海運

ビオンテック―AI企業買収、医薬品開発を迅速化―

バイオ医薬品大手の独ビオンテックは10日、出資先の英人工知能(AI)企業インスタディープを完全買収することで合意したと発表した。AIを活用して次世代免疫治療薬の研究・開発などを加速する狙い。上半期中の取引完了を見込む。 […]

水素関連特許、EUと日本が主導

●特許シェアはEU28%、日本24%。EU加盟国では独11%が最大 ●最終用途、電解セクターでも日本は首位 水素分野の特許出願を欧州連合(EU)と日本が主導していることが、欧州特許庁(EPO)と国際エネルギー機関(IEA

水素関連特許、EUと日本が主導

水素分野の特許出願をEUと日本が主導していることが、欧州特許庁(EPO)と国際エネルギー機関(IEA)が10日に公表した共同報告書で明らかになった。炭素中立の実現には再生可能エネルギー電力だけでなく、環境に優しい方法で製

ビオンテックが英AI企業を買収、医薬品開発を迅速化

バイオ医薬品大手の独ビオンテックは10日、出資先の英人工知能(AI)企業インスタディープを完全買収することで合意したと発表した。AIを活用して次世代免疫治療薬の研究・開発などを加速する狙い。上半期中の取引完了を見込む。

ドイツ鉄道―国際物流子会社シェンカーを売却へ―

ドイツ鉄道(DB)は15日、国際物流子会社DBシェンカーの売却を検討・準備するよう監査役会が取締役会に指示したと発表した。売却益で巨額債務の圧縮を図る。売却に向けた手続きをいつ開始するかは未定。世界経済が減速し、株式市場

イネラテック―世界初のeフューエル量産施設を建設―

独グリーンテック企業イネラテック(INERATEC)は11月30日、炭素中立の合成燃料であるeフューエルの生産施設を建設すると発表した。世界初のeフューエル量産施設となる。航空機、船舶分野で大きな需要を見込んでおり、将来

LNG再ガス化船がドイツに初到着

LNG(液化天然ガス)を再ガス化する浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)「ネプチューン」が23日、独北東部のリューゲン島ムクラン港に入港した。FSRUがドイツに入るのは初めて。当局の承認を得て稼働を開始する予定だ。

ドイツ初のグリーン水素輸入ターミナル、ハンブルクに建設へ

米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。

グリーン水素国際市場の成長を加速、独が基金設立へ

ドイツのスヴェーニャ・シュルツェ経済協力開発相とシュテファン・ヴェンツェル経済政務次官は15日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、新たな水素基金2本を立

独初のグリーン水素輸入ターミナル建設へ、26年稼働

米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。

ドイツ初のグリーン水素輸入ターミナル、ハンブルクに建設へ

米工業ガス大手エアープロダクツと独エネルギー商社ナバナフトは17日、グリーン水素の輸入ターミナルをハンブルク港に設置する計画を発表した。ドイツ初の本格的なグリーン水素ターミナルとなる。2026年の稼働開始を予定している。

中国企業による独半導体工場買収を不許可

ドイツ政府は9日の閣議で、同国の半導体メーカー、エルモス・セミコンダクターのドルトムント工場を中国同業の賽微電子(サイ・マイクロエレクトロニクス)が完全買収する計画を認可しないことを決定した。ドイツの公共秩序と安全にとっ

独初のLNGターミナルが完成、年末年始に始動

独経済省は15日、ヴィルヘルムスハーフェン港で同国初のLNG(液化天然ガス)受け入れターミナルが完成したと発表した。ドイツでは浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)合わせて6隻が2023年末までに稼働することになって

独政府、中国企業による独半導体工場買収を許可せず

ドイツ政府は9日の閣議で、同国の半導体メーカー、エルモス・セミコンダクターのドルトムント工場を中国同業の賽微電子(サイ・マイクロエレクトロニクス)が完全買収する計画を認可しないことを決定した。ドイツの公共秩序と安全にとっ

ハンブルク港への中国企業の出資、政府が25%未満に制限

ドイツ政府は10月26日の閣議で、同国北部のハンブルク港トラーオルト・コンテナター埠頭(CTT)に海運大手の中国遠洋海運集団(COSCO)が戦略出資する計画について、その一部を承認しないことを決定した。計画を全面的に認め

ロシアへの追加制裁を正式決定、露産石油に上限設定へ

欧州連合(EU)加盟国は6日、ロシアがウクライナ東・南部4州の一方的な「併合」に踏み切ったことを受け、ロシアへの追加制裁を正式決定した。ロシア産石油の取引価格に上限を設けることや、ロシア産製品の輸入禁止枠の拡大などを柱と

ロシアへの追加制裁を正式決定、露産石油に上限設定へ

欧州連合(EU)加盟国は6日、ロシアがウクライナ東・南部4州の一方的な「併合」に踏み切ったことを受け、ロシアへの追加制裁を正式決定した。ロシア産石油の取引価格に上限を設けることや、ロシア産製品の輸入禁止枠の拡大などを柱と

ハパックロイド―ラテンアメリカで10億ドル規模の買収―

海運大手の独ハパックロイドは4日、チリの物流大手SM SAAMから子会社SAAMポーツとSAAMロジスティクスを完全買収することで合意したと発表した。ラテンアメリカ市場でのプレゼンスを高めるとともに、港湾ターミナル事業を

ロシアへの追加制裁を正式決定、露産石油に上限設定へ

●ウクライナ東・南部4州の一方的な併合強行を受けたもの ●制裁は今回が第8弾 欧州連合(EU)加盟国は6日、ロシアがウクライナ東・南部4州の一方的な「併合」に踏み切ったことを受け、ロシアへの追加制裁を正式決定した。ロシア

ロシアへの追加制裁を正式決定、露産石油に上限設定へ

EU加盟国は6日、ロシアがウクライナ東・南部4州の一方的な「併合」に踏み切ったことを受け、ロシアへの追加制裁を正式決定した。ロシア産石油の取引価格に上限を設けることや、ロシア産製品の輸入禁止枠の拡大などを柱とする内容。石

海運ハパックロイド、チリ企業を買収

海運大手の独ハパックロイドは4日、チリの物流大手SM SAAMから子会社SAAMポーツとSAAMロジスティクスを完全買収することで合意したと発表した。ラテンアメリカ市場でのプレゼンスを高めるとともに、港湾ターミナル事業を

一時金3000ユーロまでは税・社会保険料免除

ドイツのオーラフ・ショルツ首相は15日、首相官邸で雇用者団体、労働組合の代表と会談し、労使協定で取り決める一時金が年3,000ユーロ以内であれば税金と社会保険料を全額免除する意向を表明した。インフレ高進を踏まえた特例措置

BASF―船上CO2回収・貯留でサムスン重工業と協業―

化学大手の独BASFと韓国造船大手の現代重工業は9日、船舶が排出する二酸化炭素(CO2)を船上で分離・貯蔵する「船上二酸化炭素回収・貯留(OCCS)」のフィージビリティスタディを実施することで合意したと発表した。船舶のC

BASF、船上CO2回収・貯留でサムスン重工と提携

化学大手の独BASFと韓国造船大手の現代重工業は9日、船舶が排出する二酸化炭素(CO2)を船上で分離・貯蔵する「船上二酸化炭素回収・貯留(OCCS)」のフィージビリティスタディを実施することで合意したと発表した。船舶のC

アリタリア後継会社買収、伊ファンドの連合が独占交渉

イタリア政府は8月31日、経営破綻した伊アリタリア航空の後継として設立された国営ITAエアウェイズの売却について、伊ファンドのセタレス、欧州航空大手エールフランス-KLM、米デルタ航空のコンソーシアム(企業連合)と独占交

鉄道輸送で石油と石炭を優先

ドイツ政府は24日の閣議で、鉄道輸送で石油と石炭を他の物資に優先させることを定めた政令案を了承した。水位の低下で河川輸送能力が大幅に低下し、発電所、製油所の運営に支障が出る懸念があることから、両物資の鉄道輸送を増やす意向

水素分野で独がカナダと協業

ドイツ政府とカナダ政府は23日、水素分野の協力協定(カナダ-ドイツ水素アライアンス)を締結した。再生可能エネルギー電力で製造するグリーン水素の国際市場立ち上げを加速させる狙い。カナダ産のグリーン水素とその誘導体を2025

港湾労使がベア合意、新たなスト回避

ドイツの港湾業界で23日、新規の労使協定が締結された。統一サービス産業労働組合(Verdi)は7月に48時間のストライキを実施し、物流を混乱させたが、今後はそうした事態が回避されることになる。労組組合員の承認手続きを経て

水素分野で独がカナダと協業

ドイツ政府とカナダ政府は23日、水素分野の協力協定(カナダ-ドイツ水素アライアンス)を締結した。再生可能エネルギー電力で製造するグリーン水素の国際市場立ち上げを加速させる狙い。カナダ産のグリーン水素とその誘導体を2025

FSRUへのLNG供給で政府がエネルギー4社と合意

ドイツ政府は16日、今年末から来年初頭にかけて稼働開始予定の浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)向けにエネルギー4社からLNG(液化天然ガス)の供給を受けることで基本合意した。同国ではロシア産天然ガスの供給削減を受

ランクセス―スコープ3の炭素中立を50年までに実現へ―

化学大手の独ランクセスは4日、原料などの調達と自社製品の販売に伴い発生する「スコープ3」レベルの温室効果ガス排出量を2050年までにゼロへと引き下げる目標を打ち出した。自社の活動で直接発生する「スコープ1」と、外部から購

政府がFSRUをシュターデとルプミンに投入

ドイツ政府は19日、浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)を同国北西部のシュターデと北東部のルプミンに投入することを決定した。政府は計4隻のFSRU傭船契約を5月に締結。すでに2隻は北西部のヴィルヘルムスハーフェンと

ウクライナ産穀物の船舶輸送再開で合意

●アフリカなど途上国における飢餓を回避する狙い ●最大2,500万トンの穀物の輸出が可能に 黒海を経由したウクライナの穀物輸出再開に向け、国際連合、トルコ、ウクライナ、ロシアの4者が22日、イスタンブールで正式合意した。

フォルクスワーゲン―グループ上期販売22%減少―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が15日発表した上半期のグループ新車販売台数は前年同期比22.2%減の387万5,100台と大きく落ち込んだ。半導体不足、ロシアのウクライナ侵攻、中国のロックダウンが響いた格好。電

メルセデスベンツ―上期販売15%減少―

独乗用車メルセデスベンツが11日発表した主力ブランド「メルセデスベンツ」の上半期の販売台数は98万5,200台となり、前年同期を15%下回った。半導体不足と物流のひっ迫、中国のロックダウンが響いた格好。競合BMWは同期の

鉄道輸送の削減をDBが化学業界に要請

鉄道を用いた貨物輸送を削減するようドイツ鉄道(DB)が化学業界に要請している。独化学工業会(VCI)のクリスティアン・クルマン会長(エボニック社長)が6日の記者会見で明らかにした。DBの貨物輸送子会社DBカーゴから数日前

マジャールスズキ、生産数回復を計画

●今年は14万7,000台を生産する計画、外部要因に左右されるか ●昨年の売上高は17.5億ユーロ、うち国内が2.6億ユーロ スズキのハンガリー子会社であるマジャールスズキは今年、数億フォリントを投資する計画だ。生産台数

英GKNエアロスペースなど9社、水素技術のコンソーシアム設立

英エンジニアリング大手GKN傘下の航空宇宙関連会社GKNエアロスペースは6月21日、イングランド南西地域に水素関連のエコシステム構築を目指す企業連合「ハイドロゲン・サウスウエスト・コンソーシアム」を立ち上げたと発表した。

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