化学業界回復、7-9月期売上2.8%増加、工場稼働率は正常水準の約82%に
独化学工業会(VCI)が11日発表した独業界(製薬を含む)の7-9月期(第3四半期)の売上高は438億ユーロとなり、前期比で2.8%増加した。前期は新型コロナウイルス感染の第1波の影響で大きく減少したが、7-9月期は拡大 […]
独化学工業会(VCI)が11日発表した独業界(製薬を含む)の7-9月期(第3四半期)の売上高は438億ユーロとなり、前期比で2.8%増加した。前期は新型コロナウイルス感染の第1波の影響で大きく減少したが、7-9月期は拡大 […]
ブリヂストンがフランス北部の工場を閉鎖する意向を表明したことを巡り、仏政府は12日、同社が工場を維持する代替案を拒否したと明らかにした。工場は予定通り閉鎖される見通し。政府は従業員の雇用確保や工場の譲渡先探しに取り組む意
フランス政府は10月19日、国内北部のタイヤ工場の閉鎖を打ち出したブリヂストンに対して、工場存続に向けた提案を行ったと発表した。設備投資、人員削減によって生産性を高め、操業を維持するという内容だ。 ブリヂストンは9月中旬
フランス政府は19日、国内北部のタイヤ工場の閉鎖を打ち出したブリヂストンに対して、工場存続に向けた提案を行ったと発表した。設備投資、人員削減によって生産性を高め、操業を維持するという内容だ。 ブリヂストンは9月中旬、北部
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は9月30日の監査役会で、独西部のアーヘンにある乗用車タイヤ工場の閉鎖を正式決定した。自動車業界の構造転換とコロナ危機に対応するための措置の一環。過剰生産能力を削減し、競争力
カザフスタンでロシアとの自動車分野における共同事業の実施が相次いでいる。このほどロシアのトラック大手カマズの工場建設が開始されたほか、ロシアの石油化学大手タトネフチはタイヤ工場の設置で現地当局と合意した。 カマズの工場は
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は21日、廃タイヤを熱分解して油へとリサイクルする技術を持つ新興企業ピルム・イノバティオンスと協業すると発表した。製品製造に用いる原料の一部を熱分解油へと切り替える方針に基
自動車部品大手のコンチネンタル(ハノーバー)が独西部のアーヘンにある乗用車タイヤ工場を閉鎖する。化学労組IG BCEが15日、明らかにし、同社が追認した。 来年末までに工場を閉鎖する。広報担当者は市場が縮小しているためと
独化学工業会(VCI)が8日発表した独化学・製薬業界の1~6月(上半期)の生産高は前年同期を2.5%下回った。新型コロナ危機が響いた格好で、危機がピークに達した4~6月(第2四半期)は減少幅が5.8%に達した。第2四半期
独自動車部品大手のコンチネンタルは8月27日、ドイツ連邦経済協力開発省(BMZ)と共同で、インドネシアにおいて天然ゴムのサプライチェーンのトレーサビリティシステムを構築したと発表した。タイヤ生産に欠かせない天然ゴム産業の
ドイツ連邦統計局が8月28日発表した7月の輸入物価指数は前年同月比で4.6%低下した。下げ幅は4カ月連続で縮小したものの、依然として大きい。エネルギーが31.5%下落したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベー
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは19日、商用車向けオールシーズンタイヤ「Eトラック」シリーズに、都市部の輸送に適した新製品「ノキアンEトラック17.5」を加えたと発表した。同シリーズが従来の中長距離輸送用タイヤ
独化学・製薬業界で研究・開発(R&D)投資を抑制する動きが広がっている。新型コロナ危機を受けて化学分野を中心に先行き見通しの不透明感が強まっているためで、独化学工業会(VCI)研究・科学・教育委員会のトーマス・
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズが14日発表した欧州5カ国(ドイツ、フランス、イタリア、チェコ、ポーランド)における夏季の運転リスクに関する意識調査で、「他のドライバーの運転マナー」をリスク要因として挙げた人の割
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が5日発表した2020年4-6月期(第2四半期)決算の営業損益(EBIT、調整済み)は6億3,400万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(8億6,490万ユーロ)から大幅に悪
ロシアのタタルスタン共和国を本拠とする石油化学大手タトネフチとカザフスタンのアルール・グループは7月31日、カザフスタンでのタイヤの合弁生産に向けて基本合意した。1億4,000万~1,880万米ドルを投資してカザフスタン
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は20日、2020年4-6月期(第2四半期)の売上高営業利益率(調整済みのEBITベース)がマイナス9.6%(暫定値)となったことを明らかにした。新型コロナ危機の直撃を受けた
蘭デジタル地図サービス大手のトムトムは8日、仏タイヤ大手ミシュランの旅行事業子会社ミシュラン・トラベル・パートナーとの業務提携契約を更新したと発表した。同子会社の運営するオンライン地図情報プラットフォーム「ヴィア・ミシュ
中国のタイヤ大手青島双星(ダブルスター)がカザフスタン中東部のサランに工場を設置する。投資額は750億テンゲ(1億6,500万ユーロ)。2022年に稼働予定で、年産能力は乗用車用タイヤが300万本、商用車用が50万本を見
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは10日、オン/オフロード兼用の産業用ラジアルタイヤ「ノキアンRトラック」シリーズに、重量物運搬に適した「ノキアンRトラック・ステアXL」(サイズ385/65R22.5)を追加した
ドイツ連邦統計局が15日発表した製造業(従業員数50人以上の企業が捕捉対象)の4月の延べ労働時間(暫定値)は前年同月比で16.9%減少した。新型コロナ危機に伴う操業時間の短縮と工場閉鎖が反映された格好。操短補助金制度の効
独自動車部品大手のコンチネンタルは2日、ルーマニア事業に3,300万ユーロを追加投資し、ティミショアラの研究開発(R&D)センターを拡張すると発表した。6階建てのオフィス棟を新設するほか、グループ内で開発した製
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは5月26日、ユッカ・モイジオ氏が27日から新たな最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。3年間在籍したヒル・コルホネンCEOは退任する。モイジオ氏はノキアンタイヤズに転職す
独化学工業会(VCI)は5月27日、独業界(製薬を含む)の今年の生産・売上予測を取り下げた。新型コロナ危機を受けて深刻な経済恐慌に陥る見通しが高まっているためだ。第1四半期(1~3月)の業界の業績は良好だったものの、クリ
仏タイヤ大手のミシュランは21日、同社の温室効果ガス排出量の削減計画が同分野の国際共同イニシアチブである「サイエンス・ベースド・ターゲット・イニシアチブ(SBTi)」から認定を受けたと発表した。2030年までに主な指標で
伊タイヤ大手のピレリは21日、自社のディーラーが新型コロナウイルスなどの感染症から顧客やスタッフを守る手引きとなるアニメーション動画を公開した。感染予防の様々な対策や手順を動画形式で指南する内容で、タイヤ販売・交換サービ
温室効果ガスの排出経路を表すスコープ1(直接排出)、スコープ2(購入したエネルギーからの間接排出)、スコープ3(サプライチェーンからの間接排出)の3つの指標で削減目標を設定する。
ノキアン・タイヤズではタイヤ1トン当たりの温室効果ガス排出量を2030年までに、◇スコープ1と2の合計で15年比で40%削減◇スコープ3に含まれるカテゴリーのうち、「購入した製品・サービス」、「上流と下流の輸送・配送」、「販売した製品の使用」を対象に18年比で25%の削減――を目指している。
同社は過去6年間で温室効果ガス排出量を44%削減したという。
これに金属製造・加工が3.0%、金属製品と電気設備、機械が各2.3%、自動車・自動車部品が1.8%で続いた。
これに金属製造・加工(5.1%減)、ゴム・樹脂製品(4.9%減)、機械(4.1%減)、金属製品(3.6%減)、電気設備(1.3%減)が続いた。
化学(4.2%増)、食品・飼料(2.2%増)、電算機器/電子・光学製品(0.6%増)は拡大した。
フィンランドのタイヤ大手ノキアン・タイヤズが5日発表した1-3月期(第1四半期)決算の売上高は2億7,980万ユーロにとどまり、前年同期から17.8%減少した。
一方、今年の設備投資は2億ユーロから1億7,000万ユーロに下方修正する。
同社によると、3月31日時点で6億8,890万ユーロの流動性を確保している。
ブリヂストンはこのほど、ドイツのタイヤ販売会社ライフ・ライフェン・ウント・アウトテヒニクを買収する契約に調印したと発表した。
フィンタイヤの他の独子会社とともに経営破綻したことから、売却先を模索してきた。
フィンタイヤの独子会社は支払い不能と債務過剰に陥り、2月初旬に会社更生手続きの適用を申請した。
伊タイヤ大手のピレリは4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて閉鎖していたイタリア国内の工場で段階的に操業を再開したと発表した。
自転車タイヤ「Velo」を生産するミラノ近郊のボッラーテ工場ではごく少数の従業員で必要最低限の業務を行う。
ボッラーテ工場では社内向けのフェイスガードを生産している。
ドイツでは感染者数が急増し始めた今年第9週(2月24日~3月1日)に買いだめの動きが出てきた。
保存のきく食品と感染防止に役立つ製品の需要はその後も6カ月平均を上回ってきたものの、第16週(4月13~19日)になると、需要が減少する商品が増加。
コンドームの販売量は第12週(3月16~22日)に56%増加し、瞬間的に加速した。
米国のタイヤメーカー、クーパー・タイヤアンドラバーは23日、セルビア中部のクルシェバツにある工場の操業を27日から再開すると発表した。
米国工場も同時に再開する一方、英国のメルクシャムにある工場は操業停止を継続する。
中国の2工場は2月中旬に再稼働している。
米国のタイヤメーカー、クーパー・タイヤアンドラバーは23日、セルビア中部のクルシェバツにある工場の操業を27日から再開すると発表した。
米国工場も同時に再開する一方、英国のメルクシャムにある工場は操業停止を継続する。
中国の2工場は2月中旬に再稼働している。
仏タイヤ大手のミシュランは8日、新型コロナウイルス感染防止対策に協力する国内企業・機関の連合組織「VOC-COV」(グルノーブル)が再利用可能マスク「OCOV」の生産を進めていると発表した。
使い捨てマスク5億枚に匹敵する500万個の提供を目指している。
VOC-COVは同マスクを5月までに週100万個、6月末までに500万個超を生産することを目標としており、すでに13万個の配布先が決まっているという。
独自動車部品大手のコンチネンタルは9日、欧州の輸送・物流企業向けに、国ごとに異なる緊急時の手続き方法をまとめたサイト(https://www.continental-tires.com/transport/knowhow/european-breakdown-regulations)を開設したと発表した。
国境を越えて往来するトラックやバスが故障や事故に遭遇した際、運転手とフリート管理者が迅速に支援を受けられるようにするのが目的。
例えば、オランダでは当局が監視カメラや緊急車両の情報をもとに状況を評価して対応するのに対し、フランスでは運転手自らが道路脇のSOSボタンを押して通報する義務があり、フリート管理者等のバックオフィスから当局に連絡することは認められていない。
伊タイヤ大手ピレリは3月28日、ルーマニア南部スラティナにある工場の操業停止措置を無期限に延長すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、政府による活動制限が強化されていることに対応する。
同社は2004年に現地子会社を設立、06年に生産を開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、顧客である欧州の自動車メーカーが相次いで生産を中断しているため。
ラーツァルマーシュ工場は2007年開設で、ハンコックが欧州で操業する唯一の生産拠点。
乗用車、SUV、バン、小型トラック向けに約900種のタイヤを生産する。
米国のタイヤメーカー、クーパー・タイヤアンドラバーは3月23日、セルビア中部のクルシェバツにある工場の操業を一時停止すると発表した。
同社はすでに米国工場の一時停止も発表している。
中国工場は一時操業を停止していたが、数週間前に再開している。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、顧客である欧州の自動車メーカーが相次いで生産を中断しているため。
ラーツァルマーシュ工場は2007年開設で、ハンコックが欧州で操業する唯一の生産拠点。
乗用車、SUV、バン、小型トラック向けに約900種のタイヤを生産する。
米国のタイヤメーカー、クーパー・タイヤアンドラバーは3月23日、セルビア中部のクルシェバツにある工場の操業を一時停止すると発表した。
同社はすでに米国工場の一時停止も発表している。
中国工場は一時操業を停止していたが、数週間前に再開している。
化学業界の労使は20日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う問題に共同で対処することで合意した。
企業の資金繰りと雇用を維持することが狙いで、◇操業短縮の予告期間を年末までの限定で3日に短縮する◇被用者の感染を防ぐために、社内の任意合意に基づいて雇用主がモバイル勤務を指示できるようにする――を取り決めた。
自動車・機械・電機業界(いわゆる金属業界)の労使はすでに、雇用維持の見返りに今年は賃上げを見合わせることを取り決めている。
伊タイヤ大手ピレリは18日、ルーマニア南部スラティナにある工場の操業を一時停止すると発表した。
地場メーカーのダチアはミオベニ工場の一時停止を発表した。
米フォードも19日からクライヨバ工場の操業を停止しており、従業員の配置転換も実施する予定だ。
伊タイヤ大手ピレリは18日、ルーマニア南部スラティナにある工場の操業を一時停止すると発表した。
地場メーカーのダチアはミオベニ工場の一時停止を発表した。
米フォードも19日からクライヨバ工場の操業を停止しており、従業員の配置転換も実施する予定だ。
独自動車部品大手のコンチネンタルは11日、農業機械用タイヤの空気圧を最適化するアプリケーションソフト「アグリカルチャー・タイヤテック」を開発したと発表した。
農機の重量に応じて適切な空気圧とすることで、畑の踏み固めやタイヤの摩耗を防いだり、燃費の改善を実現する。
同アプリはコンチネンタル製タイヤのビッグデータを活用してタイヤの特性と車両の重量などを踏まえて最適なタイヤ圧を計算する。
フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは2月27日、製紙大手ストラ・エンソが実施している自動運転トラックの実証試験にタイヤを供給していると発表した。
試験車両は時速20キロで自律走行する。
今回のパルプ工場のように外部と遮断されて安全管理がしやすい閉鎖地区における運搬作業は、自動運転車両の投入が有望視されている。
燃費の良さを示す「転がり抵抗性能」を5段階、濡れた路面でのタイヤのグリップ性能を示す「ウェットグリップ性能」を6段階、タイヤに起因する「騒音」を3段階で評価し、統一されたフォーマットに所定の図記号で表示している。
欧州委員会が2018年5月に提示した改正案によると、メーカーは従来からの3つの評価項目に加え、新たに雪道および凍結路での走行性能テストで一定の基準を満たしたタイヤについて、スノーグリップとアイスグリップ性能を示す固有の図記号を表示することが義務付けられる。
一方、摩耗したタイヤのトレッドゴムを貼り替えて再利用する再生タイヤが新たに規制の対象となり、性能テストの方法が確立された後、ラベリング制度が適用される。