建設、土木

独建材大手、英同業買収でリサイクル事業強化

建材大手の独ハイデルベルク・マテリアルズ(旧ハイデルベルクセメント)は12日、英同業ミック・ジョージ・グループを買収することで合意したと発表した。建材リサイクル事業を強化する狙い。買収金額は公表しないことで合意した。来年 […]

仏西間パイプラインでグリーン水素輸送、30年完成へ

フランスのマクロン大統領は9日、スペイン南東部アリカンテで同国のサンチェス首相、ポルトガルのコスタ首相と会談し、2030年までにスペイン北東部バルセロナとフランス南部マルセイユを結ぶ海底パイプラインを完成させる方針で合意

10月鉱工業生産-0.1%に、エネとエネ集約産業で大幅減

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節・営業日数調整後の実質で98.2(暫定値)となり、前月を0.1%下回った。減少は2カ月ぶり。経済省は需要と企業景況感の冷え

建設業界が失速、実質売上は今年5.5%減に

建設業界で長年続いた好況は終わったもようだ。建設コスト、金利、生活費の急速な上昇を受けて需要が後退しているためで、建設業界団体ZDBのラインハルト・クヴァスト会長は6日の記者会見で、「建設業界の景気は失速した」と明言した

ハンガリーなど4カ国が天然ガス回廊の実現で合意

●ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャの4カ国 ●「垂直ガス回廊」は欧州の南北間でガスを双方向に輸送 ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャの4カ国は1日、天然ガス供給網の相互接続と輸送能力の向上に向け協力

ポーランドのソーラーファーム大手、ルーマニア市場に参入

ポーランドの大規模太陽光発電所(ソーラーファーム)開発大手ノマドエレクトリックがルーマニア市場に参入した。国際事業を拡大する戦略に沿ったもので、有望市場である同国を足掛かりに周辺国を攻略していく計画だ。28日付の業界ニュ

ユーロ圏建設業生産高、9月は1%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の9月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で1.0%増加し、9カ月連続のプラスとなった。上げ幅は前月の2.0%を下回った。(表参照) 分野別では建築が1.2

化学・製薬業界売上が2年ぶりに減少

独化学工業会(VCI)が14日に発表した同国化学・製薬業界の7-9月期の売上高は631億ユーロとなり、営業日数・季節調整ベースで前期を1.6%下回った。売上減は2年ぶり。生産が大きく落ち込んだうえ、値上げ幅も比較的小さか

フランクフルト空港ターミナル2、26年から数年閉鎖へ

フランクフルト国際空港運営会社フラポートは15日、同空港のターミナル2を2026年から閉鎖すると発表した。同年にターミナル3が開設され乗客処理能力が高まることから、ターミナル2の運営を停止し全面改修する。改修期間は2~3

大和ハウス工業―独に工場、鉄骨ユニットを生産―

大和ハウス工業は2日、ドイツに工場を確保したと発表した。同国の住宅需要拡大を踏まえた措置。中国、オランダに次ぐ海外3カ国目の製造拠点となる。 施設管理や運営を手がけるルクセンブルクのキャピタルベイグループと共同でオランダ

大和ハウスが独に工場、鉄骨ユニットを生産

大和ハウス工業は2日、ドイツに工場を確保したと発表した。同国の住宅需要拡大を踏まえた措置。中国、オランダに次ぐ海外3カ国目の製造拠点となる。 施設管理や運営を手がけるルクセンブルクのキャピタルベイグループと共同でオランダ

域内の新築建物、30年までに排出ゼロへ

欧州連合(EU)加盟国は10月25日に開いたエネルギー相理事会で、建物の省エネ化推進に関する指令の改正で合意した。新築の建物は2030年、既存の建物は2050年までに温室効果ガス排出をゼロとすることを求める。欧州議会の承

スヴェヴィント―カザフでグリーン水素事業―

ドイツ・スウェーデン系の再生可能エネルギー開発企業スヴェヴィント(SVEVIND)はこのほど、カザフスタン西南部のマンギスタウ県で再生エネを活用したグリーン水素製造プロジェクトに着手した。最大20ギガワット(GW)の製造

日立建機―欧州販売・マーケティング機能を強化―

日立建機は10月25日、欧州販売・マーケティング機能の強化に向け同地の代理店である独キーゼルの子会社キーゼル・テクノロジーと基本合意を締結したと発表した。キーゼル・テクノロジーはマーケティング、生産、販売・サービス機能を

域内の新築建物、30年までに排出ゼロへ

EU加盟国は25日に開いたエネルギー相理事会で、建物の省エネ化推進に関する指令の改正で合意した。新築の建物は2030年、既存の建物は2050年までに温室効果ガス排出をゼロとすることを求める。欧州議会の承認を経て正式決定と

ユーロ圏建設業生産高、8月は2.3%増

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の8月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比2.3%で、8カ月連続のプラスとなった。上げ幅は前月の2.1%を上回った。(表参照) 分野別では建築が2.4%増、

スロバキアのEVバッテリー大手、スペイン工場建設を計画

スロバキアの電気自動車(EV)用バッテリー大手イノバットは10月19日、スペインのカスティーリャ・イ・レオン州バリャドリッドに工場を建設する計画について、市当局と覚書を交わしたと発表した。年末までに最終決定がされる予定。

企業景況感10月も悪化、小売業の見通しは過去最低に

Ifo経済研究所が25日発表した10月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を0.1ポイント下回る84.3となり、コロナ禍初期の2020年5月以来の低水準を記録した。状況改善の見通しは立っておらず、クレメンス

エボニック―TAA誘導体事業を伊SABOに売却―

化学大手の独エボニックは21日、TAA誘導体事業を伊同業SABOに売却することで合意したと発表した。特殊化学分野のポートフォリオを整理し収益力を強化する戦略に基づく措置。取引金額は明らかにされていない。来年初頭の取引完了

スロバキアのEVバッテリー大手、スペイン工場建設を計画

●年末までに最終決定がされる予定 ●投資規模は約30億ユーロ、2,000人の雇用創出を見込む スロバキアの電気自動車(EV)用バッテリー大手イノバットは19日、スペインのカスティーリャ・イ・レオン州バリャドリッドに工場を

デンマークのベスタス、ポーランド風力タービン工場設置

●2024年から年間400基のタービンを生産 ●政府は建築規制を緩和して風力発電事業全体を後押し デンマークの風力発電機大手ベスタスはこのほど、ポーランドに風力タービンの工場を設置する計画を明らかにした。建設地は同国初の

スロバキアのEVバッテリー大手、スペイン工場建設を計画

スロバキアの電気自動車(EV)用バッテリー大手イノバットは19日、スペインのカスティーリャ・イ・レオン州バリャドリッドに工場を建設する計画について、市当局と覚書を交わしたと発表した。年末までに最終決定がされる予定。投資規

インフレ率が統一後最高に、エネ高騰や時限措置の終了で

連邦統計局が13日発表した9月の消費者物価指数は前年同月比で10.0%上昇し、東西ドイツ統一後最高のインフレ率を記録した。エネルギー価格の高騰とそれに伴う幅広い分野での値上げに加え、これまで物価上昇を抑制してきた政府の時

独クナウフ、ルーマニアの製造拠点を増強

●石膏ボード及び金属製品を生産する施設を新設 ●買収したガラス繊維工場の近代化も実施 ドイツの建材メーカー、クナウフはこのほど、ルーマニアでの工場増強や新工場の設置に約2億ユーロを投資すると発表した。石膏ボード向けの新工

学校をプリントアウト~ウクライナ

ロシアの攻撃で破壊された街角に、3Dプリンタ技術を使って学校を建てるプロジェクトがウクライナ西部リビウで始まり、このほど定礎式が行われた。先端技術を利用して人道支援を行う非営利団体「Team4UA」が市当局や、3Dテクノ

ハンガリーとセルビア、石油パイプライン敷設で合意

EUのロシア産石油禁輸措置が12月5日に発効するのを控え、ハンガリーとセルビアが10日までに、両国を結ぶ石油パイプラインの敷設で合意した。セルビアがクロアチアの代わりにハンガリーを経由してロシア産の石油を調達できるように

住宅建築価格の上げ幅8月は16.5%に

ドイツ連邦統計局が6日発表した8月の住宅建築価格指数(付加価値税込み)は前年同月を16.5%上回った。上げ幅は5月の同17.6%をやや下回ったものの、水準は依然として高い。幅広い資材分野での価格上昇が反映された格好だ。8

イスラエルの小型軽量モーター企業、ツカサ電工と提携

●独自開発の「TS-RFPMモーター」の販売地域を拡大 ●EVRは名古屋オートモーティブワールド展(26~28日)に出展 イスラエルの新興企業EVRモータースが日本における自社製品販売でツカサ電工と提携する。独自開発の「

シーリング大手ザールグミ、ポーランドに物流新拠点

●同社のポーランド工場建設計画は実現に至らず ●チェコとスロバキアには生産拠点を持つ 自動車用シーリングシステム大手の独ザールグミ(SaarGummi)が、ポーランドに新たに事業拠点を構える。現地不動産開発業者、DLイン

ハンガリーとセルビア、石油パイプラインの敷設で合意

●セルビアがハンガリー経由で露の石油を調達可能にする狙い ●EUが一枚岩ではないことを印象付けたい両国の思惑が一致 欧州連合(EU)のロシア産石油禁輸措置が12月5日に発効するのを控え、ハンガリーとセルビアが10日までに

10月1日付の法令改正

・最低賃金を1時間10.45ユーロから12ユーロに引き上げ。これに伴いミニジョブ(被用者の税金・社会保険料納付義務が免除された低賃金労働)の月収上限が450ユーロから520ユーロに上昇。ミディジョブ(ミニジョブよりも月収

BASF―CCUSソリューション開発で韓社と協業―

化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意

BASF、CCUSソリューション開発で韓社と提携

化学大手の独BASFは9月28日、韓国の建設大手GSエンジニアリング・アンド・コンストラクション(GS E&C)と二酸化炭素回収・有効利用・貯留(CCUS)のモジュールソリューションを共同開発することで基本合意したと発表

企業景況感が大幅悪化、景気後退へ

Ifo経済研究所が26日発表した9月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を4.3ポイント下回る84.3となり、コロナ禍初期の20年5月以来の低水準を記録した。製造、サービス、流通、建設の4部門すべてで悪化。

ハイデルベルクセメント―イメージ刷新狙い社名変更―

セメント世界2位の独ハイデルベルクセメントは20日、社名とブランド名を「ハイデルベルク・マテリアルズ」に変更していくと発表した。温室効果ガスの主要な発生源であるセメントはイメージが悪いという事情を受けた措置とみられる。同

薪の価格が86%上昇、暖房不足懸念で需要急増

暖房用の木質ペレットと薪の価格が高騰している。輸送コストなどが上昇しているうえ、需要が大幅に増えているためだ。ドイツ連邦統計局は22日、8月は消費者向けの価格が前年同月を平均85.7%上回ったことを明らかにした。上げ幅は

コロナ禍で個人消費にドーナツ化現象

コロナ禍の発生後、個人消費が都市中心部から郊外地域に移るドーナツ化現象が定着したことが、Ifo経済研究所の調査で分かった。それによると、都市中心部の5月末時点の小売売上高はコロナ禍前に比べ10%減少。郊外地域は同20%増

ユーロ圏建設業生産高、7月は1.5%増

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の7月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比1.5%増となり、7カ月連続のプラスだった。上げ幅は前月の1.3%(速報値の0.1%から改定)を上回った。(表参照)

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