電力・エネルギー

伊藤忠、ロシアの発電プロジェクトで覚書調印

伊藤忠商事は21日、ロシアの鉱山・金属・エネルギー企業であるEn+と、ニージニー・ノブゴロドにおける発電プロジェクトに関する覚書を交わしたと発表した。電力設備の近代化・省エネ政策を背景に効率の高いガス発電設備の需要が高ま […]

高圧送電網敷設計画案を当局が発表、緊急性の高い事業優先

ドイツ連邦ネットワーク庁は26日、高圧送電網の敷設・近代化計画案をフィリップ・レスラー連邦経済相に提出した。再生可能エネルギー発電の大幅増を受けて電力事情が大きく変化することを踏まえた計画。連邦政府は同案を元に法案を作成

加の再可エネ発電めぐる紛争、WTOがEU・日本に軍配

カナダのオンタリオ州政府の再生可能エネルギー政策をめぐる同国とEU、日本の通商紛争で、世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)がEU側の主張を概ね認める裁定を下したもようだ。ブルームバーグが20日報じた。 \

ポーランドガス最大手、シェールガスの埋蔵を確認

ポーランドのガス最大手で国営のPGNiGは15日、北部ポモージェ県ヴェイヘロヴォ近隣のオパリノでシェールガスの埋蔵を確認したと発表した。同社の試掘が成功したのは昨年9月に続いて2回目だ。来月には同じくヴェイヘロヴォ近隣の

イフラバでバイオマス熱供給施設が稼動

オーストリアの電力会社エナギー・シュタイアーマルクは15日、チェコのイフラバで地域熱供給施設の熱源を天然ガスからバイオマスに切り替える作業が完了したと発表した。総投資額は1,100万ユーロ。年間6,000トンのバイオマス

EBRDと民間銀行、ルーマニアの風力発電事業に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は13日、ルーマニア南東部ドブロジャ地方のキルノジェニで計画されている風力発電プロジェクトに9,100万ユーロを融資すると発表した。 \ EBRDによると、今回の融資はA/Bローン・ストラクチ

米ICA、トルコの太陽光発電事業に投資

トルコで太陽光発電開発の動きが加速してきた。トルコ投資庁の発表によると、米投資会社インターナショナル・キャピタル・アライアンス(ICA)が同国南東部のキリス県に太陽光発電所を建設する意向を明らかにした。9月には韓国とクウ

生産者物価、10月は1.5%の小幅上昇

ドイツ連邦統計局が20日発表した2012年10月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が1.5%にとどまり、3カ月来の小幅増にとどまった。景気減速が反映された格好で、前月比の変動率は0%となった。 \ 物価に占める比重が大

エネルギー分野で独とトルコが協力強化

ドイツのレスラー経済相とトルコのユルドゥズ・エネルギー相は15日、エネルギー分野での協力関係強化に向けた共同声明に調印した。両国の財界・政府関係者が一同に会して協議する「独土エネルギーフォーラム」を年に1度、開催すること

Siemens AG―インフラ整備でロシア3社と基本合意―

独電機大手のSiemens(ミュンヘン)は16日、ロシアのインフラ整備プロジェクトなどに関連して現地企業と3つの基本合意契約を結んだと発表した。モスクワで開かれた独露首脳会談に合わせて調印が行われた。 \ Siemens

aleo solar AG―親会社Boschが債権放棄―

太陽電池メーカーの独aleo solar(プレンツラオ)は13日、親会社である自動車部品大手のBoschが同社に対し2,500万ユーロの債権放棄を行うと発表した。両社はこのほか、5,000万ユーロの支払い猶予でも合意して

Solarworld AG―7-9月期も赤字に―

太陽電池モジュール大手のSolarworld(ボン)が14日発表した2012年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は6,873万ユーロの赤字となり、赤字幅は前年同期の1,099万ユーロから大きく拡大した。市場価格の急落

EV需要拡大に向けバッテリー・リース化の動き

電気自動車(EV)の普及がドイツで進んでいない。デュースブルク大学自動車リサーチセンター(CAR)の調べによると、2012年1-9月期の新車登録台数は2,465台で、乗用車全体(235万8,798台)に占めるシェアは0.

独バイオガス設備大手、ロシア市場に進出

独バイオガス設備大手のエンヴィテック・バイオガス(EnviTec Biogas)はロシア市場に進出する。現地企業2社と協力し、バイオガスプラントを建設していく。エンヴィテックでは現在、受注の57%を国外事業が占めており、

中堅化学企業、EEG負担が重荷に

ドイツ化学工業会(VCI)加盟の中小企業で構成する自営企業委員会は13日、初の独自記者会見を開催し、再生可能エネルギー法(EEG)に基づく再可エネ電力助成負担(EEG負担)を強く批判した。EEG負担の減免措置が適用されて

EnBWが洋上発電プロジェクトを延期

エネルギー大手のEnBWは14日、北海・ボルクム島の北90キロメートルの海域に計画していた洋上風力発電パーク「EnBW Hohe See」の建設プロジェクトを先送りすると発表した。北海と陸地を結ぶ海底送電ケーブルの敷設遅

家庭用電力料金、来年は平均12%上昇

ドイツの家庭用電力料金は来年1月から広範囲で値上がりする。再生可能エネルギー電力の助成金負担が大幅に上昇するためで、4大電力大手はすでに値上げ方針を表明した。 \ 最大手エーオンは19日、1月1日付で平均8.7%値上げす

ミュンヘンで大停電、送電線ショートが原因か

ミュンヘンで15日朝、大規模な停電が発生した。停電が起きたのは通勤・通学時間帯の午前7時で、信号機、電車、地下鉄などが一斉に動かなくなったほか、市内の人口のほぼ半数にあたる45万人が影響を受けた。原因は完全には解明されて

ロスアトムとエネルゴアトム、原発の保守管理で提携

ロシア原子力公社ロスアトムの子会社ロスアトム・サービスとウクライナ国営の原子力発電会社エネルゴアトムは6日、加圧水型原子炉(VVER)を備えた原子力発電所の保守管理での協力に関する合意文書に調印したと発表した。 \ 合意

Siemens AG―今後2年でコスト60億ユーロ圧縮へ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は8日の決算発表で収益力強化プログラム「Siemens 2014」を発表した。不採算事業からの撤退や事業拠点の集約、人員削減を通して2014年までの今後2年で事業コストを60億ユー

高圧直流送電用の遮断技術、ABBが開発

スイスのエンジニアリング大手ABBは7日、高圧直流送電(HVDC)向け遮断技術の開発に世界で初めて成功したと発表した。大型発電所からの直流高電圧をわずか5ミリ秒で遮断できるという。同技術の開発により、HVDC普及に弾みが

洋上発電所の稼働開始早まる見通し

クックスハーフェン沖110キロメートルの海域に建設中の洋上風力発電パーク「Global Tech I」の稼働開始時期がこれまでの見通しよりも早まりそうだ。高圧送電網管理・運営会社Tennetの広報担当者が7日付『ハンデル

電力が大幅な輸出超過に

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は9日、2012年1-9月の電力輸出量が輸入量を14.6テラワット時(TWh)上回ったと発表した。前年同期を13TWhも上回る水準。再生可能エネルギーに由来する電力の供給が急増した影

Deutsche Bahn AG―エコ電力の利用比率26%強に引き上げ―

鉄道大手Deutsche Bahn(DB)のフォルカー・ケーファー取締役(技術担当)は9日、水力発電由来の電力をエネルギー大手のEonから調達すると発表した。エコ電力の利用拡大方針に基づく措置で、2015年から供給を受け

省エネと再生エネルギーを重視=チェコ世論調査

チェコで先ごろ実施されたエネルギー政策に関する世論調査で、原子力発電や石炭火力発電の拡大よりも、水力・風力などの再生可能エネルギー利用や省エネを支持する人が多いことが明らかになった。7日付けのCTK通信が伝えた \ この

Eon AG―業績見通し引き下げへ―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は12日、2013年と15年の業績予測を達成できない見通しだと発表した。電力卸価格が低下しているため。同社は2013年の営業利益(EBITDAベース)で116億~123億ユーロ

チェコ国営電力CEZ、1-9月期は27%増益

チェコ国営電力のCEZが8日発表した2012年1-9月期の連結最終利益は334億コルナとなり、前年同期から27%増加した。国内原子力発電所とルーマニア風力発電所の発電量増加、前年同期に特別支出がかさんだことなどが増益の理

Nordex SE―第3四半期に業績好転―

風力発電設備大手の独Nordex(ハンブルク)が13日発表した2012年1-9月期の営業損益(EBITベース)は230万ユーロの黒字だった。上半期は赤字となったものの第3四半期に1,540万ユーロの黒字を計上したことが大

サウス・ストリーム・パイプライン、来月7日着工へ

ロシア政府の肝いりでガスプロムが推進する黒海ガスパイプラインプロジェクト「サウス・ストリーム」が来月7日、着工する。通過国における建設許可や建設資金確保が完了していない中のスタートで、業界関係者を驚かせている。12日付の

SGL Carbon SE―7-9月期赤字転落―

炭素製品大手の独SGL(ヴィースバーデン)が8日発表した2012年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は2,270万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(2,150万ユーロ)から大幅に悪化した。顧客の事業低迷に伴い炭素繊

中国がEUの太陽光発電めぐりWTO提訴、通商紛争が一段と激化

中国商務省は5日、EU加盟国の一部が域内で生産された太陽光パネルを使った発電を不当に優遇しているとして、EUを世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。中国製の太陽光パネル、部品に対する反ダンピング調査を開始したEUへ

中国がWTOにEU提訴、太陽光発電めぐり

中国商務省は5日、欧州連合(EU)加盟国の一部が域内で生産された太陽光パネルを使った発電に不当な優遇措置を提供しているとして、EUを世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。EUが中国製の太陽光パネル、部品に対する反ダ

中国国家電網公司―デザーテック参加を検討か―

北アフリカ、中東にソーラー発電施設を建設し電力を欧州に供給する「デザーテック」プロジェクトへの参加を、世界最大の送電網運営事業者である中国国家電網公司(SGCC)が検討しているもようだ。『ファイナンシャル・タイムズ(ドイ

チェコとスロバキア、原発推進で協力強化

チェコのネチャス首相とスロバキアのフィツォ首相は10月29日、チェコのウヘルスケー・フラジシュチェで会談し、原子力発電の分野で協力を深めるとともに、欧州連合(EU)で原発利用の権利を訴えていくことで合意した。 \ ネチャ

バッテンフォール、チェコのガス取引市場に参入

スウェーデンの電力大手バッテンフォールは10月31日、取引子会社を通じて、チェコでのガス取引を開始したと発表した。チェコにおける卸事業の強化が目的だ。顧客に安定した価格での電力供給を保証する「オリジネーション事業」を中東

輸入物価、9月増加幅は1.8%に縮小

ドイツ連邦統計局が26日発表した2012年9月の輸入物価指数は前年同月比の上げ幅が1.8%となり、前月の同3.2%から大きく縮小した。同物価は前月比ではマイナス0.7%となり、3カ月ぶりに落ち込んだ。 \ エネルギー価格

日立製作所―英原発会社を独2社から買収―

日立製作所は30日、英国の原子力発電事業会社Horizon Nuclear Powerを買収すると発表した。独エネルギー大手のEon、RWEが保有するHorizonの全株式を6億9,600万ポンドで取得する。今年11月末

Eon AG―フィンランド原発から撤退―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)はフィンランド西部に原子力発電所を建設するプロジェクトから撤退する。同プロジェクトを進めるコンソーシアムFennovoimaが24日、明らかにした。EonはRWEと共同で立ち上

RWE AG―ドバイで合弁―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は24日、発電所建設子会社RWE Technologyがアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ電力水道局(DEWA)と共同で合弁会社を設立すると発表した。中東地域の電力需要拡大を踏まえ、発

Q-Cells

韓国のハンファ財閥に買収された独太陽電池大手のQ-Cellsは24日、社名をHanwha Q.Cellsに変更することを明らかにした。同社は4月に倒産、8月末にハンファに買収された。今後は研究開発に年2,000万ユーロを

「原子力計画の延期はない」=トゥスク首相

ポーランドのトゥスク首相は25日、原子力発電プロジェクトを推進する従来の計画に変更がないことを確認した。エネルギー源の多様化を目指すのは国の政策であり、シェールガス開発を優先させて原子力計画を延期することはないと話した。

独ソーラー設備、信頼性は全体的に低め

太陽光発電所の遠隔監視サービス大手Meteocontrolが実施したソーラー設備格付け調査で、本来の性能をフルに発揮していないソーラー設備が全体のおよそ8割を占めることが分かった。ソーラーモジュールの品質の低さ、立地条件

リトアニア、最新式の熱電併給プラントが稼動

リトアニアでこのほど、最新式の熱電併給プラントが稼動した。老朽化した設備を更新して、将来の環境基準にも耐える技術水準を確保するとともに、イグナリナ原子力発電所の閉鎖による発電能力の低下を補う。また、バルト諸国電力市場の開

アトムフロート、使用済み核燃料倉庫が13年に完成

原子力砕氷船団の運営管理と放射性廃棄物の処理を手がける国営企業のアトムフロート(Atomflot)がコラ半島北岸のコラ湾に建設中の使用済み核燃料貯蔵施設が2013年に完成する。同社のクニャゼフスキー副本部長がこのほど明ら

―ルーマニア市場に参入―

風力タービン大手の印Suzlonは22日、傘下の独Repower(ハンブルク)がルーマニア市場に参入すると発表した。プロジェクト会社WSB Internationalが同国中部のマルジネニに設立する風力発電パークにタービ

Varta Microbattery GmbH―組織再編、持ち株会社設立へ―

電池メーカーの独Varta Microbatteryが組織を再編する。持ち株会社Varta Holding AGを新たに設立、同社を含め事業会社3社を傘下に置く。ヘルベルト・シャイン社長はメディアに対し、さらなる成長に向

洋上発電プロジェクト凍結、送電線の整備遅れで

デンマークのエネルギー最大手Dong Energyは、北海・ボルクム島の沖合38キロの海域に計画していた洋上風力発電パーク「Borkum Riffgrund 2」(以下:Riffgrund II)の建設プロジェクトを当面

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