石油・石炭・ガス

セルビア、トルコ・ストリームの欧州ルートに着工

セルビアのエネルギー省は21日、トルコ・ストリームを延長する欧州ルートの敷設工事に着手したと発表した。ブルガリアとハンガリーの天然ガス輸送網にセルビアの輸送網を接続する内容で、403キロメートルを新たに整備する。12月1

MHPSがチェコで受注、発電所向け排煙脱硫装置を改修

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は23日、チェコ国営電力(CEZ)から受注を獲得したと発表した。同国東部のデトマロヴィッチェ火力発電所で排煙脱硫装置(FGD)の全面改修工事を主契約者として引き受ける。 1997年にM

JFEエンジニアリング、独でガス焚きボイラー受注

JFEエンジニアリングは22日、独子会社スタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)が英エネルギー大手BPから受注を獲得したと発表した。独ゲルゼンキルヒェンにあるBPのルール製油所にガス焚きボイラーを提供する。BPは同製

MHPSがチェコで受注、発電所向け排煙脱硫装置を改修

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は23日、チェコ国営電力(CEZ)から受注を獲得したと発表した。同国東部のデトマロヴィッチェ火力発電所で排煙脱硫装置(FGD)の全面改修工事を主契約者として引き受ける。 1997年にM

生産者物価の上げ幅6カ月ぶりに拡大、4月は2.5%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した4月の生産者物価指数は前年同月比2.5%増となり、上げ幅は6カ月ぶりに拡大へと転じた。最大の押上げ要因はこれまでに引き続きエネルギーで、6.6%上昇。エネルギーを除いた物価は1.3%増だっ

アルストム―燃料電池列車を独で受注、世界最大の27編成―

鉄道車両大手の仏アルストム(サン・トゥアン)は21日、独フランクフルトを中心とする地域の公共交通機関ライン・マイン・フェアケーアスフェアブント(RMV)が実施した燃料電池列車の入札で落札に成功したと発表した。受注数は燃料

DHLが中国でドローン配達、億航と共同プロジェクト開始

ドイツポストの小荷物配達子会社DHLは16日、ドローン(無人機)を用いた配達プロジェクトを中国で開始した。外資が同国でドローン配達を実施するのは初めて。現地のドローンメーカー億航(EHang)と共同で同プロジェクトを行う

化学業界に景気低迷の影響、第1四半期売上1.1%減に

独化学工業会(VCI)が15日発表した独化学・製薬業界の1-3月期(第1四半期)の売上高は営業日数・季節要因調整後の実質で前期比1.1%減の483億ユーロへと落ち込んだ。世界的な景気低迷が反映された格好で、国内売上が2.

ダイムラー、39年までにCO2排出ゼロに

独自動車大手ダイムラーのオラ・ケレニウス次期社長は13日、新車の二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を乗用車部門メルセデスベンツ・カーズで2039年までに実現するとの目標を打ち出した。自動

アルセロールミタル、クラクフ工場を操業停止

鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル(ルクセンブルク)は6日、ポーランドのクラクフ工場の高炉と鉄鋼生産施設の稼働を停止する計画を明らかにした。排出権取引のコストとエネルギー価格の上昇を理由に挙げている。停止期間については明

シーメンスが火力発電部門を分離・上場、デジタル分野に集中

電機大手の独シーメンスは7日、組織再編計画を発表した。昨秋に打ち出した長期経営戦略「ビジョン2020+」に修正を加えるもので、火力発電設備などを手がけるエネルギー部門「ガス・アンド・パワー(GP)」を分離したうえで上場。

ハンガリー石油最大手MOL、改質アスファルト工場を建設

ハンガリー石油・ガス最大手のMOLが、西部のザラエゲルセグに改質アスファルト工場を建設する。投資額は30億フォリント(1,000万ユーロ弱)で、7億5,000万フォリントの政府助成を受ける。同工場は2020年に稼働する予

鉱工業生産2カ月連続増加、3月は+0.5%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した3月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を0.5%上回った。同指数の上昇は2カ月連続。建設業が1.0%増えて全体を押し上げたほか、

ロスネフチ、1-3月期は61.7%増益

生産量ベースで世界最大の石油会社であるロシアのロスネフチは13日、2019年1-3月期(第1四半期)の純利益が前年同期比61.7%増の1,310億ルーブル(20億ドル)に拡大したと発表した。原油生産が伸びたのに加え、ドル

ウズベキスタン、天然ガス化学コンビナートを建設

ウズベキスタンが天然ガス化学コンビナートを建設する。大統領府がこのほど明らかにしたもので、2段階に分けて総額57億7,000万ドルを投資する。2,200人の雇用創出を見込む。ロシアの投資家がプロジェクトに参加しているが、

ダイムラー―39年までにカーボンニュートラル実現へ―

独自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)のオラ・ケレニウス次期社長は13日、二酸化炭素(CO2)の排出量を差し引きでゼロにする「カーボンニュートラル」を乗用車部門メルセデスベンツ・カーズで2039年までに実現するとの目

BASF―牛乳由来の生分解フィルム販売で仏社と協業―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は13日、牛乳を原料とする生分解性フィルムの独占販売契約を仏スタートアップ企業ラクチップス(Lactips)と締結したと発表した。環境に優しい同フィルム製の包装材を洗剤向け

EnBW―通信事業者を買収―

エネルギー大手の独EnBW(カールスルーエ)は7日、同国の電気通信サービス事業者プラスネットを独ITサービス会社QSCから完全買収することで合意したと発表した。エネルギー以外のインフラサービス事業を強化する戦略に基づく措

独検察がポルシェに過料命令、排ガス不正で

独シュツットガルト検察当局は7日、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正問題に絡んで、高級車子会社ポルシェに総額5億3,500万ユーロの過料支払いを命じたと発表した。ポルシェは命令受け入れを表明。裁判で争わな

エネ消費のCO2排出量、18年は2.5%減

EU統計局(ユーロスタット)が8日に公表したEU域内のエネルギー消費に伴う二酸化炭素(CO2)排出量に関するリポートによると、2018年は化石燃料の燃焼によるCO2排出量が前年比で2.5%減少した。加盟28カ国のうち20

独検察がポルシェに罰金、排ガス不正で

独シュツットガルト検察当局は7日、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正問題に絡んで、高級車子会社ポルシェに総額5億3,500万ユーロの罰金支払いを命じたと発表した。ポルシェは裁判で争わず、命令を受け入れる意

アルセロールミタル、クラクフ工場を操業停止

鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル(ルクセンブルク)は6日、ポーランドのクラクフ工場の高炉と鉄鋼生産施設の稼働を停止する計画を明らかにした。排出権取引のコストとエネルギー価格の上昇を理由に挙げている。停止期間については明

乗用車新車登録2カ月連続減少、4月は-1.1%に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3日発表した4月の乗用車新車登録台数は前年同月比1.1%減の31万715台となり、2カ月連続で落ち込んだ。今年はイースター休暇が前年の3月から4月にずれ込んでおり、これが響いたもようだ。1~4

露ノバテク、ムルマンスクに洋上LNGターミナル

ロシア政府は4月29日、国内第2位の天然ガス会社ノバテクが北西部ムルマンスクに洋上液化天然ガス(LNG)ターミナルを建設する計画を閣議承認した。投資額は約700億ルーブル(9億5,880万ユーロ)で、2023年の完成を目

マイカーによる移動の制限、容認は少数派

地球温暖化を抑制するためには交通のあり方を改めなければならないものの、二酸化炭素(CO2)排出量の大幅削減に向けた政策の結果、マイカーによる移動が制限されることは回避すべきだと考える市民が多いことが、政策提言機関・独工学

輸入物価の上げ幅2カ月連続で拡大、3月は1.7%に

ドイツ連邦統計局がこのほど発表した3月の輸入物価指数は前年同月比1.7%増となり、上げ幅は2カ月連続で拡大した。エネルギーの上昇率は前月の7.5%から6.7%へと縮小したものの、中間財と投資財で上昇率が高まったことから、

シーメンス―デジタルセキュリティでテュフ・ズードと協業―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、エネルギー業界向けのデジタルセキュリティ分野で技術監査大手の独テュフ・ズードと協業すると発表した。あらゆるものがインターネットでつながるIoTの進展に伴い生活の重要基盤であるエ

アゾティとロトス、化学プラントへの投資で基本合意

ポーランド化学大手グルパ・アゾティはこのほど、化学プラント建設プロジェクト「ポリメリ・ポリツェ」について、同国2位の石油会社ロトスによる出資で合意したと発表した。ロトスがプロジェクト運営会社PDHポルスカに5億ズロチ(1

ダイムラー―スマートの米・カナダ販売停止へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が超小型乗用車「スマート」の米国、カナダ販売を停止する。現地の小型車市場が縮小しているため。米国の車両基準に適合させるコストもかさむことから撤退を決めた。業界紙『オートモティブ

ポーランド、グダニスク湾にFSRUを設置

ポーランド政府が液化天然ガス(LNG)受入能力の強化に向けて、グダニスク湾に浮体式LNG貯蔵再ガス化設備(FSRU)を設置する。工期は2024~25年。当初の再ガス化能力は年間40億立方メートル、将来的には80億立方メー

BASF―通商摩擦など直撃、1-3月営業益24%減少―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が3日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT、特別項目を除く)は前年同期比24%減の17億3,200万ユーロと大きく落ち込んだ。地政学リスクや米

ハンガリー石油大手MOL、独再生プラメーカーを買収

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLはこのほど、独再生プラスチックメーカーのオーロラを買収すると発表した。オーロラはバーデン・ヴュルテンベルク州に拠点を構え、工業用プラスチックやポリプロピレン樹脂のリサイクル製品を生産して

架線ハイブリッドトラックの実用テスト、独でスタート

道路の上部に設置した電線から電力の供給を受けて走行する架線給電ハイブリッドトラックの実用テストが7日、フランクフルト近郊のアウトバーン(高速道路)でスタートした。同トラックの実用テストがドイツで行われるのは初めて。経済省

スイス企業、エストニアにエタノール工場設置

スイス・ジュネーブに本拠を置く産業グループ、ラークウォーター(Larkwater Group)がエストニア北西部のパルディスキに欧州最大級のメタノール工場を設置する計画だ。投資額は10億ユーロ。現地英字紙『バルチックコー

VW、1~3月期は増収減益

欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループが2日発表した2019年1~3月期(第1四半期)の純利益は29億1,200万ユーロで、前年同期から9.6%減少した。売上高は3.1%増の600億1,200万ユーロに拡

ハンガリー石油大手MOL、独再生プラメーカーを買収

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLはこのほど、独再生プラスチックメーカーのオーロラを買収すると発表した。オーロラはバーデン・ヴュルテンベルク州に拠点を構え、工業用プラスチックやポリプロピレン樹脂のリサイクル製品を生産して

インフレ率2%に上昇、イースター効果で

ドイツ連邦統計局が4月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比2.0%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.3%から大幅に拡大した。インフレ率が2%台となるのは5カ月ぶり。今年はイースター休暇が昨年

生産者物価の上げ幅が11カ月来の低水準に

ドイツ連邦統計局が4月18日発表した3月の生産者物価指数は前月比2.4%増となり、上げ幅は前月の同2.6%を0.2ポイント下回った。上昇率は11カ月来の低水準。最大の押上げ要因であるエネルギーの上げ幅が前月の7.5%から

ダイムラー―第1四半期のEBITが16%縮小―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が4月26日発表した2019年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比16%減の28億200万ユーロと大きく落ち込んだ。販売不振のほか、ディーゼル車の排ガ

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