公共事業

トルコ、今年の公共投資費653億リラに

トルコ政府は今年、公共投資に654億リラ(123億ドル)を支出する計画だ。分野別では運輸・通信、教育、エネルギーが多い。国有企業向けは138億リラ、地方自治体向け528億リラとなる。 政府投資プログラムに関する大統領令に […]

独シーメンス、ロシアから高速鉄道幹線整備を共同受注

独電機大手シーメンスの率いる企業連合が、ロシアから高速鉄道幹線整備を受注した。チェリヤビンスクとエカテリンブルグを結ぶ220キロメートル区間を新設するもので、2021年着工、25年完工の予定。投資額は3,000億ルーブル

EBRD、スコピエ市の天然ガス車両調達を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)は先ごろ、マケドニアの首都スコピエの交通公社ヤブノ・ソオブラサイノ・プレトプリヤチエ・スコピエ(JSP)に対し天然ガス車両の調達資金として1,000万ユーロを融資すると発表した。同資金でJSP

カザフスタンで大規模太陽光発電所が稼働

カザフスタンで23日、単独プロジェクトとして中央アジアで過去最大規模のソーラー発電所が稼働した。カザフスタン政府の再生可能エネルギー開発政策および外国企業の投資を呼び込む経済外交政策に沿うものだ。総投資額は1億3,700

タリン市営交通、国営電力と電動バス導入で提携

エストニアのタリン市営交通会社タリンナ・リンナトランスポルディAS(TLT)は9日、国営電力会社エースティ・エネルギア(Eesti Energia)と提携し、電動バスの充電ソリューション開発と実地テストに取り組むと発表し

シュコダ自、本拠地の住環境改善を目的に基金設置

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は12日、本拠地であるボヘミア州の魅力を高める目的で7億5,000万コルナ(3,000万ユーロ)の基金を設置したと発表した。具体的には今後3年間、住宅や保健・

サハリン架橋の夢

サハリン島とロシア本土を結ぶ架橋計画が再浮上している。連邦近代化計画に盛り込まれ、最終的にはプーチン大統領が実施するかどうかを決定するという。ただ、45億ユーロ前後と推定される工費を考慮すると、実現は難しそうだ。 サハリ

ロシア、北極海沿岸に不凍港を計画

ロシア北極海沿岸のネネツ自治管区における港湾建設計画が再度動き出した。国営テレビ局『RT』が先ごろ報じた。同プロジェクトは自治管区のインディガ村に40億ドル相当をかけて不凍港を建設するというもので、『RT』によると連邦政

チェコ最長の鉄道トンネルが開通

チェコ西部エイポビチェに新たに建設された鉄道トンネルで、先ごろ列車の試験走行が実施された。国営ラジオプラハによると、同トンネルは首都プラハと西部のチェフを結ぶ路線区間の改修プロジェクトの一部として建設されたもので、鉄道ト

ブルガリアとギリシャ、2国間輸送インフラの整備で合意

ブルガリアとギリシャの両政府は2日、両国間を結ぶ鉄道路線の改修および高速道路建設プロジェクトの実施で合意したと発表した。ギリシャのテッサロニキとブルガリアのバルナを結ぶ鉄道路線を改修するほか、ギリシャのアレクサンドロポリ

風力発電の実証運転、NEDOがロシア極東で開始

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8日、ロシア極東に極寒冷地仕様の風力発電機3基が完成し、実証運転を開始したと発表した。ディーゼル発電への依存度が高い同地域の電源多様化を支援し、エネルギーの安定供給実現を目

仏ヴェオリア、タシュケント市上下水道サービス受注

仏公益事業会社ヴェオリアがウズベキスタンの首都タシュケント市の上下水道運営を受注した。10月に同市と交わした同サービス刷新プロジェクトの一環で、契約期間は25年。来年上半期に契約が発効する見通しだ。推定受注額は約15億ユ

イスタンブール新国際空港が部分開港

トルコの首都イスタンブールで建設中の新国際空港が29日、部分開港した。アタテュルク国際空港に代わるものだが、建設作業の遅れが原因で本格稼働は来年初めに延期された。当初の運航は5路線のみだが、来年からは年間9,000万人の

トルクメニスタン、新ガス化学・プラントが稼働

トルクメニスタン西部、カスピ海沿岸のキヤンリーで17日、新たに建設されたガス・化学プラントが稼働を開始した。同プロジェクトは国営トルクメンガスと東洋エンジニアリング、韓国の現代エンジニアリング、現代建設、LGインターナシ

タリン市公共交通機関、天然ガス車両を導入

エストニアの首都タリンの公共交通機関タリンナ・リンナトランスポルディAS(TLT)はこのほど、2019年に天然ガスを燃料とするガスエンジン搭載バス100台を調達することを決定した。費用は2,500万ユーロ。TLTは天然ガ

ABB、中央アジア送電網にHVDC変電所設備を供給

スイスの重電・エンジニアリング大手ABBは9月末、高圧直流送電(HVDC)用変電所設備をタジキスタンとパキスタンに供給すると発表した。世界銀行が中央アジアで進める送電網・電力取引プロジェクト「CASA1000」の高圧送電

トルクメニスタン、公益サービス無料枠を廃止

トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領はこのほど、電気、ガス、飲料水及び食塩の無料配給措置を廃止する決定に署名した。同国の市場経済をさらに発展させることが狙いと説明している。来年1月1日から実施される。 トルクメニス

公共交通の無料化、効果は期待以上=タリン市長

エストニアの首都タリンのタービ・アース市長はこのほど、今年7月に公共バスが全国的に無料化されたことで利用者が大幅に増加したとの見方を明らかにした。無料化された路線を利用した人の数が8月に33%増えたことが需要を掘り出した

ビリニュス市、環境対応バス135台を新規調達

リトアニアの首都ビリニュス市は、公共バスの車両刷新に3,850万ユーロを投資する計画だ。2020年までに電気バス5台とハイブリッドバス70台を初導入するほか、最新の液化天然ガス(LNG)車両50台、小型ディーゼルバス10

リトアニア、空港拡張に7億ユーロ

リトアニア政府は、国内3ヵ所の空港(ビリニュス、カウナス、パランガ)の拡張に今後10年で計7億ユーロを投資する計画だ。一方、運輸省の先ごろの発表によると新空港の開設計画は見送る方針という。 ビリニュス空港の旅客ターミナル

景気に回復感、対米通商戦争回避で先行き懸念ひとまず後退

低迷感の強かったドイツの景気が明るさを取り戻してきた。第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)は予想外の高い伸びを記録。8月の企業景況感も大幅に好転して数カ月来の高水準を回復しており、Ifo経済研究所のクラウス・ヴォ

リトアニアのEV充電網拡大、年内に57カ所増設

リトアニア政府は年内に電気自動車(EV)充電ステーションを57カ所増設する計画だ。現地通信社が8日、マシウリス交通相の話として報じたもので、欧州連合(EU)から150万ユーロの助成を受けるとともに、地方自治体が投資額の1

リトアニアのEV充電網拡大、年内に57カ所増設

リトアニア政府は年内に電気自動車(EV)充電ステーションを57カ所増設する計画だ。現地通信社が8日、マシウリス交通相の話として報じたもので、EUから150万ユーロの助成を受けるとともに、地方自治体が投資額の15%を負担す

ロシア国鉄、セルビア高速鉄道の一部敷設が完了

ロシア国鉄(RZD)傘下で鉄道インフラ整備を行うRZDインターナショナルは7月30日、セルビア~ハンガリー間の高速鉄道路線の整備事業で、セルビア北部のスタラ・パゾバとインジヤを結ぶ区間の一部で最初の敷設工事を完了したと発

プーチン大統領、サハリン島への架橋計画の検討を指示

ロシアのプーチン大統領は7月24日、同国の大陸部とサハリン島を結ぶ橋梁の建設について政府に対し検討を開始するよう指示したことを明らかにした。同大統領がサハリン州のコジェミャコ知事と会談した際に述べたもので、大統領は橋の建

仏電力大手エンジー、ルーマニアのIoT企業買収

仏電力サービス大手のエンジーはこのほど、ルーマニアのIoT(モノのインターネット)企業フラッシュネットを買収すると発表した。エンジーの公共街路灯サービスにIoT技術を取り込むのが狙い。スマート化を目指す地方自治体の要求に

仏電力大手エンジー、ルーマニアのIoT企業を買収

仏電力サービス大手のエンジーはこのほど、ルーマニアのIoT(モノのインターネット)企業フラッシュネットを買収すると発表した。エンジーの公共街路灯サービスにIoT技術を取り込むのが狙い。スマート化を目指す地方自治体の要求に

ポーランドとスロバキア、2国間の交通インフラ整備で合意

ポーランドのアダムチク社会基盤相とスロバキアのエールシェク運輸相は16日、スロバキアで建設される高速道路R4号線とポーランドの自動車専用道S19号線を接続することで合意した。東欧を南北に縦断する幹線道路「ヴィア・カルパチ

セルビアの高速鉄道整備事業、中国企業が受注

セルビアのゾラナ・ミハイロビッチ社会基盤相は6日、ベオグラードとハンガリーの首都ブダペストを結ぶ鉄道幹線の改修・近代化工事で、中国国営の中国鉄路国際、中国交通建設集団(CCCC)と契約を結んだ。発注額は9億4,300万ユ

ラトビア、電子行政サービスのAI導入を促進

ラトビアが行政機関によるデジタルサービスで人工知能(AI)の導入に乗り出す。環境・地方開発省のベルスキス事務次官(情報通信担当)が13日明らかにしたもので、同省は99万ユーロをAI導入プロジェクトに投資する計画だ。同国で

アナトリア横断パイプライン、一部が開通

アゼルバイジャン産の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶアナトリア横断パイプライン(TANAP)が12日に部分開通し、トルコ西部のエスキシェヒルで関係国首脳の出席のもと開通式典が行われた。同式典でトルコのエルドアン大統領は、

ドナウ・オーデル・エルベ運河、250億ユーロの見積もり

チェコ政府が計画するドナウ・オーデル・エルベ運河の建設費は6,100億コルナ(約235億ユーロ)に上ることが、交通省が実施した実現可能性調査(FS)で分かった。費用は基本プランだけを対象に試算したもので、3本の支流と隣国

ブルガリア、水素ステーション網整備へ

ブルガリア政府は5月28日、2025年までに自動車向けの水素ステーションを10カ所整備する計画を明らかにした。同計画は政府が承認した代替燃料の利用拡大を目指す国家プログラムに含まれるもので、主導する運輸情報技術通信省は最

トルコ建設大手ルネサンス、ロシアから大型受注

トルコの建設大手ルネサンスは26日、ロシアで4件の契約を結んだと発表した。シベリアの天然ガス処理施設建設を始め、公共交通、医療、金融の各分野が対象となる。サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの開催を機に調印された。 ま

ポーランド下院、新ハブ空港建設を承認

ポーランド下院は先ごろ、同国中部に位置するバラヌフ村に新たな大型空港を建設するプロジェクトを承認した。新空港は首都ワルシャワと同国第2の都市であるウッチの間に建設され、東欧および中欧のハブ空港としての役割を担う。2027

ユーラシア経済連合とイラン、貿易協定が暫定発効

ロシアを中核とするユーラシア経済連合(EEU)とイランは17日、自由貿易協定(FTA)を暫定発効することで合意した。これにより貿易品目の約50%で関税が撤廃され、EEUからは肉・油脂製品、電子機器、機械設備、イランからは

トルコ、首都間高速鉄道整備でブルガリアと交渉

トルコ政府はイスタンブールとブルガリア国境を結ぶ鉄道を整備する計画だ。中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を構成する鉄道路線をブルガリア国境まで延長し、同国内の鉄道と接続することを検討しており、両国が省庁レベルで交渉を進めて

ウズベキスタンで太陽光発電パークを整備、加スカイパワー

カナダの太陽光発電事業大手スカイパワー・グローバルは7日、ウズベキスタン全土に総出力1,000メガワットの太陽光発電パーク網を整備する計画を発表した。総投資額は13億米ドルの見通しで、同国史上最大の外国直接投資(FDI)

トルコの鉄道整備事業、今後5年で390億ユーロ

トルコ政府は8日、同国の鉄道整備事業に今後5年間で390億ユーロを投じる方針を打ち出した。すべての路線を電化するとともに、建国100周年を迎える2023年までに国内41都市を結ぶ総延長1万1,700キロメートルの高速鉄道

Daimler

独自動車大手のダイムラー は8日、ベルリン交通公社(BVG)からメルセデスベンツの都市バス「シタロ」の大型受注を獲得したと発表した。最大で950台を供給する契約で、内訳は、連結バスが最大600台、通常(ソロ)タイプが最大

WTE―プラハ浄水所が完工間近に―

オーストリア電力大手EVN傘下で上下水道プラントを手がける独WTEグループ(エッセン)は7日、プラハの浄水場工事が順調に進み、9月19日に引き渡しとなる見通しを明らかにした。欧州における浄水設備近代化の需要が高まっている

独WTE、プラハ浄水所の完工間近

オーストリア電力大手EVN傘下で上下水道プラントを手がける独WTEグループは7日、プラハの浄水場工事が順調に進み、9月19日に引き渡しとなる見通しを明らかにした。欧州における浄水設備近代化の需要が高まっていることから、プ

チェコ高速鉄道網、ブラチスラバまで延長

スロバキアがチェコの高速鉄道網計画に参加する。ペレグリニ首相が11日、チェコのバビシュ首相との会談後に明らかにしたもので、プラハとチェコ東南部のブルノを結ぶ路線を延長し、ブルノからブラチスラバまでの区間を建設する計画だ。

エストニアのIT企業、衛星利用のインフラ監視システム導入

エストニアのIT企業デイテルは17日、人工衛星を使ったインフラ監視システム「シレ(Sille)」を導入すると発表した。橋梁や鉄道、パイプライン、港湾、鉱山などの管理を支援するもので、これまでよりも安く運用できることから、

独成長率予測引き上げ=有力経済研

Ifoなど有力経済研究所は19日に公表した共同作成の「春季経済予測」で、国内総生産(GDP)の今年の実質成長率見通しを引き上げた。昨年第4四半期(10~12月)の成長率が良好だったうえ、今年は輸出や設備投資の加速も見込ま

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