2015/4/22

自動車

自動車部品のパプストハンガリーが生産能力を増強

この記事の要約

独換気装置大手EBMパプストのハンガリー子会社パプストハンガリーが、ブダペスト近郊のベセス工場を増強する。ガブリエラ・ザーリ最高財務責任者がこのほど明らかにしたもので、450万ユーロを投じて生産能力を引き上げ、ダイムラー […]

独換気装置大手EBMパプストのハンガリー子会社パプストハンガリーが、ブダペスト近郊のベセス工場を増強する。ガブリエラ・ザーリ最高財務責任者がこのほど明らかにしたもので、450万ユーロを投じて生産能力を引き上げ、ダイムラーなど大手自動車メーカー向けに製品を供給する。今年10月末に完工予定で、新工場のほか倉庫を併設。300人を新規雇用する。

今回の工事は第一期目に当たる。第二期工事は新たに5,000平方メートルの工場を建設し、17年から稼働させる。

パプストハンガリーは自動車用ファンのほか、家庭用換気扇や、データセンターにおける電子機器の冷却ファンの製造に実績がある。従業員数は600人で、14年3月期の純利益は30億フォリント(約1,000万ユーロ)。第二期工事終了後の17年3月期決算では純利益30%、連結売上高60%の拡大を計画する。(1HUF=0.43JPY)