2019年7月31日

Givaudan:ジボダン―独老舗メーカーのドロムを買収―

スイス香料大手のジボダン(ヴェルニエ)は24日、独同業ドロムを買収すると発表した。世界最大手としての地位を一段と強化する。買収金額は非公開。第3四半期(7~9月)の買収手続き完了を見込む。 ドロムは1911年創業の老舗メ […]

BMW―米工場の電池生産能力を倍増―

高級乗用車大手の独BMWは24日、米スパータンバーグ工場で新しい電池生産ラインの稼働を開始すると発表した。同工場で今後生産するプラグインハイブリッド車(PHV)向けに次世代の電池を製造する。これにより同工場の電池生産能力

Daimler:ダイムラー―10年ぶり赤字計上―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が24日発表した2019年第2四半期(4~6月)期決算の営業損益(EBIT)は15億5,500万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(26億4,000万ユーロ)から大幅に悪化した

独電機輸出が堅調、5月は過去最高の171億ユーロに

独電気電子工業会(ZVEI)が23日発表した独業界の5月の輸出高は前年同月比5.1%増の171億ユーロとなり、同月の最高を更新した。電機業界の輸出は拡大が続いており、ZVEIのチーフエコノミストは「全体的にみて輸出は国際

高給取りの被用者の給与引上げで最高裁判決

被用者のなかには労使協定で定める最高報酬を超える水準の給与を受け取る者がいる。いわば「高給取り」で、ドイツでは賃金協定外職員(Aussertariflicher Angestellter、以下AT職員)と呼ばれる。このA

独大手企業などに中国のサイバー攻撃

ドイツなどの大手企業がここ5年以上に渡って、中国系とみられるハッカー集団「WINNTI(ウィンティ)」の攻撃を受けている。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が25日報じたもので、独シーメンス(電機)、ヘンケル(化学)、

役者不在のIAA、起亜も出展見合わせ

9月に開催されるフランクフルト国際モーターショー(IAA)に韓国の起亜自動車が出展しないことが、地元『フランクフルター・アルゲマイネ』紙の報道で分かった。同紙によると、すでにルノー、プジョー、シトロエン、DS、トヨタ、日

BASF―業績見通し引き下げ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が25日発表した2019年第2四半期(4~6月)決算の営業利益(EBITベース、特別項目を除く)は前年同期比47%減の10億4,500万ユーロと大きく落ち込んだ。鉱工業生産

VW:フォルクスワーゲン―第2四半期増益確保―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループ(ヴォルフスブルク)が25日発表した2019年第2四半期(4~6月)決算の営業利益は前年同期比29.9%増の51億3,000万ユーロと大幅に拡大した。比較対象の18年第2四

Metro:メトロ―筆頭株主EPGCの買収提案を拒否―

流通大手の独メトロは25日、筆頭株主である投資会社EPグローバル・コマース(EPGC)の買収計画は同社の価値を過小評価しているなどとして、株式公開買い付け(TOB)に応じないよう株主に呼びかけた。 EPGCはチェコの投資

輸入物価が2カ月連続下落、6月下げ幅2%に拡大

ドイツ連邦統計局が26日発表した6月の輸入物価指数は前年同月比2.0%減となり、下げ幅は前月の同0.3%から大きく拡大した。前年同月を割り込むのは2カ月連続。エネルギーの下落幅が4.1%から14.0%へと拡大したことが最

Nippon Steel:日鉄エンジニアリング―独で発電施設受注―

日鉄エンジニアリングは25日、独廃棄物発電プラント子会社シュタインミュラー・バブコック・インヴァイロンメント(SBE)を通して発電施設増設工事を受注したと発表した。西南ドイツのルートヴィヒスハーフェン市と周辺自治体の廃棄

ドイツが最高気温で日本超え、25日に42.6度を観測

ドイツ北部エムスラント地方のリンゲンで25日午後5時、気温が42.6度に達し、同国観測史上の最高を記録した。前日に記録した過去最高を2度以上、上回る水準で、地球温暖化に対する関心が改めて高まっている。 西欧諸国は今月下旬

Deutsche Telekom:Tモバイルとスプリントの合併、米司法省が承認

米司法省は26日、ドイツテレコムの米移動通信子会社TモバイルUSとソフトバンクの米子会社スプリントが合併する計画を条件付きで承認した。米連邦通信委員会(FCC)も5月に支持を表明しており、合併の実現に向けて大きく前進した

鉄道網投資を1.5倍に、政府とドイツ鉄道が合意

独連邦交通省は26日、鉄道網への投資額を大幅に増やすことでドイツ鉄道(DB)と合意したと発表した。道路・航空輸送に比べて環境負荷の小さい鉄道輸送の強化を求める声が強まっていることを受けたもの。連邦議会(下院)の承認を経て

休暇中の業務連絡、被用者の7割が可

今夏の有給休暇の最中に業務連絡を受ける被用者は昨夏に比べて増加してもようだ。独情報通信業界連盟(Bitkom)が16歳以上の社会人を対象に「今夏の有給休暇期間中、業務上の連絡を受けられるようにしますか」と質問したところ、

VW:トレイトン―上期営業益25%増加―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトン(ミュンヘン)は29日、新規株式公開(IPO)後初めて決算を発表した。販売が好調で、上半期(1~6月)の売上高は前年同期比7%増の135億ユーロへと拡大。営業利益は約25

SUVが最大の人気車種に、6月シェア21.1%でコンパクトカー抜く

ドイツのSUV新車登録台数がコンパクトカーを抜いて最大となったことが、連邦陸運局(KBA)の最新統計で分かった。SUVはドライバーの目線が高く安心して運転できるといったメリットがあり世界的に需要が急増しているものの、排気

Rheinmetall:ラインメタル―ロボット分野で買収―

独複合企業ラインメタル(デュッセルドルフ)は26日、カナダのスタートアップ企業プロベクタス・ロボティクス・ソリューションズを6月1日付で完全買収したと発表した。防衛・自動車部品の両部門でロボット、自動運転技術を拡充する狙

ECBが利下げ検討、9月にも決定の見通し

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日、追加利下げと量的金融緩和の再開を検討していることを明らかにした。景気減速とインフレ率の低下が懸念されているためで、9月にも実施を決める見通しだ。 ユーロ圏では米中貿易摩擦の激化

Schuler:シューラー―独本国で人員削減へ―

プレス機械大手のシューラーは29日、本国ドイツで人員削減を実施すると発表した。欧州から他の地域へと需要が移っていることから、コスト高のドイツで生産能力の調整が避けられなくなったとしている。本社所在地ゲッピンゲンとエアフル

Siemens:シーメンス系産業IoT団体が日台で発足

電機大手の独シーメンスは30日、同社が開発・運用するクラウドベースの産業用IoTオペレーティングシステム(OS)「マインドスフィア」の地域ユーザー団体「マインドスフィア・ワールド台湾・日本」を新たに設立したと発表した。日

インフレ率2カ月連続上昇、7月は1.7%に

ドイツ連邦統計局が30日発表した7月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.7%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.6%から拡大した。インフレ率の上昇は2カ月連続。食料品の上昇率が前月の1.2%から2.1%へと

Bayer:バイエル―第2四半期純益が半減―

製薬・農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が30日発表した2019年第2四半期(4~6月)決算の純利益は前年同期比49.1%減の4億400万ユーロと大幅に落ち込んだ。組織再編や、フットケア剤「ドクター・ショール」の

消費者景況感3カ月連続で悪化

市場調査大手GfKが30日発表したドイツ消費者景況感指数の8月向け予測値は9.7となり、7月の確定値(9.8)をやや下回った。同指数の悪化は3カ月連続。景気の見通しと高額商品の購入意欲に関する指数が下落し、全体を押し下げ

PSA―英子会社の工場閉鎖も―

仏自動車大手PSAグループ(リュエイ・マルメゾン)が英国の欧州連合(EU)離脱に伴い、英子会社ボクソールのエレスメア・ポート工場を閉鎖することを検討している。30日付の英『フィナンシャル・タイムズ』がタバレス最高経営責任

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