バイオテクノロジー

EU未承認のコロナ治療薬、独が米2社から調達

ドイツ政府が新型コロナウイルスの治療薬を米国の製薬会社2社から調達する。両社の製品は米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を得ているものの、欧州連合(EU)では現時点で承認されておらず、患者に投与されればEUで初めてとな […]

BASF―第4四半期は営業増益に―

化学大手の独BASFが20日発表した2020年10-12月期(第4四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比32%増の11億1,300万ユーロとなり、これまでの減益傾向に歯止めがかかった。同社によ

BASF―第4四半期は営業増益に―

化学大手の独BASFが20日発表した2020年10-12月期(第4四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比32%増の11億1,300万ユーロとなり、これまでの減益傾向に歯止めがかかった。同社によ

EU未承認のコロナ治療薬、独が米2社から調達

ドイツ政府が新型コロナウイルスの治療薬を米国の製薬会社2社から調達する。両社の製品は米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を得ているものの、欧州連合(EU)では現時点で承認されておらず、患者に投与されればEUで初めてとな

EU未承認のコロナ治療薬、独が米2社から調達

ドイツ政府が新型コロナウイルスの治療薬を米国の製薬会社2社から調達する。両社の製品は米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を得ているものの、欧州連合(EU)では現時点で承認されておらず、患者に投与されればEUで初めてとな

独スタートアップの資金調達件数6%増に

独スタートアップ企業の資金調達件数が2020年は743件となり、前年を6%上回ったことが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調べで分かった。コロナ禍という向かい風のなかでこれまでの増加傾向が継続され

独バイオ業界の資金調達が過去最高に

独バイオテクノロジー業界の資金調達総額が昨年は30億ユーロを超え、2018年に記録した過去最高(13億ユーロ)の2倍以上に達したことが、業界団体ビオ・ドイチュラントの発表で分かった。新型コロナウイルス用ワクチンの開発に取

ロシアIT大手ヤンデックス、国内の遺伝子検査企業に出資

ロシアのIT大手ヤンデックスが先月、国内の遺伝子検査企業ジェノテック(Genotek)に投資していた事実が、現地のメディア報道で明らかになった。ヤンデックスは今回の投資ラウンドでリード・インベスターとなり、ジェノテックが

メルク―mRNA事業強化に向け買収―

ライフサイエンス大手の独メルクは7日、医薬品製剤開発・製造支援事業(CDMO)の有力企業である独アンプテック(AmpTec)を買収すると発表した。ワクチン、治療薬、診断薬に投入される伝令RNA(mRNA)の開発・生産能力

新型コロナの治療薬開発を政府が支援

ドイツ政府は6日、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発支援プログラムを発表した。ワクチンは感染予防に寄与するものの、感染者には効果がないことから、治療薬の開発を促進する。アンヤ・カルリツェク研究相は、ワクチン接種率が高水

バイエル―コロナワクチン開発のキュアバックを支援―

製薬大手の独バイエルは7日、新型コロナウイルス用ワクチンを開発中の独バイオ医薬品企業キュアバックを支援することで合意したと発表した。キュアバックは事業規模が小さく、医薬品の認可手続きに不慣れなうえ、輸送能力も限られること

EU、モデルナのワクチンも承認

欧州委員会は6日、米バイオ医薬品企業モデルナが開発した新型コロナウイルス用ワクチンのEUでの使用を承認したと発表した。EUでのコロナワクチン承認は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンに次ぐ2例目。近く接種

バイエル―独西部の製薬施設を中国企業に売却―

製薬大手のバイエルは12月21日、独西部のブッパータールにある製薬施設を中国のバイオ製薬企業、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)に譲渡することで合意したと発表した。取引金額は約1億5,000万ユーロ。当局の審査を経

ワクチン接種開始、基礎疾患のない60歳未満も6月末までに

新型コロナウイルス用ワクチンの接種がドイツで12月下旬に始まった。ワクチンの数に限りがあることから、当面は感染すると重症化して死亡するリスクの高い高齢者や、老人ホームなどで働く介護関係者、感染リスクの特に高い医療現場で働

新薬の独市場投入件数、昨年は32件に増加

研究開発型製薬工業会(VfA)によると、2020年に独市場に新規投入された特許薬(新薬)の件数は32件となり、前年を7件上回った。増加は2年ぶり(グラフ参照)。バイオ医薬品開発の独ビオンテックが米製薬大手ファイザーと共同

化学・製薬業界売上、今年は2.5%増加見通し

独化学工業会(VCI)は12月16日、同国の化学・製薬業界の売上高が2021年は前年比2.5%増となり、拡大に転じるとの予測を発表した。需要の安定が続いているうえ、会員企業アンケート調査で売上増を見込む企業が多かったため

ルフトハンザ

航空大手の独ルフトハンザは、旅客需要が来年は新型コロナ危機前の2019年の半分まで回復すると見込んでいる。コロナワクチンが開発され接種の日程が定まってきたためだ。カルステン・シュポール社長は経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ

キュアバック

新型コロナウイルス用ワクチンを開発中の独バイオ医薬品企業キュアバックは14日、治験の最終段階に当たる第2b・第3相臨床試験を開始したと発表した。欧州とラテンアメリカで計3万5,000人以上の被験者を対象にワクチン「CVn

ベーリンガー、がん治療薬開発のスイス企業を買収

独製薬大手のベーリンガーインゲルハイムは10日、がん治療薬を開発するスイス企業NBEセラピューティクスを買収することで合意したと発表した。がん治療薬の新しい技術を獲得するとともに、ポートフォリオを拡充する狙い。開発の進捗

危機は発明の母、チェコの開発力に注目

新型コロナの流行を機に、チェコの開発力を証明する事例が増えている。政府機関や民間企業、専門家組織、学術機関らが提携してこの夏実施した「危機克服技術コンテスト」には400件以上の応募があり、さまざまな解決策が提示された。

バイエル、動物薬大手エランコの株式売却

独バイエルは1日、保有している米動物用医薬品大手エランコ・アニマル・ヘルスの株式の大部分を売却したと売却したと発表した。バイエルはエランコから資本を全面的に引き揚げる意向を表明しており、残る株式の売却を進める方針だ。 バ

バイエル―動物薬大手エランコ株を売却―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、保有している米動物薬大手エランコ・アニマル・ヘルスの株式の大部分を売却したと売却したと発表した。バイエルはエランコから資本を全面的に引き上げる意向を表明しており、

「ワクチンメーカーはサイバー攻撃の標的」=独当局

ドイツ連邦情報技術セキュリティ庁(BSI)のアルネ・シェーンボーム長官はロイター通信のインタビューで、同国のワクチンメーカーはサイバー攻撃の格好の標的であるとの認識を示した。新型コロナウイルス用ワクチン開発の先頭集団に属

印スイス系のアグリテックVC、トルコ食品市場に進出

印スイス系の農業ベンチャーキャピタル(VC)、パイオニアリング・ベンチャーズはこのほど、トルコの食品市場に参入する意向を明らかにした。現地紙『ヒュリエットデイリー』によると、同社は現地に子会社「DistriCoアナトリア

アストラゼネカのコロナワクチン、70%の有効性確認

英製薬大手アストラゼネカは23日、オックスフォード大学と共同開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、最終段階の臨床試験(治験)で平均70%の効果が確認されたと発表した。欧米の製薬大手が開発中の同ワクチンで高い有

アグリテック開発 ロシア

農薬を使わない屋内農業の自動化ソリューションを開発している。同社が提供するのは、空間を垂直的に利用する垂直農法の運営プラットフォームで、農作物栽培の特別な知識や技術は不要なのが特徴。運用に必要なソフトウエアはSaaS(ソ

OMVペトロムがバイオ混合燃料の生産拡大、EU目標達成に向け

ルーマニアの石油ガス大手OMVペトロムがバイオ混合燃料の生産を拡大している。欧州連合(EU)が目指す、交通分野の排出削減のため燃料全体に占める再生可能エネルギー源の比率を2020年の10%から30年までに14%に引き上げ

ビオンテック―共同開発のコロナワクチン、有効率は95%に―

バイオ医薬品開発の独ビオンテックと米製薬大手ファイザーは18日、両社が共同開発する新型コロナウイルス用ワクチンの有効率が95%に達することが最終分析で分かったと発表した。9日に発表した暫定結果(同90%超)を大きく上回る

IDTビオロギカ―コロナワクチン認可を来年末までに申請―

バイオ医薬品開発の独IDTビオロギカ(デッサウ・ロスラウ)は23日、新型コロナウイルス用ワクチンの認可申請を順調に行けば来年末までに申請する見通しを明らかにした。新型コロナワクチンの治験段階に到達したドイツ企業は同社を含

米独連合のコロナワクチン、有効率95%に上昇

ドイツのバイオ医薬品会社ビオンテックと米製薬大手ファイザーは18日、両社が共同開発する新型コロナウイルス用ワクチンの有効率が95%に達することが最終分析で分かったと発表した。9日に発表した暫定結果(同90%超)を大きく上

「ワクチンですべてが変わる」、来年は5%成長も可能

独ビオンテックと米ファイザーが共同開発する新型コロナウイルス用ワクチンは効果が極めて高いとする暫定結果の発表を受けて、景気の先行き見通しがにわかに明るくなってきた。独世界経済研究所(IfW)のガブリエル・フェルバーマイル

「ワクチンですべてが変わる」、来年は5%成長も可能

独ビオンテックと米ファイザーが共同開発する新型コロナウイルス用ワクチンは効果が極めて高いとする暫定結果の発表を受けて、景気の先行き見通しがにわかに明るくなってきた。独世界経済研究所(IfW)のガブリエル・フェルバーマイル

搭乗前の抗原検査、ルフトハンザが試験導入

航空大手の独ルフトハンザは6日、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる抗原検査を、搭乗前の乗客に義務付けることを一部のフライトで試験導入すると発表した。航空機の利用者を起点とする感染拡大リスクを大幅に引き下げる

搭乗前の抗原検査、ルフトハンザが試験導入

航空大手の独ルフトハンザは6日、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べる抗原検査を、搭乗前の乗客に義務付けることを一部のフライトで試験導入すると発表した。航空機の利用者を起点とする感染拡大リスクを大幅に引き下げる

独ザルトリウス、スロベニアのバイオ企業の買収完了

医薬品製造機器や実験室用機器の有力企業である独ザルトリウスは2日、スロベニアのバイオテクノロジー企業BIAセパレーションズの買収を完了したと発表した。取引額3億6,000万ユーロのうち2億4,000万ユーロを現金で、1億

独キュアバックのコロナワクチン、免疫反応確認

独バイオ医薬品会社キュアバックは2日、同社が開発中の新型コロナウイルス用ワクチンが、初期の臨床試験(治験)で免疫反応が確認されたと発表した。年内の最終治験開始に向けて弾みがついた格好だ。 キュアバックが開発しているのは、

昭和電工マテリアルズ、独に再生医療分野の新工場建設

昭和電工マテリアルズは2日、独子会社ミナリス・リジェナレイティブ・メディスンに約42億7,000万円を投じ、新工場を建設すると発表した。再生医療等製品の今後の需要拡大を見据えた措置で、横浜の拠点にも約25億円を投資し、生

独ザルトリウス、スロベニアのバイオ企業の買収完了

医薬品製造機器や実験室用機器の有力企業である独ザルトリウスは2日、スロベニアのバイオテクノロジー企業BIAセパレーションズの買収を完了したと発表した。取引額3億6,000万ユーロのうち2億4,000万ユーロを現金で、1億

昭和電工マテリアルズ―独に再生医療分野の新工場を建設―

昭和電工マテリアルズは2日、独子会社ミナリス・リジェナレイティブ・メディスンに約42億7,000万円を投じ、新工場を建設すると発表した。再生医療等製品の今後の需要拡大を見据えた措置で、横浜サイトにも約25億円を投資して生

キュアバック―コロナワクチンの免疫反応確認―

独バイオ医薬品会社キュアバック(テュービンゲン)は2日、同社が開発中の新型コロナウイルス用ワクチンが、初期の臨床試験(治験)で免疫反応が確認されたと発表した。年内の最終治験開始に向けて弾みがついた格好だ。 キュアバックが

メルク―コロナ検査キットの生産で米社と協業―

ライフサイエンス大手の独メルク(ダルムシュタット)は10月29日、米バイオ企業マンモス・バイオサイエンシズと協業すると発表した。マンモスが開発している新型コロナウイルス用感染検査キットを受託生産する。 マンモスはクリスパ

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