2012/3/19

欧州ビジネスウオッチ

マツダ、欧州統括拠点で人員削減

この記事の要約

マツダが独レバークーゼンにある欧州事業統括子会社マツダモーター・ヨーロッパで従業員を削減する。自動車専門誌『オートモティブ・ニュース・ヨーロッパ』が報じ、同子会社の広報担当者が追認した。\ 同措置は経営悪化を受けたもの。 […]

マツダが独レバークーゼンにある欧州事業統括子会社マツダモーター・ヨーロッパで従業員を削減する。自動車専門誌『オートモティブ・ニュース・ヨーロッパ』が報じ、同子会社の広報担当者が追認した。

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同措置は経営悪化を受けたもの。マツダモーター・ヨーロッパは従業員306人のうち116人を削減する。経営上の理由による整理解雇は可能な限り回避する意向。同社のスリム化に伴い、欧州各国販社の権限を強化する。レバークーゼンにある独販社マツダモータース(ドイツランド)では人員整理を行わない。

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マツダは東日本大震災やタイの洪水被害、円高の影響で業績が悪化している。2012年3月期には最終損失1,000億円を計上し、4期連続で赤字となる見通しだ。

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