鉄道

倒産率が最も高い業界、今年は物流

信用保険大手ユーラーヘルメスによると、2013年に倒産するドイツ企業の割合は9パーミル(1,000社のうち9社)となる見通しだ。同割合が最も高い業界は物流で22パーミルに達する見込み。これに印刷、建設が続く。 \ ドイツ […]

Dachser GmbH & Co. KG―スペイン同業買収―

物流独4位のDachser(ケンプテン)は12日、スペインの同業Azkarを来年1月15日付で買収すると発表した。欧州の陸上輸送事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。取引は独禁当局の承認を経て成立する。 \

国内の鉄道橋、「4本に1本が損傷」

連邦鉄道局(EBA)がこのほど発表した国内の鉄道橋に関する鑑定報告書によると、ドイツ鉄道(DB)の路線で使用する鉄道橋のうち、早急な補修工事が必要な損傷が見つかった橋は4本に1本に達した。特に傷みが目立つのは設置から10

早雪で第4四半期マイナス成長も

例年よりも早く訪れた本格的な降雪に経済界が神経をとがらせている。企業活動が停滞し景気のマイナス要因になるためで、独商工会議所連合会(DIHK)のエコノミストはロイター通信に対し、降雪と路面の凍結が長期化すると第4四半期の

ベラルーシの電車合弁工場、来年9月稼動へ

ベラルーシのウラジミル・セマシュコ第1副首相は3日、同国における近郊電車の生産が来年9月に始まるとの見通しを示した。ルカシェンコ大統領とロシア・カリーニングラード州の公式訪問団との会談の席で明らかにした。 \ ベラルーシ

DBダイヤが今冬も混乱の恐れ

ドイツ鉄道(DB)の冬季ダイヤに黒雲が立ち込めてきた。電機大手のシーメンスは21日、高速鉄道ICEの納期を遵守できないと発表。カナダの鉄道車両大手ボンバルディアも25日、ローカル線車両の納入が遅れることを明らかにした。D

Siemens AG―インフラ整備でロシア3社と基本合意―

独電機大手のSiemens(ミュンヘン)は16日、ロシアのインフラ整備プロジェクトなどに関連して現地企業と3つの基本合意契約を結んだと発表した。モスクワで開かれた独露首脳会談に合わせて調印が行われた。 \ Siemens

Deutsche Bahn AG―エコ電力の利用比率26%強に引き上げ―

鉄道大手Deutsche Bahn(DB)のフォルカー・ケーファー取締役(技術担当)は9日、水力発電由来の電力をエネルギー大手のEonから調達すると発表した。エコ電力の利用拡大方針に基づく措置で、2015年から供給を受け

ロシア鉄道、車両調達に27億ドル投資

ロシア鉄道(RZD)は来年、車両調達に過去最大の850億ルーブル(27億米ドル)を投じる。老朽化する車両の更新が目的で、来年の総投資額の5分の1を充てる。マクシム・ソコロフ運輸相が8日明らかにした。 \ 長距離・近郊路線

診察料廃止などで与党合意、自宅保育手当には経済界から批判

独与党3党は5日、今後の政策方針について合意した。医療機関の診察料廃止や自宅保育手当の導入、年金支給制度の一部改正が主な合意点。このほか、憲法(基本法)に定められた財政健全化目標を前倒しで達成することや、2013年の交通

長距離路線バス規制、来年から大幅緩和へ

州の代表で構成される独連邦参議院(上院)は2日、改正旅客輸送法案を可決した。長距離路線バスの規制を大幅に緩和することが柱。すでに連邦議会(下院)を通過しており、来年から施行される予定だ。 \ 現行法は1934年に成立した

CIS鉄道輸送協議会が開催、運行スケジュール見直しへ

トルクメニスタンの首都アシュガバードで16日、独立国家共同体(CIS)鉄道輸送協議会の第57回総会が開催され、各国の鉄道分野の専門家など1,500人を超える参加者がCIS地域における鉄道輸送のあり方について話し合った。

Deinbus GmbH―長距離バス路線網を全国展開へ―

格安長距離バス運営会社のDeinbus (フリードリヒスハーフェン)が路線網を大幅に拡充する。ドイツの長距離バス市場が2013年から完全に自由化されることを踏まえた計画で、同年末までに国内全域に路線を張り巡らす意向だ。ア

Bombardier Inc.―独アーヘン工場閉鎖へ―

カナダの鉄道車両大手Bombardierが独西部のアーヘン工場を来年半ばに閉鎖する。西ドイツ放送が報じ、同社が18日に追認した。従業員600人が影響を受ける。 \ 同工場は1838年の開設で、ドイツに現存する鉄道車両工場

独鉄道設備業界、上期売上13%増に

独鉄道設備業界団体VDBが16日発表した独業界の2012年上半期の売上高は前年同期比13%増の53億ユーロとなり、これまでで2番目に高い水準を記録した。車両部門が好調で、全体が大きく押し上げられた格好。受注水準も高いため

スイス・ベラルーシの合弁電車工場が着工、来年稼動へ

スイスのシュタッドラーとベラルーシのベルコムンマシュの合弁電車工場が4日、着工した。来年中に生産を開始する見通しだ。ベルコムンマシュのコロル取締役が明らかにした。プロジェクトの規模は5,000万ユーロで、合弁会社エレクト

PSA、物流子会社売却でロシア鉄道と独占交渉

フランス自動車大手PSAプジョー・シトロエン・グループは20日、物流子会社ジェフコ(Gefco)の株式売却に向け、ロシア鉄道(RZD)と独占交渉を開始したと発表した。ジェフコの株式75%を8億ユーロで譲渡する方針。 \

Knorr-Bremse AG―JR東日本から新幹線向けブレーキ受注―

ブレーキ大手の独Knorr-Bremse(ミュンヘン)は20日、JR東日本からブレーキを受注したと発表した。北陸新幹線に投入する次世代車両「E7系」向けに納入する。同社はJR東日本の「E5系」「E6系」にもブレーキを納入

ドイツ鉄道が12月値上げへ

ドイツ鉄道(DB)は25日、乗車料金を12月9日付で平均2.8%引き上げると発表した。エネルギーコストが上昇したためとしている。DBはほぼ毎年、値上げを実施している。 \ 2等車の最高料金(ハンブルク~ミュンヘン間など)

鉄道技術見本市「Innotrans」、出展者数など過去最高に

世界最大の国際鉄道技術専門見本市「Innotrans」が18日、ベルリンで開幕した。9回目となった今回は世界49カ国から前回(2010年)を272社上回る2,515社が出展し、過去最高を更新。屋内の展示スペース(実質出展

グーグルマップでドイツ鉄道の乗り継ぎ情報提供

インターネット検索大手の米グーグルとドイツ鉄道(DB)は17日、鉄道情報サービスで提携したと発表した。グーグルマップ(地図検索エンジン)の「ルート案内」にドイツ国内の駅名を入力すると乗り継ぎ情報が画面に表示される。ドイツ

EU、交通インフラ整備に2億ユーロ拠出

欧州委員会は10日、EU内の交通インフラ整備を進める「欧州横断運輸ネットワーク(TEN-T)」計画の優先プロジェクトとして新たに74件の事業を認定し、EUが総額1億9,863万ユーロを拠出すると発表した。 \ TEN-T

ロシア鉄道、PSAの物流子会社買収に関心

ロシア鉄道が、仏PSAプジョー・シトロエンの物流子会社ジェフコ(Gefco)の買収を検討していたことが明らかになった。8月30日付けのロイター通信が、同社が入手したロシア鉄道の役員会の資料をもとに伝えた。 \ 欧州自動車

Deutsche Bahn

独鉄道大手Deutsche Bahn(DB)は3日、ディーゼルエンジンと電動モーターを併用するハイブリッド機関車をエンジン大手のMTU Friedrichshafenと共同開発したと発表した。近距離鉄道に投入して燃料消費

英国初の燃料電池機関車、バーミンガム大学が開発

英国で初の水素を使って走る燃料電池機関車がこのほど、バーミンガム大学工学部の研究チームによって開発された。 \ この狭軌機関車は、燃料電池と鉛蓄電池を組み合わせたハイブリッドタイプ。水素タンクは同大学が開発した燃料電池ボ

シーメンスがチェコ国鉄から受注、高速鉄道7編成納入へ

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、チェコ国鉄(CD)から高速鉄道7編成を受注したと発表した。CDは2003年半ばまでに8編成を追加発注するオプション権も持っており、取引総額は最大2億ユーロを超えるもようだ。

ロシアの高速鉄道計画中止か、政府予算に費用計上されず

2018年のサッカー世界選手権大会(W杯)開催に向けてロシアが発表した高速鉄道幹線の整備計画が中止される可能性が出てきた。23日付の経済紙『ベドモスチ』がシュヴァロフ副首相に近い筋からの情報として伝えたところによると、建

Siemens AG―チェコ国鉄から高速鉄道受注―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は23日、チェコ国鉄Ceske Drahy(CD)から高速鉄道7編成を受注したと発表した。CDは2003年半ばまでに8編成を追加発注するオプション権も持っており、取引総額は最大2億

シーメンスが仏リール市を提訴、地下鉄入札で

フランス北部のリール市が実施した地下鉄入札で不正があったとして、電機大手の独シーメンスが市当局をリール行政裁判所に提訴した。28日付『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙が同社広報担当者への取材などをもとに

ロシア鉄道、修理・保守子会社の株式を売却

ロシア鉄道は、機関車の修理・保守を手がける子会社Zheldorremmashの株式75%マイナス2株を入札により売却する。入札の幹事を務めるトランスクレジットバンクが14日、明らかにした。売却益は79億ルーブル(2億4,

Vossloh AG―Knorr-Bremseのオーナーが役員人事に介入の意向―

独鉄道設備大手Vossloh(ヴェルドール)は16日、同社の筆頭株主となったハインツヘルマン・ティーレ氏が役員人事に介入する意向を伝えてきたと発表した。ティーレ氏は独ブレーキ大手Knorr-Bremseのオーナー。これま

Alstom S.A.―独で鉄道車両の保守サービス強化へ―

重電大手の仏Alstom(ルヴァロワ・ペレ)がドイツで鉄道車両の保守サービス事業を強化する。車両の保守業務をアウトソーシングする動きが鉄道業界で強まっていることに対応。年間売上高で1億ユーロ以上を確保する意向だ。独法人の

ドイツ鉄道スト回避、機関士労組とのベア合意で

ドイツ鉄道(DB)と機関士労組GDLは24日未明、新しい労使協定に調印した。2年間で賃金を計7.3%引き上げるのが柱。合意が成立したことでストライキが行われる恐れはなくなった。GDLは2008~09年にかけて大規模な争議

ハンブルク~ケルン間で私鉄運行、片道20ユーロから

ドイツの民間鉄道会社Hamburg-Koeln-Express GmbHは23日、ハンブルクとケルンを結ぶ長距離列車の運行を開始した。料金はドイツ鉄道(DB)を大きく下回っており、人気を集めそうだ。 \ 料金は時間帯と曜

地域鉄道会社Gysev、電化事業で7千万ユーロの補助金

ハンガリーとオーストリアが共同運営する地域鉄道会社、ジュール・ショプロン・エーベンフルト鉄道(Gysev)はこのほど、2つの路線の電化計画で、ハンガリー政府と欧州連合(EU)から約200億フォリント(7,100万ユーロ)

Vossloh AG―Knorr-Bremseのオーナーが株式20%超を確保―

独ブレーキ大手Knorr-Bremseのオーナー、ハインツヘルマン・ティーレ氏が独鉄道設備大手Vossloh(ヴェルドール)への出資比率を従来の19.5%から20.22%に引き上げた。Vosslohが16日、明らかにした

DB

独鉄道大手のDeutsche Bahn(DB)は16日、騒音防止問題の担当者を8月1日付で任命すると発表した。鉄道で発生する騒音を2020年までに2000年の半分の水準まで引き下げる目標の達成に向けた措置。同担当者は今後

仏アルストム、ブダペスト地下鉄に列車納入

世界2位の鉄道車両メーカーである仏アルストムは10日、ハンガリー・ブダペストの地下鉄2号線向け列車の第一弾を納車した。9月までに計22本の列車を納入する予定だ。 \ ブダペスト交通公社(BKV)は昨年、老朽化した地下鉄2

鉄道活用した送電網拡張、技術・コスト面で大きなカベ

電力・通信・鉄道網などの監督機関である連邦ネットワーク庁(BNetzA)は2日、ドイツ鉄道(DB)の送電インフラを活用した高圧送電網整備についての鑑定評価報告書を発表した。それによると、DBの架線設備の活用は「技術的に実

鉄道用レールカルテル、4社に1億2450万ユーロの罰金

連邦カルテル庁は5日、鉄鋼メーカーがドイツ鉄道(DB)向けのレール鋼で違法なカルテルを結んでいたとして、ティッセンクルップの子会社GfT Gleistechnik(以下:GfT)、鉄道設備大手Vosslohの子会社Sta

欧州委がDBの正式調査へ、電力供給の独占悪用疑惑で

欧州連合(EU)欧州委員会は13日、ドイツ鉄道(DB)が国内鉄道への電力供給事業で独占的な立場を悪用している疑いがあるとして、正式調査を開始すると発表した。最終的に違法行為が確認されれば、DBは売上高の最大10%に相当す

上部へスクロール