表した。車載電池の研究開発協業を通して電池性能の向上を加速させ電動車の販売に弾みを

BMW―11年ぶり赤字に―

高級乗用車大手の独BMW(ミュンヘン)が5日発表した2020年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBIT)は6億6,600万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(22億100万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字転落は1

コンチネンタル―4-6月期赤字転落―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が5日発表した2020年4-6月期(第2四半期)決算の営業損益(EBIT、調整済み)は6億3,400万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(8億6,490万ユーロ)から大幅に悪

フォルクスワーゲン―販売台数が前年水準までほぼ回復―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が14日発表した7月のグループ新車販売台数は前年同月比0.2%減の88万5,700台となり、1年前の水準をほぼ回復した。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を受

ポルシェ―スロバキアに車体工場を新設―

独フォルクスワーゲン(VW)系高級車メーカーのポルシェ(シュツットガルト)が、スロバキア西部トレンチーン県のホルナー・ストレダに車体工場を開設する計画だ。投資額は2億5,000万ユーロ。2024年の着工、27年の稼働を予

ラインメタル―ハンガリー政府と合弁で戦闘車両製造―

軍需大手の独ラインメタル(デュッセルドルフ)は17日、ハンガリー政府と戦闘車両製造の合弁会社を設立することで合意した。同国陸軍向けに装甲戦闘車「リンクス(Lynx)」を製造する。取引額は20億ユーロを超える見込み。 ハン

BASF―トヨタ車の軽量化に貢献―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は7日、トヨタの北米事業統括会社トヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMNA)が開発したミニバン「シエナ」の次世代車の軽量化に貢献したと発表した。TMNAはBASFの協力を

シーメンス―4-6月期の営業益増加―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が6日発表した2020年4-6月期(第3四半期)決算の製造分野(4月1日付で非継続事業となった発電設備部門=シーメンス・エナジーを含まない)の営業利益(EBITA、調整済み)は17億9

シーメンス・ヘルシニアーズ―放射線治療の米バリアン買収―

シーメンスの医療機器子会社シーメンス・ヘルシニアーズ(エアランゲン)は2日、放射線治療システム大手の米バリアン・メディカル・システムズを買収することで合意したと発表した。がん治療分野のポートフォリオを強化する狙い。株式公

ダイムラー―人件費削減策で大枠合意―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は7月28日、人件費の削減策で従業員代表の事業所委員会と大枠合意したと発表した。新型コロナ危機に伴う経営環境の悪化を受けた措置。従業員は協力の見返りとして2030年まで雇用を保

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