石油・石炭・ガス

生産者物価の下げ幅1.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した9月の生産者物価指数は前年同月比1.4%減となり、これまでに引き続き落ち込んだものの、下げ幅は前月の同1.6%から0.2ポイント縮小した。物価の最大の押し下げ要因であるエネルギーの下落幅が […]

GEAグループ―利益見通しを大幅に引き下げ―

食品、化学などプロセス産業向けの機械を手がける独GEAグループ(デュッセルドルフ)は20日、2016年12月期の利益見通しを大幅に引き下げた。第3四半期(7~9月)の業績が予想を下回ったためで、12月通期の営業利益(EB

BASFが近日中に生産再開へ、生産停止と臨時措置で利益圧迫も

化学大手の独BASFは19日、ルートヴィヒスハーフェン本社工場の爆発・火災事故で停止状態にある生産施設を近日中に再稼働させていくと発表した。アナリストの間からは生産停止が年明け以降まで続くとの見方も出ていたが、同社は緊急

三菱日立パワーシステムズ、ウズベキで発電施設受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は19日、三菱商事と共同でウズベキスタン電力公社のウズベクエネルゴからガスを燃料とする熱電併給施設の建設を受注したと発表した。首都タシケントの南西約360キロメートルに位置するナヴォイ

卸売物価の下げ幅0.3%まで縮小

ドイツ連邦統計局が12日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比0.3%減となり、これまでに引き続き低下したものの、下げ幅は前月の1.2%から0.9ポイント縮小した。直近のピークである4月(2.7%)に比べると2.4ポイン

9月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.2%に

ドイツ連邦統計局は13日、9月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.7%、前月比が0.1%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイン

BASF―7-9月期利益がアナリスト予想を上回る水準に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は11日、2016年7-9月期(第3四半期)暫定決算の営業利益(EBIT、特別要因を除く)が前年同期比5.4%減の15億ユーロに縮小したものの、アナリスト予想平均(13億ユ

BASFの2工場で爆発事故、2人死亡1人行方不明

西南ドイツのルートヴィヒスハーフェンとランパートハイムにあるBASFの工場で17日に爆発事故がそれぞれ起きた。これまでに2人の死亡、約30人の負傷が確認されている。製品供給に支障が出るかは不明。 ルートヴィヒスハーフェン

露・トルコ、「トルコ・ストリーム」計画再開で合意

ロシアのプーチン大統領は10日、訪問先のトルコで同国のエルドアン大統領と会談し、凍結状態にある天然ガスパイプライン「トルコ・ストリーム」敷設計画の再開で合意した。さらに懸案となっていた供給価格について合意したほか、ロシア

露石油大手ロスネフチ、バシネフチの過半数株取得

ロシア政府は10日、保有する中堅石油会社バシネフチの株式50.755%を業界最大手ロスネフチに3,297億ルーブル(53億米ドル)で売却すると発表した。 政府は当初、同株式を民間企業のルクオイルに売却する方向で準備を進め

仏トタル、特殊化学品部門を米カーライルに売却

仏石油大手トタルは7日、特殊化学品部門アトテックを32億ドルで米投資ファンドのカーライル・グループに売却すると発表した。原油相場の低迷が収益を圧迫する中、トタルは2017年末までに総額100億ドル相当の資産売却を計画して

鉱工業生産指数8月は大幅改善

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した8月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.5%増(暫定値)となり、7カ月来の大きな伸びを記録した。増加は2カ月ぶり。比較対象の7月は学校

トタル―特殊化学品部門を米カーライルに売却―

仏石油大手トタルは7日、特殊化学品部門アトテックを32億ドルで米投資ファンドのカーライル・グループに売却すると発表した。原油相場の低迷が収益を圧迫するなか、トタルは2017年末までに総額100億ドル相当の資産売却を計画し

資源安などが機械業界のマイナス要因に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は5日、独業界の2017年の生産成長率が前年比で実質1%にとどまるとの予測を発表した。資源価格の低迷を受けて資源業界向け機械の需要が減少。地政学リスクや英国の欧州連合(EU)離脱決定も足かせ

BSHがガスコンロでリコール

家電大手の独BSHハウスゲレーテは4日、ガスコンロのリコール(無料の回収・修理)を実施すると発表した。ガス管への接続部品が損傷してガスが漏れ、爆発する恐れがあるため。対象となるのは2009年1月から11年10月にかけて生

RWEの再可エネ子会社がIPO、16年来の大型上場に

独エネルギー大手RWEの再可エネ子会社イノジーは7日、フランクフルト市場で新規株式公開(IPO)を実施した。初値は公募価格(36ユーロ)を3.6%上回る37.30ユーロ。上場規模は50億ユーロで、ドイツで16年ぶりの大型

仏トタル、特殊化学品部門を米カーライルに売却

仏石油大手トタルは7日、特殊化学品部門アトテックを32億ドルで米投資ファンドのカーライル・グループに売却すると発表した。原油相場の低迷が収益を圧迫する中、トタルは2017年末までに総額100億ドル相当の資産売却を計画して

Bashneft;ロシア、バシネフチ民営化手続きを再開

ロシアのウリュカエフ経済相は3日、中堅石油企業バシネフチの部分民営化を早期に実施する意向を表明した。8月中旬に経済・政治への影響を理由に計画を凍結してから、2カ月足らずで方針転換した形となる。背景に財政のひっ迫があるとみ

インフレ率が昨年5月の水準まで回復、9月0.7%に

ドイツ連邦統計局が9月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月を0.7%上回り、インフレ率は昨年5月の水準まで回復した。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーの下げ幅が前月の5.9%から3.6%に縮小したこ

エボニック

特殊化学大手の独エボニックは9月30日、墺シェールフリング工場で中空糸膜モジュール「セプラン」生産施設の起工式を行った。セプランはバイオガス中のメタンを効率的に濃縮・回収する膜。新生産施設を来年末に稼働させ、同工場のセプ

三菱日立パワーシステムズ

三菱重工業と日立製作所の合弁会社、三菱日立パワーシステムズが独子会社(Mitsubishi Hitachi Power Systems Europe GmbH)を通してイランで受注を獲得したもようだ。ブルームバーグ通信が

国内電力の10%超を製造業が発電

ドイツ国内の発電総量に占める製造業の割合が昨年10.4%となり、前年比で1.1ポイント上昇したことが、連邦統計局の発表で分かった。総発電量が減少するなかで製造業の発電量が11%増の50テラワット時(TWh)に増加したため

アゼルバイジャン、2020年からブルガリアに天然ガスを供給

アゼルバイジャン政府は先ごろバクーで開かれたブルガリアとの政府間会合で、整備中のブルガリア天然ガス中継基地(ハブ基地)「バルカン」に2020年から天然ガスを供給することで合意した。また、国営石油会社ソカール(SOCAR)

ポルワックス、新施設に1億ズロチ超を投資

ポーランドのパラフィンワックス製造大手ポルワックス(Polwax)はこのほど、南部チェホヴィッツ・ジェジチェにある生産拠点に新たな石油分離施設を建設すると発表した。投資額は1億2,360万ズロチ(約2,900万ユーロ)。

英BP、ハンガリーに第2のサービスセンター開設

英石油大手BPがハンガリー南部のセゲドに新グローバルビジネスサービスセンター(GBS)を開設する。シーヤールト外務貿易相が9月26日明らかにしたもので、投資額は80億フォリント(約2,600万ユーロ)。そのうち19億フォ

ロシア政府、バシネフチ民営化手続きを再開

ロシアのウリュカエフ経済相は3日、中堅石油企業バシネフチの部分民営化を早期に実施する方針を明らかにした。8月中旬に経済・政治への影響を理由として計画を凍結してから、わずか2カ月足らずで決定を撤回した形だ。背景に財政のひっ

マースクが2部門に分割、石油部門は分離へ

デンマーク最大の企業であるコングロマリット(複合企業)のAPモラー・マースクは22日、グループをコンテナ海運世界最大手のマースク・ラインを中核とする運輸・物流部門と石油関連部門の2つに分割すると発表した。海運不況と原油安

欧州復興開発銀、ブルガリアの天然ガス基地事業を支援

欧州復興開発銀行(EBRD)のチャクラバルティ総裁は19日、ブルガリアが天然ガス輸送の中継地点(ハブ基地)を整備する事業に対して、金融支援を行う方針を示した。同プロジェクトの事業費は15億ユーロと推定されている。 ブルガ

ウズベキスタン化学最大手、中国化工と合弁か

ウズベキスタンの化学最大手ナボイアゾト(Navoiazot)が、中国化工集団と合弁会社を設立する意向だ。26日付のWeb紙『イーストタイム』が伝えたもので、ナボイアゾトは同国で既存施設・設備をベースに外国企業との合弁計画

8月輸入物価-2.6%、過去1年で最小の下落幅に

ドイツ連邦統計局が27日発表した8月の輸入物価指数は前年同月を2.6%下回ったものの、下落幅は過去1年で最小となった。エネルギーの下落率鈍化が大きい。エネルギーを除いた輸入物価の変動率はマイナス1.5%だった。 エネルギ

ランクセス―過去最大の買収、添加剤事業強化へ―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は26日、潤滑油・難燃剤向け添加剤大手の米ケムチュラを買収することで両社が合意したと発表した。景気変動の影響を緩和できる事業体制の構築戦略に沿った措置。今回の買収により世界有数の添加剤メー

シーメンス―独で人員削減、エネルギー産業の需要減で―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)がドイツ本国で人員削減を実施する。対象となるのはプロセス&ドライブ部門。石油安を受けて石油・天然ガス業界からの受注が低迷していることが背景にあり、同業界向けにターボ機械を生産するMANデ

シーメンス―イランにガスタービン納入―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は20日、イランの重電大手マプナ(Mapna)にガスタービンを納入したと発表した。両社の合意に基づく引き渡しの第一弾で、イランの港湾都市バンダレ・アッバースの発電所プロジェクトに投入さ

マースク―2部門に分割、石油部門は分離へ―

デンマーク最大の企業であるAPモラー・マースク(コペンハーゲン)は22日、グループをコンテナ海運世界最大手のマースク・ラインを中核とする運輸・物流部門と石油関連部門の2つに分割すると発表した。海運不況と原油安という二重苦

マースクが2部門に分割、石油部門は分離へ

デンマーク最大の企業であるコングロマリット(複合企業)のAPモラー・マースクは22日、グループをコンテナ海運世界最大手のマースク・ラインを中核とする運輸・物流部門と石油関連部門の2つに分割すると発表した。海運不況と原油安

MANの大型エンジン部門が再編、コスト4.5億ユーロ削減へ

商用車大手MANの大型エンジン・ターボ機械子会社MANディーゼル・アンド・ターボは23日、事業再編計画を発表した。市場環境の悪化を受けた措置で、事業体制の見直しや効率改善を通じてコストを年4億5,000万ユーロ圧縮する。

生産者物価の下落幅、8月は1.6%に縮小

ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比1.6%減となりこれまでに引き続き低下したものの、下げ幅は前月の2.0%から0.4ポイント縮小。直近のピークである3月と4月(ともに3.1%)に比べると1.

シーメンス―インフラ整備でアルゼンチン政府と基本合意―

独電機大手シーメンス(ミュンヘン)のケーザー社長は14日アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、同国のインフラ整備に向けた趣意書に署名した。エネルギー、輸送、スマートシティの分野で協力する予定で、今後詳細を詰めていく。署名

VWの天然ガス車が充てん中に爆発

フォルクスワーゲン(VW)「トゥーラン」の天然ガス車がガソリンスタンドで燃料を充てん中に爆発する事故が、ドイツ北部のドゥーダーシュタットで発生したことが13日、明らかになった。トゥーランの当該モデルには圧縮天然ガス容器に

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