CO2排出削減計画を政府が了承
ドイツ政府は14日、連邦環境省主導で策定した二酸化炭素(CO2)排出削減計画を承認した。同計画は昨年パリで開催された国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の取り決め(パリ協定)を受けたもので、エネルギーや […]
ドイツ政府は14日、連邦環境省主導で策定した二酸化炭素(CO2)排出削減計画を承認した。同計画は昨年パリで開催された国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の取り決め(パリ協定)を受けたもので、エネルギーや […]
ブルガリアとモルドバで13日行われた大統領選の決選投票は、いずれも野党の推す親ロ派候補が勝利した。これを受けてブルガリアでは14日、ボイコ・ボリソフ首相が内閣総辞職を発表し、来年3月の総選挙実施が決定。一方、モルドバでは
政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は2日に発表した秋季経済予測で、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和政策を批判した。欧州経済の下支えに寄与するというプラス効果はあるものの、金融市場の不安定化という副作用も大きくなっ
トルコのテュフェンクジ関税通商相は2日、ロシアのスプートニク通信に対して、来年にもロシアとの自由貿易協定(FTA)に調印できるとの見通しを示した。両国の関係正常化が進んでいることもあり、経済・貿易面での関係拡大を見込んで
ブルガリアで6日行われた大統領選挙は、社会党(BSP)が推薦する親ロ派のルメン・ラデフ候補が最多票を得たが、当選に必要な過半数に届かず、結果は13日の決選投票に持ち込まれた。中道右派の与党・「ブルガリアの欧州における発展
10万人を超えるウクライナの政治家や公務員の資産状況が10月末にネットで公開され、その巨額さに国内外で驚きの声があがっている。国際通貨基金(IMF)が支援継続条件として政府に実施を命じた汚職対策の一環で、議員や公務員は1
ギリシャのチプラス首相は4日、内閣改造を実施した。EUなどと合意した財政改革を円滑に進め、金融支援をめぐる交渉で債務削減の要求を通しやすくするため、債権団の求める公営事業の民営化に反対する閣僚の担当を代えたほか、行政再建
英国の高等法院(高等裁判所)は3日、政府はEUへの離脱通告に際して、議会の承認を得なければならないとする判決を下した。メイ首相は政府の独断で通告し、離脱交渉に入ることができると主張していた。政府は判決を不服として上訴する
独小売大手テンゲルマンのスーパー子会社、カイザース・テンゲルマン(以下カイザース)の店舗取得をめぐる業界大手エデカとレーベの争いが円満解決される公算が高まってきた。シュレーダー前首相などの調停が成功したためで、カイザース
モルドバで10月30日、20年ぶりに直接選挙方式で行われた大統領選挙は、親ロシア派のイゴリ・ドドン候補(41)が48.5%の票を獲得して1位となったものの、当選に必要な過半数に届かず、11月13日に決選投票が行われること
タジキスタン政府は10月29日、巨大ダム事業であるログンダムの建設に着手した。出力3,600メガワットの水力発電能力を整備して電力不足を解消し、余剰電力を輸出する経済政策の一環だ。着工式に出席したラフモン大統領は「今年最
半導体製造装置の有力メーカーである独アイクストロンは24日、中国の投資会社・福建芯片投資基金(FGC)が同社を買収する計画への承認をドイツ経済省が取り消し再審査を行うことを明らかにした。独当局の承認撤回は異例で、国外から
リトアニアで9日と23日に実施された議会選挙(定数:141)は、野党の「農民・緑の連合(LVZS)」が大きく議席を増やし、第1党に躍進した。与党の社会民主党(LSDP)は汚職問題に加え、景気停滞で若者の国外流出が止まらな
英国のメイ首相は20、21日に開かれたEU首脳会議で、来年3月末までに離脱を正式に通告する意向を表明した。また、離脱後も単一市場にとどまるなど、EUとの緊密な関係を保つため、離脱交渉で妥協する用意があることも明らかにした
スコットランド自治政府のスタージョン首相は20日、英国からの独立を問う住民投票の再実施に関する法案を公表した。EUとの離脱交渉で、スコットランド経済に打撃を与える“ハード・ブレグジット(強硬離脱)”も辞さない構えで臨む方
国内企業を国外の企業・政府から防衛するための検討がドイツの政財界で行われているもようだ。保護主義など経済エゴイズムの潮流が世界的に強まり、ドイツの有力企業が巨額の制裁金を科されて経営危機に陥ったり、互恵主義に反した“不当
スコットランド自治政府のスタージョン首相は13日、自身が党首を務めるスコットランド民族党(SNP)の党大会で、スコットランドのEU残留に向けて、英国からの独立を問う住民投票を再実施するための関連法案を自治政府議会で近く発
ロシアのプーチン大統領は10日、訪問先のトルコで同国のエルドアン大統領と会談し、凍結状態にある天然ガスパイプライン「トルコ・ストリーム」敷設計画の再開で合意した。さらに懸案となっていた供給価格について合意したほか、ロシア
ロシア政府は10日、中堅石油会社バシネフチの政府保有株50.755%を業界最大手ロスネフチに3,297億ルーブル(53億米ドル)で売却すると発表した。取引額は評価額(47億ドル)を大きく上回る。 政府は当初、民間企業であ
ジョージア(グルジア)で8日行われた議会選挙(定数:150)は、バランス外交を掲げる与党「ジョージアの夢(GD)」が48.6%を確保し、サーカシヴィリ前大統領の野党「統一国民運動(UNM)」の27.1%に大差をつけて勝利
ロシアのプーチン大統領は10日、訪問先のトルコで同国のエルドアン大統領と会談し、凍結されていた天然ガスパイプライン「トルコ・ストリーム」の敷設計画再開で合意した。懸案となっていた供給価格についても合意が得られた。ロシアに
Ifoなど有力経済研究所は9月29日に公表した共同作成の「秋季経済予測」で、ドイツ経済は安定成長が続いているものの、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)や少子高齢化の進展など大きなリスク要因を抱えていると指摘。政府
トーマス・デメジエール内相は9月30日、昨年ドイツに流入した難民は89万人だったと発表した。これまでは暫定的に109万1,894人としていたが、詳細に調べて二重登録を差し引いたところ20万人少ないことが分かったという。
財務省は9月30日、スロベニア政府と租税条約に調印したと発表した。両国が租税条約を結ぶのはこれが初めて。二重課税を廃し、脱税・租税回避を防止する狙いだ。両国が批准手続き完了の通告を行ってから30日後に発効する。 財務省に
英国のメイ首相は2日、与党・保守党の党大会で、EUに対して来年3月までに離脱を正式に通告する意向を表明した。首相が離脱通告の時期を具体的に明示したのは初めて。これによってEUとの離脱交渉は来春に始まり、2019年初めに離
欧州委員会は9月28日、欧州議会、閣僚理事会、欧州委員会に接触を図るロビイストに対する規制強化策を発表した。3機関共通のデータベースを構築し、企業や利益団体の要請で活動するプロのロビイストだけでなく、法律事務所、シンクタ
ドイツ機械工業連盟(VDMA)のラインホルト・フェストゲ会長は20日、訪問先のインドで、同国市場には障害が多く独機械メーカーの参入や現地事業拡大の妨げになっているとの見方を示した。関税の引き下げや欧州連合(EU)との自由
ドイツの首都ベルリンで18日に行われた州議会選挙で同州の与党である左右の2大政党がともに得票率を大幅に落とし、過半数議席を割り込んだ。難民急増という国政レベルの問題のほか、役所での手続きに時間がかかりすぎるといった州内部
独電機大手シーメンス(ミュンヘン)のケーザー社長は14日アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、同国のインフラ整備に向けた趣意書に署名した。エネルギー、輸送、スマートシティの分野で協力する予定で、今後詳細を詰めていく。署名
昨年11月にポーランドの政権に就いた「法と正義(PiS)」が神話の定着を図っている。「2010年4月の大統領機墜落事故がロシア、引いてはロシアとの関係改善を図ったトゥスク首相(当時)らの陰謀だった」というものだ。この事故
EUの英国を除く27カ国が16日、スロバキアの首都ブラチスラバで開いた非公式首脳会議は、EUが英国の離脱という危機を克服し、結束を維持するために必要な課題に取り組む決意を示す「ブラチスラバ宣言」を採択して閉幕した。加盟国
独電気電子工業会(ZVEI)が8日発表した独業界の7月の新規受注高は前年同月比6.1%減と大きく落ち込んだ。生産高と売上高も減少幅が大きく、ZVEIのチーフエコノミストは「独電機業界の景気は勢いが弱まった」との見方を示し
独産業連盟(BDI)は12日、北京で駐在員事務所の開所式を行った。中国の政財界とのパイプを強化するとともに、同国の経済政策に対するドイツ企業の苦情を代弁する考え。こうした事情を反映し、中国側の代表は招待状を送付したにもか
クロアチアで11日に実施された議会選挙(定数:151)は、中道右派の与党・クロアチア民主同盟(HDZ)が2議席増の61議席を獲得し、第1党の地位を維持したものの、過半数には届かなかった。社会民主党(SDP)率いる中道左派
欧州連合(EU)のモゲリーニ外相(外交安全保障上級代表)と欧州委員会のハーン委員(欧州近隣政策・拡大交渉担当)は9日、トルコの首都アンカラで同国のチャブシオール外相およびチェリクEU担当相と会談し、トルコのEU加盟交渉を
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は7日、ケニアで小型車「ポロ・ビボ」を生産すると発表した。ケニアは東アフリカ最大の経済規模を持ち市場の将来性が高いことから、現地生産に踏み切る。VWがアフリカで自
EUのモゲリーニ外相(外交安全保障上級代表)と欧州委員会のハーン委員(欧州近隣政策・拡大交渉担当)は9日、トルコの首都アンカラで同国のチャブシオール外相およびチェリクEU担当相と会談し、トルコのEU加盟交渉を加速させるこ
欧州連合(EU)と米国が年内の合意を目指す大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の交渉の先行きに暗雲が漂っている。交渉権限を持つ欧州委員会と米通商代表部(USTR)は引き続き年内の合意を目指す考えを強調しているが、英国のEU
ドイツ北東部のメクレンブルク・フォーポマーン州で4日、州議会選挙が行われ、即日開票の結果、移民排斥を前面に掲げる新興政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が20.8%の高い得票率を獲得し、中道右派の大政党・キリスト教民主
ロシア国営ガス会社ガスプロムのアレクセイ・ミレル最高経営責任者(CEO)は8月31日、訪問先のトルコで同国のアルバイラク・エネルギー天然資源相と会談し、トルコ向け新パイプライン敷設計画「トルコ・ストリーム」を加速させるこ
トルコのエルドアン大統領は3日、主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するために訪れた杭州で中国の習近平国家主席と会談し、テロ対策およびエネルギー・インフラ分野における協力深化で合意した。両首脳の立会いのもと、原子力
英国のメイ首相は8月31日に閣議を開き、EUとの離脱交渉に関する方針について協議した。首相の報道官によると、離脱交渉開始の前提となる離脱通告について、議会の承認を得ることなく行うことを決定。離脱交渉に関しては、英国が移民
ベルギーのブリュッセルを拠点とするシンクタンクのブリューゲルは8月29日、英国のEU離脱後の同国とEUの関係について、「大陸パートナーシップ」という枠組みを創設し、協力関係を維持することを提言した。英国とEUが断絶せず、
EUと米国が年内の合意を目指す大西洋貿易投資連携協定(TTIP)の交渉の先行きに暗雲が漂っている。交渉権限を持つ欧州委員会と米通商代表部(USTR)は引き続き年内の合意を目指す考えを強調しているが、英国のEU離脱決定や1
スペイン下院(定数350)は2日、首相選出のための信任投票を実施し、暫定政権を続けるラホイ首相の正式選出を反対多数で否決した。信任投票は8月31日に続く2回目。10月末までに新首相が決まらなければ、憲法の規定により、6月
ロシア国営ガス会社ガスプロムのアレクセイ・ミレル最高経営責任者(CEO)は8月31日、訪問先のトルコで同国のアルバイラク・エネルギー天然資源相と会談し、トルコ向け新パイプライン敷設計画「トルコ・ストリーム」を加速させるこ
英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定がドイツの景気に影を落とし始めた。ただ、経済界と消費者とでは受け止め方の温度差が大きく、消費者景況感が堅調を保っているのに対し、企業景況感は大幅に悪化した。英国通貨ポンドの急
EU主要国のドイツ、フランス、イタリアは22日、イタリアで首脳会談を行い、英国の離脱決定で揺れるEUを取り巻く状況に関して意見を交換し、英の離脱後も加盟国の結束を維持することを確認した。 EUでは英国の離脱が国民投票で決
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは19日、独リュッセルスハイム、アイゼナハ工場の操業を年末まで短縮することを明らかにした。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定を受けて同国販売が落ち込ん
ドイツ政府は24日の閣議で内務省作成の「民間防衛構想」を了承し、市民に食料品などの備蓄を呼びかけるもようだ。テロやサイバー攻撃リスクの高まりを受けた措置で、緊急事態の発生後に政府による生活必需品の供給が始まるまでの期間、