電子、電機

フォルクスワーゲン―欧州の電池セル工場を6カ所に拡大―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は15日、車載電池分野の2030年までの事業計画(ロードマップ)を発表した。電動車の今後の生産拡大を見据えて電池セルの生産能力を大幅に拡大するとともに、電池製造コストを大幅に引き下 […]

トルコ初の国産電動トラクター、6月に生産開始

トルコで初の国産電動大型トラクターの生産が6月に開始される。開発・製造を手がけるZYエレクトリックトラクターのヨル社長が8日、現地通信社アナドルに明らかにした。生産準備はおおむね完了しており、まず25台を組立てる計画だ。

ロスアトム、韓国リチウムイオン電池メーカーと戦略提携

ロシア原子力公社(ロスアトム)はこのほど、韓国のリチウムイオン電池メーカーであるエナテック・インターナショナルの株式49%を買収した。非原子力事業の立ち上げ・強化を目指すグループ戦略に沿うものだ。契約に基づき、2025年

アウディ―「エンジンを新規開発せず」=社長―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社アウディは新たなエンジンを開発しない意向だ。マルクス・デュースマン社長が16日発行『フランクフルター・アルゲマイネ』紙のインタビューで明らかにした。 内燃機関車は現在、アウディ

独シーメンス、ウクライナのエネルギー大手にGISを供給

独電機大手シーメンスは9日、ウクライナのエネルギー大手DTEKからガス絶縁開閉装置(GIS)を受注したと発表した。同社が供給するのは「ブルーGIS」と呼ばれる機種で、DTEKの炭鉱施設で利用される予定。環境性能に優れた同

EV用電池のノースボルト、米スタートアップ企業を買収

電気自動車(EV)用リチウムイオン電池を手がけるスウェーデンのノースボルトは10日、米国の電池技術スタートアップ企業キュバーグを買収したと発表した。キュバーグの革新的な技術を活用し、高出力の次世代電池を開発する計画だ。買

アマゾンがルーマニアに新拠点、ソフト開発など展開

ネット通販大手の米アマゾンは9日、ルーマニアでセキュリティ機器やソフトウエア関連事業の新拠点を複数開設する計画を明らかにした。西部のティミショアラと北東部のヤシに新オフィスを設置し、世界全体に向けたサービスを提供する。年

トルコ初の国産電動トラクター、6月に生産開始

トルコで初の国産電動大型トラクターの生産が6月に開始される。開発・製造を手がけるZYエレクトリックトラクターのヨル社長が8日、現地通信社アナドルに明らかにした。生産準備はおおむね完了しており、まず25台を組立てる計画だ。

独コンチネンタル、セルビアで電子機器部品の工場開設

独自動車部品大手コンチネンタルがセルビア北部ボイボディナ自治州の州都ノビサドに新工場を開設した。同国政府が7日明らかにした。投資額は1,400万ユーロで、ディスプレイやカメラなどを含む車載電子機器を生産する。従業員は約5

独ポルシェ、クロアチアのリマックへ追加投資

独フォルクスワーゲン(VW)グループのスポーツカー製造子会社ポルシェが、クロアチア電動車メーカー、リマック・オートモビーリへの出資比率を従来の15.5%から24%へ引き上げた。追加投資額は7,000万ユーロ。リマックの部

中国スマホ製造のオッポ、トルコで試験生産開始

スマホ製造を手がける中国・欧珀移動通信(オッポ)が、イスタンブールのトゥズラ地区で建設中の新工場で試験生産を開始した。ムスタファ・ヴァランク産業技術相によると、3カ月後には表面実装技術を含むすべての生産設備の設置が完了す

ポルシェ―クロアチアEVメーカーに追加投資―

独フォルクスワーゲン(VW)グループのスポーツカー製造子会社ポルシェが、クロアチア電動車メーカー、リマック・オートモビーリへの出資比率を従来の15.5%から24%へ引き上げた。追加投資額は7,000万ユーロ。リマックの部

ボッシュ―半導体新工場、年末に生産開始―

自動車部品大手ボッシュは8日、独東部のドレスデンに建設した半導体工場での生産を年末に開始すると発表した。同工場では需要の拡大が見込まれる車載品とIoT向け製品を製造する。 ボッシュはこれまで西南ドイツのロイトリンゲンにあ

ボロコプター―NTTや東京センチュリーから資金調達―

空飛ぶクルマを開発する独ボロコプターは3日、総額2億ユーロを投資家から調達する契約に調印したと発表した。自動車大手ダイムラーなど既存の出資者のほか、東京センチュリー、NTT、資産運用大手ブラックロック、インフラ大手アトラ

グローバルファウンドリーズ

半導体受託製造大手の米グローバルファウンドリーズ(GF)が増産体制を構築する意向だ。世界的な半導体不足を踏まえたもので、米ニューヨーク州マルタ、シンガポール、独ドレスデン工場の生産能力を2022年までに拡張する。投資額は

メルク

製薬・化学大手の独メルクは4日、液晶や半導体材料を手がけるパフォーマンスマテリアルズ部門の名称を「エレクトロニクス」に改めると発表した。ハイテク材料向け事業の強化戦略に基づく措置。「半導体ソリューション」「ディスプレー・

独特許出願8%減少

ドイツ特許・商標庁(DPMA)が5日発表した2020年の特許出願件数は前年比7.9%減の6万2,105件となり、2年連続で落ち込んだ。コロナ禍が響いた格好。他の主要国でも減少している。 出願件数が最も多い輸送機械で16.

シーメンス・エナジーがDAX昇格

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は3日、主要株式指標の入れ替えを発表した。電機大手シーメンスから分離・独立したエネルギー設備大手のシーメンス・エナジーが最上位30銘柄からなるDAXにワンランク下のMDAXか

ブルガリアのIoT企業アルテルコ、中国で合弁設立

ブルガリアのIoT(モノのインターネット)製品大手アルテルコ(Allterco)は5日、中国で合弁会社を設立する計画を発表した。同合弁をテコにアジア事業を拡大する考え。手を組む企業は子会社アルテルコ・ロボティクスの「長年

建築用途のVRプラットフォーム開発 ラトビア

建築家や都市計画事業者、不動産業界向けに、建築対象の完成後の姿を3Dモデルで提示する仮想現実(VR)プラットフォームを開発している。設計段階の対象物に対しVRや拡張現実(AR)技術を用いることで、体験者はヘッドセットを通

VWがCASE戦略発表、欧州でのEV販売強化

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は5日、自動車業界の構造転換に対応するための新戦略「アクセレート」を発表した。車両の電動化だけでなく、IT化や新しい事業モデルの開拓に精力的に取り組む。 VWブランド乗用車のラルフ

ダイムラー・トラック、燃料電池の合弁会社設立

商用車大手の独ダイムラー・トラックとスウェーデン同業のボルボは1日、折半出資の合弁会社を同日付で設立したと発表した。ダイムラーの燃料電池開発会社ダイムラー・トラック・フューエルセルにボルボが約6億ユーロ出資し、合弁化した

ブルガリアのIoT企業アルテルコ、中国で合弁設立

ブルガリアのIoT(モノのインターネット)製品大手アルテルコは5日、中国で合弁会社を設立する計画を発表した。同合弁をテコにアジア事業を拡大する考え。手を組む企業は子会社アルテルコ・ロボティクスの「長年の提携先」だとしてい

仏ルノーのEV「ゾエ」、焦点を変えた2種類の新CM制作

仏自動車大手のルノーは2月25日、電気自動車(EV)「ゾエ」の2種類のテレビCMを公開した。国・地域によって異なるEVの普及度合いに応じて訴求力を高めるため、2つのCMはそれぞれ販売実績と技術的実績とに焦点を合わせて制作

電動車保有数が年内に100万台突破見通し

モビリティに関する政府諮問機関「国家プラットホーム・モビリティの将来(NPM)」のヘニング・カーカーマン委員長は経済紙『ハンデルスブラット』に、国内の電動車保有台数を100万台に引き上げるとした政府目標は年内に達成される

電池セルで欧州自立、25年には生産能力10倍に

欧州で製造する電動車向けの電池セルを同地で調達できる見通しが高まってきた。持続可能な交通の実現を目指す非政府組織(NGO)の連合である欧州運輸環境連盟(T&E)が独自調査で明らかにした。これまではアジアからの輸

家電大手ミーレの工場で集団感染、5工場が連鎖停止

高級白物家電大手のミーレは2月26日、独西部のオイスキルヒェンにあるモーター工場で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを明らかにした。これに伴い同工場の生産が一時、停止されたことから、川下工程などの計5工場が3月第

サムスンSDI、ハンガリーのEVバッテリー工場を拡張

韓国サムスングループの電池事業会社サムスンSDIが、9,420億ウォン(8億9,400万ドル)を投じてハンガリーのブダペスト近郊ゲデにある電気自動車(EV)用バッテリー工場を拡張する。ロイター通信が2月24日、消息筋の情

ヴィテスコ、ハンガリー新工場で操業開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは2月26日、パワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズがハンガリー新工場の操業を開始したと発表した。電気自動車(EV)からプラグインハイブリッド車(PHV)、内燃機関車まであらゆるタ

輸入物価の下げ幅1.2%に縮小、前月比は10年来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が2月26日発表した1月の輸入物価指数は前年同月比1.2%減となり、昨年2月以降で最小の下げ幅を記録した。新型コロナ危機からの回復が反映されている。昨年4月には下落率が7.4%に達していた。1月はエネルギ

フォードがルーマニアでの操業一時停止、半導体不足で

米自動車大手フォードがルーマニア南部のクラヨバ工場の操業を2月26日から停止した。車載用半導体チップの在庫不足が理由。生産再開は3月10日になる見通しだ。 ルーマニアでは仏ルノー子会社のダチアも1日から中南部のミオベニ工

EU共通のワクチン接種証明書、欧州委が月内に法案提出へ

欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は1日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人にEU共通のデジタル証明書を発行する制度の導入に向けた法案を3月中に提出する意向を表明した。夏の観光シーズンに合わせて

スロベニアのケーブルメーカー、ボスニアに第2工場設置

スロベニアのケーブルメーカー、カブレックス(Cablex)グループがボスニア北部のプリィエドルに第2工場を開設する。現地政府によると、3月半ばには生産を開始する予定で、製品は独自動車部品大手のボッシュに納入する。従業員は

3月1日付の法令改正

・家電の省エネ度を示す欧州連合(EU)のラベルが変更。従来の「A+++」「A++」「A+」がなくなり、「A」~「G」で表示へ。「A+++」は「A」、「A++」は「B」、「A+」は「C」、「A」は「D」、「B」は「E」、「

セルビア、リチウム輸出禁止を計画

セルビアがヤダル鉱山からのリチウム輸出を禁止する方針を明らかにした。国内でリチウムを原料とする中間品・完成品を生産し、付加価値を高めた形で国外に供給する狙い。鉱山開発が本格化する前に姿勢を明確にすることで、バッテリー、電

シェル―仮想発電所の独社買収―

英・蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは2月25日、仮想発電所(VPP)運営の有力企業である独ネクスト・クラフトヴェルケを完全買収することで合意したと発表した。シェルは温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロとす

サムスンSDI、ハンガリーのEVバッテリー工場を拡張

韓国サムスングループの電池事業会社サムスンSDIが、9,420億ウォン(8億9,400万ドル)を投じてハンガリーのブダペスト近郊ゲデにある電気自動車(EV)用バッテリー工場を拡張する。ロイター通信が2月24日、消息筋の情

シェル―独で合成ケロシン生産へ―

英蘭系石油大手シェルは2月26日、独西部のヴェッセリングにある製油拠点内に合成ケロシン(航空機燃料)の商業生産施設を建設する方針を明らかにした。ドイツ国内で排出する温室効果ガスを大幅に削減する計画に基づく措置で、同拠点で

ヴィテスコ、ハンガリー新工場で操業開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは2月26日、パワートレイン子会社ヴィテスコ・テクノロジーズがハンガリー新工場の操業を開始したと発表した。電気自動車(EV)からプラグインハイブリッド車(PHV)、内燃機関車まであらゆるタ

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