外交

生産者物価の上げ幅2カ月連続で記録更新、2月は26%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2月の生産者物価指数は前年同月比25.9%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を2カ月連続で更新した。これまでに引き続きエネルギーが全体を最も強く押し上げた。2月の数値は同 […]

ミュンヘン再保険―ロシア事業から原則撤退―

独ミュンヘン再保険は16日、ロシアとベラルーシの事業から原則的に撤退する意向を表明した。ロシアのウクライナ侵攻を受けた措置で、ヨアヒム・ヴェニング社長はロシアの行為を国際法違反と批判したうえで、「西側の価値共同体」が打ち

ドイツ銀行―ウクライナ戦争で引当金積み増し―

独銀最大手ドイツ銀行のジェームズ・フォン・モルトケ取締役(財務担当)は17日、米投資銀行モルガンスタンレー主催のカンファレンスで、ウクライナ戦争とロシアに対する制裁の影響を踏まえ1-3月期に引当金1億ユーロを追加計上する

アルディ―400商品で値上げ―

ディスカウントストア大手のアルディが幅広い商品で値上げを行っている。コロナ禍に伴うコストの上昇がロシアのウクライナ侵攻で加速しているためで、約400種類の商品で売値を引き上げている。食品業界紙『レーベンスミッテル・ツァイ

ミュンヘン再保険、ロシア事業から原則撤退

再保険大手の独ミュンヘン再保険は16日、ロシアとベラルーシの事業から原則的に撤退する意向を表明した。ロシアのウクライナ侵攻を受けた措置で、ヨアヒム・ヴェニング社長はロシアの行為を国際法違反と批判した上で、「西側の価値共同

独仏英などへの郵便物、日本郵便が船便以外を停止

日本郵便は8日、ドイツ、フランス、英国など計18国・地域宛ての郵便物について引き受けを一部停止すると発表した。ウクライナの情勢不安を受け送達手段が確保できなくなったためと説明している。ウクライナについてはすでに2月下旬か

仏ルノーのロシア子会社アフトワズ、部品不足で減産

●16日から生産ラインを部分的に再稼働、18日以降は別に計画 ●ロシアはルノーの「お得意先」、撤退は言い出せず 仏ルノーのロシア子会社であるアフトワズは10日、一時停止していたトリヤッチ本社工場とイジェフスク工場の完成車

ロシアで新法発効、航空会社にリース旅客機の運用許可

●国外リース会社は航空機の返還を受けられなくなる見通し ●リース機の総数は515機、価値は合計100億米ドルに上る ロシアのプーチン大統領は14日、国内航空会社が国外からリースした民間航空機を運航し続けられるようにする法

イスラエル・トルコ大統領会談、両国関係修復に期待

●イスラエル元首のトルコ訪問は2007年以来 ●トルコ側に関係改善の意向が強い イスラエルのアサク・ヘルツォーク大統領は9日、訪問先のアンカラでトルコのレジェプ・タイイップ・エルドアン大統領と会談した。イスラエル元首がト

ロシア産石炭・石油への依存、「年内脱却可」=経済相

ドイツのロベルト・ハーベック経済・気候相は日曜版『フランクフルター・アルゲマイネ』紙のインタビューで、ロシアへのエネルギー依存を短期的に大幅に低減できる見通しを明らかにした。それによると、石炭については今秋までに依存を脱

2月の卸売物価16.6%上昇、戦争は未反映

ドイツ連邦統計局が14日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比16.6%増となり、4カ月連続で16%台の大きな上げ幅を記録した。前年同月を上回るのは13カ月連続。コロナ禍からの世界経済の回復やそれに伴う原材料・部品不足が

鉱工業生産4カ月連続増加、戦争で再び悪化の懸念

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が8日発表した1月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で100.3(暫定値)となり、前月を2.7%上回った。増加は4カ月連続。建設業が前月の4.0%減か

クノールブレムゼ―ロシア事業を凍結―

ブレーキ大手の独クノールブレムゼは7日、ロシア事業を凍結することを明らかにした。ウクライナへのロシアの軍事侵攻を受けすでにロシア向けの供給を停止していたが、今後は現地事業も見合わせる。 具体的には露商用車大手カマズとの合

ルフトハンザ―ロシア機向けメンテナンス停止―

航空大手の独ルフトハンザがロシアの航空会社向けのメンテナンスサービスを全面停止した。メンテナンス子会社ルフトハンザ・テヒニクのヨハンネス・ブスマン社長が9日に明らかにしたもので、露航空会社12社の機材およそ400機が該当

鉄鋼メーカーが生産停止、電力コスト大幅増でペイせず

鉄鋼製造の独レッヒシュタールヴェルケ(LSW)が本社所在地マイチンゲンにある工場の操業を停止した。電力コストの大幅上昇を受けた措置。広報担当者は10日、「生産は経済的に見合わない」と述べた。ロイター通信が報じた。 同工場

独仏英などへの郵便物、日本郵便が船便以外の引受を停止

日本郵便は8日、ドイツ、フランス、英国など計18国・地域宛ての郵便物について引き受けを一部停止すると発表した。ウクライナの情勢不安を受け送達手段が確保できなくなったためと説明している。ウクライナについてはすでに2月下旬か

クノールブレムゼ、ロシア事業を凍結

ブレーキ大手の独クノールブレムゼは7日、ロシア事業を凍結することを明らかにした。ウクライナへのロシアの軍事侵攻を受けすでにロシア向けの供給を停止していたが、今後は現地事業も見合わせる。 具体的には露商用車大手カマズとの合

米IBMがロシア事業を停止、ウクライナ紛争を受け

米IBMは7日、ロシアにおけるすべての事業を停止したと発表した。アップル、デル、グーグル、メタ、ティックトックなど、ウクライナ戦争を理由にロシア事業を中止・縮小した200社強の列に加わることになる。 アーヴィンド・クリシ

世界の自動車生産が百万台単位で減少、ウクライナ戦争で

●半導体不足による減少分だけでも世界全体で350万台に ●新車の販売価格上昇にも拍車がかかる見込み ウクライナ戦争で世界の新車生産が数百万台単位で減少する可能性がある。現地生産してきた外国企業が工場の操業を停止したロシア

LNGターミナル実現に向け地元州政府が推進本部設置

独北部のニーダーザクセン(NS)州がLNG(液化天然ガス)ターミナルの実現に向け推進本部を設置する。オーラフ・ショルツ連邦首相が2月28日の国会演説で同国初のLNGターミナルの早期設置方針を打ち出したことを受けた措置。N

米エクソン、サハリン1から撤退

●ロシアにおける新規事業への投資も行わず ●サハリン1にはサハリン石油ガス開発(SODECO)も30%を出資 米石油大手のエクソンモービルは1日、「サハリン1」プロジェクトから撤退する手続きを開始すると発表した。ロシアの

乗用車新車登録2カ月連続増、2月は+3.2%

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した2月の乗用車新車登録台数は20万512台となり、前年同月を3.2%上回った。増加は2カ月連続。コロナ禍に伴う低迷から緩やかに回復している。ただ、コロナ禍前の20年2月に比べると16

韓国が対ロ金融制裁を強化、中銀との取引を停止

●世界的な対ロ制裁強化に歩調を合わせる ●同国はすでにロシア大手7行との取引停止も決定 韓国は7日、ロシア中央銀行及び国民福祉基金(NWF)、直接投資基金(RDIF)、ロシア銀行との取引を8日から禁止すると発表した。ウク

1月の機械受注19%増加、早ければ3月に戦争の影響

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の1月の新規受注高は前年同月比で実質19%増となり、これまでに引き続き大きく伸びた。VDMAのエコノミストは「ウクライナへのロシアの侵攻は1月(の数値)にはもちろん反映さ

独政府が石油備蓄を放出

ドイツ政府は3日、国内の戦略石油備蓄を放出すると発表した。ウクライナへのロシアの軍事侵攻を受け石油価格が高騰し、需給がひっ迫していることを受けた措置。国際エネルギー機関(IEA)の決議に基づき備蓄の一部を市場に供給する。

公的支援ルールの緩和をEUが検討、対露制裁の影響踏まえ

欧州連合(EU)の欧州委員会がロシアへの経済制裁で悪影響を受ける域内企業への支援策を検討している。EUの国家補助に関するルールを緩和し、加盟国が対象企業に補助金交付など公的支援を柔軟に行えるようにする方針だ。 欧州委の報

2月の世界貿易5.6%減少、ウクライナ情勢の緊迫で

独キール世界経済研究所(IfW)は7日、2月の世界貿易高が物価・季節要因調整ベースで前月を推定5.6%下回り、新型コロナ危機が発生した2020年春以来の大幅な落ち込みを記録したと発表した。ウクライナ情勢の緊迫が響いた格好

製造業新規受注1月も増加、露の軍事侵攻で先行きに懸念

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した1月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で114.7(暫定値)となり、前月を1.8%上回った。増加は3カ月連続。ユーロ圏外からの投資財

労働市場に戦争が影響の恐れ、雇用改善は続く

ドイツ連邦雇用庁(BA)が2日発表した2月の失業者数は242万8,000人となり、前月を3万4,000人下回った。季節要因を加味したベースでも3万3,000人減少しており、デートレフ・シェーレ長官は、労働市場の回復が続い

1月輸出、前月比で実質2.8%減に

ドイツ連邦統計局が4日発表した1月の輸出高は営業日数・季節要因調整ベースで1,169億ユーロとなり、前月を2.8%下回った。減少は4カ月ぶり。ユーロ加盟国向けが8.8%減、欧州連合(EU)のユーロ非加盟国向けが11.5%

フォルクスワーゲン―ロシア生産と同国向け輸出を停止―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは3日、ロシアでの車両生産を当面、停止すると発表した。ロシアのウクライナ侵攻とそれに対する欧米などの制裁で事業継続の見通しが不透明になったためで、対露輸出も即時停止する。

ヴィンタースハル―ロシアの新規事業停止、ガス管NS2で減損―

独化学大手BASFの燃料資源子会社ヴィンタースハル・デーエーアーは2日、新規のガス・石油採掘プロジェクトをロシアで実施しないと発表した。ウクライナに対するロシアの軍事侵攻を受けた措置で、ガスパイプライン「ノルドストリーム

米IBMがロシア事業を停止、ウクライナ紛争を受け

●200社強の撤退企業の列に加わる ●80年代に南ア撤退の企業は「十分に評価されず」=専門家 米IBMは7日、ロシアにおけるすべての事業を停止したと発表した。アップル、デル、グーグル、メタ、ティックトックなど、ウクライナ

ユニパー―露の新規事業凍結、LNGターミナル計画再開―

エネルギー大手の独ユニパーは7日、ロシアの新規事業を凍結すると発表した。ウクライナへの同国の軍事侵攻と欧米の対露制裁を踏まえた措置で、露発電子会社PAOユニプロは速やかに売却する。ロシア産天然ガスをバルト海経由で欧州に輸

ロシアIT大手のヤンデックス、対ロ制裁の余波で危機到来か

●中長期的には債務不履行の可能性がある ●同社を国営化し、統治システムに組み込むシナリオも 欧米などによる対ロシア制裁の発動で、直接には制裁対象となっていない同国IT大手ヤンデックスの先行きにも暗雲が立ち込めている。ロシ

ウクライナのテック企業、国外へ脱出

●東部のハリコフは同国の「シリコンバレー」と期待されていた ●帰国が難しい場合、国外で拠点整備へ ウクライナのテクノロジー企業が戦火を逃れて国外へ避難している。東部のハーキウ(ハリコフ)はロシア軍が侵攻するまでテック業界

シュコダ自、ロシア事業を凍結

●同社はロシア2工場で3モデルを生産 ●ウクライナからの部品供給も停滞 チェコのシュコダ自動車が3日、ロシアでの生産を停止した。親会社である独フォルクスワーゲン(VW)の決定に沿うもので、カルーガ、ニージニー・ノヴゴロド

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