2022年6月15日

プラハ工科大、2つ目の研究用原子炉導入を計画

●導入予定の「VR-2」は様々な燃料を組み合わせることが可能 ●チェコで稼働する10の原子炉のうち、4つが研究炉 チェコのプラハ工科大学が2つ目となる研究用原子炉の導入を計画している。「VR-2」と呼ばれる研究炉が設置さ

イスラエルのラヴィバイオ、農業用ハイテク接種剤を開発

●「リザルト」の配合で作付面積当たりの収穫量が最大50%増 ●北米全体に出荷地域を広げた後、欧州市場に参入する方針 ウクライナ戦争で食糧不足が深刻化するなか、イスラエル企業ラヴィバイオ(Lavie Bio)が新しい農業用

米IBMがロシアから完全撤退、グループ業績への影響は軽微

●段階的に事業を縮小、現地従業員の解雇も開始 ●同社の第1四半期決算は前年同期比8%の増収 米IBMがロシア事業を閉鎖する。西側諸国の対ロシア制裁が理由で、現地従業員の解雇も始めた。アーヴィント・クリシュナ最高経営責任者

ルーマニアのATPトラック、トレーラーヘッドの量産開始

●オートマチック・基本キャビン仕様の15台を生産 ●親会社のATPエクソダス、昨年の純利益は85%増 ルーマニアの自動車メーカー、ATPトラック・オートモービルは9日、新型トレーラーヘッドの量産を開始したと発表した。まず

ロシア自動車最大手のアフトワズ、新型グランタ発売へ

●価格は「市場最安値」の67万5,900ルーブル(1万1,300ユーロ) ●制裁による輸入部品不足のためABSなど装備せず ロシア自動車最大手のアフトワズが新型「ラーダ・グランタ・セダン」を発売する。欧米による制裁の状況

スマホなどの充電器、EUは「USB-C」に統一へ

●同端子はアンドロイド端末に対応、アイフォンは別規格 ●端子の統一により複数の充電器を持つことが不要となる 欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は7日、域内で販売されるスマートフォンなど携帯型電子機器の充電器の端子を「USB

ポーランド化学大手シントスとGE日立、SMR販売の合弁設立

●ワルシャワにGEHと共同で特定目的会社を設立 ●ポーランドではSMR導入に向けた動きが盛ん ポーランドの化学大手シントスのエネルギー子会社シントス・グリーン・エナジーが、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日立製作所の

ハンガリーとバングラデシュ、原子力事業で協力

●両国は同じ技術を用いる原子力発電所を導入する予定 ●原子力エネルギーの専門家の教育と訓練を行うことで合意 ハンガリーとバングラデシュの両政府は7日、民生用原子力に関する協力協定を締結したと発表した。両国は原子力産業の人

日立建機、ロシアへの輸出を17日から停止

●同社はすでにロシア・CISにおける生産事業を停止 ●今期はロシア関連リスクなどを織り込み650億円の減収を見込む 日立建機は13日、日本からロシアに対する自社製品の輸出を17日から停止すると発表した。同日、新たにロシア

DMG森精機、ロシア事業から完全撤退

●日系大手企業で完全撤退を決めたのは同社が初めて ●工作機械の兵器生産への転用を警戒 DMG森精機がロシア事業から完全撤退した。森正彦社長が8日明らかにしたもので、ロシアによるウクライナ侵攻後、日系大手企業で完全撤退を決

35年以降ガソリン車の販売禁止へ、欧州議会が規則案可決

●EU市場ではハイブリッド車を含め内燃機関車が販売不可に ●業界内では規則案に対する反発根強く 欧州議会は8日の本会議で、2030年までに欧州連合(EU)域内の温室効果ガス排出量を1990年比で55%削減する目標を達成す

ポーランド中銀が9会合連続で利上げ、政策金利6%に

●インフレリスクを下げるため積極的な金融引き締めを維持 ●5月のインフレ率は13.9%、3カ月で5.3ポイント上昇 ポーランド中央銀行(NBP)は8日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.75ポイント引き上げ、

ポーランド、最低賃金14.6%引上げ

●1月1日と7月1日の2段階で引き上げ ●最終的な月額給与は3,450ズロチ、最低時給は22.50ズロチ ポーランド政府は7日、2023年の最低賃金を2段階で引上げることを承認した。まず1月1日付で月額給与は今年の3,0

スロバキアと台湾、民事・商事司法協力で協定調印

●台湾とEU加盟国が民事・商事司法の協力協定を結ぶ初のケース ●スロバキア議会副議長らの訪台を機に締結 台湾とスロバキアは8日、民事・商事司法協力で一致し、協定に調印した。昨夏の刑事司法協力協定に続くもので、両国が相互提

リトアニア大統領、電力系統同期化の早期実施を提案

●バルト3国と欧州大陸の系統同期化を24年に前倒しすべきと訴え ●エネルギーの対ロシア依存脱却をEUの戦略目標に リトアニアのギタナス・ナウセーダ大統領は13日、欧州連合(EU)がロシアへのエネルギー依存からの脱却を戦略

西側ブランドの穴を埋めろ~ロシア

ウクライナ侵攻以来、西側企業が次々に撤退したロシア。その穴を埋めるために国内企業が「ピンチヒッター」として生産を開始している。 コミ共和国の飲料メーカー、スィクティヴカルピヴォではコカ・コーラならぬ「コミ・コーラ」を出荷

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