電子、電機

再生エネ65%以上の暖房を義務化、議会で法案修正の可能性

ドイツ政府は19日の閣議で、建築物エネルギー法(GEG)改正案を了承した。暖房・温水の利用で発生する二酸化炭素(CO2)の量を削減していき、最終的に炭素中立を実現することが狙い。天然ガスなど化石燃料をメインとする暖房の新 […]

風力タービンのシーメンス・ガメサ、ポーランドで大型受注

●バルト海洋上風力パークに発電容量1.5GWのタービンを供給 ●バルティカ2は同国の洋上風力発電施設として過去最大の規模 独シーメンス・エナジーの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサが20日、ポーランドで大型事業を受

北海の風力発電容量を50年までに10倍へ、欧州9カ国が合意

ドイツを含む欧州9カ国の首脳は24日、ベルギーのオーステンデ港で会談し、北海の洋上風力発電能力を大幅に拡大することで合意した。炭素中立の実現に向け二酸化炭素(CO2)の排出削減を進めるとともに、欧州のエネルギー自給を高め

独計量器大手ビゼルバ、セルビア工場が開所

●同社にとり中東欧初の生産拠点 ●小売店向けのハイテク計量器を生産する 計量器大手の独ビゼルバは20日、セルビア中西部のヴァリェヴォで工場を開所した。小売店向けのハイテク計量器を生産する。同社にとり中東欧初の生産拠点で、

欧州半導体法案、加盟国と欧州議会が合意

欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は18日、域内での半導体製造拡大を支援する「欧州半導体法案」の内容で合意した。2030年までに官民で430億ユーロを投じ、開発拠点や生産設備の増強を後押しするほか、有力メーカーの誘致にも力

トルコがホウ素の加工能力を増強、3工場設置に5億リラ

●トルコのホウ素埋蔵量は世界の約73%を占める ●大統領は初の国産電気機関車「E5000」の生産にも言及 トルコのエルドアン大統領は18日、中西部のエスキシェヒルで行われたホウ素の加工工場の開所式に出席し、同地にさらに3

製造業受注残高が6カ月ぶりに増加、2月は+0.5%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節調整後の実質で150.0(暫定値)となり、前月を0.5%上回った。同指数の増加は6カ月ぶり。過去最高となった昨年8月(1

ベトナム、チェコからの軍備調達を検討

●ロシア製が兵器の8割を占める現状を改める政府戦略に沿うもの ●旧ソ連型装備に精通したチェコのノウハウを活かす ベトナムがチェコからの軍備調達を検討しているもようだ。ロシア製が兵器の8割を占める現状を改める政府戦略に沿う

テネット―交直変換所をシーメンスEなどに発注―

送電大手の蘭テネットは20日、北海の洋上風力発電パーク3カ所を陸上の送電網と連結するプロジェクトに絡んで、洋上・陸上の交直交換所と関連インフラを独シーメンス・エナジー(SE)と西ドラガドス・オフショアの企業連合に発注した

ボッシュ―ポーランドにヒートポンプ工場建設―

複合企業の独ボッシュは19日、ポーランド南西部のドブロミエシュにヒートポンプ工場を設置すると発表した。ヒートポンプの生産能力を拡大し、増大する欧州需要に対応する。投資額は約2億5,500万ユーロ。2024年に着工し、25

フィースマン―米同業に身売りか―

暖房機器大手の独フィースマンが米同業キャリア・グローバルに身売りするという観測が浮上している。ロイター通信などが報じたもので、売却交渉は進展した段階にあるという。関係各社は報道内容へのコメントを控えている。 報道によると

欧州半導体法案、加盟国と欧州議会が合意

EU加盟国と欧州議会は18日、域内での半導体製造拡大を支援する「欧州半導体法案」の内容で合意した。2030年までに官民で430億ユーロを投じ、開発拠点や生産設備の増強を後押しするほか、有力メーカーの誘致にも力を入れ、アジ

インドのICT製品関税巡る訴訟、WTOパネルがEUに軍配

インドが携帯電話端末など情報通信技術(ICT)製品に不当に高い輸入関税を課しているとして、EUなどが世界貿易機関(WTO)に提訴していた問題で、WTOの紛争処理小委員会(パネル)は17日、EU側の主張を認め、インドがWT

ファラシスとTOGGのバッテリー合弁、トルコ工場で量産開始

リチウムイオン電池の製造を手がける中国の※能科技(ファラシス・エナジー)は20日、トルコの電動(EV)国民車メーカーTOGGとの折半出資のバッテリー合弁会社Siroが量産を開始したと発表した。バッテリーパックとモジュール

電動キックボードのレンタル、パリで禁止に

フランスの首都パリで、電動キックボードのレンタルサービスを禁止することが住民投票で決まった。事故が多発していることを受けたものだが、欧州の主要都市で同サービスが締め出されるのは異例で、レンタル事業者は反発している。 同国

ルノー、仏新興企業からEV用電池調達

仏自動車大手ルノーは13日、電気自動車(EV)用電池を開発・製造する仏新興企業ヴェルコールと、長期の調達契約を締結したと発表した。ヴェルコールが国内で建設中の大規模工場から年12ギガワット時(GWh)分の電池の供給を受け

仏ヴァレオがVR見本市に初出展、没入型技術を公開

仏自動車部品大手のヴァレオは11日、フランスのラヴァルで開催される欧州最大の仮想現実(VR)関連見本市「ラヴァル・ヴァーチャル」(4月12日~14日)に初出展すると発表した。VRおよび複合現実(MR)技術を用いた設計・エ

アグリテックソリューション開発 Droppity(ウクライナ)

農地のモニタリングソリューションを開発している。人工知能(AI)技術を使い肥料の使用量や潜在的な収穫量などを予測し、農家がコストを管理しながら効率的に作業をして生産量を増やせるようサポートする。 同社のソリューションでは

ポーランド、リチウムイオン電池の生産能力で世界2位に

●昨年の生産能力は米国を抜き、73GWhに拡大 ●さらなる強化には循環経済の仕組みを形成するのが肝要 ポーランドのリチウムイオン電池の生産能力が2022年、73ギガワット時(GWh)に拡大し、米国を抜いて中国に次ぐ世界2

ベルギーのABBE、ルーマニアに車載電池工場

●14億ユーロを投じ、22GWhの年産能力を整備 ●第2段階工事では廃バッテリー処理設備も設置 ベルギーのバッテリー技術企業アベスタ・バッテリーエネルギー・エンジニアリング(ABEE)は、ルーマニアに電気自動車(EV)の

スウェーデンのEMS企業ノート、ブルガリア同業を買収

●欧州顧客に近い地域でコストを抑えた生産態勢を整える ●東欧の工場は2カ所に増加 電子機器受託製造サービス(EMS)を手がけるスウェーデンのノートは13日、ブルガリアの同業ATMエレクトロニクスの全株式を約3,600万ス

製造業新規受注が21年6月以来の上げ幅に、2月は4.8%

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が5日発表した2月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で前月比4.8%増の107.2(暫定値)となり、21年6月以来の高い伸びを記録した。増加は3カ月連

ZF―SiC半導体をSTMから調達―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは13日、スイス半導体大手のSTマイクロエレクトロニクス(STM)からSiC(炭化ケイ素)半導体モジュールを調達することで合意したと発表した。ZFはSiC半導体を米ウルフスピ

クーカ―モジューラー建築向け事業に参入―

ファクトリーオートメーション(FA)大手の独クーカがモジューラー建築向け事業に参入した。建築現場の人材不足や建築価格の上昇を背景にニーズが急速に拡大しているためだ。ゲラルト・ミース取締役への取材をもとに12日付『フランク

メルク

化学・製薬大手の独メルクは12日、米ペンシルベニア州ホームタウン工場に約3億ユーロを投資することで、同州政府と合意したと発表した。同国半導体法に基づく助成を受け、半導体の製造工程で用いる特殊ガスの生産能力を拡大する。電子

電機業界が生産予測引き上げ

独電気電子工業会(ZVEI)は17日、同国電機業界の生産予測を引き上げた。マクロ経済と地政学的な環境は厳しいものの、電動化とデジタル化という2つのメガトレンドが追い風となっているためだ。2023年の実質生産成長率(物価調

ルノー、仏新興企業からEV用電池調達

仏自動車大手ルノーは13日、電気自動車(EV)用電池を開発・製造する仏新興企業ヴェルコールと、長期の調達契約を締結したと発表した。ヴェルコールが国内で建設中の大規模工場から年12ギガワット時(GWh)分の電池の供給を受け

電動キックボードのレンタル、パリで禁止に

フランスの首都パリで、電動キックボードのレンタルサービスを禁止することが住民投票で決まった。事故が多発していることを受けたものだが、欧州の主要都市で同サービスが締め出されるのは異例で、レンタル事業者は反発している。 同国

VW、インフォテインメント合弁を中国に設立

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のソフトウエア子会社カリアドは13日、中国同業のサンダーソフトと共同で、インフォテインメント(情報と娯楽の両方を提供する情報通信システム)の合弁会社を設立すると発表した。VWが同分野

シーメンス、製造業のCO2排出管理でNTTと提携

電機大手の独シーメンスは4日、製造業の脱炭素化に向けNTTコミュニケーションズ、NTTデータの2社と提携すると発表した。シーメンスのビジネスプラットホーム「Xcelerator」とカーボンフットプリント(CFP)管理ソフ

独自動部本ZF、SiC半導体をスイス企業から調達

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは13日、スイス半導体大手のSTマイクロエレクトロニクス(STM)からSiC(炭化ケイ素)半導体モジュールを調達することで合意したと発表した。ZFはSiC半導体を米ウルフスピ

ベルギーのABBE、ルーマニアに車載電池工場

ベルギーのバッテリー技術企業アベスタ・バッテリーエネルギー・エンジニアリング(ABEE)は、ルーマニアに電気自動車(EV)の車載電池工場を設置する計画だ。投資額は14億ユーロ。自動車情報サイト『Just Auto』が5日

ロシア版iPhoneが不人気、値下げ販売に

ロシアのロステックグループが米アップルのiPhoneに代わる国産スマホとして発売した「AYYA T1」の販売が絶不調のもようだ。2021年10月の市場投入以来の販売累計は905台にとどまっている。 現地経済紙ヴェドモスチ

ステランティス、ポルトガルで小型商用EV生産へ

欧州自動車大手のステランティスは3月31日、ポルトガル工場で小型電気商用車(バッテリー式の純電気自動車=BEV)を生産すると発表した。傘下の複数ブランドに供給していく。 ポルトガル中部マングァルデにある工場で、「シトロエ

ユミコア、固体電池開発の米ブルーカレントに少数出資

ベルギーの非鉄金属大手ユミコアは3月30日、固体電池技術開発の米ブルーカレントに少数株主として資本参加すると発表した。全固体電池技術の開発に向けて協力を強化する。両社はすでに共同開発契約を交わしており、ユミコアの電池材料

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