企業景況感7カ月ぶり悪化、金利上昇背景に先行き懸念強まる
Ifo経済研究所が24日発表した5月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は91.7となり、前月を1.7ポイント下回った。同指数の低下はエネルギー危機がピークに達した昨年10月以来で7カ月ぶり。特に先行き見通しが悪 […]
Ifo経済研究所が24日発表した5月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は91.7となり、前月を1.7ポイント下回った。同指数の低下はエネルギー危機がピークに達した昨年10月以来で7カ月ぶり。特に先行き見通しが悪 […]
市場調査大手GfKが25日に発表したドイツ消費者信頼感指数の6月向け予測値は5月の確定値(-25.8ポイント)を1.6ポイント上回るマイナス24.2ポイントへと上昇した。同指数の改善は8カ月連続。貯蓄性向が弱まったことが
天然ガス価格の急騰に伴う資金繰りの悪化を受けて昨年末に国有化された独エネルギー大手ユニパーは23日、ガスの代替調達により新たな損失を計上することはないとの見通しを発表した。市場価格が大幅に下落した好環境を利用して先渡取引
国内で事業を展開する製造業者が低価格で電力供給を受けられるようにするというドイツ政府の方針を自動車部品メーカーや車体メーカーの70%が支持していることが、独自動車工業会(VDA)が24日に発表した最新の会員企業アンケート
Ifo経済研究所が26日に発表した5月のドイツ価格計画指数(DI)は19ポイントとなり、前月の21.5ポイントから低下した。同指数の下落は8カ月連続。ただ、食品小売や飲食、旅行などでは水準が依然として高く、調査担当者は、
ドイツ連邦統計局が30日に発表した1-3月期の実質賃金は前年同期を2.3%下回った。名目賃金は5.6%増え、統計開始(2008年)後最大の伸びを記録したものの、インフレ率が8.3%に達したことから、実質がマイナスとなった
●現行の金利水準はインフレリスクを抑えるのに十分だと判断 ●上限金利及び超過準備預金に付く金利は1ポイントずつ引き下げ ハンガリー中央銀行は23日、政策金利を13%に据え置くことを決めた。据え置きは8会合連続で、市場の予
●大地震の被害からの復興を支援するため低金利を維持する ●4月インフレ率はベース効果により前月から6.83ポイント低下 トルコ中央銀行は25日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を8.5%に据え置いた。
ドイツ連邦統計局は25日、2023年1~3月期の実質国内総生産(GDP)が前期を0.3%下回ったことを明らかにした。4月下旬に発表した速報値では前期比横ばいとなっていたいが、下方修正された。マイナス成長は2四半期連続で、
英政府統計局(ONS)が24日に発表した4月のインフレ率は前年同月比8.7%となり、前月の10.1%から1.4ポイント縮小した。インフレ率の鈍化は2カ月連続で、2022年3月以来の低水準となった。 インフレ率は資源高騰を
ドイツのスタートアップ企業がベンチャーキャピタルから2022年に調達した資金の総額は15億5,700万ユーロで、過去最高となった前年(26億1,200万ユーロ)を38%下回ったことが、政策金融機関ドイツ復興金融公庫(Kf
EU統計局ユーロスタットが22日に発表したユーロ圏の3月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比1.5%減だった。マイナスとなるのは3カ月ぶり。(表参照) 分野別では建築が1.3%減、土木が2.2%減だった。E
ドイツ経済の停滞感が強まってきた。エネルギー価格が下落し、昨年秋に比べると状況は改善しているものの、景気に勢いはなく、本格回復の見通しも立っていない。独商工会議所連合会(DIHK)は22日に発表した企業景気アンケート調査
ドイツ連邦統計局が19日発表した4月の生産者物価指数(2015年=100)は前年同月比4.1%増となり、上げ幅は21年3月以来2年1カ月ぶりの水準に縮小した。ロシアのウクライナ侵攻開始から1年以上が過ぎたことから、ベース
ドイツのスタートアップ企業がベンチャーキャピタルから2022年に調達した資金の総額は15億5,700万ユーロで、過去最高となった前年(26億1,200万ユーロ)を38%下回ったことが、政策金融機関ドイツ復興金融公庫(Kf
ドイツ連邦統計局が17日に発表した3月の建設許可件数(増改築を含む)は前年同月比29.6%減の2万4,500件となり、2007年3月以来16年ぶりの大幅下落を記録した。建材費の高騰と金利上昇で需要が急速に冷え込んでいる。
●24年の予想成長率も上方修正し、1.5%から1.6%に引き上げ ●インフレ率は賃上げが続いているため長期の高止まりを予想 欧州委員会は15日に発表した春季経済予測で、ユーロ圏の2023年の域内総生産(GDP)実質伸び率
欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU27カ国の4月の新車乗用車の販売(登録)台数は80万3,188台となり、前年同月から17.2%増加した。販売増加は9カ月連続。特に電気自動車(EV)の販売急増が続いている
EU統計局ユーロスタットが16日に発表した3月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は256億ユーロの黒字となった。黒字となるのは2カ月連続。エネルギー輸入額が減ったことで改善が進んでいる。(表参照
EU統計局ユーロスタットが15日に発表したユーロ圏の3月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で4.1%の低下となった。マイナスとなるのは3カ月ぶり。機械など資本財が大きく低迷したことが響いた。(表参照) 分野
EU統計局ユーロスタットが16日に発表した2023年1~3月期の域内総生産(GDP)の最新統計によると、EU27カ国のGDPは前期比0.2%増となり、伸び率は速報値の0.3%から0.1ポイント下方修正された。前年同期比の
EU統計局ユーロスタットが17日に発表した4月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比7.0%となり、前月の6.9%を0.1ポイント上回った。インフレ率の拡大は6カ月ぶり。(表参照
欧州委員会は15日に発表した春季経済予測で、ユーロ圏の2023年の域内総生産(GDP)実質伸び率を1.1%とし、前回(2月)の0.9%から0.2ポイント上方修正した。エネルギー高が一服したことなどを考慮したもので、前回に
産業データを企業間や官民間で広く共有し、有効活用するためのルールを定めた「データ法案」をめぐり、欧州産業界から企業の機密情報を危険にさらす恐れがあり、競争力の低下を招きかねないといった批判の声が上がっている。欧州メディア
産業データを企業間や官民間で広く共有し、有効活用するためのルールを定めた「データ法案」をめぐり、欧州産業界から企業の機密情報を危険にさらす恐れがあり、競争力の低下を招きかねないといった批判の声が上がっている。欧州メディア
独化学工業会(VCI)が16日に発表した同国化学・製薬業界の1-3月期の生産高は営業日数・季節調整ベースで前期を0.9%下回った。減少幅は前期の5.0%から縮小したものの、本格回復の見通しは立っていない。マルクス・シュタ
独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した同国電機業界の3月の新規受注高は前年同月比9.7%減と大きく落ち込んだ。減少は2020年9月以来で2年6カ月ぶり。業界の景況感も大幅に悪化しており、チーフエコノミストは業界の景気
連邦統計局のデータをもとにドイツ機械工業連盟(VDMA)が15日に発表した1-3月期の機械輸出高は前年同期比13.8%増の513億ユーロ(暫定値)と2ケタ台の伸びを記録した。サプライチェーンのひっ迫緩和で生産が増えたほか
●高金利を維持し、物価上昇率を確実に下げる狙い ●エコノミストは年内の金融緩和は行われないと予想 ポーランド中央銀行(NBP)は10日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を6.75%に据え置くことを決めた。金利据え
●金利を維持し、経済成長とインフレ抑制を両立させる ●利上げは来年初めに行われる可能性=エコノミスト ルーマニア中央銀行は10日、政策金利を7%で据え置くことを決めた。据え置きは3会合連続。経済見通しの不確実性が高まる中
●金利据え置きは予想外、市場は利上げを予想 ●インフレ低下が見込まれる中、高金利を維持して効果を見極め セルビア中央銀行(NBS)は11日、政策金利を6%で据え置くことを決めた。金利据え置きは予想外。市場は0.25~0.
欧州を対象とする外国直接投資は昨年5,962件となり、前年を1%上回ったことが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が11日に発表した調査レポートで分かった。増加は2年連続。ドイツなど主要国への投資が低
ドイツ連邦統計局が10日発表した4月の消費者物価指数は前年同月比7.2%増となり、インフレ率は2カ月連続で低下した。ただ、水準自体は依然として極めて高い。ルト・ブラント長官は、先月に引き続き食料品が最も強く全体を押し上げ
ドイツ連邦統計局が15日発表した4月の卸売物価指数は134.6(2015年=100)となり、前年同月を0.5%下回った。同指数の低下は2020年12月以来で、2年4カ月ぶり。指数も過去最高となった昨年9月(138.6)に
ドイツ連邦統計局は15日、1月から3月までの生産者物価指数(2015年=100)をすべて下方修正した。これまでの統計は、政府支援を通して天然ガス、電力料金に上限を設定するルールが未反映の暫定的なものだった。同ルールを加味
産業データを企業間や官民間で広く共有し、有効活用するためのルールを定めた「データ法案」をめぐり、欧州産業界から企業の機密情報を危険にさらす恐れがあり、競争力の低下を招きかねないといった批判の声が上がっている。欧州メディア
英中央銀行のイングランド銀行は11日、政策金利を4.25%から0.25ポイント引き上げ、4.5%にすると発表した。利上げは12会合連続。金利は2008年10月以来の高水準となる。 追加利上げは10日まで開いた金融政策委員
英政府統計局(ONS)が12日発表した2023年1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は、前期比0.1%増となり、2四半期連続でプラス成長となった。ただ、物価高やストライキの続発、金利上昇の影響で伸び率は小幅にとど
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した3月の製造業新規受注指数(2015年=100)は、物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比10.7%減の95.5(暫定値)となり、コロナ禍初期の20年4月以来の大
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した3月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価調整後の実質に季節・営業日数を加味したベースで前月比3.4%減の97.8(暫定値)となり、22年3月以来1年ぶりの大きな下げ幅を記
ドイツ連邦統計局が4日発表した3月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整ベースで前月比5.2%減の1,297億ユーロへと大きく落ち込んだ。減少は3カ月ぶり。独商工会議所連合会(DIHK)のフォルカー・トライヤー貿易部長は
欧州中央銀行(ECB)は4日の定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは7会合連続。記録的な物価高に対応し、これまでは0.5ポイント以上の利上げを実施してきたが、インフレ率上昇に歯止めが
独製造業でサプライチェーンのひっ迫緩和がこれまでに引き続き進んでいる。Ifo経済研究所が4月の企業アンケート調査をもとに3日発表したところによると、原材料・部品が不足しているとの回答は前月の41.6%から39.2%へと低
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の3月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比6%減となり、減少幅は6カ月ぶりに1ケタ台に縮小した。大型受注がプラスに働いた格好。VDMAのチーフエコノミストであるラル
●利上げは7会合連続、政策金利は3.5%から3.75%に引き上げ ●ラガルド総裁は利上げ打ち止めを否定 欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは7会
ドイツ連邦経済・気候省は5日、国内で事業を展開するエネルギー集約型企業が低価格で電力供給を受けられるようにするための政策原案を公表した。国際的にみて割高な同国の電力価格はロシアのウクライナ侵攻で一段と上昇し、化学、金属メ
ドイツ企業が投資の軸足を国内から国外に移しつつあることが、独商工会議所連合会(DIHK)が3日発表した会員企業アンケート調査結果で分かった。フォルカー・トライヤー貿易部長は、最大の原因は国内のコスト高だと指摘。生産の国外
欧州中央銀行(ECB)は4日に開いた定例政策理事会で、政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。利上げは7会合連続。記録的な物価高に対応し、これまでは0.5ポイント以上の利上げを実施してきたが、インフレ率上昇に歯
EU統計局ユーロスタットが2日に発表したユーロ圏の4月のインフレ率(速報値)は前年同月比7.0%となり、前月の6.9%を0.1ポイント上回った。インフレ率の拡大は6カ月ぶり。ただ、欧州中央銀行(ECB)が金融政策決定で重
EU統計局ユーロスタットが3日に発表したユーロ圏20カ国の3月の失業率は6.5%となり、前月の6.6%から0.1ポイント低下した。EU27カ国ベースの失業率は横ばいの6.0%だった。(表参照) 主要国はドイツが2.8%、