ドイツ自動車工業界の動き

ダイムラーがノキアと和解、特許料支払いへ

自動車大手の独ダイムラーは1日、通信機器大手のノキアと特許ライセンス契約を締結したと発表した。同社の車両に搭載する移動通信技術に絡みノキアにライセンス料を支払う。ダイムラーはこれまで、ノキアにライセンス料を支払う義務はな […]

ダイムラー・トラック、中国電池大手CATLとの提携強化

独自動車大手のダイムラーは20日、商用車子会社のダイムラー・トラックと中国の電池メーカー、コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー・リミテッド(寧徳時代新能源科技、CATL)が提携関係をさらに強化すると発表した。C

VW、ドイツの販売強化に大型投資

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は26日、ドイツ市場で大規模な販売強化プログラムを実施すると発表した。3年間のプログラムに数億ユーロ単位の大型投資を実施する。オンラインおよび店舗での販売を強化し、VW車の購入やリ

Next.e.GO Mobile

電気自動車(EV) の開発・製造を手がける独ネクスト・イーゴー・モバイル(Next.e.Go Mobile) は19日、メキシコの産業コンソーシアムQuimmcoのグループ子会社Questumと戦略提携し、メキシコ市場に

VW

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW) の乗用車部門のラルフ・ブラントシュテッター最高経営責任者(CEO)はこのほど、新型コンセプトカー「ID.X」を自身のソーシャルネット(SNS)で公開した。「ID.X」は電気自動車(

ダイムラー・トラック―CATLとの電池協業拡大―

ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは20日、中国電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)とのグローバル協業を拡大すると発表した。2024年から量産する電気トラック用のリチウムイオン電池をCATLから調達するほか

BMW―アリババと協業、中国スタートアップの支援で―

自動車大手のBMWは21日、中国IT大手のアリババと共同でスタートアップ企業の支援プロジェクト「ジョイント・イノベーション・ベース」を開始したと発表した。画期的な技術やサービスの実用化をサポートするとともに、自社製品など

シュコダ自、ヴルフラビー工場の生産ロボットを刷新

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は20日、国内北部のヴルフラビー工場でギアボックスの製造工程に新型作業ロボットを導入したと発表した。これに採用されている自社開発のスマートハンドリングソリュー

ダイムラー・トラック―燃料電池トラックの試験開始―

独ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラックは19日、水素燃料電池トラックの試験を開始したと発表した。今後は年内に公道走行、2023年に顧客による試験運用をスタート。27年から量産車の販売を行う計画だ。ダイムラー・トラ

VW

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) はこのほど、ヴォルフスブルクにある同社の自動車博物館の一部をインターネット上のバーチャル(仮想)空間で閲覧できるサービスを開始した。同サービスでは、常設展示している「ビートル」の

Daimler

独自動車大手ダイムラーの商用車子会社ダイムラー・トラック は14日、イギリスの物流会社Bartrumグループにメルセデスベンツの大型トラック「アクトロス」を納入したと発表した。納車台数は31台。当該トラックは、電子ミラー

充電スタンドでのカード決済サービスを義務化

ドイツ政府は12日の閣議で充電スタンド政令案を了承した。カード決済サービスの提供を充電事業者に義務付けることが最大の柱。欧州連合(EU)の欧州委員会と他の加盟国が3カ月以内に異議を唱えなければ、同政令案は州政府の代表で構

フォルクスワーゲン―米社と独に全固体電池工場設置の方向―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が出資先の米クアンタムスケープと共同で全固体電池の生産施設をドイツに設置する方向だ。クアンタムスケープが14日明らかにしたもので、パイロット工場の設置拠点を年末までに選定することでV

フォルクスワーゲン―4月のグループ販売75%増加―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が14日発表した4月のグループ新車販売台数は前年同月比75.2%増の82万9,800台と急拡大した。比較対象の2020年4月はコロナ禍の影響で中国を除き販売が激減しており、その反動

オペルが在宅中心の勤務体制を常態化

欧米自動車大手ステランティスの独子会社オペルがコロナ禍で本格導入した在宅中心の勤務体制を常態化する意向だ。オフィス面積を大幅に減らしコストを削減することが狙いで、労働組合と現在、交渉を行っている。労組は在宅勤務自体には反

Opel/Vauxhall

独自動車大手のオペル は6日、姉妹ブランドの英ボクスホールを含めた2021年第1四半期(1~3月)の小型商用車(LCV)の欧州販売が2万9,000台となり、前年同期から26%増加したと発表した。EVモデルの販売好調が背景

VW

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) は6日、ニーダーザクセン州にある各事業所の従業員に新型コロナワクチンの接種を開始すると発表した。ワクチン戦略の一環で、同州のパイロットプロジェクトとして実施する。同州政府はVWに

独ダイムラー、ファクトリー56でEQSの生産開始

独自動車大手のダイムラーは12日、乗用車部門メルセデスベンツ・カーズがシンデルフィンゲン工場に建設した生産棟「ファクトリー56」で、電気自動車のセダン「EQS」の生産を開始したと発表した。同工場では現在、メルセデスベンツ

BMW―半導体不足が波及―

高級車大手BMWは7日の決算発表で、業界全体を覆う半導体不足の影響が同社にも及んできたことを明らかにした。オリファー・チプセ社長は4月に一部の工場で操業を停止したのに続き、今後も生産調整が避けられないとの見方を示した。

フォルクスワーゲン―利益率予測引き上げ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは6日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。1-3月期決算が好調だったためで、売上高営業利益率の予測レンジを従来の「5.0~6.5%」から「5.5~7.0

車両電動化による雇用減、定年退職を大幅に上回る規模に

内燃機関車から電動車への需要の移行に伴い自動車業界で不要となる雇用規模は定年退職による就労者の自然減を大幅に上回る――。Ifo経済研究所は独自動車工業会(VDA)から受託して実施した調査でこのような結論を導きだした。エン

ソラリス、フランクフルトの燃料電池バスを受注

ポーランドのバスメーカー、ソラリスは4日、独フランクフルトの公共交通事業者イン・デア・シティ・ブスから燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」13台を受注したと発表した。来年中に定期運行バスとして運用が始まる。契約額

ダイムラーとボルボ、燃料電池合弁の戦略発表

独自動車大手ダイムラーの商用車子会社のダイムラー・トラックとスウェーデンの商用車大手ボルボ・グループは4月29日、燃料電池システムの開発・生産・販売を事業とする合弁会社セルセントリックの戦略を発表した。両社は同合弁を通し

BMW、全個体電池の米ソリッド・パワーに資本参加

独自動車大手のBMWグループは3日、電気自動車用の全個体電池を開発する米ソリッド・パワーが投資ラウンド「Bシリーズ」を通して1億3,000万米ドルの資金を調達したと発表した。この投資ラウンドには、BMWグループのほか、米

独VW、気候中立に向けた計画発表

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は4月29日、同社の気候中立に向けた取り組み「ウェイ・ツー・ゼロ(Way to Zero)」に関する第1回目の会議「ウェイ・ツー・ゼロ・コンベンション」をオンラインで開催した。VW

ボッシュ、シェル、VWが「ブルーガソリン」を共同開発

独自動車部品大手のボッシュは4月29日、独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)および英・オランダ系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルと「ブルーガソリン」を共同開発したと発表した。「ブルーガソリン」は、再生可能な原料を使

BMW

独自動車大手のBMWグループ は、ドイツのランツフートにある軽量構造・技術センター(LuTZ)で2022年から、燃料電池車「BMW i Hydrogen NEXT」向けに軽金属製のスタックハウジングを生産する。当該ハウジ

Daimler

独自動車大手のダイムラー は4月21日、傘下のバスブランド「セトラ」の低床型バス「マルチクラスS415 LE ビジネス」(7台)がフランクフルト空港施設内での運行を開始したと発表した。座席数は43。従業員専用の輸送バスと

Open Call 360° Sustainability

持続可能性(サスティナビリティ)の分野でBMWグループとの協力を希望するスタートアップ企業を世界中から募集するコンテスト。BMWグループがスタートアップと協力するため2015年に発足した「BMWスタートアップ・ガレージ」

ドイツ新車登録、4月は90.0%増加 1/4

ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、同国の2021年4月の乗用車新車登録が22万9,650台となり、前年同月に比べ90.0%増加したと発表した。昨年4月は、最初のロックダウン(都市封鎖)の影響により、販売台数が大幅に減少し

フォード―ケルン工場で長期操短、半導体不足受け―

米自動車大手フォードが独ケルン工場で長期の操業短縮を開始した。半導体不足を受けた措置で、従業員の3分の1に当たる5,000人が対象となっている。日刊紙『ビルト』が報じ、同社が追認した。 操短の期間は5月3日~6月18日と

フォルクスワーゲン―30年までに欧州で40%の排出削減―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は4月29日、VWブランド乗用車の脱炭素戦略を発表した。二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロにする炭素中立を2050年までに実現するため、ライフサイクルアセスメント(LCA

BMW―全個体電池の米社に出資―

高級乗用車大手の独BMWは3日、全個体電池を開発する米スタートアップ企業ソリッドパワーが行う資金調達に応じることで合意したと発表した。ソリッドパワーの製品開発を加速させ、全個体電池搭載の新モデルを2020年代半ばに市場投

CO2低排出ガソリンをボッシュなどが開発、年内発売へ

自動車部品大手の独ボッシュは4月29日、二酸化炭素(CO2)の排出量が従来製品に比べ少ないガソリンを自動車大手フォルクスワーゲン(VW)、エネルギー大手シェルと共同開発すると発表した。内燃機関車の利用はまだまだ続くことか

ポルシェ、ドイツに電池セル工場を計画=独紙インタビュー

独高級スポーツカーメーカー、ポルシェのオリバー・ブルーメ社長は4月25日付の独『フランクフルター・アルゲマイネ(日曜版)』紙に掲載されたインタビュー記事の中で、ドイツのテュービンゲンにポルシェンのバッテリーセル工場を建設

VW、中国で3番目のEV工場の建設開始

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は4月27日、中国の安徽省で電気自動車用のモジュール式プラットフォーム「MEB」をベースにした電気自動車を生産する新工場の建設を開始したと発表した。同工場は、VWと中国の自動車メー

メルセデスベンツ「eアクトロス」、独ビール大手が実証試験

独自動車大手のダイムラーは4月22日、ドイツのビール大手パウラーナーの物流部門がミュンヘンおよび周辺地域の配送業務にメルセデスベンツの電気トラック「eアクトロス」のプロトタイプを投入すると発表した。2018年からドイツや

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