企業情報 - 部品メーカー

Continental:独コンチネンタル、農機大手クラースと共同でスマートベルトをテスト

コンチネンタルのスマートベルトはスマートセンシング技術を採用しており、ベルトの稼働中を含め状態を常に監視して故障や損耗などをリアルタイムで検知する。

クラースとの試験では、スマートベルトは収穫作業中に発生した2,200万回のたわみ作動でも問題なく動作したほか、システムの電子機器は1億4,000万回のたわみ作動に耐えた。

収集したデータは4,220ヘクタール分の収穫作業におよぶという。

Continental:独コンチネンタル、パワートレイン部門の9工場閉鎖も=独メディア報道

独自動車部品大手のコンチネンタルでは、パワートレイン部門の世界の32工場のうち、全体の約3分の1に相当する9工場の閉鎖を検討しているもようだ。

コンチネンタルでは、経営側と事業所委員会(従業員の代表機関)が現在、交渉中であるものの、閉鎖となる工場数や影響を受ける雇用規模に関する報道内容については、何も決定していない、とコメントしている。

メディア報道によると、コンチネンタルは8月初め、自動車市況の悪化や減益を受け、人員削減を実施する方針を示していた。

Leclanche:ルクランシェがバッテリー供給の電気フェリー、商業運航を開始

スイスの電池メーカー、ルクランシェは8月15日、同社がバッテリーシステムを供給した世界最大の電気駆動フェリー「エレン」が商業運航を開始したと発表した。

搭載するバッテリーの容量は4.2MWhで、乗用車30台、旅客200人を輸送できる。

当該フェリーはデンマーク南部のスビュー港(エアルー島)とフュンシャウ港(アルス島)を運航している。

Here:蘭ヒア、AI利用の運転支援システムを開発する米社と提携

オランダのデジタル地図大手ヒア・テクノロジーズは14日、人工知能(AI)と車載テレマティクス機能を活用した運転支援システムを開発する米CarViと提携すると発表した。

具体的には、ヒアの位置情報サービスとCarViの先進運転支援システム「アドバンスド・ドライバー・アシスタンス・システムズ(ADAS)」を組み合わせてドライバーのくせを把握し、AIによる分析を通じてデータ化する。

CarViのADASは、車載カメラで捉えた周囲状況をAIで分析し、必要に応じてドライバーに注意を促すもので、データを収集・保管するソフトウエアで構成される。

Solvay:化学大手のソルベイとBASF、独同業とポリアミド事業の部分売却で合意

ベルギーの化学大手ソルベイと独同業のBASFは14日、合成樹脂製品大手の独ドーモケミカルスにソルベイのポリアミド(ナイロン樹脂)事業の一部を売却することで合意したと発表した。

今回の部分売却はソルベイの同事業をBASFが買収する計画をめぐり、公正な競争を維持するため欧州委員会が計画承認の前提条件としていたもので、BASFとソルベイの取引成立に向けた大きな一歩となる。

BASFは2017年9月、ソルベイのポリアミド事業を16億ユーロで買収することで合意した。

Tyre24、夏季のタイヤ販売でオールシーズンタイヤの割合が増加

独IT企業SAITOW傘下のブランドでタイヤやリム、修理工場用のツール、消耗部品などを取り扱う企業間(B2B)プラットフォームを運営するTyre24は13日、Tyre24のプラットフォームにおける2019年3月1日~2019年8月6日までのドイツの乗用車用タイヤ販売統計を発表した。

タイヤの受注本数のうち、夏用タイヤは全体の82.64%(前年同期:85.38%)、オールシーズンタイヤの割合は17.36%(前年同期:14.62%)だった。

販売本数でも、夏用タイヤは全体の81.27%(前年同期:84.25%)、オールシーズンタイヤの割合は18.73%(前年同期:15.75%)と、全体に占めるオールシーズンタイヤの割合が前年同期に比べ大きかった。

Toyo Tire:トーヨータイヤ、欧州初の技術開発拠点をドイツに設立

トーヨータイヤ(兵庫県伊丹市)は8日、ドイツのノルトラインヴェストファーレン州のヴィリッヒに欧州初の技術開発拠点「欧州R&Dセンター」を設立すると発表した。

R&Dセンター間で技術・商品情報を共有し、開発を加速する。

欧州拠点の設立は、欧州における技術基盤の構築、商品開発力の強化、次世代モビリティ関連技術の確立などに寄与する。

Toyo Tire:トーヨータイヤ、セルビアにタイヤ工場建設

トーヨータイヤ(兵庫県伊丹市)は7月30日、セルビア共和国にタイヤ生産子会社を設立し、同国のインジア市にタイヤ工場を建設すると発表した。

新工場の建設により、世界市場におけるタイヤの供給体制を増強・最適化する。

新工場では、欧州市場向けに乗用車用および軽商用車用のラジアルタイヤを生産する。

Here:蘭ヒア、北欧の配車サービス大手と提携

オランダのデジタル地図大手ヒア・テクノロジーズは7月30日、スウェーデンのタクシー配車サービス大手カボンラインと提携すると発表した。

すでにヒアの「ロケーションサービス」をカボンラインのプラットフォームに統合して運用を開始している。

スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの4カ国で、2,700社が運行する約5,700台のタクシーに対し予約から支払いまで一貫して行えるプラットフォームを提供している。

Hella:独ヘラーが特殊用途分野を強化、個別の製品ソリューションを拡充

独自動車照明・電子部品大手ヘラーは1日、特殊用途の分野におけるポートフォリオを拡充すると発表した。

特殊用途に供される機材は一般的な自動車と異なり生産数が少ないうえ、求められる要件が異なることから、個々の機材ごとにソリューションを適合させなければならない。

12ボルトまたは24ボルトの電装システムを搭載した車両に統合が可能で、キャンピングカーに搭載した場合は最大500アンペアまでの直列接続バッテリーを点検できる。

NokianTyres:ノキアン・ヘビータイヤズ、重機用ホイールメーカーを買収

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは1日、傘下のノキアン・ヘビータイヤズが国内の重機用ホイールメーカー、レヴィピョラを買収したと発表した。

林業、農業、土木用途で複数の企業向けにOEMとAMを手掛けるレヴィピョラの取得を通じて新たな成長機会を得るほか、既存顧客に対し一貫したサービスソリューションを提供していく。

南部のナストラに拠点を構え、ホイール製造と鉄骨構造の2つの事業を展開している。

Roechling:独ロシュリング、スロバキア工場を開設

新工場の建設は、同社製品の需要拡大に対応した措置で、倉庫や生産能力を増強した。

なお、新工場では完成品になる前の「仕掛品(WIP)」を生産し、他のロシュリング工場に供給する役割を担う。

敷地面積は5万平方メートルのため、今後さらに工場を拡張することもできる。

Gestamp:スペイン部品大手ゲスタンプの上半期決算、過去最高業績を記録

スペイン自動車部品大手のゲスタンプが7月25日発表した2019年上半期決算は、営業利益(EBITDAベース)が前年同期比9%増の5億2,100万ユーロ、売上高は7.3%増の45億1,300万ユーロに拡大し、上半期として過去最高の業績を記録した。

純利益は24.2%減の1億ユーロだった。

4-6月期(第2四半期)では営業利益が8.9%増の2億7,200万ユーロ、売上高は7.8%増の23億4,400万ユーロにそれぞれ拡大した。

Hella:独ヘラーの18/19年度暫定決算、増収増益

独自動車照明・電子部品大手のヘラーが7月24日発表した2018/19年度(5月末)暫定決算における営業利益(EBIT、調整済み)は5億8,500万ユーロとなり、前期比で5.9%増加した。

為替損益や卸売事業売却を考慮した名目売上高は1.4%減の70億ユーロだったものの、営業利益(EBIT)は40.8%増の8億800万ユーロ、営業利益率は8.1%から11.6%に大きく好転した。

これを踏まえ、為替変動・ポートフォリオ調整後の連結売上高は65億ユーロ~70億ユーロ、営業利益率は6.5%~7.5%になると予測している。

Rheinmetall:独ラインメタル、カナダのロボティクス会社を買収

独軍需・自動車部品大手のラインメタルは7月26日、カナダのロボティクス会社プロヴェクトゥス・ロボティクス・ソリューソンズ(以下、プロヴェクトゥス)を買収したと発表した。

ラインメタルは、子会社のラインメタル・カナダを通して6月1日付けでプロヴェクトゥスの資本の100%を取得した。

ミッション・マスターは、ラインメタル・カナダがプロヴェクトゥスの技術を基盤に軍事用途に開発した。

Eisenmann:独アイゼンマン、民事再生手続きの開始

独塗装設備メーカーのアイゼンマンは7月29日、シュツットガルト地方裁判所に民事再生手続きの開始を申請した。

民事再生手続きにより、2019年3月に開始した事業再建プログラムと新しい経営戦略を推し進め、長期的な競争力を確保する意向を示している。

このため、2019年3月に事業再建プログラムや新しい経営戦略をスタートさせていた。

Autoliv:スウェーデンのオートリブ、4-6月期は減収減益

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブが19日発表した2019年4-6月期(第2四半期)連結決算は、売上高が前年同期比2.6%減の21億5,500万米ドル、営業利益は26%減の1億7,000万米ドルに低迷した。世

Daimler:ダイムラーとボッシュ、無人自動運転駐車の認可取得

ドイツの自動車大手ダイムラーと自動車部品大手のボッシュは23日、シュツットガルトにあるメルセデスベンツ博物館の駐車場で実施するドライバーが乗車しない自動運転駐車サービス(自動運転バレットパーキング)について、当局の認可を

TEIJIN:帝人、チェコの複合材料部品メーカーを買収

帝人(大阪市北区)は4日、チェコの自動車向け複合材料部品メーカーであるベネット・オートモーティブ(Benet Automotive s.r.o.)の全株式を取得し、完全子会社にすると発表した。帝人グループの自動車向け複合

Faurecia:仏フォルシア、国内に水素燃料タンクの研究施設設置

仏自動車部品大手のフォルシアは6月28日、仏東部ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ圏のバヴァンにあるクリーンモビリティ事業の研究開発(R&D)拠点に、水素燃料タンクのグローバル開発センターを開設すると発表した。より効率的で

ZF:独ZF、FCAから8速ATの大型受注

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは3日、欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)から8速自動変速機(AT)の大型受注を獲得したと発表した。FCAの後輪駆動車およびフロント縦置きエ

Koito:小糸製作所、イスラエル新興企業に資本参加

小糸製作所(東京都港区)は6月25日、イスラエルのベンチャー企業であるブライトウェイ・ビジョン(BWV:BrightWay Vision)に資本参加したと発表した。BWVは、先進運転支援システム(ADAS)向けの前方監視

Gestamp:西ゲスタンプ、スロバキア工場の操業開始

スペイン自動車部品大手のゲスタンプは6月27日、スロバキア西部のニトラに建設した新工場の開所式を行った。投資は約1億3,000万ユーロ。従業員数は約200人。同工場では、英自動車メーカー、ジャガーランドローバー(JLR)

Mahle:マーレ、独エーリンゲン工場を閉鎖

独自動車部品大手のマーレは25日、独南部バーデン・ヴュルテンベルク州にあるエーリンゲン工場を2020年末までに閉鎖すると発表した。同工場では内燃エンジン用のエアーマネジメントシステムを生産しており、現在、約240人が勤務

Akasol:独AKASOL、米ミシガン州に新工場を建設

独リチウムイオン電池システムメーカーのAKASOLは26日、米ミシガン州のデトロイト大都市圏に新工場を建設すると発表した。2020年に生産を開始する予定。新工場の建設により、同社の顧客である商用車大手の高い需要に対応する

NGK:日本ガイシ、BASFとNAS電池の販売提携

日本ガイシ(愛知県名古屋市)は11日、独化学大手BASFの子会社BASF New Businessと同社の大容量電力貯蔵システムNAS電池の販売提携契約を締結したと発表した。BASFは同社の世界的な販売網を通じて日本ガイ

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